やみちゃんさんが投稿したマドラスキッチン(兵庫/三宮)の口コミ詳細

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カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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掲載保留マドラスキッチン三宮(神戸市営)、神戸三宮(阪急)、三ノ宮(JR)/インド料理、インドカレー、アジア・エスニック

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  • 昼の点数:4.6

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 3.9
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2014/08 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気3.9
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

カレーFile #119-1 【06】マドラス・キッチン / 神戸 ■カレー遠征2014夏・関西三都物語。|☆やみちゃんの富山食べ歩き☆

全国の善良なるカレー市民の皆さん。

カレー探偵、やみちゃんです。

富山カレー王国(王都/富山県射水市)にあるカレー探偵事務所の所長をしています。

この夏、関西方面へ3泊4日のカレー遠征(※)をしてきたので、その内容を回を分けて記録していきたいと思います。

※主としてカレーを目的に旅行すること。ついでに観光も。

今回は第6回目です。
やや息切れ中ですが、失踪せずに最後まで更新するのでよろしくたのんますちゃ。

<カレー#6 マドラス・キッチン>

・外観

「マドラス・キッチン」
(兵庫県神戸市中央区中山手通2-20-9河本ビル 1F)

こちらも神戸モスクの近くにある店で、言わずと知れた関西を代表する南インド料理の名店です。

いかに富山がカレー王国といえども、南インド料理の専門店は皆無であり、喉から手が出るほど欲しい店の1つですちゃ。

・店内風景

狭いながらも落ち着く店内。

スタッフは総料理長のスレシュ氏と、ケララから日本に来てまだ4ヶ月という新入りお兄さん(30歳)の2名でした。

スレシュ氏、実にコミュニケーション力の強い方で、客席にも細やかな目線を忘れないタイプ。

食べ方指南や味付け、南インド料理の特徴など、トークもぐいぐい弾みます。

<食べる探偵>

・探偵の食卓

じゃーん。

あれもこれも食べてみたいちゃ~。

気が付いたらこんな感じの食卓に。

では順に見ていきましょう。

・ハイデラバード マトン ビリヤニ  1500円

ハイデラバードは街の名前。

チキンカリーとヨーグルトサラダが付属します。

フライドエッグとフライドオニオンが食欲を掻き立てます。

やみ「いつもパキスタン(北)のビリヤニを食べることが多いがいけど、南インドのビリヤニとの違いちゃ、どの辺にあるがけえ?」

スレシュ「ビリヤニ作るときは、コメに混ぜるためのカレーを別に作るんやけど、そのカレーが南インドの作り方でつくるカレー。だから仕上がりの味も全然ちがうよ」

なるほど、納得です。

カレーリーフが香り高い、スープ状のチキンカリー。

辛さが結構あります。
酸味も少々。

骨付きマトンがコンニチハ。

もちろん、ホロホロ。
髄髄ズッコロバシもキマリまくり。

いやはや、これはえげつないほど激旨なビリヤニですね。

・ノンベジミールス 2500円

こちらはミールス。

あっ、ビリヤニは私にとって前菜扱い、別腹なんです。

南インド料理の名店でミールスを食べないなんて行為は、カレー探偵失格ですからね。

正しきカレー道に反しますって。

・フィッシュコロンブ

カジキかスズキなんだろうけど、白身魚がふわふわでたまらんちん。

ココナッツミルクベースのグレービーが身に絡んでどこまでも癒されるわけで。

私、地元の新湊で漁師をしていることもあり、魚の味にはうるさいんです。

ここまで見事に仕上がったフィッシュカレー、めったにありませんよ。

・チキンクルマ

ココナッツミルク仕上げのクルマ。

チキンのモモ肉がたまらんちん。

・サンバル

やみ「・・嗚呼、旨い。 うまいよ、スレシュさん!」

スレシュ「にゃはは(ドヤ顔)」

安定のサンバル。

タマリンドの酸味とトゥールダルの滋味が見事に融和。
指先まで電流が流れるちゃ。

・ラッサム

こういう基本的なものが旨いと、出されるもの全てが旨いのは言うまでもありません。

感心するのは、ミールスを構成する1つ1つの要素(料理)の味つけがいちいち異なり、一つとして同じものが無いこと。

食べていて飽きないんですね。

チープな店によくある「ベースが全部一緒で、具材だけあとからミキシングして違いを演出してみました」という、なんちゃって系の仕事がいっさい無い。

あたりまえのことだけど、きちんと仕事をして旨いものを食べてもらいたいという”信念”を感じるわけなんです。

ミキシングしながら手ぐいする探偵。

スレシュ氏、この様子をいたく感心したようで、自分用につくったというまかないの海老の和え物やトマトチャトニ(激辛)を持ってきてくれました。(※画像割愛)

・デザート

バスマティを甘く煮込んだキールのようなデザート。
甘さ控えめでうれしい。

調子に乗った私は、厨房内まで歩み寄ってスパイスの質問もしてきました。

いわゆるインディアン・ケイパー(IndianCaper)やモグ(Moggu)についての質問でしたが、南インドには15種類やら20種類はあって、実にややこしい回答。

全部説明を受けましたが、いまじゃすべて忘れましたよ、ええ。
にゃはは・・。(遠い目)

・・だめじゃん!

・退店

完食した私は御礼を言って退店。

スレシュ氏、わざわざ店の外までお見送り。

しかもカレーリーフの鉢から生葉をむしりとり、くしゃくしゃと潰して食べさせてくれました。香りが最高。

ご褒美ですね。

・記念撮影

左、新人のお兄さん。
中央、スレシュ総料理長。
右、カレー探偵やみちゃん。

スレシュ「私は日本に来て10年もたつから、味が日本の味に変わってしまった。だけど、この人はまだ4ヶ月しかたっていないから、ケララそのまんまの味。だから美味しい」

なんてストイックなんでしょう。

マドキチ活動。

味にこだわり、南インド料理に誇りを持っていることがヒシヒシと伝わってくる、思い出深いカレー活動になりました。

***

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

2015/07/24 更新

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