3回
2017/09 訪問
■カレー・モンムレジ・ミールス■シターラ・SITARA(富山市)■雨の午後、星の下で。|☆やみちゃんの富山食べ歩き☆
ブログトップ記事一覧画像一覧■カレー・川口勝己・・・»■カレー・モンムレジ・ミールス■シターラ・SITARA(富山市)■雨の午後、星の下で。2017年09月07日(木)NEW!
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カレー探偵、やみちゃんです。
今回は富山駅前のキラ星、モンムレジさんのお店でコルカタ+チェンナイなミールスを食べたお話です。
或る日のSITARA
富山カレー界では新しいカレー店が今なお増え続けております。
もちろん閉店する店が無いわけではありませんが、差し引きすると純増が続いているので、まだまだ限界は見えていません。(たぶん。。)
・外観
そんなわけで、こちらは富山駅前の「アラジン2」からオーナーチェンジし、2016年2月にオープンしたお店、「シターラ」さんです。
オープン当時、ほとんど客人第一号と言ってもよいタイミングで調査した私ですが、あれからもう1年半ですか。。遠い目。
なかなか富山駅前まで来ることはない私ですが、珍しく用事があった雨の午後。
せっかく近くまできたので店の様子を見に行ったところ、ちょうどタイミングよく中からシェークさん(ピンクシャツの人)が出てきて目が合ったわけ。
やみ「目っとぉ目っでぇ通じ合う~♪
そういう仲になりたいわぁ~♪」
シェークさんのダイソン並みの目ヂカラに吸引されるように店内へ。
・店内風景
さて、しっかり定点観測をしましょうか。
決して広くは無い店内をうまく使って営業されていますね。
1階はテーブル1つのみ。
他に2階と地下があります。
・ランチメニュー
お得なランチメニューはAからFまでの6種類。
価格は650円から1150円までと低め。
AとB以外のランチはナンとライスのお代わりが自由というのがイミズスタン規準ですね。
カレーは8種類から選べるようです。
どちらかというと日本人向けのマイルドで食べやすいカレーが多いようです。
ランチタイムの時間が限られているビジネスマンたちに、さっと提供できるような感じ。
カレーにうるさいマニア衆はグランドメニューからのオーダーが望ましいでしょう。
食べる探偵 / 探偵の食卓
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・
・モンムレジさん(近影)
はい、そんなわけで、探偵さんの”やみ振り”が発動して、メニューにないやつが登場です。
いわば『裏メニュー』。
・・いや、『闇メニュー』(?)。
【モンムレジ・ミールス】 1500円
オーナーシェフのモンムレジさん(コルカタ出身)の名をとって勝手に命名させていただきました。(※自己責任)
やみちゃんとは仲良しさんなのでたぶん勝手に命名しても大丈夫!
気にしない、気にしない!
では順に見ていきましょう。
【ラッサム】
ラッサムフィリリー♪
って、それは違うかー。
エグくはないけど、酸味もスッキリとした出来でした!
何気にフレッシュなカレーリーフを使っているのがイイネ。
【サンバル】
グランドメニューを隅から隅までしっかりチェックしていないので、なぜ(南インド料理である)【ラッサム】や【サンバル】がしれっと出てきたのか不明ですが、普通に作りこまれたサンバルでしたよ。
茄子とカリフラワーとニンジンが優しく、豆汁じゅわー。
【マッチジョール】
ここからはモンムレジさんの出自であるコルカタの家庭料理が続きます。
まずはヤング・ブリ(フクラギ)を豪快に使ったフィッシュカレー。
パンチフォロンの香りもバッチリ決まった漁師メシでした。
油浮きも少ないのがうれしいです。
ライス(日本米)にONしてお手手でほぐしながら食べたら美味しいよ!
グランドメニューにも【フィッシュマサラ】などのシーフードメニューはありますが、あれはレストランの味に調整されているのでグレービーがとろっとしています。
(※いや、たしかにシターラはレストランなんですケド。。にゃはは)
こちらは家庭的なスタイルで、スープ状なのが特徴。
味はともかく、身体への負担はこちらの方が少ないでしょう。
※オーダー時に好みを伝えればどちらにもしてもらえると思います。
(ただし、時間がかかる場合があります)
【アル・カレラ・ベイガン・バジ】です。
コルカタだなあ。。
素晴らしい。
※バジ・・・ドライなスバイス炒め
タマネギのスパイス炒め。
レモン汁で酸味あり。
これをライスにミキシングしたらいい感じでした。
サラダとマンゴーピックルです。
この辺はよく見かけるもの。
【ナン】と【チャパティ】
小型の丸いナンとチャパティが1枚ずつ付属。
チャパティは私がいつもロティサークルに投稿しているのを見て、(私からは何も言っていないのに)付けてくれたそうです。
ありがたいですねえ。。
そう、モンムレジさんはFacebookを熱心にチェックされていましたよ!
チャパティを置いているのも、
(要望に合わせて)コルカタの家庭料理に対応したりするのも、
普段、ロティサークルなどSNS上で、他店が本場の料理を提供しているのを見て、刺激を受けたのが大きいそうです!
合掌。
まとめ / 探偵'sEYE
オーナーシェフのモンムレジさんもまた、富山県の多くのコルカタ出身シェフと同様、チェンナイ(マドラス)で修業をしてきた経歴の持ち主です。
つまりは、南インド料理も一通り作ることが出来るわけ。
もちろん出自であるコルカタ料理は大得意です。
今回の【モンムレジ・ミールス】は、予約もしていないままふらっと入店して、自分の好みと要望を軽く伝えただけで出てきました。
それなのに10~15分程度待っただけで充実のミールスが出てくるのだから、これはありがたいお話です。
(※そもそも家庭料理には何日もかけて仕込むようなものは少なく、サクッと作られるから家庭料理なのだ、という側面はある)
(※この時は雨の降る午後遅めの時間帯で、来客のピークを過ぎていた。そのため調理時間は参考タイム扱い。忙しいと断られる可能性もあり)
【モンムレジ・ミールス】はコルカタとチェンナイの料理が一皿に収まった楽しいミールスで、完成度は高めでした。
予約しておけばさらに完成度が高くなり、待ち時間も減ると思われます。
問題は、1500円のミールスを食べるのに必要だった有料パーキングの料金が500円だったことかな。
トータルで考えると「サントシ」に比べて不利な部分はあります。
もっともモンムレジさん、「サントシ」とはお友だちで相互に行き来しあう仲だそうです。
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2017/09/07 更新
2016/02 訪問
カレーFile #169-1 ■カレー・新店調査■シターラ・SITARA(富山市)■富山駅前にオープンしたインド料理店!|☆やみちゃんの富山食べ歩き☆
2016年02月23日(火) NEW!!
カレーFile #169-1 ■カレー・新店調査■シターラ・SITARA(富山市)■富山駅前にオープンしたインド料理店!|☆やみちゃんの富山食べ歩き☆
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12131979314.html
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以下、「アラジン2」時代の記録です。
ブログ「☆やみちゃんの富山食べ歩き☆」より。完全版はブログで。
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夜
総合 3.1
料理・味 3.1
サービス 3.1
雰囲気 3.2
CP 2.9
酒・ドリンク 2.9
昼
総合 3.0
料理・味 2.9
サービス 3.0
雰囲気 3.2
CP 2.9
酒・ドリンク 2.9
2014.10.29
カレーFile #009-5 ■ カレー・駅前定点観測 ■ アラジン2(富山市)■ 嗚呼、栄光の日々よ・・・。
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-11945414070.html
「カレーFile #09-4 ■カレー・四月馬鹿■アラジン2■パキなのか、インなのか、それともネパなのか。/探偵の話。 」
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-11503351879.html
「カレーFile #09-3 【魔法のランプ】ホリディランチと単品カレーの実力!★店のコンセプトとターゲット層を考えてみた。」
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-11044252743.html
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<2011年10月10日書く> ※追記2回目(下に行くほど古い投稿になります。)
ども、カレー・ランプの巨人、やみちゃんです。
<サントシか?アラジンか?>
体育の日。
いつも一人でカレー活動をしている私であるが、今回は用事もあって同行者1名とともに富山市内にいた。
私は”カレーのプロ”やみちゃん。
パスタとかカフェはもう卒業。
もちろん今日のランチタイムもカレー活動だ。
(さて、富山市内で食べるならどこがいいだろう。同行者は”カレー初心者”だし・・・)
近い場所には「サントシ」と「アラジン2」があった。
ふと、この同行者とは以前、在りし日の「アラジン3」でディナーを食べたことがあり、たいそう気に入っていたことを思い出す。
(※ちなみにアラジン3が大好きで、私は一人で週に2回は通っていた)
私「よし、アラジン2に行こう!」
<10/10昼アラジン2>
店員は3名。
私の好きなお兄さん(ネパール人。ビニタ兄さんと命名)が笑顔で地下に案内してくれた。
オーナー夫妻は不在だった。
ところで、前回のアラジン2訪問時には「ビリヤニセット」を食べたのだが、アラジン3との違いにいろいろ思うところがあり、ブログにも熱い思いを書き綴ったわけで。(※過去記事参照)
前回感じたことは、アラジン2のコンセプトやターゲット層が、アラジン3のそれとは異なっているのだということだった。
アラジン3(射水市)は郊外のパキスタン人の多い場所にあり、パキスタン人はもちろん、カレーのプロやカレー好きなファミリーが主要顧客だった。
マニアックなパキスタンカレーもどんどん紹介し、食文化の発信地たらんとする気概を感じたものだ。
一方で、アラジン2は平日ランチタイムのサラリーマンやOLがメインターゲット。
時間を気にする人たちが相手なので、瞬時に料理を出すことを優先している。
そのため、どうしても「チキン、野菜、豆」の定番3種は作り置きで、皿によそって出すだけの、味もマイルドなカレーになっていると思われた。
それはそれでいい。
それがあの立地におけるアラジン2のアイデンティティーなのだ。
それならば、”時間に余裕のある”カレーのプロたちは、定番3種をやめて「単品カレー」を選べばよいのである。
グランドメニューの「単品カレー」であれば、コックがちゃんと注文毎に調理し、味付けもこちらの要望に応えてくれるに違いないのだから。
<オーダーと味>
ところで、今回は「ビリヤニランチ」は無いとのこと。
ビリヤニ、ある日と無い日があるようなので、事前に確認した方が良いだろう。
(※同行者はビリヤニが食べたかったらしく、残念がっていた)
ビニタ兄さんに聞いてみた。
私「チャナ・マサラってできますか?」
ビニタ兄「・・・ウーン、ナイデスネ! イマハヤッテマセン!(汗)」
やみちゃん、メニューには載っていないことを知りながら、とうとう無茶振りまで始めたのである。(※嫌な客だね~!)
アラジン3には絶品チャナ・マサラがあったので、ダメモトで聞いてみたのだ。
まあ、さすがにメニューに無いものは作れませんということか。
続けて聞いてみた。
私「お兄さんのオススメの単品カレーはどれですか?」
ビニタ兄「スパイシーナノガ好キナラ、”チキンドゥピアザ” トカ ”チキン・マサラ” トカ・・・」
私「それでは、チキンドゥピアザをスパイシーな味付けで、お願いします」
ちなみに同行者はナスが好きなのでチキンバイガンをオーダーした。
・チキンドゥピアザ
大きめの容器(カダイ、カラヒ)にたっぷりの量。
私もカダイを所有しているが、カシミール(射水市)と同じ直径13.5cmのものだ。
アラジン2のものはワンサイズ大きい、直径17cmのタイプだろう。
骨なしチキンがゴロゴロ入っていて、具材の量は申し分なし。
ピーマン、大きめのタマネギ、キュウリもゴロゴロ入っていた。
さすがに作り立てだ。
アツアツで、香辛料の良い香りが漂う。
ベースはタマネギとトマト、カシューナッツでとろりクリーミー。
油は表面的には感じない。
スパイシー指定のためか、マサラがガンガンに入っていて身体がポカポカ、発汗作用がすごく、汗がしたたり落ちた。
辛さは小辛なので、辛さが理由ではない。
ちゃんと良いスパイスを使っていれば、瞬時に発汗するものなのだ。
・チキンバイガン
こちらも少し食べてみた。
見た目はチキンドゥピアザとそっくり。
具材がチキンとナスに変わっただけで、ベースや味付けには違いがなかった。
まあ、それはしょうがないのかな。
どちらも”チキンカレー・ファミリー”の一員だったわけで。
ちなみにナス好きの同行者曰く、「もっとナスをたくさん入れて欲しい」とのこと。
・・・欲しがるねえ。
・美しき食卓
ナンは食べ放題なのだが、お代わりしなくても腹がいっぱいになったので1枚のみ。
なお、ロティ(大麦のパン)の扱いは無い。
<まとめ>
・平日ランチのサラリーマンやOLは、時間優先メニュー(チキン、野菜、豆)で。
・カレーのプロたちはグランドメニューの”単品カレー”を食べよう。種類も多く、作りたてのスパイシーカレーを食べることが出来る。
・ビニタ兄さんをはじめ、スタッフにいろいろ聞いてみたらいい。何でも教えてくれるし、要望にも柔軟に対応してくれるはずだ。
・ポテンシャルの高いコックが揃っている。彼らの能力を生かすのも殺すのも客のレベル次第?(客のレベルが高いほどレベルの高いカレーを作ってもらえる感じ。私も自己研鑽に努めたい)
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<H23年6月12日書く> ※追記1回目
「アラジン2はカレー王国富山の盟主となりうるか!?」
ども、カレー魔法少年、やみちゃんです。
今回は、アラジン2(富山駅前)でカレーを食べてきたので、あえて辛口にレビューしたいと思う。
<6/12昼アラジン2>
(外観)
店の前。
「ナン食べ放題」という、店の売り文句が掲げられていた。
3/11大震災の後の混乱時期に、小麦粉の調達が困難になったことがある。
そのときはさすがのアラジン2も「ナンおかわり1枚のみ」といった措置をとっていたと聞く。
現在は復旧した模様。
(店内風景)
駐車場がない駅前の店舗。
ターゲット層(顧客)は平日のサラリーマン、OL。(ランチ需要)
そして、塾帰りの高校生の夕食、夜食。
そういう意味では、日曜日の昼は閑散としていても仕方がないのかもしれない。
私が入店したときは、先客が1組だけだった。
スタッフは外国人が3名。
おそろいの黄色いTシャツでかっこよくキメていた。
この黄色、”アラジン・イエロー”とでも名付けたい。
私も一枚ほしいなあ。
店が空いているので、のんびり広い席で食べたいと思った私。
2階へ昇ろうとすると、スタッフにわざわざ”ものすごく狭い”1階のカウンター席に誘導された。
おそらく、2階まで料理を運ぶのがめんどうだからだろうか。
平日の混雑時ならいざしらず、空いている時にまで座席を指定されるのはどうかと思った。
オーナーのジョニーさん、そしてエリさんには残念ながらお会いできなかった。
<メニューについて>
今はなきアラジン3(射水市)の常連だった私。
当時は週に2回はアラジン3に行って「ビリヤニセット」を食べていた。
アラジン3の場合は、ビリヤニセットが毎日あり、スープも付き、カレーは”日替わり”からも選択できるという、今から思えば夢のような状況だった。
教訓「大切なものは、いつだって失ってから初めて気づくものなんだ。」
アラジン2にもビリヤニセットはあるのだが、残念ながら休日のみであり、スープはなく、カレーも「チキン、野菜、豆」の3種類からしか選べない。
しかたがないが、アラジン3を偲んでやってきた私は、当然のごとくビリヤニセット(チキンカレー、中辛)をオーダーした。
<ビリヤニセットについて>
(ビリヤニとチキンティッカとサラダのプレート)
まず、「ビリヤニとチキンティッカとサラダ」のプレートが来た。
驚いたのは、「皿が小さい」ということだ。
カシミール(射水市)のランチのビリヤニ皿の半分?
二回りは小さい。もはや、小皿と言ってよいものだ。
ちなみに、アラジン3では大きな皿だった。
アラジン2では、いつからこんな小さな皿で出しているのだろう。
・ビリヤニ
皿が小さいと言うことは、当然ビリヤニの量も少ないということだ。
片手に乗るぐらいの量。ご飯茶碗の半分程度。
これでは”ビリヤニ”セットを謳うこともないのではなかろうか。
味は、サフランの効いた黄色いバスマティでおいしい。
塩コショウは少なめ、かわりに酸味が強く、カシミール(射水市)のビリヤニとは路線が異なる。
・チキンティッカ
これも一口サイズしかなかった。
通常のチキンティッカのサイズ(期待しているサイズ)の半分ぐらいの大きさしかなかった。
これなら2個はつけないと客は満足しないと思う。
味は良い。
・サラダ
ドレッシングはオーロラ(マヨネーズとケチャップのミックス)と、杏の甘酸っぱいソースの2種類を混ぜたものだった。
(ラッシー)
このタイミングでラッシーが来た。
チャイとの選択可能。
量は200ml程度。
(チキンカレー)
ようやくチキンカレーが来た。
容器(=カダイ、カラヒ)はカシミール(射水市)やインディラと同じタイプ。
なお、この容器が好きで、個人的にも通販で購入した。(2000円程度)
いずれ自分でカレーを作ったときには使いたいと思っている。
チキンは骨なしが3個ほど。
めちゃくちゃ入っているという感じではない。
マトリックス(基質、あるいはソース)だが、茶褐色のクリーミーなタイプ。
見た目には油分は分離しておらず、油っこいというものではない。
さらさらであるが、水分でしゃばしゃばという訳でもない。
トマトは不使用か。
カシューナッツでマイルドに仕上げてある。
中辛といえど、ほとんど辛くない。
スパイス感はさほど感じられず。
どうやら、アラジン2といえども定番のチキンカレーにおいては「パキスタン指数=100」のカレーは出していないようだ。
これでは「パキスタン指数=60」程度だろう。
おそらく、本当の実力をみたいならば、平日の”日替わり”カレーを食べる必要があると思う。
定番メニューでは冒険できないのは致し方ない。
(ナン)
食べ放題のナン。
私は1枚で限界だった。
日本人の多くは、子供の頃から「高品質の小麦で焼いた柔らかいパン」を食べ慣れている。
それゆえ、標準品の小麦で焼くパサついたパンには慣れていない。
カレー店「デリー」のように、日本人に迎合して「ふわふわ、もちもちの甘いナン」を出している店もある。
ナンだけでも食べられるようなナンだ。
多くの日本人はデリーのナンが大好きだ。
一方で、パキスタン系のカレー店では、あくまでもハード系のナン(食事パン)を出している。
それはある意味で当然のことなのだが、この手のナンは、ナンだけで食べられるようなものではない。
パサパサで、ちぎれにくく、硬い。あごが疲れてくる。
私は、あごが疲れて1枚で充分だった。
もちろん、腹も8分目ほどにはなっていたのだが。
<アラジン2、県内1番店になるために>
私は、アラジンが大好きである。
アラジンには、富山県内で1番の店になってほしい。
カシミール(射水市)のように、ウワサを聞きつけて県外からも食べに来るような店になってほしい。
そのためには何が必要なのか?
1.スタッフの顔が見えない
私はかつてアラジン3にいたフロアマネージャー(ジョニーさんの友人)と親しくなり、いろいろ料理について教えてもらったりしていた。
常連にとっては、いつものあの人に会いに行く、という楽しみもあるのである。
(※DILのメガネ兄貴に会いに行くのもまさにそれ)
アラジンは大所帯になってしまったので、毎回スタッフが変わっており、店の顔が見えない。
ちょっとさみしい部分である。
2.サービスの形骸化
平日ランチなら、ファストフード感覚でたくさんの客を回転させればよいだろう。
しかし、すいている休日も、夜も、同じ対応の仕方でサービスするのでは、顧客の心を掴み損ねるのではないだろうか?
わざわざ狭いカウンターに誘導し、辛さを聞いてくれるわけでもなく、ナンのおかわりを勧めてくれるわけでもなかった。
3.盛りが少なくなった
ビリヤニセット、あきらかに量が減ってしまった。
メニュー表の写真は、昔の大皿時代の写真がそのまま使われている。
これでは、だまされた感が残る。
4.パキスタン指数
平日の”日替わり”だけがパキスタン指数の高い本格的なものであり、他のメニューはマイルドでもの足りない。
これでは、客は戸惑う。
初めて”日替わり”を食べて敬遠してしまう初心者がいたり、マイルドな”定番メニュー”しか知らずに敬遠してしまうカレーのプロがいたりするだろう。
店としての方向性をどうしていくのかが、煮詰まっていない。
以上、愛する店であり、ポテンシャルを充分承知しているからこその厳しいレビューをさせていただいた。
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<※以下、最初の投稿です。>
オープン3日目のアラジン2に行ってきた。
魚津の人気店が富山駅前の激戦区に進出だ。
富山駅から徒歩5分、中央郵便局のそばのビル
の地下から2階までの計3フロア構成。
雨の祝日、13:30。
たまたま、客がいなかった。
パキスタン人の紳士(オーナーのジョニーさん)と
日本人の奥様、そしてそのご子息があたたかく出迎えてくれた。
1階がレジと厨房、座席はテーブルが3つほど。
客は地下か2階で食べることになる。
私は2階に座った。
この店の売りは、
「ナンまたはライスが、いつでも食べ放題」
である。
メニューはパキスタン・インド料理店でおなじみの
一般的なものだ。
私は、アラジンセットB(1050円)を注文。
最初にラッシー(ヨーグルトドリンク)が来た。
でかい。300mlはあるだろう。(※追記。現在では200ml程度に変更されている)
甘すぎず、酸っぱすぎず。実においしい。
この量は、サービスが良すぎる。
つづいて、プレートにのせた料理が届く。
カレーは5種類から2種を選択する。
・日替わり(この日はバイガン・キーマ(=ナス入りキーマカレー))
・チキン
・マトン
・キーマ・マタール(鶏ひき肉とグリーンピース)
・ダール(皮なし緑豆)
私はチキンとキーマ・マタールを選択。
うまい。チキンカレーは骨なしが2個ほど
入っており、味はややマイルド。
キーマ・マタールは具材があまり入っていないが
味に奥行きがあってクリーミー。
辛さはホットペーストの容器を渡されるので、
自分で辛くすることもできるが、基本的には
まったく辛くない。
問題は、「量が少ない」ということ。
もっと食べたいのに、カレーソースがすぐになくなってしまう。
こちらはお代わりできない。
もの足りない。たぶんカレーの器の容積は
75ml程度、2種あわせても150mlがいいところだろう。
(ラッシーのサービスの良さとは対照的だ。)
(※追記。現在ではカレーの容器が一回り大きなサイズに変更されている)
ナン。こちらは標準レベル。
結構サイズが大きく、ふっくらタイプ。
おかわり自由なのだが、たぶんおかわりの需要はほとんどないのではないだろうか?
それぐらいに1枚で腹いっぱいになった。
ライス。普通の日本の白いお米がカレーと同じサイズの容器に盛られていた。
人気店「デリー」などのライスの半分ぐらいだ。
まあ、それでも十分かもしれない。
サラダ。こちらはやや量が少なく、やはりカレーと同じ小さめの容器。
市販のゴマドレッシング。工夫がほしい。
チキンティッカ(Bセットにのみ付属)
1個。ヨーグルト感があり、ほどよくジューシー。
適度な塩加減。もう少し塩以外のスパイス感がほしい。
以上、まとめると
・この店のメニューはパキスタン・インド料理店の代表的なものが豊富に揃っている。
・味はかなりの高レベル。
・値段は標準的なレベルで激安感はない。(ランチの日替わりカレーなどは割安感高い。)
・売りの「ナン食べ放題」はうれしいが、普通の人は基本的に利用しなくて済むかも。
という結論になった。
富山駅前には、サントシ(高級路線)やビニタ(激安ランチ)
もあり、競争が激しい。(※追記。ビニタは休業中)
アラジン2によってカレー好きの選択肢が増えることは嬉しい限り。
今後は、この店でなければダメだ、という個性(強み)がもっと欲しいところ。
お客さんの意見を欲しがっているような感じだったので、
ぜひ訪れて、オーナーにいろいろ要望を伝えたらいいと思う。
SITARA
SITARA
SITARA
SITARA
チキンカレー1
チキンカレー2
チキンカレー3
ビリヤニセットのビリヤニとチキンティッカ
ナン
ラッシー
外観1
外観2
2011-10-10 アラジンセット
2011-10-10 チキン・ドゥ・ピアザ
2011-10-10 チキン・バイガン
チラシ
2012-01-12 ラッシー
2012-01-12 日替わりランチ
2012-01-12 日替わりのウラドダールと里芋のカレー
2012-01-12 チキンティッカ1P
2012-01-12 チキンティッカ1P
マライティッカ2P
アラジンBセット
チャナマサラセット
2016/04/12 更新
或る日のカレー活動は、サガール。
SAGAARとはヒンディー語で"海"のことです。
ご存知だと思いますが、現在、サガールはNAZグループになり、フェイズ社長も毎週月曜の夜は顔を出しているとのこと。
そんなわけで訪問した日はラマダン中の月曜日ということもあり、フェイズ社長とサラ夫人、そしてお嬢さんと息子さんも含めたご家族がサガールに勢ぞろい。
ご好意で私も席をご一緒させていただき、18:31のマグリブに合わせてイフタール活動です。
ミックスベジパコラ
フルーツミックス
バナナドリンク
を食べ、
チキンカレー
チキンチリ
チャナダール
フィッシュフライ
チーズナン
カブリナン
を豪快にいただきました。
サガールは富山駅前ということもあり、近隣のオフィスからのテイクアウト弁当の需要がたくさんあるそうです。
料理はアルナズ、ナズ藤の木とはまた違うテイスト・路線ですが、サガールの客人にはこの味が求められているので無理に変える必要はありませんよね。
個人的には久しぶりに食べたチーズナンとカブリナンがふかふかでとてもおいしかったです。
最後はご家族一同で見送りにまで出ていただいて大感謝のうちに帰宅した夜。
#curry #sagaar #toyama #NAZ #NAAN