3回
2018/06 訪問
今日はしんじょ揚げ ⁉️
一回の訪問で熱烈ファンになりました。
前回の料理があまりにも美味しすぎて、二日と開けずに訪問。どうやら、一番客です。
良いですか?と声をかけて網戸を開けると、板さんのいらっしゃいませの声。良い店です。
田舎の爽やかな風が通り抜けます。
女将さんは小上がりで写真の整理をしていました。
この前と同じ席に座ってから、立ち上がり、次のメニューを食べに来たよ!しんじょ揚げとコロッケと言ってメニューを指差します。
女将さんの、板さん!しんじょ揚げとコロッケお願いします!
板さんの、はい!しんじょ揚げとコロッケ了解です!
何十年も続いたやり取りでしょう。 目的のオーダーが通った瞬間です。
これから料理ができるまで、女将さんとの楽しい会話が続きます。
色々なお話を楽しく聞かせていただけます。
渋谷のNHK近くでのお店の話。良く食事に来てくれた局員が海外の支局長になって、お礼状が来た話。バイトの娘が立派な神社の神主さんになった話。とても興味深く、楽しく聞かせていただけます。
そうこうしているうちに、熱々の茶碗蒸しが出てきました。本当に美味しい茶碗蒸しです。食べているのに、胃の中が綺麗になる感じ!食欲が湧いて来ますね。
そして、自慢の卵焼きともずく酢。何処にもない美味しさ!
ここまでで、充分に純米酒がいけますね!車なのが恨めしい。
更に、和風サラダで美味しさと共に口の中がさっぱりします。
お話が楽しいので、箸と口を動かすのが忙しい。
そうするうちに、メインが登場!かなりのボリュームです。
新鮮な魚のすり身のしんじょ揚げはしみじみ美味しく、頼んだ甲斐がありましたね。和風コロッケのアツアツをフウフウと吹きながら食べるのも楽しいものです。野菜もまた、然り。
ご飯も、味噌汁も、そして漬け物も全て、計算し尽くされ、丁寧に作られています。
今回も大満足。ご馳走さまでした。また、来ます!
P.S.土産はもちろん、史の自慢のたまご焼き。
自宅で純米酒でいただきました。最高です!
迷いますね!
ワクワク!
これだけで、日本酒2合いけますね
もずくも酢も違いますね!
しんじょ揚げ
和風コロッケ
此方の衣は脂っこくなくて、もたれません!
土産はこれ⁉️
自宅で史のたまご焼き、ワクワクします❣️
見るだけで美味しい
絶品です❣️
自宅で長屋の花見
2018/07/11 更新
2018/06 訪問
内陸の小川町の衝撃的に美味しい金目鯛の煮付け⁉️
ロードサイド店なのに美味しい定食が食べられると言うだけの情報で訪問。
本当に此処らあたりかなという場所にあり、古い住居兼用の店舗の居抜きでしょうか。
玄関先で一呼吸すると、中から いらっしゃいませ の声。何か普通の定食屋さんとは違う空気感。
入店すると、いくつかのテーブルと小上がりがあり、先客が1名。目で席を探すと、女将さんがレイアウトを考えてテーブル席に案内してくれます。 脚が悪いのを配慮してくれたのがわかります。
古い店舗ですが、綺麗に片付けられ清潔感があります。何か妙な緊張があるのは当方のアクションを待ってくれてるんだなと感じました。
メニューを探すと女将さんはホワイトボードを指して、金目鯛がおすすめですが、皆んな美味しいですよとにっこり。
それでは受けて立ちましょう、金目鯛の煮付けの定食をお願いしました。
15分程して小さな器がスプーンと共に出てきました。何とアツアツの茶碗蒸し!コーススタイルじゃないですか。量は少なめながら、綺麗な茶碗蒸しです。薄味で大変上品です。中から白魚でしょうか。白魚入りなんて割烹料亭でしか食べたことがありません。此方はどうやら本気のお店の様です。
続いてはたまご焼きとふろふき大根が来ました。たまご焼きがそこら辺の出汁巻きと違いますね!次元が違う美味しさ。そしてふろふき大根は予想を外して甘くない味噌ダレ。やられたなとニンマリ。確かにたまごが甘いので被ってしまう。板さんの方がはるかに上ですね。この二品に純米酒のぬる燗で一杯やりたいところです。
サラダも出てきました。とても良く冷やされてます。物凄く切れる包丁で引切りされているのが良く分かります。オリジナルのドレッシングと良く合いますね。
そしてメインディッシュの金目鯛。見てから美味しそうな照りの大きめの切り身がふた切れ。上には針より細い生姜とのコントラストが見事です。誰かが言ってた、食べる前から美味しいというやつ、初めて経験しましたね。
陳腐な表現ですが頬っぺた落ちる系の美味さでした。
まだまだ、驚きは味噌汁とご飯。余りにも完璧な出来でした。特にご飯は米の一粒一粒が美味しい! 我が家のお米はなんなんだろう?
余韻に浸ってると、何と女将さんが肉が残った金目鯛の骨の皿を退げようとしてます!まだ、美味しい肉とたっぷりのタレが残ってるのに!
女将さんにっこり、良いものできますよ!
⁇魚の骨で何ができるのかと思ったら、何とお吸い物。最後まで楽しませてくれました。
いやー、びっくりしましたね。こんな山の中で美味しい金目鯛の煮付けが食べられるなんて。
大袈裟ですが、和食がユネスコの無形文化遺産ということを感じさせてくれたお店でした。さて、次回は何を食べようか⁉️
2018/06/21 更新
夏牡蠣(岩牡蠣)の大きさと美味しさにやられました。
連日の猛暑に食欲が落ちています。(嘘です、すいません)
美味しい食事が食べたくて伺いました。
当初は金目鯛の煮付けを予定してましたが、ボードの牡蠣フライ(大)の文字に惹かれてオーダー変更。聞けば此方の牡蠣は毎日、築地からの取り寄せだそうです。
いつもの、優しい味の茶碗蒸しから始まり、女将さんとの楽しい会話の間に卵焼き、茄子の煮浸し、和風サラダとサーブされます。いつもながらお見事ですね。
そして本日のメインディッシュの牡蠣フライ登場です。
美味いですね。熱い海のミルクの味が口一杯に広がります。至福と言うのはこんな瞬間を言うのでしょう。
此方のフライは一般的なお店と色合いが異なります。こげ茶色ではなく、薄いきつね色!パン粉の量も少なめです。これが食感にも大きく影響してますね。衣と揚げ方の工夫で決して油っこくなく、素材の味を引き出してます。まだ、秘密はありそうですが。
今日も板さんの技が光る牡蠣フライ定食でした。
ご馳走さまでした!