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(10月訪問)メイン:スペアリブのカルダモン風味
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(10月訪問)前菜:秋サバのミジョテ 松茸のスープ仕立て
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外観
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店内
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ドリンクメニュー
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スパークリングワイン
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パン&バター
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真アジのポワレ
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グラスワイン(白)
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豚頬のビール煮込み/オニオンフォンダンのスープ
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グラスワイン(赤)
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コーヒー
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■ du Barry (池尻大橋・フレンチ)について/23.7.10
池尻にあるフレンチレストラン「デュ バリー」。 (ボンヌ・プティット・ターブル東京掲載店)
食べログでレビューを書くようになってからというもの、口コミ件数を増やすために、同じ店をリピートリピートすることは皆無に近くなっているのですが、この店は例外で、メニューが変わるたびに訪れているレストランです。
このレストランが、コンセプトしてイメージしたのは、東京らしい「感度」
多様な価値観が交差する街に生活する人々に安らぎや喜びを提供し、愉しみの感じれるレストランを目指したいとのこと。
場所は、池尻大橋から三宿方面に歩くこと7~8分、R246から一本脇道に入ったところにあり、多少分かり難い場所にあるので、余裕をもって訪問したほうが良さそうです。
1.雰囲気について
外観・内装ともにナチュラル系のカフェの様相で、気軽に入れる雰囲気がこのお店の良いところ。
お一人様のランチもよく見かけます。
店内は、明るく清潔感に溢れ、テーブルや椅子、その他調度品などに木が多用されており、暖かみのある雰囲気の中で食事がいただけます。
窓の外には、ハーブが沢山植えられており、まさに都会の中の癒しの空間といったところでしょう。
2.料理について
ランチはプリフィックスタイルで、コースは下記の4種類。
オードブルとメインが味わえるメニューBをオーダーしました。
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★ Menu A:今日のスープ+メインディッシュ(\1,200)
★ Menu B:オードブル+メインディッシュ(\1,600)
★ Menu C:オードブル+今日のスープ+メインディッシュ(\2,000)
★ Menu D:オードブル+お魚料理+メインディッシュ(¥2,700)
※ すべてのコースに自家製パンと食後の飲み物が付きます。
※ +300円でデザートが付きます。
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料理のコンセプトは、「あたたかく、おしゃれじゃないけど気持ちのこもった食べ応えのある料理」を提供することとのことですが、コンセプトに反して美しくオシャレな盛り付けの料理ばかり。
味わいも、繊細さや複雑さを兼ね備え、古典的なフレンチとは一線を画す模様。
なお、メニューは比較的頻繁に替わり、お店のHPに写真入りで紹介されているので、訪問する前にチェックされると良いかもしれません。
個々の料理の感想は下記のとおり。
(1)前菜:ガスパッチョに浮かべた真アジのポワレ
前菜は下記の4択で、真アジのポワレをオーダーしました。
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■ パテ・ド・カンパーニュ
■ 鮮魚と魚介のカルパッチョ、サフランの香り
■ ガスパチョに浮かべた真アジのポワレ
■ ズワイ蟹とアボカドのタルティーヌ
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涼しげなガラスのお皿に盛られた料理は、鮮やかなオレンジ色のガスパチョの上に真アジのポワレをのせたもの。
真アジの上にはイカ、皿の上にはアサリが添えられており、アクセントとしてイカ墨が加えられています。
この料理で秀逸だったのは、ガスパチョのソース。
ベースとなるトマトの甘酸っぱさに加え、濃厚な魚貝の出汁が加えられており、奥深い味わい。
また、イカ墨を加えることで、アジの複雑さも兼ね備え、非常に奥深いソースに仕上がっています。
アジは特有の旨みが強く、アジだけ食べても美味。無論ソースをつければ極上の味わいです。
前菜から繊細で複雑、しかも美しい料理で大満足です。
(2)パン&バター
このお店で供されるパンは、ソフトな全粒粉のパンで、秀逸なソースを拭って食べるのに重宝します。
マヨネーズの様な形をしたバターも付きますが、前菜・メインともソースが素晴らしいので、バターは使用しませんでした。
(3)メイン:豚頬のビール煮込み
メインは下記の5択で豚頬のビール煮込みをオーダー。
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■ 仔羊のグリエ ペルシャード
■ 豚頬のビール煮込み/オニオンフォンダンのスープ。
■ 牛ロースのステーキ
■ ラ・コンプレート
■ 今日のお魚料理
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お皿にドカンとのせられた豚頬の固まりは、適度な歯ごたえを残し、肉を頬張る喜びが感じられるもの。
味わいは、豚肉の旨みが感じられるのですが、ビールで煮込むことにより後味がほろ苦く、大人の味わい。
ソースは、まろやかで甘みのあるオニオンフォンダンのスープ。
肉の旨みと苦味、スープの甘さ。
一見すると味の方向性がバラバラのようですが、結果的にはそれぞれの良さが引き出され、非常に味わい深い料理に仕上がっています。
(4)デザート:ヌガーグラッセ
デザートは下記の3択で、ヌガーグラッセをセレクトしました。
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★ パッションフルーツのタルト
★ マンゴーのクレームブリュレ
★ ヌガーグラッセ
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デザートは。やや小ぶりな印象を受けますが、前菜・メインがボリューミーなので、量的には調度良い感じ。
オーダーしたヌガーグラッセは、ナッツは少なめで、口解けのよいクリームを楽しむもの。
ベリー系の甘酸っぱいソースがかけられており、クリームの芳醇さ、ナッツの香ばしさとの調和が楽しめます。
(5)コーヒー&フルーツ
食後の飲み物は、コーヒー又は紅茶が選べ、コーヒーをオーダーしました。
暖かみのある容器に注がれたコーヒーは、泡立っているのが特徴的。
また、添えてあるミルクが以外にリッチな味わいで、優雅な気分で家路に着くことができるでしょう。
3.ワインについて
食前にスパークリングワイン、前菜に合わせてグラスの白、メインに合わせてグラスの赤をオーダー。
ワインは赤・白ともに3択で、いずれもお財布に優しい価格設定。
また、たっぷりと注いでくれるので、料理とワインの相性を心行くまで堪能できます。
個々の感想は下記のとおり。
(1)スパークリングワイン:銘柄等不明(\900)
泡立ちがきめ細かく優雅な雰囲気を持つワインで、味わいは豊富な果実味に、グレープフルーツとハチミツのニュアンスが感じられ、非常に余韻も長いもの。
また、前述したとおり、たっぷりグラスに注がれるので、人によっては前菜まで楽しめるかもしれません。
(2)グラス(白):オーストリア/シャルドネ(\700)
ミネラルが強いのが印象的な微発泡の白ワイン。
果実味もしっかりしており非常に美味。
キリッとした喉越しなので、夏に冷やして飲むと、最高でしょう。
(3)赤ワイン:カベルネソーヴィニヨン(\700)
カベルネ、ピノノワール、シラーの3択で、カベルネをオーダー。
スパークリングワイン、白ワインともに果実味が豊富だったのですが、こちらも濃厚タイプ。
口当たりが滑らかで、味わいはエレガントで700円のワインとは到底思えない。
このお店は、ワインのセレクトが本当に素晴らしいなと実感。
4.接客について
物腰が柔らかい接客で、店の雰囲気にマッチしている。
料理・ワインに関する説明・知識も十分で、カジュアルっぽい店の雰囲気ですが、しっかりした接客。
非常に好感が持てます。
5.コストパフォーマンスについて
しっかりとした量の前菜・メインが味わえて1,000円台の価格設定は、まさにフレンチの価格破壊。
私の中では間違いなく、都内のフレンチレストランのコストパフォーマンス大賞。
6.総評
繊細な味付けの料理、厳選されたワインを、肩肘張らずにじっくり楽しめるレストラン。
口コミを書いているとまた行きたくなってしまったので、そろそろ次回の予約を入れようかな。