鈴木ファンドさんが投稿したセイロンカリー(大阪/堺筋本町)の口コミ詳細

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鈴木ファンドの東京フレンチガイド

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セイロンカリー長堀橋、松屋町、堺筋本町/スリランカ料理、カレー

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2019/05 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

カレーと副菜の奏でるハーモニーに悶絶。

☆  セイロンカリー(大阪市・長堀橋・カレー)について ☆ 

1 はじめに
 セイロンカリーは、大阪市長堀橋にあるスリランカカレーのお店で、その名のとおりスリランカカレーを初めとするスリランカ料理を提供するレストランです。
 訪問日の前日に、日本におけるスリランカカレーの聖地「ロッダグループ」で初めてスリランカカレーを食べ、その味わいの奥深さに驚き、同じくスリランカカレーの名店といわれる当店を訪問してみました。
 場所は、地下鉄長堀鶴見緑地線及び堺筋線」から徒歩5分。祝日の20時に訪問しましたが、ゴールデンウィーク中ということもあってか3割ぐらいの客入りでした。

2 雰囲気について
 店舗は、エスニックな内装が目を引きますが、居酒屋あるいは大衆的な食堂といった感じの明るくカジュアルな雰囲気。カレー屋というと独特の雰囲気ゆえに、入店するのに躊躇してしまいがちですが、気構えすることなく利用することができるでしょう。
 座席は、テーブル席27席、カウンター席3席と比較的広い店構えで、宴会なども可能なようです。また、カウンター席は厨房に向かうスタイルでは無く、壁に向かうスタイルのカウンター席なので、店員に気兼ねすることなく、一人でじっくりカレーを堪能することができるのが魅力的。
 総じて、あらゆる用途で対応可能なレストランの雰囲気といえるでしょう。

3 料理について
料理の主なメニューは下記のとおりで、看板メニューともいえる「アンブラ」をオーダーしました。ちなみに「アンブラ」とは、たくさんの副菜と、パパダムとカレーを混ぜて食べる料理で、混ぜた時の味のハーモニーを楽しむ料理です。
ちなみにカレーは3択の中から「キーマ」をオーダーし、ライスは「バスマティ」、その他「目玉焼き」をトッピングしてオーダーしました。
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〇 Specialities Menu
※ 大盛り&バスマティライスに変更+200円
※ ミニカリー追加+200円
※ 目玉焼き追加+100円
・ アンブラ(1,000円)
・ フライドライス(1,000円)
・ ビリヤニ(1,200円)
・ コットゥ(1,200円)
・ ナンセット(1,000円)
・ ナンピザ(1,000円)
・ パラータ ロティセット(1,000)
・ ロティセット(1,000)
〇 Devilled Dishes
・ エビデビル(1,000)
・ フィッシュデビル(1,000)
・ ソーセージデビル(1,000)
・ ポークデビル(900)
・ ビーフデビル(1,100)
・ チキンデビル(1,000)
〇 Snack
・ ロールス(500)
・ カトゥレット(500)
〇 Deep Fried
・ フライドフィッシュ(600)
〇 Grill
・ ベジタブルロティ(600) 
・ パラータロティ ロール2個(900)
・ パラータロティ エッグ(600)
・ パラーターロティ チーズ(600)
・ タンドリーチキン(500)
・ チキンティッカ(500)
〇 Curry
※ 日本米 並盛(+200)
※ 大盛り&バスマティライス(+400)
・ チキンカリー(600)
・ ビーフカリー(800)
・ ポークカリー(700)
・ マトンカリー(800)
・ エビカリー(800)
・ 魚カリー(800)
〇 Salad
・ グリーンサラダ(500)
・ ツナサラダ(500)
・ トマトサラダ(500)
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オーダーしてから6~7分くらいして運ばれてきたものは、バスマティライスの上に目玉を中心にキーマカレー、ポルサンボーラ シーニンサンボル パリップ等の副菜が周囲を固め、パパダムと目玉焼きが乗った一品。
 ロッダグループの「ギャラミサ」との比較論になりますが、副菜の比重が高く、まぜまぜする前と後の味と香りの変化度が大きいのが特徴。味はモルディブフィッシュのダシの旨味が強く、日本人には万人受けする味わいかと思います。キーマカレーの辛さはココイチ2~3辛ぐらいで非常にまろやかな味わいでしたが、辛さに頼らないがために副菜の存在感が強く、特にポルサンボーラのむわッとくる甘い風味が、1段階も2段階も味の深みを深化させ、あまりにも複雑かつ美味なる味わいに、哲学的な思いにふけさせられる一品でした。
 なお、サラダとクミンのソースがセットで供されましたが、サラダは至って普通(無くてもいいかも。)、クミンのスープは尖った辛さは無く、ほっこりさせられる味わいで食前に飲むにはピッタリかと思います。

4 サービスについて
 接客は日本人、厨房はスリランカの方という切り分け。特段サービス面で強調するポイントはありませんが、入店から会計までストレスの無い接客で、それでいて美味しいスリランカ料理が食べることができるので、これ以上望むものはないでしょう。

5 総 評
 混ぜて食べるスリランカのカレーでも味わいは千差万別で、ロッダグループはビストロで供するようなガツンとくる力強い料理、当店はレストランで食べるような上品な料理。甲乙つけ難いのですが、個人的にはインドカレーとの明確に差別化されているセイロンカリーの方が好み。モルディブフィッシュの旨味、副菜が奏でる味のハーモニーは格別で、これまで食べたカレーの中でもベストのカレーです。

  • まぜまぜ

  • 外観

  • カウンター席

  • クミンのスープ

  • キーマ バスマティ 目玉焼き

2019/05/30 更新

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