みつお★さんが投稿したネパール&インド料理 Manakamana(大阪/北浜)の口コミ詳細

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みつお★のエスニック料理探訪記

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みつお★ (男性・兵庫県) 認証済

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ネパール&インド料理 Manakamana北浜、堺筋本町、なにわ橋/南アジア料理、インドカレー、ネパール料理

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:3.7

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 3.7
      • |サービス 3.6
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2013/10 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人
  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味3.7
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク3.5
    ~¥999
    / 1人

飲んで 食べて 踊って!?楽しむネパール

飲んで 食べて 踊って!?楽しむネパールVol.1
大阪、北浜のネパール・インド料理店Manakamana(マナカマナ)で開催された、ネパールの祭「Teeji(ティージ)」を祝うイベントに参加させていただいた。

「Teeji(ティージ)」はもともとインド系(バウン・チェトリ)限定の女性のお祭りであったようだけれど、最近はちょっと変ってきているそうである。知人のネパール人によると「女の人がずっと踊っている祭り」だとか。「Teeji(ティージ)」前日はご馳走を食べるのが慣わし(ダルカニ)らしく、今回はそのダルカニの料理が供された。

料理は以下のとおり。

①マトンマサラ(骨付きマトンの煮込み)
②モモ(皮から自家製で蒸したて。たぶん関西ではトップクラスの美味しさ。)
③ベジタブル・プラオ
④ダル
⑤マショウラ・タルカリ(ベジミートのスパイス炒め。パニールも入っていた。)
⑥アル・ビリムラ(ジャガイモと赤いんげんのネパールおかず)
⑦チュカウニ(ネパールスタイルのヨーグルトサラダ)
⑧アチャール(タケノコ!)
⑨キール(ダルカニには欠かせないらしい。さすが女性の祭り。)
⑩チャイ

とにかく全ての料理が素晴らしく美味しかった。この日は子供の参加もあったので、辛さを控えめにしているとのことでしたがマトンマサラをはじめ、夢中で何回かお代わりをしてしまった。

そのうち踊りが始まり、店主タパさんや奥様のタカコさんをはじめ、参加者も加わって店内は超満員状態に!その後も続々とお客さんが来店されたので、頃合を見計らって失礼させていただいた。しかしこの後夜遅くまで踊りが続いていたそうです。

今後も定期的にこのようなイベントを開催されるそうなので、マナカマナのFBページなど要チェックです。


とてつもなくスペシャル&マニアックなネパール料理会(2013.2)
ヨガインストラクターでスパイスマニアなSさんからのご招待により、大阪北浜のネパール&インド料理マナカマナにて開催されたスペシャル&マニアックなネパール料理会(Specialすぎるネパール家庭料理会)に参加させていただきました。
マナカマナさんは今年で開業6周年にあたり、記念ウイークとして特別な料理を供する1週間であったとのことでした。

当日の参加者は20人程度でヨガ関係2/3、スパイスマニア関係1/3(当然私はココ)という構成。店内はほぼ満席となりました。

今回事前に知らされたメニューによると、ディロ、チウラ、グンドルックのスープを始め山羊肉のカレー、マショウラのタルカリ、羊の脳みそカレーなどかなりレアかつマニアックな料理が供されるとのことで、とても楽しみにしていました。

料理はバフェ形式で供され、各自自分でターリー等に盛り付けていただくようになっていました。
食事会スタートと同時に皆さんが一斉に料理が並んでいるカウンター方面に群がって混雑したため、私は他の皆さんが一通り盛り付け終わって自席に戻ったところを見計らってから料理が並んでいるカウンターの前に向かいました。


ひととおり料理を拝見させていただいたところ、チウラなど軽食(カジャ)系のものと、ダル、バット(ご飯)に混ぜていただいた方が美味しいような料理に分けて考えることができたたため、まず軽食系のものからターリーに盛っていただきました。

他の皆さんはどちらかと言うとカトリを使いすぎていた感があった(南インド料理やグジャラート料理では無いので)のですが、本来家庭料理的にいただこうと思うと、カトリは必要最小限にしておく方が良です。

ネパールではだいたい1日2食、朝と夜に食事をとるそうなのですが、昼間は何も食べないわけではなく、軽食(といってもモモとか日本人から見ると軽くないものも!)を食べるとのこと。まずそんな軽食をイメージして盛りつけました。

チウラ(押し飯、赤米もありました!)を中心として、タルカリやアチャール、ゴルベラ(トマト)アチャール、肉(マス)のカレー、サーグ(青菜)を周辺に。またダルとグンドルック(発酵乾燥野菜)のスープ、ククラコマス(当然骨付きスープ状)はカトリに入れました。またディロ(そばがきみたいなもの)も一緒に盛ってみました。

楽しみにしていたディロは期待通り!ディロは主食の米が無くなる時期などに食べる代用食のようなもの。ディロ自体に味は無いので、手でちぎって(これが大切)ククラコマスなどカレーをつけて、いただきました。この時注意しないといけないことは、「噛まずに飲み込む」ということです。そう、ディロは飲み物なのです(笑)。この食べ方は東京上池袋のネパール居酒屋味家のプルジャさんから教えていただきました。

チウラも味が無いので、タルカリなんかと混ぜていただくとなかなか面白い食感でいただける。
グンドリュックのスープもいわゆる発酵野菜なので、少し酸味があります。素朴な良い風味でした。(私は大豆を入れたバトマス・グンドリュックが好きです)


全ていただいたあと2回戦。
今度はダルバートをイメージして盛りつけてみました。

バット(ご飯、インディカ米でした!)を盛って、その上にダル(今回はミックスダルでスープ状のもの。クスムでいただく北インドの家庭料理とも共通するようなダルでした。)を掛けるという基本形におかずを数種並べてみました。ロティも1切れだけ。ネパールのダルといえば、たとえば現地で人気の高いタカリー族のダルバートのダルなどは、ジンブーという独特なスパイスをタルカして使うことによって、独自な味になって、インドのダルと全然違う風味でおいしいのですが、今回のような家庭っぽいダルもかなり好きなタイプです。

ダルバートの食べ方で一番大切なことは、まずダルとバットを混ぜるということ、さらに各種タルカリやアチャールを混ぜていただきます。こうするといろんな味が混ざり合ってなんとも言えない美味しさになります。
「日本人は、バットとタルカリ、ダルなんかを混ぜずに別々に食べる!そんなのを見ているとイライラする!」と言ってたのは、東京のインド・ネパール料理店サンサールの豪快な名物女性オーナー、ウルミラさん。
私も当日はそんな感じが少ししました(笑)

そして客席でサーブいただいたモモ。ベジとノンベジをいただいたのですが、これが今までいただいたモモの中で最高の美味しさでした。ゴルベラアチャール(チャトニ)をつけていただいたのですが、つけなくても充分に美味しい。他店では事前にまとめて仕込んでおいて冷凍して、オーダーがあれば蒸し器で蒸して供するというスタイルの店が大半だと思う。たぶん今回のモモは冷凍物では無いと思うのですが、どうなんでしょうか?


そしてデザートにネワール族のお祭りなんかで作られる「ヨマリ」というお菓子。食べるとまるで和菓子でした(笑)これは普通の日本人にも充分受け入れられる味です。

最後にチャイで〆ました。各自砂糖が1本ついていたのですが、マニア達(特に濃い3人)は「砂糖2本でもええやんなあ。そんな味覚になってしまってる。」といって笑いあったのでした。


今回の料理は、たぶん今まで関西ではなかなかお目にかかれないような特別なネパール料理。スペシャルな食事会とはいえ、正直なところ食材調達や仕込みを考えると、なかなかコックさん達はやりたくない料理のはず(笑)。

そこのところをあえて企画・調整・実施していただいたSさんの情熱、およびこのようなスペシャルな食事会を実現したマナカマナのオーナーであるタパさん、奥様のTakakoさん、スタッフの方々の情熱がうまく噛みあって奇跡的にこのような素晴らしい食事会になったのだと思います。


Takakoさんによると、今後はもっとネパール料理に力を入れていくとのことでしたので、ますます期待が募ります。
またこちらのお店は、食べログのレヴューやいろんな方のブログ記事などを読んでみると、ポピュラーな北インド料理もかなり美味しいとのこと。これはネパール人が経営するインド・ネパール料理店では重要なことで、確かにネパール料理を多数ラインナップして美味しく評価が高いとしても、現実問題、来店されるお客さんがオーダーする料理は、ランチを含めてほとんど北インド系のカレー等だと思う。ネパール料理は巷に増殖する他のインド・ネパール料理店と差別化してオンリーワンな店となるためにはとても必要なものであるけれど、北インド系の料理が美味しくないと店の収益に直接関わってくる。ネパール料理がポピュラーで無い現状、美味しい北インド料理で収益を上げつつ、ネパール料理で他店と差別化し、さらにマニアなお客さんには特別なネパール料理も提供できるという形が今後のインド・ネパール料理店の成功するビジネスモデルであると思う。

なにはともあれ、かなり満足させていただきました!


2015/01/27 更新

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