みつお★さんが投稿したチャンダー(京都/北山)の口コミ詳細

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みつお★のエスニック料理探訪記

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みつお★ (男性・兵庫県) 認証済

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チャンダー北山、松ケ崎/インド料理、インドカレー

1

  • 夜の点数:3.7

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 3.7
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 3.3
1回目

2015/09 訪問

  • 夜の点数:3.7

    • [ 料理・味3.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.3
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

インド料理を食べ慣れている方は、別葉のスペシャルメニューからオーダーすべし!

京都市内のインド料理店は、老舗であるムガール、ケララ、サーガルなどが今も頑張っておられるものの、某ネパール系やインド系のチェーン店がドミナント戦略的に多店舗展開して幅を利かせているという状況である。そんな中、所用で京都にいた休日のディナータイム、ノートルダム女子大近くの北山通から少し北に入ったビル2階にあるインド料理店チャンダーに行った。当店は、京都・西院にある老舗インド料理店サーガルに勤務しておられたインド人タンドールシェフ、チャンダー・シンさん(名字からするとシーク教徒か?)が独立して5年ほど前に開業した店で、シェフは全て北インド、デリー近郊ウッタラーカンド出身のようだ。なお市内左京区聖護院山王町(熊野神社近く)に2号店がある。(1号店、2号店とも学生の多いエリアに出店されている)

らせん階段を登って店に入ると、インド料理店にしては比較的オシャレな感じであった。まだ早い時間であったのでお客さんは2組ほどしか入っていなかった。店内では店主チャンダーさんが接客して陣頭指揮をとっておられたが、インド人には珍しい?とてもフレンドリーな感じの方であった。当店の情報はあまり多くなかったので、どうせよくあるファミリー向けあるいは女子大生向け?のインド料理店だろうと予想していたが、それは大きな間違いであった。オーダーしようとメニューブックを開いて見てみると、確かに某チェーン店系インド料理店で使われているメニューブックとデザインが全く同じで、アラカルトのカレーをオーダーするとナーンorライスとミニサラダがついてくるというシステムとなっていた。カレーはチキンカレーやキーマカレーなど、ほぼベタなものが多かったので「さてどうしようか??」と思っていたところ、別葉にて店主お勧めという当店のスペシャルメニューらしきカレーがラインナップしているメニュー表を発見。よく見てみると、たぶんインド料理をよく知らない人は、まずオーダーしないであろうと思われるもの(メティチキンやジャルフレイジーなど)が並んでいた!ファミリータイプのインド料理店に入らざるを得なかった場合、誰もオーダーしないようなよく分からない種類のカレーをオーダーすると、美味しいケースが多々あるので、この別葉メニューからオーダーすることにした。

この別葉スペシャルメニューは意外と多くの種類のカレーがラインナップされていたので、同行者と相談しつつ、いわゆるスパイシー炒めである「チキンジャルフレイジー」とパニール入り濃厚カレーである「カダイパニール」をオーダーした(これも自動的にナーンorライスとミニサラダがついてくる)。またせっかくなのでマライティッカとチキンシークカバブ、カチュンバルサラダ、そしてビールをオーダーした。ピーマンがポイントであるチキンジャルフレイジーは焼き肉のタレっぽい味がしたが、フレッシュで美味しく正しく辛口炒めな感じであった。カダイパニールは、「マサラ」っぽい感じのグレービーで調理されているかと予想していたが、供された料理は濃厚なグレービーのカレータイプで、これもなかなか深みのある良い感じのものであった。チキンシークカバブ、マライティッカとも柔らかく食べやすいもので、ハリチャトニをつけていただいた。カチュンバルサラダは、予想していたものとちょっと違う感じであったがこれはご愛敬か。ナーンも甘すぎず食感の良いものであったし、概ね期待以上の料理が供された。また食後にチャイをサービスしていただいた(ぐるなびクーポン、ホットペッパークーポン持参でソフトドリンク無料サービスとなっているが)。

訪問に際して正直全く期待していなかった(笑)が、実際に利用してみるとファミリー客からある程度インド料理を食べ慣れている方まで幅広く対応でき、また価格も他の同業店と比較するとリーズナブルであり、店主の接客が少々ウザいと感じる方がおられるかもしれないが「また利用してみたい」と思わせる非常に良心的な店であるという印象を持った。

(補足)
①店名について、チャンダー、チャンダル、チャンダル―と3つの表記がみられるが、正式にはチャンダーが正解らしい。

②食事を終えたお客さんが会計を済ませて店を出る際に店主が店の外まで見送って「おおきに~」と声をかけるのがこの店の「お約束」的なものになっているようであるが、これは船井総研でいうところの「親身法(しんみほう)※」である。船井総研の創業者である船井幸雄氏は、「お客様が見えなくなるまで見送りなさい」とおっしゃったという。この行為を継続して実施できていることは素晴らしいと思うし、お客さんに支持されて当然であると思う。
※人に接する際には、親身になって、正に親が子を思う気持ちになって接しなさいという意味。船井総研の創業者である船井幸雄氏が作った造語である。


2015/09/18 更新

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