みつお★さんが投稿したインド食堂TADKA(京都/烏丸御池)の口コミ詳細

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みつお★のエスニック料理探訪記

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みつお★ (男性・兵庫県) 認証済

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インド食堂TADKA烏丸御池、丸太町(京都市営)、京都市役所前/インド料理、インドカレー、カフェ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2012/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

日本人シェフがクリエイトする、南北の料理がいただけるインド食堂。

初の夜TADKAで悶絶
3/31
今年1月、開業してすぐランチ訪問してツボにはまってしまって再度訪問しようと思っていたインド食堂TADKA。しかしなかなか京都に行く機会がありませんでした。今度はどうしても夜に訪問してみたかったので思い切って「ちょっと訳がわからん集まり」の方々にお声がけして同行者を募ったのですが、年度末の忙しい時期ということもあり結局3名での訪問となりました。

こちらのお店は京都市内の某インド料理店で修行された若き日本人の男性がオーナーシェフとしてがんばっておられます。ランチはターリー形式で、カレーなどは南インド系のあっさりしたものが多く、850円からとリーズナブルですが、ちょっと他のインド・ネパール料理店とは違うターリーとなっています(食べログや過去のブログ記事参照のこと)。

夜はタンドリーチキンなど焼き物やリッチなアラカルトのカレーなどが中心で、コースやセットなどはありません。(料理の内容などは奥様が説明してくださると思うので、詳しくない方でも安心です)
ですので事前にメニューを調査して、自分なりに良かろうと思われるオーダーを考えて当日訪問しました。
店に5時50分ころ到着したのですが、まだお店の準備ができたなかったようで、少し店の前で待ってからお店に入りました。

今回は3人なので、あんまり多くの料理をオーダーしても、前回のインダスレイみたいに食べ切れなかったらもったいないので、少しセーブして少な目に数品オーダーしました。
結果的にはこれで良かったと思います。

まず日替わりのサブジ゙、チキンチャット、パパド゙、パコラが一皿に盛られた副菜盛合せ。「おばんざい盛合せ」っぽい。一皿でいろいろいただけるので、これは必ずオーダーすべきメニューだと思います。普通のインド料理店だと「グリーンサラダ」とかあるのでしょうけれども、こちらのお店でサラダといえばインドの酸っぱい味のサラダ「カチュンバル」のみです(このあたりにもコダワリが感じられる)。当初カチュンバルもオーダーしようと思っていたのですが、副菜セットに同じような料理(チキンチャット)が含まれているので、オーダーは止めました。

次にタンドール盛合せ。ビールがススムくん。盛り方がいいですよね。ミントチャトニもよい味。
一応1人前だけオーダーしました。とにかく前半はセーブ。
この時点ではまだまだ余裕。
副菜盛り合わせとタンドール盛り合わせをアテにビールをいただきつつ、次のカレーを待ちました。

まずロティ・ライスセットが運ばれてきました。
こちらのお店にはナンはありません。普通の発想だとせっかくタンドールがあるのでナンを出そうと思うのでしょうが、本来インド(特に北インド)ではレストラン以外でナンを食べることはまず無いと思われるので、より「本格的に」ロティでという考え方はすごく共感を覚えます。

タンドールロティ1枚とおそらくタイのジャスミンライスを使用している(日本米と混ぜてる?)と思われるライスのセット。このセットは350円ととてもお得。さらにロティだけだと1枚150円。ロティ2枚で700円とか1枚350円とかするインド料理店が多いことから、これはお店としてのポリシーを感じるし英断であると思う。

カレーは3種類選びました。全て南のカレーをチョイスしてみました。
(食べたい料理を選んだら、結果として全て南系のものとなってしまった)

まず絶対食べたかったマトンペッパーフライ。
丁寧に下ごしらえしていることがよく分かる。ロティでつまんでいただきました。
(お皿が素敵)

コリアンダーリーフ(緑の葉っぱ)を散らしてあるけど、これなんか例えば「インドの5つ星ホテルで長年修行したコックさん」(笑)が働いておられるようなインド料理店なんかでは「ねぎ」のみじん切りが散らしてあったりして、ガッカリするポイントである。
こういう細かいところの「コダワリ」がうれしい。
ホールスパイスも入っていて、時々口の中でブラックペッパーなんかがスパークする!

次にグレービーにココナッツミルクを使ったマイルド・クリーミーかつスパイシーなフィッシュカレー。
狙い通りマトンペッパーフライと味の方向が逆なので、食べあわせが非常に良かった。
魚(カジキマグロ)も丁寧に同じ大きさのサイコロ状に整えられています。
ウエットスパイスの使い方もセンスを感じる。

定番サンバルも。野菜たっぷり。当然カレーリーフも。
ランチでいただいた時より濃厚jな味がします

3種とも全てベースとなるグレービーが違うため、味の対比が際立ってよかったと思います。
これでかなりお腹一杯になってきたので、あとはチャイを飲んでフィニッシュしようかと思いましたが、同行者がまだ食べられるというので、追加オーダーを迷った結果、再度副菜セットとロティーをオーダーしてしまいました。

一応お腹いっぱいになって、チャイで〆ようかと思ったところ、そういえば美味しいデザートが何種類かあったなと思い出し、メニューを再度見て「マハラニアイス」を発見!チャイと一緒にオーダーしました。
写真では分かりにくいですがナッツやマンゴー、ベリー系フルーツが入っていて美味しかったです。オーダーして良かった。

最後にチャイで〆。おかわり自由で、店内のチャイサーバーが置いてあるところまで行って自分で入れるようになってる。結局2回お代りしました(蛇口の操作を誤って、チャイを溢れさせた人約1名あり)。

充分堪能して、店を後にしました。

総括すると、店が想定している「昼はあっさりとしたターリ、夜はお酒を飲みながらリッチなカレーを」というコンセプトどおりで、特に今回は夜のすばらしい料理の数々(といってもカレーは3種だけですが)をいただき、3人ともその美味しさに悶絶したのでした。
あと、とりあえず改善あるいは配慮してほしいことが2つあって、まずひとつは、夜メニューで「お一人様」に対応したメニューを作ってほしい(たとえばハーフサイズの料理とか)ことと、2つ目は夜でもランチタイムのようなターリ(ミールス)がいただけるようにして欲しいということです。
現在の人員体制でメニューを増やすということは、準備やロスなどのこともあり、なかなか難しいと思いますが、上記のことについてはあまり手間をかけずに対応していただけるのではないかと思います。

どうもご馳走様でした。


1月初訪問
毎年年末に京都に行くことにしているのであるが、2011年はいろいろ用事が重なり行くことができなかった。
年明け2週間経過し、そういえば京都に行ってないということを思い出し、初詣を兼ねて京都に行くこととした。
いつも京都に行けば、原則的にはラトナ・カフェ、アジャンタ、ケララのいずれかでランチをいただくこととしているのであるが、新店も開発する必要があるなと思い、HPやツイッター等検索していたところ、偶然こちらのお店が1月11日にオープンしたことを知り、「インド食堂」という名に惹かれて、思い切って訪問してみることとした。

店の場所は、最寄駅が地下鉄烏丸御池駅で徒歩約5分のところにある。私は阪急烏丸駅から歩いたのであるが、歩けない距離ではないと思う。
少し迷いながらも何とかたどり着くことができた。

お店は元は何の店だったのか分かりませんが、手作り感を生かしたセンスの良い店構えで、外観や店内も変にインド料理屋っぽくなく(後日インド滞在歴のある方に店内の写真を見せたところ、現地ではこんな感じの食堂が多いとのこと。だからリアルインドっぽい雰囲気?)、インド料理に馴染みの無い方でも入りやすい、何かお洒落なカフェのような感じである。
外光をうまく取り入れるようなデザインで、天気の良い日はかなり気持ちよさそうなイメージ。ただし南向きなので夏場は逆に大変かもしれない。

店内に入るとすぐにレジがあって、そこでまず注文し支払いをするようになっていた。
インドの大衆的な食堂などはそんな感じのシステムが多いようであるが、日本人はこのようなシステムになれていないので、お客さんが連続して来店された時など、注文に手間取ったりしたらお客さんが並んだりして大変だなという印象。
オープンして間が無いのでオペレーション等確立されてないからであると思うが、状況を見ながら改善していく必要があると思った。
現状、お店は若い日本人のご夫婦ともう一人若い日本人男性の3人体制。基本的には男性2人が調理を担当されておられるようである。

ランチメニューは3種類であるが、ダル(インド全国型の豆料理)・ラッサム(南のすっぱ辛いスープ状のおかず)、サブジ(北系のおかず)、パコラ(インドの野菜天ぷら。パコラと書いてあったので北系。南系だとバジとか書くはず)、カチュンバル(インドの酸っぱい野菜サラダ。一般的なインド料理店のターリについてくる、キャベツの千切りにサウザンアイランドドレッシングとかゴマドレッシングとか掛かった安易なものでないことに非常に好感をもった)、ライス(日本米だと思う)、ロティー(タンドールロティ。ナンでないところが非常に良い。ナンは普通精製した小麦粉、強力粉「カメリア」を使って作るが、こちらのロティーはたぶん全粒粉あるいはカメリアorバイオレット等とミックスしている?)という基本的なところは同じで、この基本的なものだけだとA Lunchで850円、カレーを1品(チキン、マトン、サンバルから選択)追加したものがB Lunchで1050円、カレー3種追加するSpecial Lunch が1400円。
今回はB Lunchを注文しサンバルを選択した。

料理は写真を見れば分かるが、ターリ上にうまく料理が盛られていて、見た目も非常に良い。
客席のテーブルに「食べ方」に関する解説イラストが置いてあり(裏はランチメニュー)、インド料理になれてない方や、普段インド料理店でチキンカレー、ナン、タンドリーチキンなどしか食べたことが無い人たちにとっても分かりやすく、本来のインド料理の味わい方が上手に説明されている。このような親切な解説があるインド料理店は不思議と日本人経営で日本人シェフの店に多い。
各料理の味であるが、これまた素晴らしい。ダルも代表的なレストランのレシピで作られているし、ラッサム(本日はトマトラッサム)も丁寧な味。サンバルに至っては、東京神谷町の人気南インド料理店「ニルワナム(ニルバナム)」と同じようなレシピで作られているようで、味もほぼ同じであった。
サンバルはいろんなレシピがあるが、こちらのサンバルは少し甘味のあるカルナータカ・スタイル(ニルワナムのサンバルがカルナータカ・スタイルなので)のものである。
サブジはジャガイモとほうれん草(あとで写真を良く見ると、みじん切りのようです。とても家庭的な作り方)等を合わせて炒めたものか?良く分からないがドライなアルパラクみたいなものか?<後日分かりましたが、春菊と里芋のようです>。
パコラもうまく揚がっていたが、何よりミント・チャットニが上に掛けてあったことに驚いた(安易なインド料理店やネパール料理店ではなぜか必ずケッチャップが掛かっている。ネパール人やインド人の子供はいいとしても大人のインド人にケチャップをつけて出したら怒るのではないか?)。
こんな細かいところにも良い意味での拘りを感じた。
ロティーも少し焼きすぎかと思ったが、全粒粉の風味を感じられ滋味であった。カチュンバルにはレモンを掛けて酸味を増強していただいた。レモンはレジのところに置いてあって、好みでいただけるようになっている。ライス、パコラにかけてもいいかもしれない(普通の日本人はそんなことしないかもしれないけれど)。
お勧めの食べ方どおりいろいろ混ぜていただいたが、非常に美味しかった。
これでライスがインディカ米であったら最高なので、追加料金払っても良いので、バスマティーライス(レギュラーのタイ米でも良い)も選択できるようにしていただきたいです。
また小さいカトリでいいので、ダヒ(プレーンヨーグルト)があれば、さらに現地っぽく美味しくいただける(ライスに混ぜてカードライスにしていただく)ので、オプションで用意していただけたらと思います。

飲み物は別なので、食後に別途チャイを追加注文。小さなガラスのコップに入っているので、これで300円は少し高いかなあと思ったら、なんとおかわりOKでした。
ランチセットにドリンクをセットにするとお客さんの回転が悪くなったりするので、ランチ営業時に多くのお客さんが来店されるようならドリンク無しにして必要な方だけ別途注文していただく方式にしたほうが効率がいいので、こちらのお店のシステムには賛成なのですが、さっくり食後のチャイを飲みたい方向けに、おかわりなしで100円程度で提供していただけたらいいなと思います。
(あとでメニューの写真をじっくり見たら、本当は13時以降おかわりOKのようです。12:00~13:00のコアタイムは回転を良くしていこうという方針がうかがえます。)
それとゲスい話で申し訳ないのですが、チャイがおかわりOKというのはいいアイデアだと思うのですが、チャイを注文してしまうと、300円の元をとるために長居する方などが出てきてお客さんの回転が悪くなり、結果として効率が悪くなるのかなと思います。
今後のお客さんの来店状況を見て修正も検討する必要があるのではないでしょうか?

たまたま私が伺った時間帯はお客さんがそんなに入っていなかったこということもあり、奥様やシェフ殿と店のことやインド料理のことについてしばし歓談したが、こちらのシェフ殿は京都市内の某老舗店などで経験を積まれて、今回自分の店を持ったとのこと。ディナーメニューも見せていただいたが、ディナーではタンドリーチキンなど焼き物や単品のリッチなカレーなどもあり、お酒とと合わせて居酒屋使いもできそうである(店の雰囲気からするとお酒はワインが合うかな?)。インド料理店は比較的夜の営業が弱いため、これは良いコンセプトであると思う。

まだオープンして間もないため、細かいところは変更修正されていくと思うが、この「インド食堂」というコンセプトは守って、正しいインド料理を提案し続けていただきたいと思う。

若いシェフ達ではありますが、今後かなり期待できると思います。
これから京都訪問時は優先的に訪問していきたいです。


追伸
店内の奥の壁に直接描かれている人物の絵画は、なんともう一人のシェフの作だそうです。
これもびっくり!必見です。

  • B Lunch (サンバル選択)

  • サンバル

  • ダル(左)とラッサム(右)

  • サブジ

  • サンバルをチャワルにかけたところ

  • パコラ

  • ランチメニュー

  • これ分かりやすい!

  • 明るい店内

  • チャイはおかわり可

  • スタッフの方が描いたという

  • タンドール盛り合わせ

  • ロティ・ライスセット

  • サンバル(ディナー)

  • マトンペッパーフライ(ディナー)

  • フィッシュカレー(ディナー)

  • マハラニアイスとチャイ

  • チャイサーバー

  • 2012.6.30フルミールス

  • 2012.6.30フルミールス

  • 2012.6.30フルミールス

  • ウプ・カリ

  • コリアンダーチキン

2012/12/17 更新

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