みつお★さんが投稿したナヤ インディア ヌール(京都/鞍馬口)の口コミ詳細

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みつお★のエスニック料理探訪記

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みつお★ (男性・兵庫県) 認証済

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閉店ナヤ インディア ヌール鞍馬口、北大路/インド料理、インドカレー

1

  • 昼の点数:3.7

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 3.1
      • |雰囲気 3.2
      • |CP 3.2
      • |酒・ドリンク 3.1
1回目

2013/05 訪問

  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.1
    • | 雰囲気3.2
    • | CP3.2
    • | 酒・ドリンク3.1
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

サクサクパロタのランチセット。みんなが大好きな「ナーン」は無いからね!

بسم الله الرحمن الرحيم Bismillahir Rahmanir Rahim

今やそのインド料理の枠組みにとらわれない創造的なメニュー展開により、京都を代表するインド料理シェフとなった感のあるヌルールシェフ。その留まること無いアイデアを具体化すべく、自身4店目となる「ナヤ インディア ヌール」(新しいインドの光という意味か?)を2013年2月5日にオープンされた。お店は地下鉄の北大路駅と鞍馬口の中間あたり、烏丸通沿いに立地している。近隣には大谷大学がある。

今回私は初めての訪問であったが、こちらのお店をよく知る近隣在住インド料理マニア女子にご案内いただき、ランチタイムに計3名で訪問させていただいた。

このお店の特徴は、現在の日本人が抱く一般的なインド料理のイメージである「ナーン」や「タンドリーチキン」を焼く炭焼き窯「タンドール」を設置していないということ。一般的な日本人のインド料理に対するイメージは「タンドール」を使用して調理する「ナーン」「タンドリーチキン」であると思うけれど、あえてタンドールを設置せず(タンドールを設置できない理由があるのかもしれないが)に、「鉄板」を使って調理するパロタ(ケララパロタ)やドーサを売り物にしているというところにヌルールシェフのただならぬ決意を感じる。

店内に入ると左がテーブル席、右が座敷(!)となっている。思っていたよりキャパシティは小さいようだ。

ランチメニューの中から私はカレー2種、魚のグリル、パロタ、サブジ、サラダ、ミニライス、スープ、ソフトドリンクという構成のAターリー(1,050円)をオーダー。他の2名はランチミールスをオーダーした。日本の一般的なインド料理店のランチセット(ターリー)は、ナーンが必須であるけれど、こちらのお店では前述のとおりナーンでは無く、鉄板で焼いて作るパロタを提供している。焼き立てのパロタはサクサクで、いわゆる「デニッシュ・ペストリー」のような食感である。ナーンに慣れた方にとっては、とても新鮮な食感だとと思うし、供されたカレー等にも合っている。またサラダもエコノミーなインド料理チェーン店でよくある業務用の「サウザンアイランドドレッシング」や「ゴマドレッシング」ではなく、たぶん自家製の酸味がある玉ねぎドレッシングであるなど、手を抜きがちな部分についても抜かりが無い。

近年京都においては、例の巨大ネパール系チェーンのインド料理店の他、ネパール人経営の独立系インド・ネパール料理店、京都アジャンタ系店の出店も目立ち、正に過当競争(オーバーストア)状態となっている。その中で充分他店と差別化されており、特にディナーメニューではインド料理の枠を遥かに超えたヌルールシェフのアイデアあふれる個性的なアラカルトも他店の画一的な料理とは比較にならない素晴らしいものであるという(近隣在住インド料理マニア女子談)。
他の2名がいただいたランチミールスも上質な味であったらしい。

系列店のヌーラーニさんへは何回か訪問させていただいたことがあるが、今回ナヤ・インディア・ヌールさんを訪問させていただいて、シェフのインド料理に対する想いや方向性がよく分かったし、店のコンセプトもはっきりしているなど、遠くからでも訪問する理由を持ったお店であることを確認できた。

スタッフの人手不足や系列店の改装等でかなり多忙のようであるが、今後も京都を代表する「クリエイティブ」なインド料理店として頑張っていただきたいと思う。Alhamdulillah!

追伸:店主がムスリムということもあり、ランチメニューを含めてハラールのようですので、イスラム教徒の方も安心して訪問してください。


  • パロタ

  • ランチミールス。メニュー写真と違って「ラッサム」「ポリヤル」と書いてあるメニュー下の説明書きが正解でした。

  • 写真には「ラッサム」と書いてあるがどうみても「ダール」。また写真に「サブジ」とあるが下の説明では「ポリヤル」(タミル語)となっているが。

2015/01/27 更新

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