みつお★さんが投稿したシーギリヤ(大阪/阿波座)の口コミ詳細

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みつお★のエスニック料理探訪記

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みつお★ (男性・兵庫県) 認証済

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閉店シーギリヤ阿波座、西長堀、西大橋/スリランカ料理、カレー、ダイニングバー

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.4
      • |雰囲気 3.4
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.1
1回目

2014/08 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.4
    • | 雰囲気3.4
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.1
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

スリランカ料理に特化して再オープン。後発ながら頑張って欲しい。

関西において「ロッダグループ」のオープン以来、ラサハラ、セイロンカリー、カラピンチャ、デッカオ、はたまた西宮市山口町船坂リトルランカのオープンなど、ここ1年ほどの従来日本人が良く知る「カレー、タンドリーチキン、ナン」を代表するインド料理とは違う現地さながらのハイレベルな料理を提供するスリランカ料理店の勢い、人気は凄まじいものがある。最近、それに気づいたTV局、情報誌等マスコミが揃って媒体等に採りあげ始めたことにより、従来は「マニア受け」だけするような「マニアックな特別料理」にも、マスコミにおける報道等を見て興味を持った「スリランカ料理は初めて」とか「辛い物マニア」とか「スパイスカレー系マニア」というような今までに無いお客さんが押し寄せ、以前から店を支えていたマニアの方々が特別料理にありつくことが困難になるというような事態になりつつある。このブームを一過性に終わらせること無く、これをきっかけにこれまで錯誤されることが多かったインド料理との差別化を図り、引き続きスリランカ料理の認知度等を高め、定着させるような活動(スリランカ関連のイベントや共同販促など)を業界で協力して実施していくことが、関西を中心とした西日本に立地するスリランカ料理店にとって、これから重要になってくると思う。

それはさておき当店については、以前ラサハラ店長やチョウクのマスター、情報通の「赤いアニキ」さんから伺っていたとおり、8/1からセレンディブ阿波座店の外観そのまま(看板もセレンディブのまま)スリランカ料理に特化(セレンディブ時代はインド料理も供していた)して「シーギリヤ」として再オープンした模様(看板やチラシなどは近々整備されるそうだ)。再オープンに際してオーナーの交代などがあったようである。ちょうど昼の12時15分頃に店に伺ったが、近隣企業等がそろそろ盆休みに入りつつあるからか店内にお客さんはだれもおらず、13時過ぎに店を出るまで、誰もお客さんが入ってくることは無かった。店内は意外と広く、店舗正面から外光を広く取り込むような設計であるので、明るくてとても良い雰囲気であった。ただ外が良く晴れて明るいと、店内が全く見えないので、初めてのお客さんは入り難いかもしれないが。

料理について、ランチメニューはスリランカのカリー&ライススタイル(他店ではギャミラサとかアンブラとかセイロンプレートとかネーミングしているあのスタイル)のライスンカリープレート1,000円、ロティ3枚とカレー2種のロティセット900円、ライスにカレー2種掛け(だと思う)カレーセット800円の3種のみであった(全て価格は税込)。その中から今回はたぶん店一押しであろうライスンカリープレートをオーダーした。カレーは数種類から選べたのでフィッシュ(マグロ)をお願いした。

セレンディブ時代のランチタイムは、セットメニューとしたり、バイキングスタイルとしたり、いろいろ試行錯誤して苦労されていたみたいであるが、とある事情によりインド料理とスリランカ料理を提供する店であったため、料理自体もインドとスリランカが融合したみたいな中途半端なものとなっていたため、インド料理ファンにとってもスリランカ料理ファンにとっても満足できなかったようである。かくいう私もそういう中途半端な感じが好きになれず、訪問を躊躇っていたのであった。そういうこともありスリランカ人シェフであっても、変に日本人に合わせた中途半端な「なんちゃって系」であるのではないかという懸念があったが、供された料理を見て、その懸念は吹っ飛んでしまった。ライス(日本米)を中心としてフィッシュカレー、パリップ、ゴーヤのカレー、ネギ?のテルダーラ、ポルサンボルが配置され、見た目にも美しいライス&カリーであった。

各カレー、おかず類を個別に味わった後、ライスに混ぜ込んでいただいたが、先行する他店にも負けない良い味であった。後でホール担当の方(スリランカ人)に聞いてみると、こちらのお店のシェフは、本国で長い経験を持ったベテランであるとのこと。厨房も見せていただいたが、鉄板もスタンバイさせており、ロティ等のオーダーにもすぐ対応できるようになっていた。また「ラッキーさんスタイル」のロティについても対応できるとのことであった。

夜メニューについてもシーギリアにリニューアルしてスリランカ料理に特化したことにより、(スリランカ料理を知ってる人にとっては)メニュー全体が分かりやすくすっきりした感じとなった。レギュラーメニューとしてランチタイムに供される3品の他、インディアーッパ、各種デビルやお酒のアテになるような小鉢系メニューもあり、お酒の種類もアラックやライオンスタウトなどの他、各種取り揃えているので、ランチタイムよりもむしろ夜の方が面白い店という印象を持った。

店舗立地の特徴として近隣は「立売堀」という中小の機械金属系卸売業等企業が多く集積するエリアであり、そのような企業社員のランチ需要を取り込もうとすれば、たぶん600円程度のサービスメニューが必要ではないかと思うが、訪問時に近隣に立地する飲食店等を実地調査してみたところ、たぶんそのようなメニューを用意しても「店が無茶苦茶混む」というような状況は考えにくい、なかなかしんどい立地であると感じる。またディナータイムについても同様であると思う。

そういう困難な立地であるなら「圧倒的に高い市場競争力のある商品」を持って「高いホスピタリティ」で来店されたお客さんを遇し、再来店につなげて顧客化するしか成功の道は無いのではないかと思う。それは正しく困難な店舗立地である「ロッダグループ」や「セイロンカリー」成功の法則に他ならない。当店はスリランカ料理店としては後発であるが、是非頑張って人気店になって欲しいと思う。またその可能性を持った店である。

  • ライスンカリープレート1,000円

  • インディアーッパ、ロティ、パリップ

  • ブリヤニ

  • ポークコットウ

  • コットウ調理中(了承済)

  • アテ

  • ポークデビル

  • アテ

  • アテ

  • ランチ

  • ランチ

2015/01/27 更新

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