1回
2020/10 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
此処にあるものをここに合うように・・
広々板の間。流し、洗面、トイレ、冷蔵庫。冷蔵庫にはここで出る美味しいお水だけ。それ以外は空。
和室10畳2方向の開け放し窓とベランダ付き
窓の外 これが真っ赤に染まったら凄いよきっと。
ウエルカム羊羹のお供に生ビール
お食事処にて夕食 土瓶蒸しと八寸と素敵な仲居さんがスタンバイ
左から時計回りに、栗の実入り白和え、月見団子見立てはさつまいも、茸入り卵焼き、茄子わさび漬け、川海老、辛子蓮根、馬肉信農フライ、真ん中は秋刀魚鮨
本日のお品書き これを見本にキャプションを書いています(^O^)
上からみやび鯛、川鱒、自家製蒟蒻
味しめじな土瓶蒸し
これが最高に美味しかった! 薄い色でもしっかり味が入って、少し甘め。松茸に見せた里芋・ひすい茄子・菊の花はカボチャ、揚げ麩、信田巻き、オクラ
これ呑んでみようかしら? スパークリング日本酒 360ml2,000円
八鹿NIJI(nijiUじゃないよ)宮城のすず音より辛口ね
大きいの来ました
杖立で仕入れた落鮎
私のぶん~♪
天ぷら 松茸とカボチャの豚肉挟み揚げ
焼き栗、焼きぎんなん。甘い栗の産地でもあるんですって
肥後牛ステーキ インカのめざめ・とうもろこし。スティック野菜は酢漬けになっててこのまま食べられます
ステーキを一口に切ってくれてます。マスタードをつけて
団子汁。この器も手作りとな。
あっつあつ~ ずいき・里芋・カボチャ・人参・牛蒡・椎茸・豚バラ肉・葱
〆のお食事 小国米、香の物
デザート2種
きなこプリン
アールグレイアイスクリーム
朝ご飯にジャージー牛
大根のサラダwithかぼちゃ。昆布漬け。
稚鮎の干物。鮎の干物って初めて見た。
鮎の甘露煮と野菜の煮付け
湯豆腐、豆乳の中でグツグツ
全体はこんな感じかな?
素敵な箸袋
2020/10/24 更新
※羽田⇄福岡のフライトとレンタカー付き、2泊3日で2人で18万円ほどののANAのパッケージツアーです。
GO TOキャンペーン利用で2人で133,500円になりました。※
紅葉がまだ若すぎた耶馬溪から黒川温泉へ。山道を走ります。
黒川温泉郷の奥の奥。
なんならこのお宿がどん詰まりなんじゃないかと思うほど。
テレ東のポツンと一軒家のロケ車みたいに坂道をあがって行きます。
ま〜だ先?と不安MAXの頃、若いお姉さんが可愛らしい中居姿で道端に。
「山みず木へお越しですか?」
やっぱりここまで入ってくる様な車はこのお宿行きなんだわね。
ただ庭に降りただけの待合東屋の前でお兄さんがオーライオーライ言ってくれて。
皆さん腰低く、愛想良く、とてもキチンとしているのに親しみやすい感じ。
東屋で少し待って、オーライお兄さんが玄関に案内してくれます。
荷物両手に持ってにこやかに。
和風の玄関ホールはちょっと山荘みたい。
2階の部屋まで中居さんが先導しながら館内の説明。
私たちの部屋は2階の角部屋。
窓の外は「まるで野生か?」と思うほどギッシリの枝葉。
これが全部紅葉したら、もう部屋ごと赤く染まるでしょう。
サッシじゃない大きなガラス戸を開ければザァザァと川の音。
網戸にして気持ち良い〜。
黒板シックな広々洗面台とステンレス流し、トイレは別部屋感のある広い板間に。
冷蔵庫には冷たい黒川のお水がはいっているだけ。
「お買い物されたものなどどうぞ入れてください」と。
ウェルカム茶菓子のお供に早速生ビールをお願いして。
つまみが羊羹でも、そんなこたぁ良いんだ。
陶の器はビールを美味しくすね~♪
早朝から太宰府→日田→耶馬溪と頑張ってきたのでさっそくお風呂に。
湯殿は全て建物の外で、下駄に履き替えて暫しお庭を歩きます。
女湯男湯とか言う不粋な表示はなく、「風人の湯」とかかれたのピンクの暖簾が女湯目印。
内湯2つに15mほど歩いた先に露天風呂「森の湯」。
風人の湯、石の内湯の大ガラスは開け放たれ目の前に滝。
縁につかまって何時まででも見ていられる、聞いていられる良い音。
となりの檜のお風呂は寝湯が出来そうな枕付き。
露天の森の湯までの15m、通称"裸の散歩道"と呼ばれている歩道、ホントにまっぱで移動です。
湯船の縁の岩に腕を置いて頭を乗せて、岩の間を駆ける川の流れを眺め、目をつぶれば森の葉と水の音だけ・・
なんて素敵。
さて、お楽しみの夕飯に向かいましょう。
2階の個室お食事処に2人用のテーブルと仲居さんお一人がチャイナカラーのロングドレスに長いフリルエプロン。
なんて可愛らしいんでしょう。
まずは陶のジョッキで生ビール。
運転お疲れ様でした。かんぱ~い・・記念写真を仲居さんが撮ってくれました。
もう目はテーブルに置かれた八寸に釘付け。
最近ぐっと大人になり、先付けや八寸から完食してしまうと後半のメインが入らなくなることがあるので
仲居さんには「ちょっとずつ残すかもしれないけど気にせずどんどん下げてくださいね」とお願いしておいて
サクサクといただきます。
お料理の内容は写真にキャプションします。読んでください。
お食事風景で特に思ったこと。
仲居さんのお話がまあ素晴らしい。
楽しく、うるさすぎず、食材や料理法の説明が的確で正直。
例えば、今日の土瓶蒸しは”香り松茸、味しめじ”の ”味” の方にしました。とか、
松茸にみえますか?里芋と茄子です(^O^)とか。
鮎の塩焼きを紹介しつつ、ここは標高も高いので鮎が登り切れません。
イワナはいるんですが、鮎はもう少し下の杖立で仕入れます。とか。
朝ご飯に先に出た牛乳も、お客様が道すがらの曲がり角の所でお会いになったジャージーさんのお乳です とか。
嫌みなく、ウイットに富んでいて、やさしく。
他の個室からもわっと笑い声が上がるので、何部屋か掛け持ちしながら楽しく紹介されてるんでしょう。
お名前書いて良ければ書きたいくらいです。楽しい時間をありがとうございました。
さて、一夜明けて、二泊三日の真ん中の日が雨。
予報通り。
今日は朝から熊本に居られるので阿蘇の大パノラマとがんばって宮崎まで入るつもりで居るんですけど・・
なにもみえないでしょうね~・・・
雨の中をお見送り、ありがとうございました。
お宿としてはもっと高額なプランもたくさんあると思います。
実に庶民的なラインだったかもしれないけど、十分な満足が得られました。
コロナが収束して、湯巡りバスが再始動したら、また来てみたい黒川温泉。
山が癒やしてくれる場所でした。
ご馳走様。