この口コミは、おるたなさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.9
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気5.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク5.0 ]
店内入口は漆黒の壁のよう・・・大人の贅沢は六感のフル活用!!
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これだけ離れて居てもオサレ感が(꒪⌓꒪)
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鈴木さん家です。笑'`,、('∀`) '`,、
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緊張で半分迄
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おひや。
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ドヤ顔の机
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輝く高級エスプレッソマシン‼
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まだ液体中。
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どアップ。
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口直しとヘレンド。
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2019/07/15 更新
珈琲なんて苦いものを なんで大人は砂糖もミルクも入れずに うまいというのだろうか。
しかも 無言で 遠くを見て・・・一口飲むと 目を細め少し頬を赤らめる。
商店街の古本屋のおじさんも、町医者のおじいちゃん先生も、私を可愛がってくれた近所の議員のおじちゃんも・・・
・・・・・・・・・・(’ ’)??
子供のころの自分を思い出して 思わずにやける。今では美味しそうなコーヒー屋を見つけると行かずにはいられない大人(中人?・・・いや中年か・・・)になってしまった。
友からきいて、究極に暗闇?というかコーヒーを五感・・・いや六感までもつかって飲める店のためはるばるやってきた。
贅を尽くされたこの空間を味わいたくてついにやってきた 本厚木。
駅 北口から歩いて数分のマンションの一階。街並みこそ普通だが、この店の所だけ物凄く違う・・・違いすぎる。黒塗りに「鈴木」・・・完全に豪邸の表札状態。
小さくてこじんまりした入口の引き戸を開ける・・・重い。
贅を尽くしたこだわりの空間への扉は物心ともに重い方が良い。「こんにちは・・・(”こんばんは”だった・・・!)」重い鉄の塊を抜けると燦然と輝くエスプレッソマシンのよこに おじさんがいた・・・。「この人が鈴木さんだろうか・・・。」鈴木さんはニコリとしてくれた。少し急き込んでた…マスクをしていて雰囲気のあるおじさんがさらに年齢不詳に感じる。 で 素敵。素敵なおじさんなのかお兄さんなのか暗くてわからんし、凝視もできない。
はたしてこの鈴木さん、いったいどんな方なのか。・・・てか鈴木さんなのか・・・?
♪イタコノイタロー・・・御三家・・・!!じゃなくって、橋本夕紀夫氏の商空間デザインは 実はとっても好きだったりする。以前 その空間に包まれた人を取り込む空気を作る・・・という仕事をした時に、空間デザインに関しての現実を知った。三流会社ではやはりとおらない。社内総反対を食らうが、協力を仰いだ 最先端の芸術家の皆様には大賛成だったが。こういうことを実現出来うる人は素晴らしいと思う。
その関係者の関わる建築物・スカイツリーには 驚かなかったが、私は この店には驚いた。本厚木に・・・これを・・・。
入口・・・躙り口から頭をかがめて入り、茶室にでも招かれたような・・・店内の壁は 自分は京都にでもいるのではないかという錯覚を覚えるほどの竹林のようなデザイン。入り口の横にある焙煎機は茶室を開催した主の心、気持ちの表れのような蹲踞にも見える。
主人が座り茶をたてて・・・掛け軸のようにどどーんと構えているエスプレッソマシン・・・看板ですね、これが店の看板。スポットライトを燦然と浴びていて光り輝いている。一見さんお断りの高級会員制BARにしか見えない一本の木から生み出されたと思われるテーブル・・・。オーセンティックなBARにいて茶会に参加するみたいです。
マスクをした鈴木さんと思われる男性はささっとメニューをくれた。スマホを見ながら来るときに前を歩いていたカップルもどうやらここの客だったようで。おなじようなタイミングでメニューに見いっていた。
メニューをみて値段の安さに驚く。これだけの贅をつくし、自家焙煎、このエスプレッソマシン・・・さらに暖かい気持ちを込めているスタイルに一杯¥7~800程度。安い。
とにかく大プッシュのエスプレッソのゼリーと・・・カフェラテにした。エスプレッソだけっていうのは次回にとっとく。
待つ間に小説でも読んでおきたかったのだが、参考書しか今日は持ち歩いていない・・・苦笑。カップルのささやきと変わった音楽(たぶんCD?)を聞きながら本に目を落とす。
竹林の中で読書をするのは落ち着く。こじゃれすぎて臆したがそれは一瞬。いまでは何時間でも入れる自信がある。
そうこうしているうちに遂に来た。運ばれてきたエスプレッソゼリーに驚く。バニラに小豆が乗っている。さらに「もう少々お待ちください」
といってエスプレッソを注がれる。液体。そしてラム。スリムなカクテル用のメジャーカップにて注がれたエスプレッソのさらに上にそそがれる。
お冷でもびっくりしたけど、これが噂の・・・変化するエスプレッソゼリーなのか・・・。
普通に一口、ふたくち。。。写真をとって三口・・・?!?!
ゼリー状に変化していっているのです。いつのまにか・・・。口の中ではドリフの場面転換のときのようにさまざまに味・触感が変わってきます。まさに五感に訴えてくる店、空間。小豆、コーヒーゼリー、バニラアイス、エスプレッソ、ラム、これが代わる代わる変化していく。物凄い衝撃感動!
「なんだこれ!なんだこれ!」「・・・うわーすごいw」 お若いカップルも嬉しそうでなんだか鈴木さんもうれしそうなので私も嬉しそう。(笑)
あっという間に食べ終わり、すぐに口直しのチーズケーキとブラウニー。これもまたうまい。いたれりつくせり・・・。チーズケーキは何故か手づかみで・・・。
最後のお楽しみは勿論カフェラテ。。。
カフェラテは優しい泡で ほのかに香りが届く・・・「父さん、僕はまたすごく美味しいものを頂いてしまいました・・・」こんなに美味しいものを食べて罰が当たるんじゃないだろうか。さっきまで身を乗り出しまじまじと見ながらゼリーを食べていたけど、BGMにシャカシャカシャカ・・・という鈴木さんの泡立ての音がした・・・。
コーヒーが昔から 大人にだけ許された贅沢品に思えてならない。今も変わらず。
大人になるってどういうことなんだろうな。お金より時間、時間より想い、・・・
他の方のレビューを見ていると、1SET数万・・・以上という高級品のカップ&ソーサーで 惜しみなくお客さん一人一人に選んで出してくださるそうで。カップルも私もどんな絵柄が出てくるのか小さく緊張していた。
暗闇の遠目でなんともはっきり見えなかったが、先客のカップルには 子供たちが毬つき・・・・?で遊ぶような絵柄。二人お揃いでしょうか。
若々しいカップルの明るい将来を願っての鈴木さんチョイスだったのでしょう。ブタペストでしたっけ?ヘレンド社のもので数万しますね・・・。
西洋なのに中国スタイルの絵柄がなんとも不思議で素敵で。一般庶民の私でも知っております。(-"-)
だがカップルは知らず。さらには鈴木さんの心の贈り物に気付かず。。。
私には・・・・・・・・・
「蝶」でした。よきみると大きく咲く花はカップにはあまりなく、つぼみが多い。でもカフェラテを飲むときに
アラサーでも参考書を読んでいる私に 鈴木さんからの応援スマイルを勝手に感じました。五感を超えて第六感。満点!
まだ蛹で 居ます。
追記。店内奥には扉があり、左はお手洗い?お手洗いも黒いそうですね。帰宅してほかのレビューアーさんの記事で知りました。
そして右の方にも扉はあるのですが、あけたらまぶしいのかなと思っていたがあけてもまぶしくない。戸棚のように見えてほかのスタッフがここから入っているという。その際にも光はささないし、外からの空気なども全く入ってこない。まったくもって不思議な店です。
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