おるたなさんが投稿したダンボ(東京/立川)の口コミ詳細

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おるたなの肥えた黒革の手帳

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掲載保留ダンボ立川、立川北、立川南/洋食

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  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2012/06 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ここのシェフは何者だ…⁈

どうもお久しぶりでございます。仕事でかなりばたついておりまして、おいしいものを食べているのにもかかわらずUP出来ていない・・・下書きがたまりまくっていて書くのめんどくさくなっちゃったけど、そろそろやっておくかな、というおるたなです。一応元気です。

立川に所用で下車し、多摩都市モノレールの電車とフォームの間のすきまにビビりつつも、地上に無事着地、降りた地点から
「500m」で何が食べれるのかと検索していると、このお店の文字が・・・。

「ダンボ」

駅から少し歩き、ダイエーの近く。

信号待ちでほかのかたの口コミを見ると結構な割合でわしづかみされてますね、ハートを。

喫茶店のある建物の八百屋さんの手前まで来ると、その見てくれの老朽化(失礼!)に普通の女子は入店をためらうであろうが、私は一向に気にすることは無いというか、ここまで続いているっていうとどれほどの味なのだろうかと余計わくわくするのです。

すでにダンボの文字が消えかかっておりますが、「営業中」の小さな木の板がなんとも興味をそそります。

階段をギシギシ上がると店員さんがおふたり。コックさんと給仕さん。おふたりとも微笑ましく無駄も無くそそくさと動いていらっしゃいます。普通のおじちゃんとおばちゃん。

ランチは14:30入店までのようで、時計を見ると ぎりぎりの14:28。ランチ大丈夫でしょうかと聞くと「大丈夫ですよ~~」と。

店内のTVで午後のサスペンスを見ながら ホッと一息・・・。

店内にも老朽化はみられて決して 美しいというわけではないのですが、素朴な笑顔と 何とも言えないソースの香り、油の香ばしい音がどうにもこうにも私の好奇心を高ぶらせます。

先に入店されていた男性のお客様もかなり高級なお洋服を着られているビジネスマンですが、皿をなめるようにして食べていった。
アルマーニのスーツでここに来ちゃうなんてサイコー。

人間観察しながら料理を待とうかと思ったのですがサスペンスが私の好きな種類だったので見入っていると けんちん汁が登場。

香りを嗅いで、一口すすると・・・びっくり!おいしい。おいしすぎる。味噌汁を一口飲んでびびるっていうのは 横浜関内にある天麩羅の老舗「登良屋」さん以来。・・・・・・・・・・・・・!!これは凄い。

家庭的ですが何とも深い。うちの母親のけんちん汁を越えている。東北の味です。実家の母も東北の親戚の自作味噌を使っているので、かなりの腕前なんですが・・・。しかも東北の親戚は味噌を趣味で作ってうん十年。。。その味を越えるとは。

そうこうしているとご飯とメインが。。。。もうすでに香りで脱帽。ふつうの近所のおじちゃんにしか見えないシェフ・・・普通のおっちゃんっていってごめんなさい。

あんたいったい何者なんだ・・・。

皿がちょっとかけていたりするのはご愛嬌。ご愛嬌どころか、ここリフォームとかしちゃったらかなり客数のびそう。でもこれが味。昭和のにおいがプンプンするこの店のままでいいんですね・・・。

最近都内の高級ホテルで白身魚の揚げ物をいただきましたが、むしろそれよりうまい。うますぎる。上品なのに深い。数年でこのソースを越える店に出会っていない気がします。

いったい何がどうなっているんだ・・・サスペンスの中に出てくる草刈正雄の顔を見ながら推理どころでなく、必死で揚げ物を食べ、さらについたソースをフォークでかき集める。なんなんだこれ・・・なんだこの店は・・・・!!!!!

あっという間にご飯を必死で食べるということ、ありましたか最近!?

食べログ活動をしていて100軒・・・いやかなりのお店を食べていくと、自分のなかの何かを越えると思いますがそれをはるかに超えるんですこの店・・・。ここは何度も通ってみようと思う店ですね。

亀仙人の亀の甲羅を外した後にもびびる店を発見致しました。

2012/06/15 更新

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