くるのすけさんが投稿したそば処 楽一(北海道/ニセコ町その他)の口コミ詳細

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「食」を「職」とする者として、楽しい「食」を発信したい!                          写真は2017年の母の日に子供と調理したもの、アイコ...

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くるのすけ (男性・北海道) 認証済

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そば処 楽一ニセコ町その他/そば、日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2012/02 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ニセコの休日 ~スローにいただく「そば懐石」でした~

ニセコの休日。
夜ご飯は、ホテルから出かけて繰り出して(?)みました。

そして、今回が「300件目」です。

 そば処 楽一@ニセコ町です。

■楽一さん。
 このエリアでは、いい水もあって、そばの栽培も近郊にあるからか、
 お蕎麦屋さんが多いです。
 今回の「楽一」さんも、訪問したいお店の一つでした。

■昼は「おそば屋さん」。
 昼は、十割そばをウリにしたお店です。
  生粉打ちせいろ@900円。
  鴨せいろ@1,500円。
  かけそば@900円。
  鴨そば@1,500円。   と、わかりやすいメニューです。
 今回は、夜の部に行きました。

■夜は「そば懐石」。
 こちらは、昼は「通常営業」、夜は「予約のみ」です。
 そして、夜のメニューは「そば懐石@5,000円」のみです。
 予約しての訪問です。

■お店へ。
 宿泊先の「アンヌプリ」からは近いのですが、「この日はチョイと吹雪」でした。
 晴れてれば、歩く?とも思ったのですが、今回は「車」で行きました。
  ⇒この時点で、「禁酒」です。。。(><)
 
■着きました。
 子連れの訪問で遅くなる事を懸念してましたが、事前にチョイと早めのスタートを許して頂けました。
 ありがたい配慮でした。
 いざ着くと、頼りない位に灯る明かりの中、お店へと進みます。
 その先に、やっとお店が見えました、山小屋みたいですね。

■店内へ。
 外観も店内は山小屋(というかログハウス。。。)みたい。
 カウンター12席だけの店内です。
 随所に温かみを感じる、店内です。

■では。
 カウンターは奥の席に通されました。
 いよいよ、そば懐石の始まり。。。と思ったら、お飲み物です。
 妻はビールで。。。ワタシは、ノンアルコールビールでスタートです(泣)。
 いつも思うんですが、「ノンアルコールビール」。。。もっとビールに近づいて欲しい !!!
 (前よりは美味しくなったけど。。。)

■そば懐石。。。スタートです。
 ○イベリコ豚のしゃぶしゃぶ。
  ここでいきなりの「イベリコ豚」でした、「道産豚」ではないんですね。
  ま、それはともかく、頂きます。
  まずは、肉のパッと見は、赤みに入るサシがいい感じです。
  しゃぶしゃぶして頂きましたが、豚がとろけるようです。
  脂の甘味を伴った旨味、最高です。
  うれしい、お知らせが、しゃぶしゃぶした小鍋の「出汁」は飲めますよ♪という案内。
  この「出汁」。。。やられちゃいました、旨い。
  そのご、何度も何度もついつい口に運び、しまいには無くなっちゃいました。
  このいきなりの先制攻撃は、「会心の一撃」でした(@⌒ー⌒@)

 ○珍味3品。
  べったら浸け、鰊卵の花漬け、ワサビ山海漬けの3品。
  盛り付けの繊細さ、一口サイズの一品ですが、幾重にも折り重なる様な深い味わい。
  美味しかったです。

 ○ホタテ貝柱と本鮪トロのお刺身。
  ご主人が、海鮮系の仕入のために、市場に行っているとか???  
  とか何とか、女将さんが言ってました、お蕎麦屋さんでしたよね?って思いつつ。。。
  ホタテ。。。旨いなぁ。
  本鮪も旨いよ、しゃぶしゃぶに続いて、とろけるような濃い旨味と味わい。
  大トロやハラミで、過度な脂が苦手ですが、コチラは普通にいただけると思います。
 
 ○牡蠣の陶板蒸し。
  厚岸産の「カキえもん」というカキを使っているそうです。
  特長としては、生で食べて美味しい「カキ」という事で、定評があるそうです。
  今回は、「生」か「加熱」の2種類から選ばせてくれました。
  ワタシは、生カキも好きなので、モチロン「生」を選択しました。
  驚いた事に、カキ固有の嫌な「臭み」「エグミ」などは一切無く、「こんなに美味しかったっけ?」
  って思った位に、カキ本来の旨味が味わえました、チュルンっと一口。。。旨かったです。
  同行者にはカキが苦手な方がいて、「加熱」をもらっちゃいました。
  加熱品はそれはそれで美味しかったのですが、「生」を食べる方がオススメだなと感じました。

 ○季節野菜の天ぷら。
  アスパラ、ごぼう、カリフラワー、カボチャ、蓮根、ピーマンの天ぷらを抹茶塩でいただく。
  個々の素材の味わいが感じられ、美味しい。

 ○鴨そば椀。
  ご主人が今、カウンター横で、麺棒で伸ばしたりしながら、トントンとうってます。
  挽きたて?かどうかはわかりませんが、
  打ちたて、茹でたてでしょうから、「そばの3たて」を目指した趣向なんでしょうね。
  
  提供された「鴨そば椀」ですが、ネギの天ぷらが上に乗っかってます。
  ネギの天ぷらは中はトロッとした感じで、つゆに少し浸して食べましたが、いい感じ。
  焼きネギでの提供とは異なる趣向と味わいです。
  麺はほど良い食感で、つゆとの相性も良く、〆の一杯には最適。
  とはいえ、ココはおそば屋さん、旨くないはずが無い位。

  聞けば、蘭越のそばを使った、十割そば。
  個人的には、鴨せいろで頂き、そばそのものも味わいたかった。。。が、それは次回で♪
 
 ○その他。
  妻はいつのまにか、ビールから焼酎へ。
  焼酎の器が洒落てます、しかも提供する器も飲む器も「二重構造」の器で、持って熱くなく、
  冷めにくい配慮らしいです。
  美味しい。。。と喜んで飲んでました。。。羨ましい。。。でも妻も喜んでるので全然OK (* ̄∇ ̄)/
  日頃の妻への感謝も兼ねて(^^)

 ○楽しい時間でした。
  ご主人は寡黙な感じですが、後半は割と気さくにお話できました。
  また何と言っても、きれいな奥様が、絶妙に接客をしてくれて、上手い距離感で対応してくれ、
  非常に楽しい時間を過ごせました。
  おかげで、料理がより一層美味しくいただけたのかと思います。

■余談ですが。。。
 このお店自体は、ご主人が約30年前に3ヶ月かけて建てたらしいです。
 にしては、少しもガタも無く、気密性もいいのか、入口の暖房だけで部屋中が暖かです。
 ここは当時自宅で、その後、自宅を店舗にして営業して今に至るそうです。
 
 そば屋さんを始める前はペンションをやっていて、そのペンションも自分で建てたとか。。。
 すごいなぁ、と感嘆するばかり。

 この近くの居酒屋で唐火七さんがあります。
 そちらは実はご夫婦の息子さんが、営業しているのですが。。。
 その建物も、ご主人が建てたログハウスとか。。。マジですごい ( ̄ー ̄)っす。
 今回は、唐火七さんへの訪問が出来なかったのですが、コレは次回に取っておく事に。

■いやー楽しかった。
 ニセコの休日。。。
 「そば懐石」、美味しく、そして楽しく、良かったです。
 いい思い出になりました。 
 ニセコ、楽一さん、楽しかった。 再訪が楽しみです、ごちそうさまでした (⌒0⌒) (⌒0⌒) (⌒0⌒)

  • 楽しい時間が過ごせました (@⌒ー⌒@)

  • 灯りがボーっと点いているので、そちらへ進みます。

  • 積雪の中、かろうじて出ている看板。

  • あそこに店があるみたいです。

  • カウンターのみの店内。

  • 本日の御献立。

  • メニューです。

  • イベリコ豚のしゃぶしゃぶ。

  • イベリコ豚のしゃぶしゃぶのアップ。

  • しゃぶしゃぶの器です。

  • 運転手なので、ノンアルコールビールです(><)

  • 珍味三品。

  • 珍味三品(ワサビ山海漬け)。

  • 珍味三品(べったら漬け)。

  • 珍味三品(鰊卵の花漬け)。

  • 帆立貝柱と本鮪トロのお刺身。

  • 帆立貝柱のアップ。

  • 本鮪トロのアップ。

  • 牡蠣の陶板蒸し。

  • 牡蠣の陶板蒸し(生提供)。

  • 焼酎(雲海だったかと)。

  • 季節野菜の天ぷら。

  • 鴨そば椀。

  • また来ますね(^^)。

2012/03/24 更新

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