ingridbさんが投稿した鮨 はしぐち(東京/赤坂見附)の口コミ詳細

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鮨 はしぐち赤坂見附、赤坂、永田町/寿司

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク -
1回目

2017/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

到達点。

赤坂御用地の東側にあるビルに入っている寿司屋さん、
はしぐち。

お店に入るとカウンター、ではなく
待合のスペースがあります。
女将さんの案内でカウンターへ。
ツケ場には寿司というカテゴリーを越えた
職人とも言える薩摩隼人の親方。
つまみからいただくおまかせで。

鮃 細魚

海松貝

帆立の磯辺焼き

烏賊の海胆の和え物

〆鯖 生姜

車蝦

始末巻(添え物の若芽と大根)

(ここからにぎり)



鮪赤身づけ

小鰭

鮪中とろ

赤貝

〆鯖

青柳

小柱



酢烏賊

(べったら)

海胆

穴子

玉子

干瓢巻


にぎり手と食い手が同等のライン上にいるシチュエーション。
茶事を寿司で表現したかのよう。
親方も特に細かい説明はされません。
今最高に美味い状態で供せられるものはこれだ、
分かるだろうという感じ。
つまみ一品、にぎりから放たれる一閃に終止感動。

流通や保存技術の発達、嗜好の変化で
イマドキの寿司屋さんではほとんど見られない
古い江戸前の仕事である酢烏賊(烏賊を甘酢に漬けたもの)が
いただけるのもこちらの特徴。
だけど古さを感じなさせないところが親方の腕なんでしょうね。
シャリとネタの一体感を生む、沈むにぎりは名人芸。
いろいろ食して最終的に到達するのは
こういう感じのお店なのかも。

奢る事無く、媚びる事無くひたむきに寿司をにぎる
橋口親方の姿に寿司屋の美学を感じた夜でした。

今年もいろいろフォロワー様にお世話になりました。
来年もまたよろしくお願いします。

  • 待合室

  • 待合室

  • 外観

  • 鮨 はしぐち

2017/12/31 更新

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