2回
2017/06 訪問
商店街の先の 本格トスカーナ料理
新鮮な素材を最低限の調味で最上な料理に仕上げる。どの料理も余計なものを纏うことなく素朴な佇まい。しかし、一つ口にするだけでその美味さに驚き、ついつい笑みがこぼれてしまう。
素材の味を活かした…。よく使われる言葉だが、このお店は表現不可能なくらいに、遥かにそれを超える。
トスカーナで修行を積んだシェフが本場のポリシーを日本に持ち帰って再現しているような。日本ではなかなか味わえない料理を体験できるお店だ。
■野菜の一皿
鎌倉と埼玉の提携農家で収穫された野菜。それぞれが持つ特徴が最大限に引き出されるようにカットされ、温められたり冷やされたり。味付けは塩とオリーブオイルだけ。
シンプルだけに、良い意味で緊張感のある一皿。後になってみると、最初のこの一皿が、このお店のポリシーを表現しているように感じた。
■ズッパ 元気な野菜達田舎風ミネストローネ【絶品】
数えきれないくらいの種類の野菜達。水分は野菜から出たものだけか?わざとらしいトマトの色付けは無し。半分溶けたチーズが野菜の味をアシストするような役割りを。
■パスタ カチョ・エ・ぺぺ
イタリア語で、「チーズと胡椒」そのまんま。それだけで作られたパスタ。三種のチーズを絶妙な割合で配合して、その味わいを調整しているらしい。や太麺の手打ちパスタはシコシコとした歯ざわりとしっかりとした腰。
■メイン スコッティリア
子牛、豚、鶏を白ワインで煮込んだ料理。トマトソースとバジリコで仕上げ。パンの上に乗せたレイアウト。豚は柔らかだがそな味をしっかり残す煮込み具合。鳥の皮の脂の旨味は食への挑戦意欲をかき立てる。ただ、仔牛はどこの部位なのか。これまでの感覚と違う、獣の臭みが強く、違和感。
■チーズ二種
赤ワインが残っていたので、コースとは別に追加。
・クルミの葉で包んで熟成させたチーズ 中は柔らかく、皮のまわりが褐色になり固まっている。香ばしいクルミの香りを連想される。
・ゴルゴンゾーラ 青くないゴルゴンゾーラはしっかりとした塩味の後から独特の芳醇かさな香りが。ぶどうパンとの相性も抜群だ。
□白ワイン
・Simone Santini white blend 2013
さっぱり、辛口で、繊細な野菜料理やオリーブオイルの美味さを引き立てる。
□赤ワイン【絶品】
・Sacrisassi Rosso Colli Orientali del Friuli 2011
こらは、個人的に今年のベストワイン!しっかりとした深みと重み。酸味少なく大人っぽい苦味。そして、後味はサッパリ切れが良い。
2017/06/08 更新
商店街の先の別世界。素材感を強調したイタリア郷土料理で定評のあるお店。階下にあるフィオッキは同じオーナーシェフが営む姉妹店。フィオッキはコース料理を楽しむお店。こちらは好きな料理を好きなだけアラカルトで楽しむお店だ。
■自家製のパンとグリッシーニ
乾杯の後はグリッシーニをポリポリやりながら楽しく会話して料理を待つ。
■元気な野菜盛りだくさんピンツィモーニオ
その名の通り新鮮で元気な野菜をオリーブオイルと塩だけデザイン食べる。夏キャベツはバリバリ、生おくらはパリッ、小さなトマトは甘すぎず力強さあり。マグワウリは微かな甘さ。それぞれがそれぞれの持ち味を打ち出して、荒削りな自然の力強さを感じるハーモニーを奏でる。
■豚肉の色々な部位のテリーヌ
ミミガー、その他諸々。沖縄の食材を思わせる、スローでフレッシュな料理。塩加減抑えめで素材の野趣を引き出した料理。
■田舎風ミネストローネ【定番】
これを食わずして…。
20数種の野菜の絶妙なミックスでこの味を創出している。調味料は無し。天才だ…
■三種の豆の裏ごしズッパ
完成度高し。素材の形が全くわからない、前述のメニューと対角にあるもの。
■ボンゴレビアンコ
奇をてらわず。そのままストレートにアサリが飛び出してくる。
■短角牛のピーチアリアータ
コクがある短角牛の味がソースに滲み出ている。
■カチョ・エ・ぺぺ【名物】
ペコリーノチーズと胡椒だけのシンプルなパスタ。シンプルな中にものすごい強さ。これが本物。その生き様に感動する一品だ。
■十勝産どろ豚肩ロース肉の炭火焼
■牛スネ肉の赤ワイン黒胡椒煮込み
□赤ワイン:レ・ドゥエ・テッレのサクリサッシ2011
フルボディー このお店で一番自分に合うワイン
■ドルチェ、エスプレッソ
☆日本人には発想し得ない本場を思わせる味覚空間。本物の美味さを追求して好きなものを好きなだけ食べる。そんな価値観のある方にお勧めです。