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味のパラディーソ（楽園）を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、Y・Tパラディーソさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数：5.0
昼の点数：5.0
2010/05 訪問
ついに横須賀から引退なのか！
【2012，７月】突然ですが、７月いっぱいで聖徳寺坂の店をたたむと大将から連絡いただきました。体調を崩されていたので心配だったことが現実のことに・・・。２８日で終わりにするということです。あの衝撃のランチ、珠玉の河豚コース、幸せの鱧、季節の魚たち、どれも記憶に残る料理でした。もっともっと大将の技を見て味わいたかったのに、残念でなりません。もう一度鱧をいただきにまいります。そして、夏の魚づくしも・・・。【2012，４月、５月】連続して、昼、夜に訪問いたしました。今年に入って無風の大将は体調を崩されているようで随分お痩せになりました。（心配です）ランチが1500円に値上げになったのはちょっと前のことですが、それでもCPは素晴らしく焼き魚が美味しい。そして昨夜、フラ～と暖簾をくぐると客は誰も居らず、久々登場のパラに店のお二人はビックリのご様子。 「大将、晩御飯食べさせて・・・金無いけど。」(笑） 「どうしとったん、忙しいんじゃろ。」 「ウン、もう今年は最悪！ 寝る時間まで減った。」 「そんなか？」 「嫌だっちゅーのにポジションよこすんだよ、うちのボスは。」カウンターから見上げると、こころなしか大将の髪の毛は真白に見え、包丁を握る腕はやせ細って見えます。 「大将、随分痩せなてないか？」 「おー、痩せた痩せた、身体が痛いんよ。Mちゃん（大将の主治医）も足柄に転勤してしもうたしなぁ。」 「そうでしたねぇ、俺もこないだ腰痛めたとき縋るように見てもらったのが最後だった。横須賀で頼るのは 彼しかいませんものね。」 「これからが困るんヨ、薬もらいにいくだけじゃね。もうあっこ（西浦賀）はボロボロでしょ。」 「手術なんかもできないのかしら。」 「もうやらんて・・・。方針なんじゃろ、院長の。」そんな会話の間、大将は私メの顔色みて冷蔵庫にある素材で大きな海老と筍、茄子などの炊き合わせと鯛の刺身を出してくれました。いつも思うことですが、どうしてここの煮ものは絶妙な出汁と塩加減なのでしょう！海老の身は勿論、ミソのトロミのコクがたまらなく旨い！鯛の身は、これぞ天然ものの身の食感です。（本来はこうでしょ、って味）ご飯と、澄まし汁が進みます。 「奥さんどうしとるん？」 「今日はあの人は職場の歓送迎会だから独りメシのあと、お迎えね。」 「相変わらず優しいんじゃのぅ」暫くして、分厚い身のキスが丸ごと焼けて出てきました。添えられたのはインゲンの胡麻和え、小松菜の煮浸し、新生姜・・・。ウワ～、天婦羅でしか思い浮かばないようなこの魚の本来の旨味が塩焼きでつくづく分かりました。表面はパリッと、ほぐした魚肉はホントにジューシーにほかほかに口に入ってきます。しないはずのご飯のおかわりまでしちゃいました。たまに来る我儘なお客の「予算ないけど」要望にも、美味しい晩御飯を作ってくれる大将なのでした。頼むから倒れないでいてくれ大将！ここは、横須賀の魚好きの聖地なんだから。9:00を回った頃・・・「おっと、携帯鳴ったよぉ、お迎え行かなきゃネ。」【2011，７月夜】仲間５人で鱧のコースを堪能いたしました。昨年のコースとは打って変わって、鱧入りの冷やし出汁そうめんで〆るという爽やかな終わり方。仲間たちも話が弾んで、日頃の仕事で溜まった思いをある程度吐き出したような笑顔の宴会になりました。 ＊ 湯引き＝梅肉のたれにつけていただきます。この清涼感が夏を告げる。 ＊ 卵綴じ＝鱧の卵を出汁と、甘辛味で玉子で綴じたスープ状の料理。 ＊ 照焼き＝蒲焼のようです。鱧の上品さを保ち、皮の弾力で味わいも濃い。 ＊ 天ぷら＝これは…、相変わらず旨い！！ 昆布塩でいただきます。 揚げたてのホクホクをさっぱりと塩でいただくと鱧の身の味わいがじんわり滲み出てくる。 大場で挟み揚げにした鱧のほぐし身がこの上なく美味！ 今回は野菜も美味しかった。牛蒡を長いまま揚げた歯ごたえが新鮮に感じました。 ＊ 冷やしそうめん＝鱧の身と茗荷、大葉、温泉卵を中で崩して出汁と絡めていただきます。 酒で火照った喉元を気持ちよくそうめんが通過する！美味しいやっぱり、美味しいお酒と美味しい魚は人を幸せにします。大将の腕の凄さをつくづく感じ入った夜でした。衰えがないなぁ。【2011，２月昼】大将が嬉しそうに電話してきて、店に来てくれと言うので何事かと思ったら、「無風」が２０１０レストラン部門で神奈川県全体の50位台に乗りました。魚介鮮魚部門では２位となり、食べログから「認定証」が届いたのです。「よかったねぇ」とか言いながらも、女将さんが買ってきた額縁に、認証状まだ入れてません。昼は手が空かないほどお客さんが来てくれてるらしい。（１２時台前半でランチ売り切れになって、何組もお断りするほどの盛況ぶりとか。）仕方ないのでパラディーソが小さな額縁にセットして、カウンターの入口近くに飾りました。大将も女将も顔を綻ばせて、嬉しそうです。食べログに、軽いノリで「旨い」の「不味い」の書いてきましたが、この時ばかりは自分の一筆が一つの店を元気づけたり活かしたり、一時とはいえ心に喜びを満たすこともできるのだと思い知りました。大将、「東京や横浜からも来るんじゃけん、適当な仕事がでけんのよ、緊張してしまう。」柄にもなく可愛いことおっしゃる。この日も無風ランチいただきました！食材も、調理も、味付けも、文句のつけようがありませんでした。 ＊ フグ皮サラダ ＊ カンパチ造り ＊ 切り干し大根煮 ＊ 春雨和えもの ＊ 大きなつぶ貝 ＊ 鯖焼き ＊ 厚揚げと白滝、野菜煮 ＊ 白和え ＊ あと何だっけ？・・・忘れた ＊ フルーツ ＊ ご飯（大盛り）＆吸い物以上、１０００円！！！食べてる間にも、わざわざ横浜方面から来られた４名の方をお断りせざるを得ない状況でした。パラディーソで最後でした、ゴメンね。【12月 再訪】初めて母をを連れて行きました。ワイフとともに。私メが最も信頼し、美味しい魚料理を出してくれるプロと確信する大将のお店なので。でも今夜はフクコースじゃなく、食が細くなった母の為に「フク雑炊」。先付けに小松菜と油揚げの煮物、白子のポン酢。・・・旨い！！大将は土鍋になみなみ作ってくれました。河豚の身を惜しげもなく放り込んで、すばらしい塩梅に仕上げてくれます。母は、「これは美味しいねぇ。」とおかわりまでして食べてくれました。よかった。残りをタッパに入れて、次男坊のお夜食でお持ち帰りです。また、コース食べにこようっと。【10月昼訪問】休日の仕事の昼抜けで、久々にアポなし訪問でランチ。昼の定食をいただきました。 ＊ 前菜＝フグ皮のサラダ ＊ イカのお刺身の小鉢 ＊ 焼き魚 ＊ 豚バラ肉の塩焼きオニオン添え ＊ 和えもの ＊ 野菜煮つけ ＊ 煮魚 ＊ 小鯵の南蛮漬け ＊ 夕張メロン ＊ 澄まし汁 ＊ ﾕｶﾘのご飯これだけ食べて、￥１０００て、あり得ないでしょう。横須賀地区最強の昼食献立【７月３０日 再訪】今回は、仕事仲間４人で小上がりで小宴会です。このお店、夏は「鱧（ハモ）」で決まり！前置きなしに出された料理を述べましょう。＊ 湯引き＝よくあるスーパーマーケットのぼろぼろな崩れ身しか知らない人が食べたら 感激するでしょう。 淡白な味わいの分厚い身と弾力ある皮の間の仄かな甘みがこの魚の良さ。 梅肉のたれにつけていただきますと清涼感がお口いっぱいに広がります。＊ 卵綴じ＝鱧の身と卵を出汁と、薄塩で味付けして玉子で綴じたスープ状の料理。 ここに大里氏の味に対する絶妙なバランス感覚と技術を見取ることができます。＊ 照焼き＝見た目、鰻の蒲焼のようですが、味は全く異なります。 鱧の上品さが失われることがない。 焼くと身の皮の弾力が強くなりますが味わいも濃くなります。＊ 天ぷら＝これは…、何という旨さでしょうか！！ 昆布塩でいただきます。 大将の調理の技の勝利という他はないです。 揚げたてのホクホクをさっぱりと塩でいただくと鱧の身の味わいがじんわり 滲み出てくる。 この食べ方は塩以外に有りえないですね。＊ 雑 炊＝卵綴じの時より出汁は濃く、塩加減は淡く仕上げられています。 お腹が膨れていたのに全員「おかわり」してしまいました。 それほど旨い！＊ お 酒＝生ビールで始まり、お店オリジナルのラベルの蕎麦焼酎や芋焼酎をいろいろ 割って飲み比べました。 焼酎自体の味がよいので、つぃつぃ飲み過ぎてしまいそう。これだけ、鱧料理を楽しんで飲んでお代は、お一人８０００円ほど。内容的にもCPで見ても、東京や横浜界隈の有名店なんかに行く気にまれませんよ。やっぱり。***************************************************************************【最初のレヴュー】誰？ この店を食べログに載せようとした人は？！ここはこの地の「本当に旨い魚が好き」な大人達が秘密にしておきたいお店だったのではないのか！和食の職人を目指す若者なら、学ぶべきことはいっぱいあるけどネ。冬は、「ふく」のコース。夏は、「鱧」。端境期は、季節の旬の魚。ここは、そう決まっている。いや、それは冗談。予算を言えば、それに見合う晩餐を如何ようにも創作してくれるのが彼の腕の奥深さです。でもネー、昼の和食ランチが千円なのに嘘みたいにゴージャスな中身。素晴らしい献立（こんだて）と言いたい。刺身の小皿、ふぐの皮入りサラダ、煮物。焼き魚、揚げもの煮浸し、和えもの、酢の物、香のもの、果実と小鉢に少しずつ盛られた昼ごはんがなんとたったの１０００円…！ しかも全部が美味しい！ 絶妙な塩加減と出汁の決めぐあい。きっと大将は仕込みに創意工夫しないではいられない性分なんだよね、ファミレスや和食レストランなんてもう行けませんやネ。とか、書いちゃうとまた客が増えるじゃないですか。 こまった。夜は、コースで頼むならそれなりの予算覚悟だけど、支払う値段以上の満足感と大将の腕の素晴らしさに感動に近い喜びを味わうことができる魚料理の数々。冬場なんで、「ふく」を思いっきり堪能できちゃいますよ。そもそも、仕入の段階で素材に対するこだわりと言うか、半端なものが混じってると、見た瞬間に破棄するもったいないことも平気でやるんだなぁ。裏を返せば、素材そのものへ愛情が尋常ならざるものがありますねぇ。山口県から直送させる食材と地の野菜や魚などをうまく組み合わせてその日の献立を考える。何度通っても、「また、この料理か！」というマンネリを感じさせない。「頭悩まして工夫するんがええんよ。」と笑顔で言う。あ～あ、書いちゃった…。こんなに書いても、彼の料理の味は伝わらないですね。大将・Ｏ氏の料理は文章で表わす意味がないってことです。味わった人だけが納得する・・・。そんなお店。食文化のレベルが決して高くはない横須賀（こんなこと言ってゴメンね）にあって、この店はあまりに辺鄙（へんぴ）な場所にある。知る人ぞ知る魚料理店ですよ。
2012/07/18 更新
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テイクアウト
家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
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一人で入りやすい
知人・友人と
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
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【2012，７月】
突然ですが、７月いっぱいで聖徳寺坂の店をたたむと大将から連絡いただきました。
体調を崩されていたので心配だったことが現実のことに・・・。
２８日で終わりにするということです。
あの衝撃のランチ、珠玉の河豚コース、幸せの鱧、季節の魚たち、どれも記憶に残る料理でした。
もっともっと大将の技を見て味わいたかったのに、残念でなりません。
もう一度鱧をいただきにまいります。
そして、夏の魚づくしも・・・。
【2012，４月、５月】
連続して、昼、夜に訪問いたしました。
今年に入って無風の大将は体調を崩されているようで随分お痩せになりました。（心配です）
ランチが1500円に値上げになったのはちょっと前のことですが、それでもCPは素晴らしく焼き魚が美味しい。
そして昨夜、フラ～と暖簾をくぐると客は誰も居らず、久々登場のパラに店のお二人はビックリのご様子。
「大将、晩御飯食べさせて・・・金無いけど。」(笑）
「どうしとったん、忙しいんじゃろ。」
「ウン、もう今年は最悪！ 寝る時間まで減った。」
「そんなか？」
「嫌だっちゅーのにポジションよこすんだよ、うちのボスは。」
カウンターから見上げると、こころなしか大将の髪の毛は真白に見え、包丁を握る腕はやせ細って見えます。
「大将、随分痩せなてないか？」
「おー、痩せた痩せた、身体が痛いんよ。Mちゃん（大将の主治医）も足柄に転勤してしもうたしなぁ。」
「そうでしたねぇ、俺もこないだ腰痛めたとき縋るように見てもらったのが最後だった。横須賀で頼るのは
彼しかいませんものね。」
「これからが困るんヨ、薬もらいにいくだけじゃね。もうあっこ（西浦賀）はボロボロでしょ。」
「手術なんかもできないのかしら。」
「もうやらんて・・・。方針なんじゃろ、院長の。」
そんな会話の間、大将は私メの顔色みて冷蔵庫にある素材で大きな海老と筍、茄子などの炊き合わせと
鯛の刺身を出してくれました。
いつも思うことですが、どうしてここの煮ものは絶妙な出汁と塩加減なのでしょう！
海老の身は勿論、ミソのトロミのコクがたまらなく旨い！
鯛の身は、これぞ天然ものの身の食感です。（本来はこうでしょ、って味）
ご飯と、澄まし汁が進みます。
「奥さんどうしとるん？」
「今日はあの人は職場の歓送迎会だから独りメシのあと、お迎えね。」
「相変わらず優しいんじゃのぅ」
暫くして、分厚い身のキスが丸ごと焼けて出てきました。
添えられたのはインゲンの胡麻和え、小松菜の煮浸し、新生姜・・・。
ウワ～、天婦羅でしか思い浮かばないようなこの魚の本来の旨味が塩焼きでつくづく分かりました。
表面はパリッと、ほぐした魚肉はホントにジューシーにほかほかに口に入ってきます。
しないはずのご飯のおかわりまでしちゃいました。
たまに来る我儘なお客の「予算ないけど」要望にも、美味しい晩御飯を作ってくれる大将なのでした。
頼むから倒れないでいてくれ大将！
ここは、横須賀の魚好きの聖地なんだから。
9:00を回った頃・・・「おっと、携帯鳴ったよぉ、お迎え行かなきゃネ。」
【2011，７月夜】
仲間５人で鱧のコースを堪能いたしました。
昨年のコースとは打って変わって、鱧入りの冷やし出汁そうめんで〆るという爽やかな終わり方。
仲間たちも話が弾んで、日頃の仕事で溜まった思いをある程度吐き出したような笑顔の宴会になりました。
＊ 湯引き＝梅肉のたれにつけていただきます。この清涼感が夏を告げる。
＊ 卵綴じ＝鱧の卵を出汁と、甘辛味で玉子で綴じたスープ状の料理。
＊ 照焼き＝蒲焼のようです。鱧の上品さを保ち、皮の弾力で味わいも濃い。
＊ 天ぷら＝これは…、相変わらず旨い！！ 昆布塩でいただきます。
揚げたてのホクホクをさっぱりと塩でいただくと鱧の身の味わいがじんわり滲み出てくる。
大場で挟み揚げにした鱧のほぐし身がこの上なく美味！
今回は野菜も美味しかった。牛蒡を長いまま揚げた歯ごたえが新鮮に感じました。
＊ 冷やしそうめん＝鱧の身と茗荷、大葉、温泉卵を中で崩して出汁と絡めていただきます。
酒で火照った喉元を気持ちよくそうめんが通過する！美味しい
やっぱり、美味しいお酒と美味しい魚は人を幸せにします。
大将の腕の凄さをつくづく感じ入った夜でした。
衰えがないなぁ。
【2011，２月昼】
大将が嬉しそうに電話してきて、店に来てくれと言うので何事かと思ったら、「無風」が２０１０
レストラン部門で神奈川県全体の50位台に乗りました。
魚介鮮魚部門では２位となり、食べログから「認定証」が届いたのです。
「よかったねぇ」とか言いながらも、女将さんが買ってきた額縁に、認証状まだ入れてません。
昼は手が空かないほどお客さんが来てくれてるらしい。（１２時台前半でランチ売り切れになって、
何組もお断りするほどの盛況ぶりとか。）
仕方ないのでパラディーソが小さな額縁にセットして、カウンターの入口近くに飾りました。
大将も女将も顔を綻ばせて、嬉しそうです。
食べログに、軽いノリで「旨い」の「不味い」の書いてきましたが、この時ばかりは自分の一筆が
一つの店を元気づけたり活かしたり、一時とはいえ心に喜びを満たすこともできるのだと思い知り
ました。
大将、「東京や横浜からも来るんじゃけん、適当な仕事がでけんのよ、緊張してしまう。」
柄にもなく可愛いことおっしゃる。
この日も無風ランチいただきました！
食材も、調理も、味付けも、文句のつけようがありませんでした。
＊ フグ皮サラダ
＊ カンパチ造り
＊ 切り干し大根煮
＊ 春雨和えもの
＊ 大きなつぶ貝
＊ 鯖焼き
＊ 厚揚げと白滝、野菜煮
＊ 白和え
＊ あと何だっけ？・・・忘れた
＊ フルーツ
＊ ご飯（大盛り）＆吸い物
以上、１０００円！！！
食べてる間にも、わざわざ横浜方面から来られた４名の方をお断りせざるを得ない状況でした。
パラディーソで最後でした、ゴメンね。
【12月 再訪】
初めて母をを連れて行きました。ワイフとともに。
私メが最も信頼し、美味しい魚料理を出してくれるプロと確信する大将のお店なので。
でも今夜はフクコースじゃなく、食が細くなった母の為に「フク雑炊」。
先付けに小松菜と油揚げの煮物、白子のポン酢。
・・・旨い！！
大将は土鍋になみなみ作ってくれました。
河豚の身を惜しげもなく放り込んで、すばらしい塩梅に仕上げてくれます。
母は、「これは美味しいねぇ。」とおかわりまでして食べてくれました。
よかった。
残りをタッパに入れて、次男坊のお夜食でお持ち帰りです。
また、コース食べにこようっと。
【10月昼訪問】
休日の仕事の昼抜けで、久々にアポなし訪問でランチ。
昼の定食をいただきました。
＊ 前菜＝フグ皮のサラダ
＊ イカのお刺身の小鉢
＊ 焼き魚
＊ 豚バラ肉の塩焼きオニオン添え
＊ 和えもの
＊ 野菜煮つけ
＊ 煮魚
＊ 小鯵の南蛮漬け
＊ 夕張メロン
＊ 澄まし汁
＊ ﾕｶﾘのご飯
これだけ食べて、￥１０００て、あり得ないでしょう。
横須賀地区最強の昼食献立
【７月３０日 再訪】
今回は、仕事仲間４人で小上がりで小宴会です。
このお店、夏は「鱧（ハモ）」で決まり！
前置きなしに出された料理を述べましょう。
＊ 湯引き＝よくあるスーパーマーケットのぼろぼろな崩れ身しか知らない人が食べたら
感激するでしょう。
淡白な味わいの分厚い身と弾力ある皮の間の仄かな甘みがこの魚の良さ。
梅肉のたれにつけていただきますと清涼感がお口いっぱいに広がります。
＊ 卵綴じ＝鱧の身と卵を出汁と、薄塩で味付けして玉子で綴じたスープ状の料理。
ここに大里氏の味に対する絶妙なバランス感覚と技術を見取ることができます。
＊ 照焼き＝見た目、鰻の蒲焼のようですが、味は全く異なります。
鱧の上品さが失われることがない。
焼くと身の皮の弾力が強くなりますが味わいも濃くなります。
＊ 天ぷら＝これは…、何という旨さでしょうか！！
昆布塩でいただきます。
大将の調理の技の勝利という他はないです。
揚げたてのホクホクをさっぱりと塩でいただくと鱧の身の味わいがじんわり
滲み出てくる。
この食べ方は塩以外に有りえないですね。
＊ 雑 炊＝卵綴じの時より出汁は濃く、塩加減は淡く仕上げられています。
お腹が膨れていたのに全員「おかわり」してしまいました。
それほど旨い！
＊ お 酒＝生ビールで始まり、お店オリジナルのラベルの蕎麦焼酎や芋焼酎をいろいろ
割って飲み比べました。
焼酎自体の味がよいので、つぃつぃ飲み過ぎてしまいそう。
これだけ、鱧料理を楽しんで飲んでお代は、お一人８０００円ほど。
内容的にもCPで見ても、東京や横浜界隈の有名店なんかに行く気にまれませんよ。
やっぱり。
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【最初のレヴュー】
誰？ この店を食べログに載せようとした人は？！
ここはこの地の「本当に旨い魚が好き」な大人達が秘密にしておきたい
お店だったのではないのか！
和食の職人を目指す若者なら、学ぶべきことはいっぱいあるけどネ。
冬は、「ふく」のコース。
夏は、「鱧」。
端境期は、季節の旬の魚。
ここは、そう決まっている。
いや、それは冗談。
予算を言えば、それに見合う晩餐を如何ようにも創作してくれるのが彼の
腕の奥深さです。
でもネー、昼の和食ランチが千円なのに嘘みたいにゴージャスな中身。
素晴らしい献立（こんだて）と言いたい。
刺身の小皿、ふぐの皮入りサラダ、煮物。焼き魚、揚げもの煮浸し、和えもの、
酢の物、香のもの、果実と
小鉢に少しずつ盛られた昼ごはんがなんとたったの１０００円…！
しかも全部が美味しい！ 絶妙な塩加減と出汁の決めぐあい。
きっと大将は仕込みに創意工夫しないではいられない性分なんだよね、
ファミレスや和食レストランなんてもう行けませんやネ。
とか、書いちゃうとまた客が増えるじゃないですか。
こまった。
夜は、コースで頼むならそれなりの予算覚悟だけど、支払う値段以上の満足感
と大将の腕の素晴らしさに感動に近い喜びを味わうことができる魚料理の数々。
冬場なんで、「ふく」を思いっきり堪能できちゃいますよ。
そもそも、仕入の段階で素材に対するこだわりと言うか、半端なものが混じって
ると、見た瞬間に破棄するもったいないことも平気でやるんだなぁ。
裏を返せば、素材そのものへ愛情が尋常ならざるものがありますねぇ。
山口県から直送させる食材と地の野菜や魚などをうまく組み合わせてその日
の献立を考える。
何度通っても、「また、この料理か！」というマンネリを感じさせない。
「頭悩まして工夫するんがええんよ。」と笑顔で言う。
あ～あ、書いちゃった…。
こんなに書いても、彼の料理の味は伝わらないですね。
大将・Ｏ氏の料理は文章で表わす意味がないってことです。
味わった人だけが納得する・・・。そんなお店。
食文化のレベルが決して高くはない横須賀（こんなこと言ってゴメンね）にあって、
この店はあまりに辺鄙（へんぴ）な場所にある。
知る人ぞ知る魚料理店ですよ。