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味のパラディーソ(楽園)を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、Y・Tパラディーソさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.5
2010/06 訪問
やっぱりここ。 <ヨイショはないぞ。でも旨い!>
【2011、6月 再々訪】この間にも来ましたがレビューの追加してません。またも、昼抜きのワイフは「とにかくお腹空いた」を連発しますから、煩いのなんの…。次男坊も帰宅が遅いようですし、2人連れで夕食時にキッチンオレンジに訪問です。我々夫婦は、品物を注文する時、自分の食べたいものを言わないでシェフに「今何を作りたい?」って逆質問します。すると、「シマアジ? それに帆立の仕事したいかな。」っと、仕入れた自慢の素材を薦めてきます。「ほんじゃ、好きなようにお皿に盛ってちょうだい。」この会話で彼は笑顔で厨房に入って行きます。 * シマアジのカルパッチョ * ホタテのソテーのサラダ仕立て * トリッパ(牛の内臓=胃袋)のパスタ(トマト味で) * 田舎風お肉のパテ * バゲット * 生ビール * 大葉のシャーベットシマアジは文句なく美味しいです、魚の身自体が豊かな味わいですが、ケッパーや胡椒、岩塩、パセリなど砕いた調味料と地の野菜が入ったオイルに浸して盛りつけられて来ました。早速いただきます。「ウマ!」「漬け込むオイルの下味がいいよね。」ホタテはもっと美味しい!活きの良い貝柱とヒモを丁寧にソテーして葉野菜、蕪などの根野菜の上に散らしてあります。これだけ野菜をふんだんに使えるのも、シェフT君の母君の菜園収穫の賜物でしょうかね?野菜自体が美味しいですね。トリッパは、ワイフが噛み切れないんじゃないかと恐れていましたがとんでもない、烏賊よりも柔らかくソフトな食感でトリッパにトマトソースが絡んでとても美味しいです。パスタの茹で加減もバッチリでした。田舎風パテは塩味が優しく、ミニ胡瓜のピクルスとともにちぎったバゲットに載せていただきます。粒マスタードも添えれば最高!ワインかビールが欲しくなること請け合いですね。最近、いつ行っても誰かがが食事するか飲んでいる。空席だった例がない。この日も奥の個室コーナーに一組、カウンターでも我々より遅れて同業別店のシェフが仕事帰りに飲みにいらしてました。リピーターも増えているようだし、「今度の“るるぶ”に載るんですよ。」な~んて嬉しそうに言ってるところが妙に可愛いもんです。【2011、2月 再訪問】このところ、外食の巡りあわせがよくない傾向にあるので、験直しに来ましたよ。間違いなく美味しいものをいただいて、次の仕事への活力&外食の巡りあわせの幸運を祈りたいと思いました。 * <アラビアータ> =ペンネじゃなくパスタで作ってもらう * <金目鯛のカルパッチョ> * <牛肉の赤ワイン煮> * <怒りの烏賊>パスタは、言えば好みの辛さにしてくれるし、唐辛子漬けのオリーブオイルもタバスコも、ハーブオイルもいろいろカウンターに並べてあります。これは、トマトの甘みとピリ辛味の調和ですね。金目は入ったばかりでも、ほとんど出てしまって、あと少しのところで間に合いました。身は柔らかく味わいもあり美味しい。何より漬けたオイルの味の微妙さがイイ訳で、塩、ガーリック、胡椒、ハーブのバランスが「さすが」でした。牛肉は定番、安心の味。ボリューみーでよろしい。怒りのイカですが、これは白の辛口ワインと合い、塩と辛味のパンチがかなり効いてます。熱々をハード系のパンのスライスと共にいただきますと体がカッと熱くなる!店のカウンター奥の棚にエグザイルのボーカル(左側)のサイン色紙がありました。シェフは嬉しそうにしていましたが、たまに来る客の分際で、ついつい言ってしまいました。「そんなものを自慢にするようになったら店のグレード下がるよ。」ってね。ついでに「この店の一番の自慢はシェフの腕だって胸は張りなよ。」なんちゃって、偉そうに…。ゴメンね。今回も☆の数は変わらず、ご馳走さまでした。【10月上旬 再訪】このところ、週末は地元のファミリー、若者(といっても30代ぐらい)のグループ、などの予約で混んでて竹内シェフはかなり忙しそうです。やはり、口コミでジワジワ評判が広がってきたのか繁盛してます。今回は、2家族7人でお食事会的な訪問です。いつものように、 *ハモン・セラーノ 2 *サラダ 2 *地ダコのカルパッチョ 1 *それにこの日捕れた石垣鯛のカルパッチョ 1 *オイル系、トマト系2種のパスタを大皿で各 1 *真鯛のアクアパッツァ 2 *レバーペースト 1 *自家製のパン 7 *オリジナルラベルのワイン(勝沼産)1本 *ペリエ 2 *ジンジャーエール 2 *きのことアンチョビのパスタ 1 *チキンの赤ワインヴィネガー煮 1 *チョコレートシフォンケーキ 1 *コーヒー 5 などなど誘った家族は、満足した様子。勿論、我が家も…。腹一杯になって全部で¥26,000ハズレなしで良かった!【9月上旬 再訪】今回は、竹内氏がお肉料理をどう出してくれるのかを試しに妻と行きました。 サラダはいつも通り、ハモンセラーノをたっぷり載せたサラダ、 丁度、入店後間もなく入荷したばかりの地だこのカルパッチョ、 それに牛ほほ肉の赤ワイン煮 真鯛のアクアパッツァ パン、コーヒーでいってみましょう。地だこは香草とオリーブオイルと塩がいい塩梅でたこの旨味を引きたてています。牛肉赤ワイン煮は期待していませんでしたが、思いのほか旨い!ソースを全部拭いたくて、パンが足りなくなるほどでしたねぇ。満足度が高い一品でした。食後に、しそのシャーベットが出ましたよ。これがホント、良い口直しになってます。今回も☆4、5変わらずでした。【再訪 7/18】お茶とケーキで寄らせてもらいました。アイスティ(ストレート)とシフォンケーキのセット800円也。今回のチョコレートシフォンは鎌倉の友人のパティシエが焼いたものだそうです。生クリームのホイップとオレンジの輪切りが添えてありました。<美味しい。>夕方の西日を窓辺で浴びながらカウンター越しに、シェフの仕事っぷりを眺めるともなく眺め、雑誌をめくる一時。ハモンセラーノを削ぐ竹内氏の手つきがイイですね。見ると食べたくなるんだよねー。でも今日はガマン我慢。こんな休日の午後も悪くないですよ。「最近、お客さんの入りどう?」「増えた。土日が凄い。今日も2階にまで10人予約入ってる。」「よかったジャン。流行ってくれて。」「身体もつかどうか…。」「何言ってんダ! がんばれよ。」そんな、会話もまどろっこしく、忙しく調理する彼を頼もしく見、また、暮れゆく夏の葉山の人の流れを窓越しに眺めてその日は帰りました。次回は家族の誕生会をここの2階でやるかナ。【初入店 6月】葉山のバス通りは決して広くないし、曲がりくねっていてすれ違いが困難な場所もあります。海に近い上に、平地が少ないため仕方がない町なのでありますな。そのすれ違い困難カーブを南に過ぎてすぐの一角に「キッチンオレンジ」が登場しましたよ。最近10年間の逗子・葉山界隈には、優秀なイタリア料理店がいくつもオープンしていますが、この店は欧風料理と名うってます。どうなんでしょうか?と仕事帰りに試しに訪れましたよ。店内は、入ってすぐの左にカウンター、奥に小さなバンケット風のテーブル席が2卓ありまして、奥に縦長の造りです。2階には葉山の街の屋根越しに海の見えるリビング風のパーティにも使えそうな5卓ほどの部屋があります。ここは、カップルで外の海を眺めながら食事やドリンクを楽しめる席もあったのですよ。予約すればOKかも知れません。店全体は白を基調としたシンプルなインテリアでアンティークな小物が配置されており、地中海の古い海沿いの村をイメージさせたいような演出です。ここの定番メニューは小さなブック形式で用意されていましたが、黒板にはその日のお勧めやシェフ自慢のアラカルトがズラリと書かれていました。前菜、パスタ、魚介、お肉、そしてお酒のあてになる小皿ものまでバリエーション豊かに用意されています。印象深いのは、カウンターの右端にでっかいハモンセラーノを支え棒で展示しており、メニューに応じて削ぎ落としスライスを料理に添えているのでした。生唾ものですよね。これまでの3回の訪問でわたくしメと連れや友達で食したメニューは、ハモン・サラダ(これは3回とも注文=ハモンセラーノが贅沢にのっかってます!)しこ鰯のカルパッチョ、生ハムのチェリー添え、シラスと蜊の塩味バスタ、ポモドーロ、胡桃とゴルゴンゾーラのペンネ、真鯛のアクアパッツァ、他etc。ペンネの茹でが甘かった(これは減点)以外はパスタはどれもはずれなしでしたね。塩加減、味共にgood!真鯛のアクアパッツァなんぞ、鯛の素材の旨味は勿論、そのポーションも2人でシェアして十分な盛り付けで満足感のあるものでした。もともとわたくしメはおさかな大好きおやじなもので注文に偏りがあるため皆様の参考にはならないかも知れませんが…。パンやデザートはほとんど自家製で大人の味覚を喜ばせる内容でした。ドルチェの皿の真ん中に登場したフルーツトマトを使ったレアチーズケーキなんて、抑えた甘さとトマトの風味がチョイト感動もののお味でしたネ。「紫蘇のシャーベット」のお口なおしって、アリだったし…。オーナーシェフの竹内氏はまだ34歳の若さですが、修行時代は日本料理、魚料理で基礎を叩き込まれ、その後フレンチで修行し、イタリアンやパン作りは独学で学んだらしいです。また、自家農園を持っていて収穫してすぐの野菜を店で使っているとのこと。魚介系の料理で素材の仕入れから調理、サラダ、ガルニなどの野菜の味わい豊かな演出、ともにメニュー価格以上のハイグレードな美味しさを提供しています。カジュアルな使い勝手のできる店としては、とても上等です。出された皿は一般的なイタ飯屋さんの価格より良心的でした。月1ペースで、彼の季節ごとの創作飯(メシ)を喰いたいナと思いました。連れや、友人たちは「また連れてってー!」だと。ここは、財布のひもが緩む店でございますね。最近(夏季)は、特に休日は混むので予約した方が良いと思いますよ。
2011/06/12 更新
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夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
始発まで営業
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貸切可
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食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
【2011、6月 再々訪】
この間にも来ましたがレビューの追加してません。
またも、昼抜きのワイフは「とにかくお腹空いた」を連発しますから、煩いのなんの…。
次男坊も帰宅が遅いようですし、2人連れで夕食時にキッチンオレンジに訪問です。
我々夫婦は、品物を注文する時、自分の食べたいものを言わないでシェフに「今何を作りたい?」って
逆質問します。
すると、「シマアジ? それに帆立の仕事したいかな。」っと、仕入れた自慢の素材を薦めてきます。
「ほんじゃ、好きなようにお皿に盛ってちょうだい。」
この会話で彼は笑顔で厨房に入って行きます。
* シマアジのカルパッチョ
* ホタテのソテーのサラダ仕立て
* トリッパ(牛の内臓=胃袋)のパスタ(トマト味で)
* 田舎風お肉のパテ
* バゲット
* 生ビール
* 大葉のシャーベット
シマアジは文句なく美味しいです、
魚の身自体が豊かな味わいですが、ケッパーや胡椒、岩塩、パセリなど砕いた調味料と地の野菜が
入ったオイルに浸して盛りつけられて来ました。早速いただきます。
「ウマ!」
「漬け込むオイルの下味がいいよね。」
ホタテはもっと美味しい!
活きの良い貝柱とヒモを丁寧にソテーして葉野菜、蕪などの根野菜の上に散らしてあります。
これだけ野菜をふんだんに使えるのも、シェフT君の母君の菜園収穫の賜物でしょうかね?
野菜自体が美味しいですね。
トリッパは、ワイフが噛み切れないんじゃないかと恐れていましたがとんでもない、烏賊よりも柔らか
くソフトな食感でトリッパにトマトソースが絡んでとても美味しいです。
パスタの茹で加減もバッチリでした。
田舎風パテは塩味が優しく、ミニ胡瓜のピクルスとともにちぎったバゲットに載せていただきます。
粒マスタードも添えれば最高!
ワインかビールが欲しくなること請け合いですね。
最近、いつ行っても誰かがが食事するか飲んでいる。
空席だった例がない。
この日も奥の個室コーナーに一組、カウンターでも我々より遅れて同業別店のシェフが仕事帰りに飲
みにいらしてました。
リピーターも増えているようだし、「今度の“るるぶ”に載るんですよ。」な~んて嬉しそうに言ってると
ころが妙に可愛いもんです。
【2011、2月 再訪問】
このところ、外食の巡りあわせがよくない傾向にあるので、験直しに来ましたよ。
間違いなく美味しいものをいただいて、次の仕事への活力&外食の巡りあわせの幸運を祈りたい
と思いました。
* <アラビアータ> =ペンネじゃなくパスタで作ってもらう
* <金目鯛のカルパッチョ>
* <牛肉の赤ワイン煮>
* <怒りの烏賊>
パスタは、言えば好みの辛さにしてくれるし、唐辛子漬けのオリーブオイルもタバスコも、ハーブ
オイルもいろいろカウンターに並べてあります。
これは、トマトの甘みとピリ辛味の調和ですね。
金目は入ったばかりでも、ほとんど出てしまって、あと少しのところで間に合いました。
身は柔らかく味わいもあり美味しい。
何より漬けたオイルの味の微妙さがイイ訳で、塩、ガーリック、胡椒、ハーブのバランスが「さすが」
でした。
牛肉は定番、安心の味。ボリューみーでよろしい。
怒りのイカですが、これは白の辛口ワインと合い、塩と辛味のパンチがかなり効いてます。
熱々をハード系のパンのスライスと共にいただきますと体がカッと熱くなる!
店のカウンター奥の棚にエグザイルのボーカル(左側)のサイン色紙がありました。
シェフは嬉しそうにしていましたが、たまに来る客の分際で、ついつい言ってしまいました。
「そんなものを自慢にするようになったら店のグレード下がるよ。」ってね。
ついでに「この店の一番の自慢はシェフの腕だって胸は張りなよ。」
なんちゃって、偉そうに…。
ゴメンね。
今回も☆の数は変わらず、ご馳走さまでした。
【10月上旬 再訪】
このところ、週末は地元のファミリー、若者(といっても30代ぐらい)のグループ、などの予約で
混んでて竹内シェフはかなり忙しそうです。
やはり、口コミでジワジワ評判が広がってきたのか繁盛してます。
今回は、2家族7人でお食事会的な訪問です。
いつものように、
*ハモン・セラーノ 2
*サラダ 2
*地ダコのカルパッチョ 1
*それにこの日捕れた石垣鯛のカルパッチョ 1
*オイル系、トマト系2種のパスタを大皿で各 1
*真鯛のアクアパッツァ 2
*レバーペースト 1
*自家製のパン 7
*オリジナルラベルのワイン(勝沼産)1本
*ペリエ 2
*ジンジャーエール 2
*きのことアンチョビのパスタ 1
*チキンの赤ワインヴィネガー煮 1
*チョコレートシフォンケーキ 1
*コーヒー 5
などなど
誘った家族は、満足した様子。勿論、我が家も…。
腹一杯になって全部で¥26,000
ハズレなしで良かった!
【9月上旬 再訪】
今回は、竹内氏がお肉料理をどう出してくれるのかを試しに妻と行きました。
サラダはいつも通り、ハモンセラーノをたっぷり載せたサラダ、
丁度、入店後間もなく入荷したばかりの地だこのカルパッチョ、
それに牛ほほ肉の赤ワイン煮
真鯛のアクアパッツァ
パン、コーヒーでいってみましょう。
地だこは香草とオリーブオイルと塩がいい塩梅でたこの旨味を引きたてています。
牛肉赤ワイン煮は期待していませんでしたが、思いのほか旨い!
ソースを全部拭いたくて、パンが足りなくなるほどでしたねぇ。
満足度が高い一品でした。
食後に、しそのシャーベットが出ましたよ。これがホント、良い口直しになってます。
今回も☆4、5変わらずでした。
【再訪 7/18】
お茶とケーキで寄らせてもらいました。
アイスティ(ストレート)とシフォンケーキのセット800円也。
今回のチョコレートシフォンは鎌倉の友人のパティシエが焼いたものだそうです。
生クリームのホイップとオレンジの輪切りが添えてありました。
<美味しい。>
夕方の西日を窓辺で浴びながらカウンター越しに、シェフの仕事っぷりを眺めるともなく眺め、
雑誌をめくる一時。
ハモンセラーノを削ぐ竹内氏の手つきがイイですね。
見ると食べたくなるんだよねー。でも今日はガマン我慢。
こんな休日の午後も悪くないですよ。
「最近、お客さんの入りどう?」
「増えた。土日が凄い。今日も2階にまで10人予約入ってる。」
「よかったジャン。流行ってくれて。」
「身体もつかどうか…。」
「何言ってんダ! がんばれよ。」
そんな、会話もまどろっこしく、忙しく調理する彼を頼もしく見、
また、暮れゆく夏の葉山の人の流れを窓越しに眺めてその日は帰りました。
次回は家族の誕生会をここの2階でやるかナ。
【初入店 6月】
葉山のバス通りは決して広くないし、曲がりくねっていてすれ違いが困難な場所もあります。
海に近い上に、平地が少ないため仕方がない町なのでありますな。
そのすれ違い困難カーブを南に過ぎてすぐの一角に「キッチンオレンジ」が登場しましたよ。
最近10年間の逗子・葉山界隈には、優秀なイタリア料理店がいくつもオープンしていますが、
この店は欧風料理と名うってます。
どうなんでしょうか?と仕事帰りに試しに訪れましたよ。
店内は、入ってすぐの左にカウンター、奥に小さなバンケット風のテーブル席が2卓ありまして、奥
に縦長の造りです。
2階には葉山の街の屋根越しに海の見えるリビング風のパーティにも使えそうな5卓ほどの部屋
があります。
ここは、カップルで外の海を眺めながら食事やドリンクを楽しめる席もあったのですよ。
予約すればOKかも知れません。
店全体は白を基調としたシンプルなインテリアでアンティークな小物が配置されており、地中海の
古い海沿いの村をイメージさせたいような演出です。
ここの定番メニューは小さなブック形式で用意されていましたが、黒板にはその日のお勧めやシェ
フ自慢のアラカルトがズラリと書かれていました。
前菜、パスタ、魚介、お肉、そしてお酒のあてになる小皿ものまでバリエーション豊かに用意され
ています。
印象深いのは、カウンターの右端にでっかいハモンセラーノを支え棒で展示しており、メニューに
応じて削ぎ落としスライスを料理に添えているのでした。
生唾ものですよね。
これまでの3回の訪問でわたくしメと連れや友達で食したメニューは、ハモン・サラダ(これは
3回とも注文=ハモンセラーノが贅沢にのっかってます!)
しこ鰯のカルパッチョ、生ハムのチェリー添え、シラスと蜊の塩味バスタ、ポモドーロ、胡桃とゴル
ゴンゾーラのペンネ、真鯛のアクアパッツァ、他etc。
ペンネの茹でが甘かった(これは減点)以外はパスタはどれもはずれなしでしたね。
塩加減、味共にgood!
真鯛のアクアパッツァなんぞ、鯛の素材の旨味は勿論、そのポーションも2人でシェアして十分
な盛り付けで満足感のあるものでした。
もともとわたくしメはおさかな大好きおやじなもので注文に偏りがあるため皆様の参考にはならない
かも知れませんが…。
パンやデザートはほとんど自家製で大人の味覚を喜ばせる内容でした。
ドルチェの皿の真ん中に登場したフルーツトマトを使ったレアチーズケーキなんて、抑えた甘さとトマ
トの風味がチョイト感動もののお味でしたネ。
「紫蘇のシャーベット」のお口なおしって、アリだったし…。
オーナーシェフの竹内氏はまだ34歳の若さですが、修行時代は日本料理、魚料理で基礎を叩き
込まれ、その後フレンチで修行し、イタリアンやパン作りは独学で学んだらしいです。
また、自家農園を持っていて収穫してすぐの野菜を店で使っているとのこと。
魚介系の料理で素材の仕入れから調理、サラダ、ガルニなどの野菜の味わい豊かな演出、ともに
メニュー価格以上のハイグレードな美味しさを提供しています。
カジュアルな使い勝手のできる店としては、とても上等です。
出された皿は一般的なイタ飯屋さんの価格より良心的でした。
月1ペースで、彼の季節ごとの創作飯(メシ)を喰いたいナと思いました。
連れや、友人たちは「また連れてってー!」だと。
ここは、財布のひもが緩む店でございますね。
最近(夏季)は、特に休日は混むので予約した方が良いと思いますよ。