無料会員登録/ログイン
閉じる
携帯電話会社の提供IDはこちら
食べログ
味のパラディーソ(楽園)を探す旅
メッセージを送る
Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、Y・Tパラディーソさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する
1回
夜の点数:4.0
2011/10 訪問
このクオリティは「洋食」じゃなくフレンチだ!
3連休でも初日と2日目は出勤でした。(‐‐夫婦で20:00に帰宅してみると、次男坊はゼミ仲間と飲み会、長男は友人の結婚式で家には誰もいません。「外食するか」と車を西に走らせます。昼間晴れていたのに、夜になって急な雨、のち土砂降り!天候も心持ちも冴えないなぁ。二人ともクタクタな上に何も気力が湧いてこないという体たらくです。こんな時は、何か美味しいものでもいただかないと明日への希望が持てない(ってのは大げさですね。)駅伝街道(湘南新道)の浜見台交差点=辻堂の南を左折すると湘南工科大学が目の前です。その筋向いには、いくつか美味しい飲食店が並んでおりますが、中でも気になっていたのは「とんかつの大関」って普通は思うでしょう。そうではなくて、こちらビストロ・ブルックランズさんのたたずまい。以前(多分、前のオーナーの時代)にテラス席でランチだったかデザート&お茶だったかしてとても良い印象が残っておりました故、きっと夜はそれなりに満足できる洋メシをいただけるかと期待してお邪魔いたしましたよ。このサイトでの評価は普通でしたが、期待できそうだという予感は見事に的中するのでした。はっはっはっ。「作り置きはなく、お時間かかりますよ。」という若いマダムの忠告を軽くやり過ごして中に入ります。テーブル&カウンター、そして奥のバンケットルームと合わせて25名程度で満席の小じんまりしたレストランですね。ロンドンの郊外にありそうなチューダースタイル風というか2、3階はティンバーフレームっぽい白壁と黒い梁、1階はブリックの外壁で店前に車3台ぐらい置けるスペース。室内は腰から下の高さは落ち着いた木の壁とフローリング、腹から上はオフホワイトの壁と天井でシックにまとめられたトラディショナルな雰囲気です。「この雰囲気は好きだね。」予約のお客様達の第一陣は引けた後で我々夫婦だけがラストオーダーらしくキッチンは一度きれいに片づけられておりました。さて、夜は2800円、3800円、5000円と3通りのコースメニューがありましたが、初めての店で様子見ということで2800円のコースをメインは各々、肉料理1、魚料理1で注文いたします。 * 前 菜 = さんまのコンフィ、サラダ仕立て ポーションは大きい。まるでポアソンのメーンみたいだ。 サンマ丸々一尾分を低音の油でじっくり揚げると骨まで軟らかくいただける。 これをお皿のラタトゥイユに載せて上からたっぷりの野菜。特に人参や水菜が多く、 ブロッコリ、オクラ、マッシュルームなども入っている。 バルサミコとパプリカのソースドレッシングは甘味と酸味のバランスもよく美味しい。 * スープ =蛤の牛乳スープ 中ぶりの蛤が6~7粒も入っている! 出汁は余計なことをせずシンプルに蛤からでるコクだけ。 ミルクと一緒に火を通して弱い塩で味を調えたもの。旨い! * 舌平目のグリエ生姜のクリームソース=ワイフ 舌平目の半身を上手にグリエし、ガルニの上に載せてある。 ホワイトクリームソースは野菜とお酒(名前忘れた)の自然な甘みを含む生姜風味。 * 牛頬肉の煮込みポルト酒ソース=パラディーソ とろとろに煮込まれた頬肉の塊を崩すと身と脂が渾然となってポルト酒ソースと ともにいただくと口中に広がる快感! このソースは旨すぎる! 肉のメーンも魚のメーンもガルニは共通だが蕪、小松菜、インゲン、じゃが芋、さつ ま芋、南瓜、人参、大根、アンディーブ・・・・種類が多い上に切れが大きい。 別茹でしたものやソテーしたものなど、それぞれの野菜の旨味が最上の形で出る ように配慮して並べていることが分かる。 * ヨーグルトシャーベットとマスカットのクレームブリュレ ここまででかなりお腹一杯になったが、出されたデザートの入れ物の大きさにビッ クリしてしまう。大真面目にクレームブリュレの作りたてが出てきた! と思ったら 中身はヨーグルトのシャーベットと冷やしたマスカットの剥き身が6=7粒も入った 爽やかなクレームブリュレだった。 カラメリゼされた膜だけが熱々で中はひんやり、爽やかに完食できた。 * コーヒー = 我々二人のために淹れてくれたドリップ、アメリカンだったが香豊かで旨い。外は、雨。このまま、新たな来客がなければ店仕舞かと思われた頃に急に予約なしで来た客を笑顔で迎えてくれた上に、一番エコノミーなコースを注文したその客に手抜き一切無しの料理を提供してくれる・・・。それぞれのお皿と味に「ビストロ」の意地とプロ根性を見せていただきました。イングランド風の店名としつらえながら、出て来るものはフレンチ! あるいは仏・伊融合のコンチネンタルであって、決して所謂「洋食」ではありません。この価格で、このクオリティはあっぱれと言う他ありませんね。 ワイフ 「すごくイイお店がまた一つ増えたわね。」 パ ラ 「うん、クリスマスまでにもう一回行きたいね。シェフの得意料理を事前に聞いてさ。」再訪は必至です!近隣の方には、是非お勧めしたいお店ですね。
2011/10/12 更新
エリアから探す
開く
このエリアを地図で見る
ジャンルから探す
指定なし
ランチ
夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
始発まで営業
朝食
カード可
個室
貸切可
駐車場
飲み放題
食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
3連休でも初日と2日目は出勤でした。(‐‐
夫婦で20:00に帰宅してみると、次男坊はゼミ仲間と飲み会、長男は友人の結婚式で家には誰もいま
せん。
「外食するか」と車を西に走らせます。
昼間晴れていたのに、夜になって急な雨、のち土砂降り!
天候も心持ちも冴えないなぁ。
二人ともクタクタな上に何も気力が湧いてこないという体たらくです。
こんな時は、何か美味しいものでもいただかないと明日への希望が持てない(ってのは大げさですね。)
駅伝街道(湘南新道)の浜見台交差点=辻堂の南を左折すると湘南工科大学が目の前です。
その筋向いには、いくつか美味しい飲食店が並んでおりますが、中でも気になっていたのは「とんかつの
大関」って普通は思うでしょう。
そうではなくて、こちらビストロ・ブルックランズさんのたたずまい。
以前(多分、前のオーナーの時代)にテラス席でランチだったかデザート&お茶だったかしてとても良い印
象が残っておりました故、きっと夜はそれなりに満足できる洋メシをいただけるかと期待してお邪魔いたし
ましたよ。
このサイトでの評価は普通でしたが、期待できそうだという予感は見事に的中するのでした。はっはっはっ。
「作り置きはなく、お時間かかりますよ。」という若いマダムの忠告を軽くやり過ごして中に入ります。
テーブル&カウンター、そして奥のバンケットルームと合わせて25名程度で満席の小じんまりしたレスト
ランですね。
ロンドンの郊外にありそうなチューダースタイル風というか2、3階はティンバーフレームっぽい白壁と黒い
梁、1階はブリックの外壁で店前に車3台ぐらい置けるスペース。
室内は腰から下の高さは落ち着いた木の壁とフローリング、腹から上はオフホワイトの壁と天井でシック
にまとめられたトラディショナルな雰囲気です。
「この雰囲気は好きだね。」
予約のお客様達の第一陣は引けた後で我々夫婦だけがラストオーダーらしくキッチンは一度きれいに片
づけられておりました。
さて、夜は2800円、3800円、5000円と3通りのコースメニューがありましたが、初めての店で様子見とい
うことで2800円のコースをメインは各々、肉料理1、魚料理1で注文いたします。
* 前 菜 = さんまのコンフィ、サラダ仕立て
ポーションは大きい。まるでポアソンのメーンみたいだ。
サンマ丸々一尾分を低音の油でじっくり揚げると骨まで軟らかくいただける。
これをお皿のラタトゥイユに載せて上からたっぷりの野菜。特に人参や水菜が多く、
ブロッコリ、オクラ、マッシュルームなども入っている。
バルサミコとパプリカのソースドレッシングは甘味と酸味のバランスもよく美味しい。
* スープ =蛤の牛乳スープ
中ぶりの蛤が6~7粒も入っている!
出汁は余計なことをせずシンプルに蛤からでるコクだけ。
ミルクと一緒に火を通して弱い塩で味を調えたもの。旨い!
* 舌平目のグリエ生姜のクリームソース=ワイフ
舌平目の半身を上手にグリエし、ガルニの上に載せてある。
ホワイトクリームソースは野菜とお酒(名前忘れた)の自然な甘みを含む生姜風味。
* 牛頬肉の煮込みポルト酒ソース=パラディーソ
とろとろに煮込まれた頬肉の塊を崩すと身と脂が渾然となってポルト酒ソースと
ともにいただくと口中に広がる快感!
このソースは旨すぎる!
肉のメーンも魚のメーンもガルニは共通だが蕪、小松菜、インゲン、じゃが芋、さつ
ま芋、南瓜、人参、大根、アンディーブ・・・・種類が多い上に切れが大きい。
別茹でしたものやソテーしたものなど、それぞれの野菜の旨味が最上の形で出る
ように配慮して並べていることが分かる。
* ヨーグルトシャーベットとマスカットのクレームブリュレ
ここまででかなりお腹一杯になったが、出されたデザートの入れ物の大きさにビッ
クリしてしまう。大真面目にクレームブリュレの作りたてが出てきた! と思ったら
中身はヨーグルトのシャーベットと冷やしたマスカットの剥き身が6=7粒も入った
爽やかなクレームブリュレだった。
カラメリゼされた膜だけが熱々で中はひんやり、爽やかに完食できた。
* コーヒー = 我々二人のために淹れてくれたドリップ、アメリカンだったが香豊かで旨い。
外は、雨。
このまま、新たな来客がなければ店仕舞かと思われた頃に急に予約なしで来た客を笑顔で迎えてくれ
た上に、一番エコノミーなコースを注文したその客に手抜き一切無しの料理を提供してくれる・・・。
それぞれのお皿と味に「ビストロ」の意地とプロ根性を見せていただきました。
イングランド風の店名としつらえながら、出て来るものはフレンチ! あるいは仏・伊融合のコンチネンタル
であって、決して所謂「洋食」ではありません。
この価格で、このクオリティはあっぱれと言う他ありませんね。
ワイフ 「すごくイイお店がまた一つ増えたわね。」
パ ラ 「うん、クリスマスまでにもう一回行きたいね。シェフの得意料理を事前に聞いてさ。」
再訪は必至です!
近隣の方には、是非お勧めしたいお店ですね。