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味のパラディーソ(楽園)を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、Y・Tパラディーソさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
昼の点数:4.0
2013/06 訪問
ここのレセプ料理は一段上
ある公募団体の表彰セレモニー&レセプションに参加しました。2Fの「グランドボールルーム」でのことです。半分仕事ですが、リッツカールトンの厨房の仕事の一端を覗けたのでレビューを書くことにします。所詮、宴会料理なんだからホテルの調理をそれで評価されたくもないでしょうが、「リッツ…」の名のもとにおもてなししている以上、除外とは考えません。今回の公募団体は、年々格が上がってきているのか、参加数が増加の一途をたどり、入選や上位賞を獲得するのが難しくなってきています。とりわけ、昨年度のオープニングには現在の首相や文部科学大臣などもテープカットに駆けつけてくれるなど、主催者は鼻高々に権威性の在りようを自慢しております。出席者の面々を見ても、各国駐日大使やその書記官、各大学の名誉教授、元文科省視学官、ゲストに人間国宝級の芸術家が名を連ねており、この団体の親分の人脈と実力が一体いかなるものなのか<得体の知れない>存在感を示しております。この度は、パラの門下生の出品作品が評価され、団体で2年連続全国上位の受賞を果たしたこともあって、レセプに付添いで参加したといういきさつです。一通り、挨拶や海外の代表受賞者のスピーチなどセレモニーが終わって中休みのレセプが始まりました。会場の外側とテラスを舞台に立食形式でホテルのご馳走にありつける頃、厨房スタッフも肉や魚を切り分け、サーブする体制でお客様を迎えます。パラも一通り(とまではいきませんでしたが)、いくつかのお皿を手にテラスで暫しの休息です。食べてみてわかることは、食材のレベルが一段も二段もグレードが上だということ。さすが東京のど真ん中、それもミッドタウンに陣取ったホテルのプライドなのでしょう。決して最高級ランクの宴会料理ではないにしても、選ばれた料理にさほどの手抜きは感じられず、どれも丁寧でバランスの良い味付けがなされています。ソース類も然り。添えられたハード系のパンなども、焼いてから時間が経過しただろうに美味しいものでした。パラが特におかわりしたくなった物は熱々のチーズリゾットや焼き立てのローストポークでした。ロストビーフは、国産牛のもも肉でしょうけど、夏向けにウェルダンの冷製がごとき状況で提供されており、少々残念な結果でした。マリネ類や小グラスに入った南瓜のビシソワもクリーミーで美味しかったですね。何より東南アジアやイスラム圏からのお客様のために用意されたメニューや食材にも細心の注意が払われていることが分かります。例えばインドネシアあたりでよくある串物の調味料やナシゴレンの味付けは、日本人でも現地人でも不満はないだろうという出来栄えでした。短時間のレセプションのための料理として、その種類に不足はなく、どこにもぞんざいさや適当さが見当たらないところは立派です。ここなら、当然でしょうけど、若い衆はグラスのジュースが全部生搾りの(つまり果肉の繊維が入ったままの)味わいにも感激している微笑ましい場面がありました。宿泊して、別の施設やレストラン、ラウンジなどを利用すれば、評価の観点も変わってくるでしょうが、今回は一般的な宴会料理の満足度で報告いたします。
2013/06/30 更新
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食べ放題
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ペット可
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テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
ある公募団体の表彰セレモニー&レセプションに参加しました。
2Fの「グランドボールルーム」でのことです。
半分仕事ですが、リッツカールトンの厨房の仕事の一端を覗けたのでレビューを書くことにします。
所詮、宴会料理なんだからホテルの調理をそれで評価されたくもないでしょうが、「リッツ…」の
名のもとにおもてなししている以上、除外とは考えません。
今回の公募団体は、年々格が上がってきているのか、参加数が増加の一途をたどり、入選や
上位賞を獲得するのが難しくなってきています。
とりわけ、昨年度のオープニングには現在の首相や文部科学大臣などもテープカットに駆けつ
けてくれるなど、主催者は鼻高々に権威性の在りようを自慢しております。
出席者の面々を見ても、各国駐日大使やその書記官、各大学の名誉教授、元文科省視学官、
ゲストに人間国宝級の芸術家が名を連ねており、この団体の親分の人脈と実力が一体いかな
るものなのか<得体の知れない>存在感を示しております。
この度は、パラの門下生の出品作品が評価され、団体で2年連続全国上位の受賞を果たした
こともあって、レセプに付添いで参加したといういきさつです。
一通り、挨拶や海外の代表受賞者のスピーチなどセレモニーが終わって中休みのレセプが始
まりました。
会場の外側とテラスを舞台に立食形式でホテルのご馳走にありつける頃、厨房スタッフも肉や
魚を切り分け、サーブする体制でお客様を迎えます。
パラも一通り(とまではいきませんでしたが)、いくつかのお皿を手にテラスで暫しの休息です。
食べてみてわかることは、食材のレベルが一段も二段もグレードが上だということ。
さすが東京のど真ん中、それもミッドタウンに陣取ったホテルのプライドなのでしょう。
決して最高級ランクの宴会料理ではないにしても、選ばれた料理にさほどの手抜きは感じられ
ず、どれも丁寧でバランスの良い味付けがなされています。
ソース類も然り。
添えられたハード系のパンなども、焼いてから時間が経過しただろうに美味しいものでした。
パラが特におかわりしたくなった物は熱々のチーズリゾットや焼き立てのローストポークでした。
ロストビーフは、国産牛のもも肉でしょうけど、夏向けにウェルダンの冷製がごとき状況で提供
されており、少々残念な結果でした。
マリネ類や小グラスに入った南瓜のビシソワもクリーミーで美味しかったですね。
何より東南アジアやイスラム圏からのお客様のために用意されたメニューや食材にも細心の
注意が払われていることが分かります。
例えばインドネシアあたりでよくある串物の調味料やナシゴレンの味付けは、日本人でも現地
人でも不満はないだろうという出来栄えでした。
短時間のレセプションのための料理として、その種類に不足はなく、どこにもぞんざいさや適当
さが見当たらないところは立派です。
ここなら、当然でしょうけど、若い衆はグラスのジュースが全部生搾りの(つまり果肉の繊維が
入ったままの)味わいにも感激している微笑ましい場面がありました。
宿泊して、別の施設やレストラン、ラウンジなどを利用すれば、評価の観点も変わってくるでしょう
が、今回は一般的な宴会料理の満足度で報告いたします。