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味のパラディーソ(楽園)を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
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1回
昼の点数:4.0
2014/01 訪問
世界の珈琲豆が手に入る
【初回レビュー】・・・エクアドル産の飲み比べ近頃、合羽橋に来たら必ず寄るお店が「ユニオン」さん。ここは、世界の珈琲・紅茶を扱うことを看板にしているので、店内トコロ狭しと焙煎した豆や生豆を置いています。2階にもスペースがあるようですが、喫茶スペースとして営業されているのかどうか?ここでは豆を購入するだけでして、ちょっと覗いただけでは分からないのです。また、店主に聞いたわけではないので・・・・。前回の訪問では、ガラパゴス諸島サンタクルス島産出のアンティーク・ブルボン種の豆を200gほどドリップ用に挽いていただきました。煎った状況は、色から察するにハイロースト~シティロースト(ジャーマンロースト)レベルかと想像できます。ガラパゴス諸島は、ご存知の通り世界遺産の自然環境ですから、その生態系を守るために、たとえ農園と言えども農薬類は法律で禁じられていて使用できないらしいのです。そんな厳しい制約の中で、逆に言えば100%オーガニックな生豆を栽培しているのがこの地の珈琲。従って、産出量は多いとは言えず、価格はやや高めですし、常に店に常備しているのかどうかも分かりません。生豆の輸出は概ね7~8月なので、新年度に日本で飲めるのは秋~冬ということになります。さて、持ち帰って飲んでみると、驚くのは「何の癖もない」ぐらい素晴らしいバランスであることです。苦味、酸味、いずれもほとんど嫌味に感じることがない。香りは、気品とも呼べる甘さがあって、口に含んだ途端にアロマが豊かに広がります。この珈琲は冷めてから以後が、もっと良くなる・・・と言うと可笑しな表現になりますが、普通は酸味が強まったりえぐ味を感じたりするところ、それらは全く無く、舌にまとわりつくようなボディ感だけが残ります。ですから温度が下がっても美味しさに変化がないのです。「価格が高いけど、相応のグレードの味わいがあるんだわ。」と一人納得できたりします。窓辺に、冬でも咲く花の鉢を置いて、フランクのVnソナタなど聴きながら飲むってのはいかが?2度目の今回は、「アンデスマウンテン」です。ティピカあるいはカトゥーラ種の豆この種の豆は、他の焙煎業者の多くがシティーローストまでもって行くのに比べ、この店の焙煎では浅い煎り(おそらくミディアムロースト~ハイロースト)あたりで抑えてあるように見うけられました。それは、挽いた豆の色と香りでパラが想像して言っているだけで、素人判断ですからあてにはなりませんけど。(;^ω^)ドリップで淹れた直後にカップに鼻を近づけると、マイルドで幅のある香りが強く漂います。最初の一口は、非常にスキッとした印象です。でも「尖っている」というのとは違って、透明感があると言ってもいいような飲み口でしょう。続けて飲んでいると、その味わいはまろやかで甘味も感じる一方、苦味がほとんどない。(焙煎が浅いという印象はおそらく間違いないでしょう。)従って、冷めると仄かに酸味が残る感じなのです。これも素敵な豆ですね。ガラパゴス産のブルボンよりリーズナブルですし、味の偏りがなく飲みやすい珈琲です。個人的には、もう少しだけ煎りを深くしてもいいかなという感想ですが。この豆のスキッとした個性を残すには、これぐらいが適当だったのかもしれません。自宅のリビングでヘンリー・パーセルのチェンバロなどBGに聴きながら啜るってのはどうでしょう?以上、エクアドルの珈琲の飲み比べレポートでした。ご馳走様。
2014/01/25 更新
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【初回レビュー】・・・エクアドル産の飲み比べ
近頃、合羽橋に来たら必ず寄るお店が「ユニオン」さん。
ここは、世界の珈琲・紅茶を扱うことを看板にしているので、店内トコロ狭しと焙煎した豆や生豆を
置いています。
2階にもスペースがあるようですが、喫茶スペースとして営業されているのかどうか?
ここでは豆を購入するだけでして、ちょっと覗いただけでは分からないのです。
また、店主に聞いたわけではないので・・・・。
前回の訪問では、ガラパゴス諸島サンタクルス島産出のアンティーク・ブルボン種の豆を200gほど
ドリップ用に挽いていただきました。
煎った状況は、色から察するにハイロースト~シティロースト(ジャーマンロースト)レベルかと想像
できます。
ガラパゴス諸島は、ご存知の通り世界遺産の自然環境ですから、その生態系を守るために、たとえ
農園と言えども農薬類は法律で禁じられていて使用できないらしいのです。
そんな厳しい制約の中で、逆に言えば100%オーガニックな生豆を栽培しているのがこの地の珈琲。
従って、産出量は多いとは言えず、価格はやや高めですし、常に店に常備しているのかどうかも
分かりません。
生豆の輸出は概ね7~8月なので、新年度に日本で飲めるのは秋~冬ということになります。
さて、持ち帰って飲んでみると、驚くのは「何の癖もない」ぐらい素晴らしいバランスであることです。
苦味、酸味、いずれもほとんど嫌味に感じることがない。
香りは、気品とも呼べる甘さがあって、口に含んだ途端にアロマが豊かに広がります。
この珈琲は冷めてから以後が、もっと良くなる・・・と言うと可笑しな表現になりますが、普通は酸味
が強まったりえぐ味を感じたりするところ、それらは全く無く、舌にまとわりつくようなボディ感だけが
残ります。
ですから温度が下がっても美味しさに変化がないのです。
「価格が高いけど、相応のグレードの味わいがあるんだわ。」と一人納得できたりします。
窓辺に、冬でも咲く花の鉢を置いて、フランクのVnソナタなど聴きながら飲むってのはいかが?
2度目の今回は、「アンデスマウンテン」です。
ティピカあるいはカトゥーラ種の豆
この種の豆は、他の焙煎業者の多くがシティーローストまでもって行くのに比べ、この店の焙煎では
浅い煎り(おそらくミディアムロースト~ハイロースト)あたりで抑えてあるように見うけられました。
それは、挽いた豆の色と香りでパラが想像して言っているだけで、素人判断ですからあてにはなりま
せんけど。(;^ω^)
ドリップで淹れた直後にカップに鼻を近づけると、マイルドで幅のある香りが強く漂います。
最初の一口は、非常にスキッとした印象です。
でも「尖っている」というのとは違って、透明感があると言ってもいいような飲み口でしょう。
続けて飲んでいると、その味わいはまろやかで甘味も感じる一方、苦味がほとんどない。
(焙煎が浅いという印象はおそらく間違いないでしょう。)
従って、冷めると仄かに酸味が残る感じなのです。
これも素敵な豆ですね。
ガラパゴス産のブルボンよりリーズナブルですし、味の偏りがなく飲みやすい珈琲です。
個人的には、もう少しだけ煎りを深くしてもいいかなという感想ですが。
この豆のスキッとした個性を残すには、これぐらいが適当だったのかもしれません。
自宅のリビングでヘンリー・パーセルのチェンバロなどBGに聴きながら啜るってのはどうでしょう?
以上、エクアドルの珈琲の飲み比べレポートでした。
ご馳走様。