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味のパラディーソ(楽園)を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
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1回
昼の点数:4.0
2015/07 訪問
ここのパンを褒めちゃイカンか?
みんな辛口で評価するねぇ。「ル・コルドン・ブルー」ってネームバリュで期待値が上がるからなのか、それとも逆に代官山という土地で営業するお店群の味の平均値の高さに相対的な比較があるからなのか・・・。20歳代半ばの頃、マドリッドから国境の町(イルンだった?)で夜行列車に乗り換えてフランスを北上した時、朝方にパリの手前、オルレアンで降り立った駅中のカフェを思い出すのです。早朝にも拘わらず、営業を開始したばかりの古びた店内で朝食のカフェオレとクロワッサンを食べた記憶がこの店のでっかいクロワッサンと被ってくるのでした。「そうなんだよねぇ、日本の一般的なブーランジェリーとかパン屋で拵えてるクロワッサンって何だか小さいけど、ここのは本チャンの膨らみ加減でパリパリ感もほぼ同じだ」と思ったのです。この日、ギャラリー・スピーク・フォーでGデザイナーの西岡ペンシル氏の個展があり、デザイン系志望の若い衆とちょいと見に行った折、ラ・ブティックのパンをチラ見して購入してしまったという流れです。西岡ペンシルって名前も変なんだけど、ギャラリーで椅子に腰かけて自作団扇で扇いで黙ってる浴衣姿の彼は、まるで文士か哲学者然としておられました。京都の友禅染の家が出自で、生来、和柄、和の色の伝統の中に居住するという環境で育ってから、デザイナーとしての今に至る様々なワークが紹介されています。シルクスクリーンの作品あり、印刷機を通した和紙に写真を焼き付けたものとの混合技法作品あり、浴衣や作業着をプリントしたものまであり、と変化に富む展示物にしばし見とれてしまいました。手ぬぐい(と言うかランチョンマット?)を2種類買ってしまいました。それと、同じくプリントされた紙による便箋6枚組もチョイス。人の作ったデザインなんて、まず買うことがないパラディーソでしたが、あまりに綺麗で、手頃価格だったのでつい・・・。さて、帰宅後、自宅ダイニングでドリンクと共にいただいたチョコクロワッサンの美味しいことったらありません。外皮に絡んだチョコレートクリームが乳脂もたっぷりなマイルドな味。これを「でか過ぎる」とおっしゃる方もいますけど、これが本来の大きさなんじゃありませんか。それから、ノアレザンの大きい方を割って食べますと、パン生地のコクと言うか旨みがはっきりしております。外側が硬くて、中はモッチリとまで行かないけど適度な湿度で食べやすい。レザンはお酒に漬けた白ブドウのレーズン?ですかね、柔らかめで甘くて美味しい。これがクラッシュしたノアと絡むと、このパン生地が引き立て役になり、たまらなくイケます。後で、別店でも同じ「ノアレザン」を購入したんですが、美味しさはこちらの勝ちでしたよ。時間に酔給があれば、店外のテーブルで優雅にいただきたかったけど、この日は土曜日の午後というおのぼりさんだらけの通りでは「空き」を待つだけでも嫌になるので諦めました。今度行ったら、キッシュロレーヌとかお惣菜でランチしようかな、と思いました。ただし、どなたか女性とご一緒がいいんですけど・・・。(オヨ、何、言ってんだ?!)
2015/07/20 更新
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食べ放題
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ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
みんな辛口で評価するねぇ。
「ル・コルドン・ブルー」ってネームバリュで期待値が上がるからなのか、それとも逆に代官山
という土地で営業するお店群の味の平均値の高さに相対的な比較があるからなのか・・・。
20歳代半ばの頃、マドリッドから国境の町(イルンだった?)で夜行列車に乗り換えてフランス
を北上した時、朝方にパリの手前、オルレアンで降り立った駅中のカフェを思い出すのです。
早朝にも拘わらず、営業を開始したばかりの古びた店内で朝食のカフェオレとクロワッサンを食べ
た記憶がこの店のでっかいクロワッサンと被ってくるのでした。
「そうなんだよねぇ、日本の一般的なブーランジェリーとかパン屋で拵えてるクロワッサンって
何だか小さいけど、ここのは本チャンの膨らみ加減でパリパリ感もほぼ同じだ」と思ったのです。
この日、ギャラリー・スピーク・フォーでGデザイナーの西岡ペンシル氏の個展があり、デザイン系
志望の若い衆とちょいと見に行った折、ラ・ブティックのパンをチラ見して購入してしまったという
流れです。
西岡ペンシルって名前も変なんだけど、ギャラリーで椅子に腰かけて自作団扇で扇いで黙ってる浴衣
姿の彼は、まるで文士か哲学者然としておられました。
京都の友禅染の家が出自で、生来、和柄、和の色の伝統の中に居住するという環境で育ってから、
デザイナーとしての今に至る様々なワークが紹介されています。
シルクスクリーンの作品あり、印刷機を通した和紙に写真を焼き付けたものとの混合技法作品あり、
浴衣や作業着をプリントしたものまであり、と変化に富む展示物にしばし見とれてしまいました。
手ぬぐい(と言うかランチョンマット?)を2種類買ってしまいました。
それと、同じくプリントされた紙による便箋6枚組もチョイス。
人の作ったデザインなんて、まず買うことがないパラディーソでしたが、あまりに綺麗で、手頃価格
だったのでつい・・・。
さて、帰宅後、自宅ダイニングでドリンクと共にいただいたチョコクロワッサンの美味しいことっ
たらありません。
外皮に絡んだチョコレートクリームが乳脂もたっぷりなマイルドな味。
これを「でか過ぎる」とおっしゃる方もいますけど、これが本来の大きさなんじゃありませんか。
それから、ノアレザンの大きい方を割って食べますと、パン生地のコクと言うか旨みがはっきりして
おります。
外側が硬くて、中はモッチリとまで行かないけど適度な湿度で食べやすい。
レザンはお酒に漬けた白ブドウのレーズン?ですかね、柔らかめで甘くて美味しい。
これがクラッシュしたノアと絡むと、このパン生地が引き立て役になり、たまらなくイケます。
後で、別店でも同じ「ノアレザン」を購入したんですが、美味しさはこちらの勝ちでしたよ。
時間に酔給があれば、店外のテーブルで優雅にいただきたかったけど、この日は土曜日の午後という
おのぼりさんだらけの通りでは「空き」を待つだけでも嫌になるので諦めました。
今度行ったら、キッシュロレーヌとかお惣菜でランチしようかな、と思いました。
ただし、どなたか女性とご一緒がいいんですけど・・・。(オヨ、何、言ってんだ?!)