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味のパラディーソ（楽園）を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
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1回
夜の点数：4.9
2017/03 訪問
何度訪問しても裏切られない、我が家の定宿
この宿舎は、いわゆるペンションであって、ハイクラスなホテル旅館とは業態が違うのです。が、泊まった後の満足感は、支払った金額を忘れさせるほど高いのです。先に、食事のことについて述べますが、ここの食事は次のとおりのラインナップ ＊先付 （パレット型の白皿に、季節のものを演出してくれる。） ＊和え物 （これ、抜群の味付け！ 野菜類の組み合わせも工夫している。） ＊刺身盛り合わせ （パラが訪問した折には、５～６種類。中でも白身系の地獲れ魚貝は良い。イシダイや シマアジ、それにサザエは最高！） ＊鶏とカボチャの団子茸餡かけの蒸し物 （非常に穏やかな塩梅、温かいうちに食べるべき一品。） ＊牡蠣の茶碗蒸し （牡蠣の風味がすごい。好きな人には感激の茶碗蒸し。） ＊カサゴのから揚げ （レモンを絞っていただく。小さい身だからこそ、骨までバリバリ食べられる。） ＊金目鯛（大）の姿煮 （言うまでもなく、この宿の最大の売り物。秘伝のタレで煮た立派な一尾を堪能できる。） ＊酢の物 （口の中をさっぱりさせてくれる。酢の味は抑え気味） ＊味噌汁 （ご飯のあてに岩海苔を浮かせたシンプルなものだが、しっかり出汁が効いている） ＊香のもの ＊鯵開きのほぐし身入り釜飯 （これは不思議！ もうお腹いっぱいで食べられないかと思ったのに、茶碗一杯がするっと 入ってしまう程美味しい。食べ残した場合にはオニギリ夜食にしてくれる。）正直に言えば、並みの胃袋の持ち主なら食べきれない程の量ですが、我が家は妻も含めて全員健啖家なので完食できました。味付けと調理は研究し進化した結果なのか、極めてウェルバランスであり、どれも素材の良さを活かす出来ばえです。客席に配膳するタイミングも丁度良いので、待ちくたびれることがありません。これは、オーナー夫人や若い女性従業員の目くばせ、気くばりが行き届いているからでしょう。特筆すべきは、自慢の大きな金目鯛の丸々一尾を姿煮にしたもの。二人で一尾を食べるわけですが、まことに食べ応えのある一品です。これの味は、タレを継ぎ足しながら秘伝の味に仕立てあげているとのことです。しかし、過去４回訪問して来て、微妙に味付けが変化していることが覗われます。前回（2014の春）の時より、全般にマイルドになっていて一層食べやすくなっていると感じました。恐らくは、○○トラベルや△△netへの宿泊客の書き込みに対して、オーナー夫妻が改善を図るべく研鑚した変化だろうと想像できます。この宿のメシに難癖や「不味い」評価をくれるレビュアーがあったとしたら、それはかなりの偏った偏食家かプロを気取る（本当のプロは、人様の作った真心のこもった献立を非難しないけどネ）心ないスノッブのやる所業だろうと思います。我が家は、この金目鯛の姿煮を骨の髄までしゃぶり尽くして、タレまでぴちゃぴちゃ舐めてしまう程、下品でも何でも味わい尽くしてしまいます。さて、お宿としてはどうなのか？気になるところでしょうが、詳しくは◯◯トラベルの評価や宿泊者の書き込みを一読されれば良いかと思います。ペンションのカテゴリーでは、最高に近い評価を受けていますね。露天風呂からの伊東周辺の海や大室山～天城連山の眺めは素晴らしいし、テラスでの珈琲＆一服は至福の時を約束してくれるはず。また、伊豆名産の清酒や地ビールもあり、食事を一層楽しいものにしてくれるでしょう。寝室は小さなロフト付きのベッドルームだったが清潔に保たれており、TVやドライヤー、バスタオル他アメニティにも不満がないので手ぶらで安心して訪問できる宿でした。ウェルカムドリンクでお出迎え、アロマミストのプレゼント有り、好みの浴衣を選択できるサービス有り、喫煙室にまでコーヒーメーカーを配置して和めるよう配慮有り、観光パンフ類や近隣のアクセサリー工房の紹介有り･･･。まさに至れり尽くせりの配慮があちこちにありました。この宿のスタッフの「おもてなし」にかける意気込みには本当に頭が下がります。オーナー・K氏は「こころね」に命をかけていると言っても過言ではないでしょう。
2017/04/02 更新
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この宿舎は、いわゆるペンションであって、ハイクラスなホテル旅館とは業態が違うのです。
が、泊まった後の満足感は、支払った金額を忘れさせるほど高いのです。
先に、食事のことについて述べますが、ここの食事は次のとおりのラインナップ
＊先付
（パレット型の白皿に、季節のものを演出してくれる。）
＊和え物
（これ、抜群の味付け！ 野菜類の組み合わせも工夫している。）
＊刺身盛り合わせ
（パラが訪問した折には、５～６種類。中でも白身系の地獲れ魚貝は良い。イシダイや
シマアジ、それにサザエは最高！）
＊鶏とカボチャの団子茸餡かけの蒸し物
（非常に穏やかな塩梅、温かいうちに食べるべき一品。）
＊牡蠣の茶碗蒸し
（牡蠣の風味がすごい。好きな人には感激の茶碗蒸し。）
＊カサゴのから揚げ
（レモンを絞っていただく。小さい身だからこそ、骨までバリバリ食べられる。）
＊金目鯛（大）の姿煮
（言うまでもなく、この宿の最大の売り物。秘伝のタレで煮た立派な一尾を堪能できる。）
＊酢の物
（口の中をさっぱりさせてくれる。酢の味は抑え気味）
＊味噌汁
（ご飯のあてに岩海苔を浮かせたシンプルなものだが、しっかり出汁が効いている）
＊香のもの
＊鯵開きのほぐし身入り釜飯
（これは不思議！ もうお腹いっぱいで食べられないかと思ったのに、茶碗一杯がするっと
入ってしまう程美味しい。食べ残した場合にはオニギリ夜食にしてくれる。）
正直に言えば、並みの胃袋の持ち主なら食べきれない程の量ですが、我が家は妻も含めて全員健啖家
なので完食できました。
味付けと調理は研究し進化した結果なのか、極めてウェルバランスであり、どれも素材の良さを活か
す出来ばえです。
客席に配膳するタイミングも丁度良いので、待ちくたびれることがありません。
これは、オーナー夫人や若い女性従業員の目くばせ、気くばりが行き届いているからでしょう。
特筆すべきは、自慢の大きな金目鯛の丸々一尾を姿煮にしたもの。
二人で一尾を食べるわけですが、まことに食べ応えのある一品です。
これの味は、タレを継ぎ足しながら秘伝の味に仕立てあげているとのことです。
しかし、過去４回訪問して来て、微妙に味付けが変化していることが覗われます。
前回（2014の春）の時より、全般にマイルドになっていて一層食べやすくなっていると感じました。
恐らくは、○○トラベルや△△netへの宿泊客の書き込みに対して、オーナー夫妻が改善を図るべく
研鑚した変化だろうと想像できます。
この宿のメシに難癖や「不味い」評価をくれるレビュアーがあったとしたら、それはかなりの偏った
偏食家かプロを気取る（本当のプロは、人様の作った真心のこもった献立を非難しないけどネ）心ない
スノッブのやる所業だろうと思います。
我が家は、この金目鯛の姿煮を骨の髄までしゃぶり尽くして、タレまでぴちゃぴちゃ舐めてしまう程、
下品でも何でも味わい尽くしてしまいます。
さて、お宿としてはどうなのか？
気になるところでしょうが、詳しくは◯◯トラベルの評価や宿泊者の書き込みを一読されれば良いか
と思います。
ペンションのカテゴリーでは、最高に近い評価を受けていますね。
露天風呂からの伊東周辺の海や大室山～天城連山の眺めは素晴らしいし、テラスでの珈琲＆一服は
至福の時を約束してくれるはず。
また、伊豆名産の清酒や地ビールもあり、食事を一層楽しいものにしてくれるでしょう。
寝室は小さなロフト付きのベッドルームだったが清潔に保たれており、TVやドライヤー、バスタオル
他アメニティにも不満がないので手ぶらで安心して訪問できる宿でした。
ウェルカムドリンクでお出迎え、アロマミストのプレゼント有り、好みの浴衣を選択できるサービス
有り、喫煙室にまでコーヒーメーカーを配置して和めるよう配慮有り、観光パンフ類や近隣のアクセ
サリー工房の紹介有り･･･。
まさに至れり尽くせりの配慮があちこちにありました。
この宿のスタッフの「おもてなし」にかける意気込みには本当に頭が下がります。
オーナー・K氏は「こころね」に命をかけていると言っても過言ではないでしょう。