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味のパラディーソ（楽園）を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、Y・Tパラディーソさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数：4.3
2022/05 訪問
ノーマル「塩」で感動、チャーシューのウマさに感心してしまう
7月8日、二度目の訪問で「しおチャーシュー麺」をいただいた。やはり、というかブレの無い素晴らしいスープストレート細麺の噛み応え、風味のあるチャーシューが２種、合計５枚、細切のメンマは脇役としてわきまえた存在感、細やかに丁寧にカットされた葱、全てが完璧なバランスの完成度でパラを満足させてくれた。完食で丼をカウンターに返して会計した。元気に仕事に向かおう！ご馳走様でした。次回は白醤油をお願いしてみよう。【初回レビュー】大学の教職課程科目受講の若い衆が「美味しいラーメン連れてってくださいよ～」とオネダリしてくるので、町田界隈のラーメン店を２～３調べておいた。金曜日の午後の授業を終えて、数名で希望の店に出かけることにした。筆者は中高年だから「できればギトギト系は避けたい」旨を伝えておいたら、最初は醤油の評判店に行こうとなったのだ。が、何故かこの日は夜の部の営業はやっていない。やむなく「塩」の評判店に目標を変えて結構な距離を移動。辿り着いたのは、町田駅からかなり離れた位置にある「しおらーめん進化」さんだった。18:00ちょっと前に入口に立ち扉を開ける。カウンターの中で金髪の中年男性の店主？が準備完了で我々を迎え入れてくれた。薄暗い照明、こげ茶～モノトーンのインテリア、BGにハードロックというかメタル・デスボイス系の曲がかかっている。『わぁ～、怪しいムードだなぁ』と、訝しんでいた。店入口左脇の券売機で各々食券を購入する。さすがに若い衆は「全部のせ」とかバリエーション系の塩スープ出汁を注文している。学生の一人が、この系列の駅前店に行ったことがあるらしく「ここのチャーシューめっちゃうまですよ、おすすめ」とか進言された。そう言われても、筆者は初訪問ではスタンダードにノーマルを頼むことにしているので「塩らーめん」を注文。さて、合計５名分のラーメンが順繰りにカウンターに乗せられてきた。円錐形の白丼を覗き込むと、何と美しいビジュアルであろうか、淡褐色の透き通った塩スープにストレート中細麺、肩ロース？の大判チャーシュー、細めのメンマ、細やかに刻まれた葱…。蓮華でスープを一口飲んでみた。『！！！！！ ん、なんだこれは？！』口腔から喉にシミ渡る雑味の無い、滋味深い味の液体。塩ラーメンは何度も食してきたが、この味わいは辻堂の「渦雷」以来の驚くべきスープだ。「やばい、これは半端ねぇ・・・ブツブツ」一人で唸る。滲み出る素材（鶏と節）の風味と塩味の絶妙のバランスが二口目を誘う。このスープのどこにもこれ見よがしな主張や尖がりが無い。麺を手繰る前に３口も飲んでしまった。スープの味だけで『惚れてまうやろぉ』と腑抜けになりそう自分が我に返って麺を掬う。この麺は硬茹でが一般化した現在にあっても、普通の柔らかさに落ち着いている。お陰でストレート麺ながら、スープによく絡む食感だ。心の中で、この商品（作品と言ってもよい「塩らーめん」）に対する絶賛の感情が湧いてくる。チャーシューも良い出来栄えだなぁ、としみじみ味わいながらいただく。パラ「この味さぁ、ご主人がこさえたの？」店主「やぁ、スープレシピはオーナーが研究して作ってますけどね。」パラ「ご主人、このBGって貴方の趣味なの？」店主「あ～、ま、そっすね。」パラ「俺も前の勤務先の若い衆とバンド組んでパープル歌ってたよ。『バーン』とかさ。」学生「え～！ ホント？ 見たい。」店主「あー、それも好きっすね。」パラ「元々やってたでしょ？バンド。」店主「まぁ、バンドっていうかスタジオミュージシャンだったってーか・・・。」パラ「やっぱね。見た目まんまだもんな。」店主「いや～、引きずってますよ今も。」パラ「BGはともかく、このラーメンは『飛んでも』だよ。月１か月２で通うワ、藤沢市民だ けどさ。」店主「宜しくお願いします。」パラ「俺はネ、正直言って感動した。」店主「あざーす。」そんな訳で、約束通り次の週にも訪問するつもりだが、今度は昼の開店と同時に入ろう。よし！全部のせで・・・。
2022/07/10 更新
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7月8日、二度目の訪問で「しおチャーシュー麺」をいただいた。
やはり、というかブレの無い素晴らしいスープ
ストレート細麺の噛み応え、
風味のあるチャーシューが２種、合計５枚、
細切のメンマは脇役としてわきまえた存在感、
細やかに丁寧にカットされた葱、
全てが完璧なバランスの完成度でパラを満足させてくれた。
完食で丼をカウンターに返して会計した。
元気に仕事に向かおう！
ご馳走様でした。
次回は白醤油をお願いしてみよう。
【初回レビュー】
大学の教職課程科目受講の若い衆が「美味しいラーメン連れてってくださいよ～」とオネダリして
くるので、町田界隈のラーメン店を２～３調べておいた。
金曜日の午後の授業を終えて、数名で希望の店に出かけることにした。
筆者は中高年だから「できればギトギト系は避けたい」旨を伝えておいたら、最初は醤油の評判店
に行こうとなったのだ。
が、何故かこの日は夜の部の営業はやっていない。
やむなく「塩」の評判店に目標を変えて結構な距離を移動。
辿り着いたのは、町田駅からかなり離れた位置にある「しおらーめん進化」さんだった。
18:00ちょっと前に入口に立ち扉を開ける。
カウンターの中で金髪の中年男性の店主？が準備完了で我々を迎え入れてくれた。
薄暗い照明、こげ茶～モノトーンのインテリア、BGにハードロックというかメタル・デスボイス
系の曲がかかっている。
『わぁ～、怪しいムードだなぁ』と、訝しんでいた。
店入口左脇の券売機で各々食券を購入する。
さすがに若い衆は「全部のせ」とかバリエーション系の塩スープ出汁を注文している。
学生の一人が、この系列の駅前店に行ったことがあるらしく「ここのチャーシューめっちゃうま
ですよ、おすすめ」とか進言された。
そう言われても、筆者は初訪問ではスタンダードにノーマルを頼むことにしているので「塩らー
めん」を注文。
さて、合計５名分のラーメンが順繰りにカウンターに乗せられてきた。
円錐形の白丼を覗き込むと、何と美しいビジュアルであろうか、淡褐色の透き通った塩スープに
ストレート中細麺、肩ロース？の大判チャーシュー、細めのメンマ、細やかに刻まれた葱…。
蓮華でスープを一口飲んでみた。
『！！！！！ ん、なんだこれは？！』
口腔から喉にシミ渡る雑味の無い、滋味深い味の液体。
塩ラーメンは何度も食してきたが、この味わいは辻堂の「渦雷」以来の驚くべきスープだ。
「やばい、これは半端ねぇ・・・ブツブツ」一人で唸る。
滲み出る素材（鶏と節）の風味と塩味の絶妙のバランスが二口目を誘う。
このスープのどこにもこれ見よがしな主張や尖がりが無い。
麺を手繰る前に３口も飲んでしまった。
スープの味だけで『惚れてまうやろぉ』と腑抜けになりそう自分が我に返って麺を掬う。
この麺は硬茹でが一般化した現在にあっても、普通の柔らかさに落ち着いている。
お陰でストレート麺ながら、スープによく絡む食感だ。
心の中で、この商品（作品と言ってもよい「塩らーめん」）に対する絶賛の感情が湧いてくる。
チャーシューも良い出来栄えだなぁ、としみじみ味わいながらいただく。
パラ「この味さぁ、ご主人がこさえたの？」
店主「やぁ、スープレシピはオーナーが研究して作ってますけどね。」
パラ「ご主人、このBGって貴方の趣味なの？」
店主「あ～、ま、そっすね。」
パラ「俺も前の勤務先の若い衆とバンド組んでパープル歌ってたよ。『バーン』とかさ。」
学生「え～！ ホント？ 見たい。」
店主「あー、それも好きっすね。」
パラ「元々やってたでしょ？バンド。」
店主「まぁ、バンドっていうかスタジオミュージシャンだったってーか・・・。」
パラ「やっぱね。見た目まんまだもんな。」
店主「いや～、引きずってますよ今も。」
パラ「BGはともかく、このラーメンは『飛んでも』だよ。月１か月２で通うワ、藤沢市民だ
けどさ。」
店主「宜しくお願いします。」
パラ「俺はネ、正直言って感動した。」
店主「あざーす。」
そんな訳で、約束通り次の週にも訪問するつもりだが、今度は昼の開店と同時に入ろう。
よし！全部のせで・・・。