TOMASSOONさんが投稿したカドヤ食堂 総本店(大阪/西長堀)の口コミ詳細

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とまそん@ラーメン食べて詠います

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カドヤ食堂 総本店西長堀、阿波座、ドーム前千代崎/ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば

1

  • 夜の点数:3.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:3.5

      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/09 訪問

  • 夜の点数:3.5

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人
  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-

手もみ風なそば・・・。これもどこかホッとするねぇ~。うまし!

<2011.09> 手もみ魚介そば

【煮干しを求めたつもりが、スルメと出会う・・・】
 あーーー煮干し喰いてーーーと朝から体が求めております。煮干しとなると大阪市内まででかけんと無いのよね・・・。と考えつつ、最近食べたカドヤ食堂さんの「煮干し醤油そば」が忘れられなく、そいつをレビ目的外で食おうと、大阪市内に潜入開始です。もう開店前に行き着くという根性の入れようでして、一番乗りで入店!いつも雑誌&紹介本で見慣れたお姉さん店員さんの案内を経て、一番奥のカウンターでメニューを眺めます。「あ・・・・煮干し醤油そば・・・メニュー落ちしてるやん・・・」と凹みます(泣)。ならばこれはもう中華そば大盛りに埋もれて死のうと思う・・・・。しかしその瞬間に、横に描いてある「手もみ魚介そば」なるなんともレトロな紹介に目が泳ぎます。なんと・・・魚介100%勝負とのこと!急遽レビ意欲も湧いてきましたし、これを大盛りで注文とあいなります。レギュラーの中華そばよりも安い680円!大盛りだと+130円で810円。カドヤ価格としてはとてもリーズナブルですね。


【おおお!こんな素朴な麺は初めてやがな・・・】
 一番乗りですから配膳も早いわね・・。あっという間に配膳でこの麺顔。まず麺に圧倒ですね。「こんなカドヤの麺は初めて」と個人的に興奮します。ときどき、限定メニューなどで平打ち太めのラーメンは拝見するのですが、ここまで、手打ち風にしなしなに縮れている風貌は初めて・・・・。少し透明系なニュアンスとクッチリなスタイル感があれば、関東で言う喜多方麺のような風貌とも見受けられます。これは、どんな噛み心地なのか・・・期待が高まります・・・・。
 「ん~~~ん!!「ちゅるりん」として「ぴっちし」な感触!ナイスな・・・つるぴち麺♪」
 これは、柔麺好きな方々には舞い違いなく受け入れられるスペシャリティですね!やるな・・・と最近出来たとお聞きした新しい製麺室に目をやります。すると、あ!カドヤの大将いはるやん!(京都弁ですまん)最近、めっきり御見かけするタイミング合わんなと思ってたら、製麺室で奮闘しておられます。博士と研究室みたいなその空気感・・・・、そこでこんなん、考えてはったんやね!
 感覚としては王道とも言える中加水で、芯など関係ない全体のもちもち感覚で楽しませてくれるタイプです。それに表面のざらつきなく、ちゅるちゅるちゅるちゅる~~~・・・と滑る感覚とウネリの抵抗で快感を覚えるというやつです。クチリと最後に噛みちぎるのも楽しい・・・。大盛りにしましたが、とても胃に圧迫感なくするすると食べ尽せます。ちょっと変わったカドヤの麺!今だけ限定なので、ご興味があればお早めにどうぞ~♪
 ※麺の感覚:西の喜多方とは言い過ぎ?つるぴちな麺感覚、もぐもぐ噛むと適度なモチモチ
 ※麺の形状:平打ち太め、手もみの名称の如き不規則な縮れ感がそぼく
  大盛りにしても胃にもたれない感覚。


【魚介だけで・・・このスッキリ濃厚なアミノ酸!】
 「動物系一切排除で・・・このスッキリ感かよ・・・。」
 いわゆる魚介系と言いながら「魚が苦手な方はご遠慮ください」という触れ文句は時々みかけますが、この一品は、そういうのなしでOKです!魚介だけで・・・こんな滋味深く優しい味わいになるんやと・・・・呆然です。説明書きを見ると、サンマ節、スルメ、昆布がメインとのこと。むぅぅぅぅ・・・サンマの個性は遥か昔・・・西新宿の麺屋武蔵で感動した覚え有りますが忘れた(泣)。しかし独特な個性感があったのはぼんやりと・・・。そして「スルメ」か!時々これを出汁に使うとは聞き及んでいたものの、この何とも言えない塩分を含んだ旨味は、スルメ由来かと素人ながら察する次第。昆布はまさにベースだと思うので、昆布の味わいまでは全く分からず申し訳ありませんが・・・・。
 ※味のグラデーション:魚介(サンマ)>スルメ>醤油由来のわずか~なまろやか酸味
 定番中華そばと比べて異母兄弟的な立ち位置ながら、それほど魚介にエキストリームに走っていないところが余裕を感じます。


【チャーシューがタイムスリップしてきました】
 このチャーシューは懐かしさありありな感じですね。神戸の古い中華屋タイプで食紅を外した感じが少しいたします。しかし、懐かしい・・・とは個人的には言えないのは、アタクシ京都人ですからね・・・。子供のころから食ってたチャーシューは、肩ロースの薄味ぺらぺら肉の重ね食いだったたんです。このため、今回のチャーシューは、大人になってから食べた懐古調チャーシューなのです。だから、懐かしいじゃなく、タイムスリップしてきたチャーシューと感じています。どこの部位だろう・・・わからないけど、タレにつけ込んで、少々煮て?じっくりと燻した感じがいいですね。
 ※具のおさらい:懐古調チャーシュー3枚、ナルト、ネギ、海苔
  海苔は・・・・一般的だったね・・・・。
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 総じまして、短い間にでも、またちょいと通いたいと思うのであります。その心は、定番のバリエーションが豊かですから。豚骨魚介や、鶏白湯など流行やニューウェーブ系の系統に背を向けながら、守りではなく、やっぱり進化を追い求めている感じがいたしますので。また、カドヤ食堂さんの限定品には、研究熱心とも、新しい挑戦ともつかぬ・・・遊び心的なものも感じます。なのでまたきます。ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


<2011.07> 煮干し醤油そば

【改装記念と思って表敬訪問ですが・・・】
 先日、カドヤ食堂さんを訪問したところ・・・改装中とのことで振られましたので再度訪問。どこが変わったか・・・以前のをあまり正確に記憶していないのもありまして不可思議ですが、まぁ・・・表敬訪問ということで。しかしでんな・・・、ようやく落ち着いてカドヤ食堂行きたいと思うのは、何か大阪のど真ん中な一杯を体が要求しとるんでしょう! タウン誌で見慣れたあのオヤッさんの顔を見たかったのですが、あいにくお弟子さん3人のオペレーションでした。でも、いずれこの方々も・・・いつか独立してカドヤにて修行ということで、大阪庶民派崇高系を展開してくれることでしょう。腕試しな一杯を・・・期待するのであります。今回は「煮干醤油そば」をチョイス。関東のラー友は「白金豚」から「黒豚」に変わった旨みそばを食って来いとの指令ですが、すまぬが却下!なぜだか・・・コイツに惹かれた!でも880円!!めちゃ強気な価格設定でっせ・・・。


【関西人にしか思いつかないスープだと思う・・・】
 880円か・・・と肝っ玉が小さいアタクシは、ため息をつきますよ・・・。並一杯でこの価格ですからねー、いくら大阪の有名店と言えどもですよ・・・。この時点でかなりマイナス気分。関東のラー友の言うこと聞いておけばよかったかななどとも思う・・・・。隣のつけそばも旨そうだ・・・。揺らぐオッサンの心・・・。で、配膳された一杯は・・これまたこじんまり。泣く・・・。 しかし、この漆黒の醤油スープはなんぞや!この色合いは「デキル!」と思わせる存在感です。しかも・・・なんだか麺顔が丹精な感じもしますしね。これは、イケるオーラがぷんぷんにおってますし、そして、恐る恐る・・・スープをすすり上げます・・・・。
 「これは!!!もはや、お出汁で食わせる濃厚煮干しや!」
 ・・・一口でビビビときますよ。この感覚は、申し訳ないけど、関西人にしかわからん「お出汁文化の世界観」ですよ!濃厚煮干は、関東で少し食ってきたものとして、この煮干しのアレンジは関東の方には思いつかないとすら覚えます(冒涜してませんのでごかいなきよう)。あえていうなら、このスープを少し淡くして味加減を少し調整して、うどん玉を浮かせても成立してしまいそうとすら思うのです。関西では、関東のあの「煮干し」の出し方が想像できないように、その逆で関東の方はおそらくこれを煮干しと呼ぶには若干抵抗があるかもしれませんがね・・・。
 煮干しは、甘めに響いてよく利くいており、そして醤油のカエシに旨く結びつく味の構成です。それに明らかにお出汁風味が漂います。節系と結びついたようです。なので、煮干しの残骸やら、香ばしさなどとはいかず、煮干しの出汁だけを濁らせずにキレイに圧縮したようなキレがあります。ワタのエグミが一切ありませんしね。


【でじゃばらない上出来という麺に脱帽】
 明らかに中~多加水のストレート麺で、やや平打ち系。表面のザラツキ少なく、またモチモチすぎることもなく、適度な中間の感触です。よく使う「くっしり」した系ではなく、「ツル・・・モチ・・・プッツリ」と一連で流れていくよう・・・。濃厚お出汁系の麺には、非常に合っていると思いますし、これなら・・・・大盛りという設定もしてほしいと思える品質を感じます。何気ない日常の高品質とはこのことですな。


【実は具も気を配っている】
 チャーシューが見た目以上に肉厚で、肉の歯ごたえ感ある本格派でしたよー。なかなか薄味ですが、全体にあっていて大変よろしいかと。またメンマは、「穂先メンマ」を使用!都島区大阪城北詰のあの名店と同じ感覚で大切にいただきましたよ。
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 総じまして、醤油ラーメンと呼ばず、醤油そばと命名する気持ちが少し分かるきがするな。この味付け方は、ラーメンを超えて「大阪麺料理」の域に達していると思うけど・・・・。なぜだか、食ってみてこれを単純な醤油ラーメンと呼びたくないような、この気持ち。だから「醤油そば」なのか・・・。詳しくはオヤッさんに聞くしかないけど、たぶん恥ずかしいから聞くの無理かな。ともあれ、久しぶりに・・・つきぬけた旨さを感じたことは、間違いなし。ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。これは、関東のラー友と次回の大阪ツアーで案内したいと思いました。


<2010.7> 白金豚旨味そば

西長堀に移転されて、表敬訪問の機会を伺っておりまして、そろそろと脚を運びました。しかし、行列の長さを衰えず。まさに大阪を代表するお店の風格でしょうか。結局夜7:00前に並び始めて、40分後に麺にご対面できました。

一般的に、油そばと分類されるのでしょうか。醤油たれと麺をかき混ぜて食するタイプです。麺をかき混ぜていくうちに、完全に汁が吸い取られるタイプです。そして、食欲をそそる香りがにおいたちますー。

最近のつけ麺と比べて、麺は細い部類で、まぜていくうちに麺が最初のうちは塊になってしまいますね。それでも粛々と混ぜてゆくと、麺と全体がねっとりしてきて、麺が黄色から、黄金色に変化してゆきます。

具は、チャーシュー(味濃い系)、ほぐしチャーシュー、メンマ、葱、ナルト、そして生ニンニクおろしで、この生ニンニクが食欲をそそり、醤油ダレとよく絡み、ご飯にとても合う系になります。卵黄があったらなぁ・・・。そしたら、スタミナ旨味そばにはや代わりですね。

料理の名前のイメージとは裏腹で、がつーんとニンニク系の旨さが口一杯にひろがります。がつがつと無意識で食べ進めてしまいました。白ご飯と一緒に食べるとまたこれがすごく合います(炭水化物で炭水化物たべて何が悪いー、うまいんじゃー!)。ともあれ、一気に食べてしまいまして、精算のとき少し恥ずかしかったです(さっき配膳したばかりでしょ?って・・・)。


新店舗はめでたいこと。まだ、オペレーションがすこしぎこちないかな?少しだけ・・・・ね。お祝いの意を込めて、いつもより150%大きめの声で、ご店主に「ごちそうさまでした!」と声をかけ、お店をあとにしました。

またきまーす!


<2010.5>

大阪ならではの醤油系を食べたくて、今日はカドヤさんに突撃です。GW直後の5/6は臨時休業だったリベンジもありまして・・・・。今日は、仕事も早く切り上げて早めの訪問だったため、空いている時間帯に滑り込んだようです。


最初につけ汁が運ばれてきました。

九条葱がまず目に入ります。斜めに大きくざく切りしたものと、細かく輪切りにしたものと、二種類に分けていて1/4程度表面を覆っています。それと対抗して、表面に鎮座ましますのは、追加で注文し豚足です。ぷるぷるとろとろした感じで、気持ちよさげに浮かんでいるよう・・・。チャーシューも二種類に切り分けていて、まず大きく1枚、そして短冊切に2~3枚あって、いろいろ考えられているようです。それらのスキマに、ナルトが浮かんで一見レトロです。穂先メンマもちゃんと沈んでいまして、具的には、追加トッピングもあって、賑やかでした。そして、醤油系のつけ汁のほうですが、昨日の、大鶴製麺所のうすつけに通じる共通性を感じました。豚足と、九条葱とベースの醤油だしが、甘みをそれぞれ出し合っているような感じで、これも大阪好みです。


一方、麺ですが個人的な推測で18番切歯かな・・・・、やや細いかも知れない程度の太さですが、ちゃんと腰はしっかりしていて、風味も感じられる良い麺です。麺椀にザルがしかれていて、水切りばっちりです。

  • 新しいお店!

  • お祝いがどっさり!

  • お品書きです

  • 今日のオーダー 「白金豚旨味そば」 旨し!

  • カドヤ食堂 煮干醤油そば

  • カドヤ食堂 煮干醤油そば 麺アップ

  • カドヤ食堂 手もみ魚介そば

2011/10/01 更新

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