TOMASSOONさんが投稿した金久右衛門 梅田店(大阪/北新地)の口コミ詳細

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とまそん@ラーメン食べて詠います

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閉店金久右衛門 梅田店東梅田、大阪梅田(阪神)、大江橋/ラーメン、餃子

1

  • 夜の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/08 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人
  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

大阪で醬油ラーメンといえば・・・金久右衛門!5種類全部たべてみました、順番に・・・。

<2015.08> 大阪ブラック・太麺

 久しぶりの関西ラーメン訪問の第二弾。新しい店を開拓するのが邪魔くさいだけだったりして・・・。それでも、あの店元気かな〜なんて懐かしい気分も手伝って、今回は「金久右衞門・梅田店」さんを訪問してみました。何を隠そう!私のラーメン体験で一番ハマった一杯「大阪ブラック」があるお店なんですよね〜。深江橋の本店は、ハードルが高くて、結局梅田店に入り浸っていたのでした。

 変わったところは、スタフさんたち。4年前とは入れ替わったみたい。そして、通し営業になっていることと、深夜営業まで可能ということかな。特に通し営業は実にありがたく、ランチタイムの行列とこの猛暑のぶつかり合いを避けることができてラッキーでした。おやつの時間を過ぎたころでも、パラパラと先客がおられて寂しくもなく、リラックスしてこの一杯を頂きました。


【ピッチリとした醤油の旨味と酸味と塩気!豚もスッキリ透明感】


 もうすでに有名になってしまった「大阪ブラック」。東京のラーメン通にも大阪名物として知れわたっているので、今更・・・な感じもありますが、いやいやどうして、分かっていても食うと記憶が蘇る! やはり「超ピッチリとした切れのある醤油ダシ」という言葉しか浮かばんですな!! 醤油の醸造感からくるコク、醤(ひしお)がすっきりとした塩気、後味がゆらめいた後にすっきりと消える酸味。濃ゆい色合いがしつこそうに最初は見えるかもですが、透明系な漆黒の色合いが、どこか漆の塗り物のような高級感を高めます。「マツマ醤油」の一升瓶がずらりとならぶ。この醤油との出会いがなかったら生まれなかった一杯かもしれません。

 一方、非魚介系でまろやか。豚のコクがすっきりしていて、表面の上澄みにキラキラ輝く油層がありますが、実にサラサラとしていて気持ちよい。豚のやさしさに磨きがかかったようなすっきりさが異様にうまいです。貝類のダシ?を含んだような滋味も芳醇で、やはりいつ食ってもうまいうまい!


【大阪ブラックには、やはり太麺!褐色に染まった平打ちが素敵!】


 すっかり忘れてしまって、カタメコールをするのを忘れてしまいました。しかし、久しぶりだからデフォルトで味わうのも悪くないです。ここは細麺と太麺が選べるシステムになっていて、大抵汁系なら細麺を選ぶ私なんですが、この大阪ブラックのような味わいの濃ゆいタイプは、ずっしりとした太麺で味わうべきでしょうね。平打ちで綺麗なストレート。醤油のタレを軽く染められて、飴のような褐色が実に食欲をそそります。二日酔いで昼過ぎても気持ち悪かった体調でも、なんとスルスルと一気に食える!

 太麺とはいえ、もちもち感が低くスパスパとちぎれる前歯の感覚。それでいて奥歯へ運び込んでプレスをする際には、軽くヌチヌチとした潰れこみが快感。グルテンと醤油の塩気がうまく融合して箸が止まらぬうまさ。表面の感覚がヌメっとしたことなく、気持ちよいほどにツルツル、しなやかすぎるほどにスルスルと内頬と喉越しにシルエットを与えます。うーん、カタメでなくとも、この味わいと感触はすごいね〜。うましうまし!


【私がバラ肉チャーシューに開眼した逸品!】


 本当は味玉を欲するところでしたが、体調不良で断念。そのかわりチャーシューに全神経を集中させていただきました。皮を極力のこしたようなバラ肉ロール。周囲の焦げ目があるようでないような・・・それでいて、肉の香ばしさを残します。バラ肉の脂がまさに舌の熱でとろけるような感覚で、とろけるような感覚。ここでも醤油のピッチリした味わいとコラボして、旨味を高めます。肉質と脂質のミルフィーユがしゅう曲している断面が美しい。サイズも厚みも申し分なし。分厚すぎないところがいいバランス感かもですね〜。

 そして極太メンマが二本。きめ細かい繊維質で前歯を垂直に当てても、やさしくシャクリとした切れ心地で避けます。もともと薄味な感じで、ここでも食うときに醤油出汁が滲んで味わいと香ばしさを高めます。これだけでもビールが何杯でも飲めそう!二日酔いでもそう感じさせる・・・。


 総じまして、「上質!大阪ブラック!ゴクゴク飲み干すブラック系」と言う感覚で、ブラックと言えば庶民的な系譜が多いなか、こいつだけは、どこか背筋が伸びる上質系です。ご存知、もともとは高井田系の一杯なんですが、そういったジャンルを突き抜けたような一杯。高井田代表から飛び超えて、大阪代表となった醤油の一杯。もっともっと、大きく認知されても良さそうなのだけどと・・・・、今は関東に身を置くものとして、寂しく感じております。この数年でどしどしと関西ラーメンが東京に進出しております。金久右衞門さんも、イベント出店以外で、しっかり東京進出してほしいのですが(笑)。もしもが実現するなら・・・中央線沿線でよろしくお願いいたします。ああ、久しぶりに好きな一杯食ってうまかったうまかった!どこか同窓会気分で食ったけど、また大阪に来る機会があったら食いに来ます。なので詠います!


   久方に
   懐かし醤油を
   食らいては


   しみじみ味わう
   塩気と時間


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2011.08> 試作品 ゴールドのつけ麺??

【半分・・・告知もかねまして、新メニューのご紹介です】
 先日、金久右衛門の支店が新たに、靭公園近くにオープンしたとのことですね。なんとなく、春にはあれほど梅田店ができてフィーバーしたのに、すぐ新たな支店にいくのも不義理な思いがします。なので、浮気せずにまた、梅田店に訪問させていただくのです。レビ以外にも相当訪問していますので、かれこれ20回弱は訪問しているはずですな・・・。ということで、今回もレビ目的なく、ただ本能の赴くままに、「大阪ブラック・太麺」を堪能し、さくっと帰るつもりでおりました。
 そうしますと、食べ終えたころに・・・・「もう少し食べれますよね?新メニューの味見なさってくれませんか?」と、少し麺の量を抑えたような「つけ麺」セットの提供をうけました。来週あたりからと思っているので、忌憚なくご意見などとのこと・・・。初めての展開。最近、別の店に浮気してたんだけど、アタクシのこと、覚えてくれてたのね・・・。別の支店に浮気しないでよかった。


【「ゴールド」の「つけ麺」とのこと】
 まず・・・麺より、その「つけダレ」に圧倒的に目がいってしまいます。白濁というか、クリーミーな見栄えと味わいなのです。まず、食して・・・・・「洋風!?」とみまごう味わいです。醤油専門店なのに、醤油の色しとらんがな!しかも塩味と言いたいけど、そう単純ではなさそうだ・・・。コクが独特なのです。鶏とも豚骨とも絶対に違う・・・チーズ感すら後味に感じる何かなのです・・・・。
 ここでよくある・・・有名ブロガーさんならではの対応。「これ・・・○○○使ってますよね」「あ!分かりましたか?実はそうなんです」という駆け引き・・・・・。これをやってみたい!けど、駄舌なアタクシは・・・だめでした(笑)。質問が思いつかない・・・。それで、これは困ったと思い、この一品のネーミングを伺ったんです。すると、まだ迷いがありそうで、はっきりとは聞けず・・・。ただ、「これはゴールドのつけ麺のつもりなんですけど・・・・、単純じゃつまらんので、思いっきり方向かえてやろうと生クリーム足しました」と言われました。なるほど!これで納得です。それにしてもどうして「生クリーム」なんだろ・・・。
 確かこんなことを、おっしゃってた・・・・。ゴールドは思いのほか塩分が強いので他に何かがいるのだけど・・・豚骨で白くするのはありふれてるし、ここは思いっきり変えてやろうと思い生クリームにしましたと・・・・・。そしてさらに、味に後半味にあきてくるはずですので、薬味に苦労したとか・・・・。そんな思いで、オレンジ色の辛み油があるのですね。以前、試作でいただいたハバネロ入りよりは、柔らかいですが、胡椒??か何か少し足されていますね。これをつけダレに入れると、担々麺のスープのごとく白濁の海に濃いオレンジのペイズリー模様がはじけるように広がります!


【麺は、変えてきた?・・・・まん丸麺だ・・】
 麺は、ラーメンの細麺より少し太めかな・・・・。最初は、太麺を期待したのだけど・・・・・。しかし、食してみて表面のざらつきが、ラーメンとは違って斬新だし反面・・・らしくないとも言えますかな。それにしても麺のスープとの絡みは問題なくむしろGOODです。芯のない中加水など真ん中でして、くっしり感ありよろしいのではないでしょうか?
 改めて考えると、幅広な定番太麺では、芯がどうしても締めるときに残るのだろう・・・その点でマイナスかも。またラーメン用の細麺は、つけ麺ではどことなく頼りなく思えるかもですね。今回のつけ麺は、丸の断面で、外側から内側にかけての反発も一定ながら、食べ応えも歯ごたえもしっかりあり、あっているスペックと思えるのが正直な印象です。


【具は、普通に鎮座しているが・・・・そうとう考え抜かれたと思うのね・・・・】
 例えば、チャーシュー。今回は、燻しっぽい調理法でこれはこの店では初めてかも。この処理は、このつけダレにはあうと思うのです。通常の名品のチャーシューなら、脂ぎっていてつけダレが重く感じるかもだし、以前のあぶりだと、生クリームと喧嘩しそうだし・・・。また、この店ではめずらしい「梅干し」。これは、後半のつけダレの味にあきるとこの対処か??? また、大葉も備えられているがそのためかも・・・。
 さらにオレンジ色し薬味油だが、前回のハバネロらー油よりもマイルドながら、塩味が若干するのが変化かな。考えてみれば・・・・・・先々月、金醤油らーめんを食していたときに偶然味見として供された「ハバネロ油」のときから・・・・・・、ちゃくちゃくとご店主は、なにかオリジナルを創造してやろうと試行錯誤していたのね・・・。
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 総じまして、通りすがりでこれを食ったら「おもしろい!」と諸手で評価するものの、金久右衛門を看板に背負うとなかなか難しいと・・・正直思う。できばえは、理解できるし、欠点もおそらくアタクシなどに言われなくても分かっているのだろうとも思うところをよく感じます。
 「後半味に飽きます」とおっしゃってたが、その対策は実はしている節を感じます。梅干しだって、その為に補助されたものだろうし、大葉だって最初からこれを抜いて先に食べる人はそういないので、後半食する題材として考えて配置されたものでしょうね・・・。チャーシューだって上述の配慮の上、この調理法だえろうし。さらに考えだして、辛味油のトッピング別だしだもんね・・・。
 しかし、大阪ブラックの完成度と比較せんといかんからつらいね・・・。この塩ダレをさらに洋風に食べやすく処理してしまうと、大阪・中津の行列店とダブルかもしれないし、大葉の微塵など工夫しようものならダイレクトに連想してしまう。ひょっとしてもっと空想すれば、京都の城陽市のスーパーなつけ麺すら連想してしまう・・・。さらにまた生クリームを単純に豚骨に変えてしまうと普通の塩豚骨になってしまい「醤油専門」という看板ではなくなるし・・・。白いつけダレに重きを置き、生クリームを豆乳に変えようものなら、三ノ宮の店に似たようなのあるしね・・・・。つまり、「金久右衛門」という看板ゆえに、唯一無二でないといかんため、とても難しいと本当にかんじますよ・・・。本当に、難しい仕事です。
 それを帰り道ずーーーと考えてたんです・・・。だから思うと、「まだまだ伸びしろあるけれど、いろいろ制約あるなかでよくやっている」というのがアタクシの正直な感想。なんか・・・・偉そうですね・・・・すみません。とにかく、「何か違ったことをしないといけないと思いましてね・・・思いっきりにね」というお言葉にすごく惹かれたので、いつまでも、梅田キングのファンでありたいと思いますよ!!
 ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。 きっちりした定番があり、それでこそ新たな取り組みに応援!!(お金払おうとしたけど、結構ですと丁重に断られた・・・・)


<2011.07> 紅醤油らーめん・細麺・大盛り(+サービス炙りチャーシュー)

【だって帰り道にあるんだもん・・・金久が・・・・】
 だから仕方が無い!訪問するしかないのです。レビするつもり無かったのですが、ひとつ試作がまたありましたので、ご報告がてらのミニレビューでご勘弁を!


【Q:この麺顔を見て、いつもと違うところを応えなさい(制限時間1分)】
 A:チャーシューが一枚多い。(半分正解)
 A:チャーシューが一枚多い上に、しかも「炙り」である。(大正解)
 そうなんです。今回のサービス試作は、炙りチャーシューでして、これはどのメニューを注文しても皆さんにサービスとして追加トッピングされてました。アタクシの隣4番さんが「なにわブラック」を注文されていて、その製作工程を暇に任せて覗き込んでいたら、この店で見たこの無いチャーシューが出てきた!なので、「また裏メニューかいな!」と一人あせってしまいました・・・。するといつものお兄さんが、アタクシの紅醤油配膳の際、「今回はちょっと炙ってみましたよ!」と教えてくれてという顛末。これ・・・・サービスです。
 なかなか、歯ごたえあり、いつもの肉とはまた趣向が180度違っていますね。香ばしさも確かに食欲そそりますね。いつものチャーシューと二種類あるというところが楽しみ二倍でなおよしでした。ちなみに、確かに旨かったんですが・・・・レギュラーチャーシューがやはり旨いと思わせる仕上がりであることも確か。どちらか一種類というのではなく、炙りがあったからこそ、レギュラーも生きたと思いますよ・・。


【後半、生ニンニクをクラッシュさせるのが、オレ流梅田キングの食べ方】
 ・・・・ってそんな偉そうに言わんでも・・・・ダレでもやってるって(汗)。紅にニンニクというのも、味がシャープに切れ上がり、いい感じですよね!摩り下ろした備え付けでなく、生をそのままクラッシュというところが憎いね! 存分に醤油とニンニクを楽しませていただきました。

※麺については、過去レビご参照ください・・・・と、ずるいオレ(大汗)

 ということで、このまま合掌! 今日も本当にごちそうさまでした。週に1回は必ず最近来てますが、しばらくこのペース続けるかもですー!


<変わりメニュー(試作品?>  金醤油らーめん +柚子ハバネロラー油 トッピング

【いつもの感じで訪問、いつもと違う趣向】
 あああぁぁぁ・・・・大阪に戻ってきても東京疲れが残る・・・・。それにそしても、今日も会議疲れなアタクシは、梅田キングに吸い寄せられるように立ち寄るのです。あのスープをすすって元気を取り戻したい(リポビタンDとちゃうっちゅーねん)。お疲れモードだから、今日は最初から「金醤油・細麺(略して「きんほ」)」と決めておりました。 夜の部、まだピーク前と思われる時間帯に訪問したため、先客3名という・・・・空間がまったりしている感じ。端に腰掛け、「きんほ」と注文し暫し一日を振り返りながら待ちます。この待ち時間が好きやねん・・・。


【思わぬ展開・・・・】
 会社のメールを携帯電話で確認しているうちに、配膳タイムとなります。さあ、ここからは、至福のとき。手を合わせ・・・・、一応載せるつもりない写真を一枚撮っていざ実食となります。そしてさあ!というときに、スタフさんの思わぬお申し出がありました。
 「こんなの作って見たんです。柚子とハバネロ入りのラー油です。よろしければ、後半にお楽しみください。」
 ということで、小皿が供されたのが添付写真の映像なのでございます。詳しく聞かなかったけど、どうも・・・試作品の様子。こいつは嬉しいじゃありませんか! まずは、お言いつけ通り、後半に楽しむことにして、いつもの金醤油を味わいました。しかし、さっぱりしながらもコクあるスープでんな・・・。目をつぶっていれば、どこぞの旨い塩ラーメンと勘違いしてしまいそうな、塩分コクとまる味ですな・・・。表面の動物系脂が浮いているのも深みを与えて居そうで・・・・。と、旨さの安定感をまずは確かめる・・・・・・。そして、試作品?を一気に投入です。


【まとまりがない様で、公約数がしっかり隠されているのだ】
 オレンジのラー油等が、ペイズリー模様のごとくスープに広がりますね・・・。はるか昔、袋麺の日清食品「出前一丁」をこよなく愛していたアタクシとしては、添付調味料のごまラー油を思わず連想してしまいましたよ、そのビジュアルに・・・。迫力は段違いですがね。
 さて、投入したあとのお味はというと、「まず、柚子フレーバのさっぱり感がシャープに広がる」という感じかな?でも、あの独特な柑橘系なクセが旨くハバネロの風味につながるように処理されていて、さわやかなんです。そして、最初正直言ってビビッていたハバネロは、常識的な辛さの範囲で落ち着いており、むしろ辛味旨みのボディーを豊かにしているよう・・・。そして、最後に幕引きのごとく、ラー油がシャープに纏め上げます。説明で聞いたよりも、上品でそう辛さがどぎつくないです。だから、金醤油にもマッチすることうけあいです。
 柚子の風味がサッパリ。ハバネロの突き抜ける感ある辛さがサッパリ。そして、両方のサッパリを纏め上げるラー油のシャープな辛さでサッパリ。辛さを旨く「サッパリ感」で纏め上げているので、ばらばらのエキスのようで一体感がありました。
※麺については、過去レビと重複するため、説明省かせていただきますね。あしからず。
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 総じまして、いよいよオリジナルメニュー間近な予感!こうご期待です。それにしても、たまたまオーダーが金醤油だったから、試作品を提供してくれたんでしょうね。ブラックだったら、見た目栄えないどころか、味が対立するのでしょうか・・・。なので、この日、金醤油食べた方にはある程度、提供されたのでしょうか・・・・。おそらく、たまたま限りある試作品にタイミングが合ったのでしょう。なので、必ずこれがあるとは保証できませんので、そこんところは、あしからずです。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。また、来ます!


<後日・・・なにわゴールド>

【ご期待にお応えしようと再訪問したものの・・・・】
 メニュー制覇にリーチがかかったと・・・背中を押されて、それではと「五強醤油」狙いで訪問いたしましいたが、あいにく今はやっておりませんとのこと・・・(泣)。仕方なく、大阪ブラックと注文をしたところ、すぐ後のお兄ちゃんが、「なにわゴールド」と何気に注文をされている! ちょっと待った!!俺も俺もと、先ほどの注文を翻して、またしても裏メニュー注文という顛末です。ほんま・・・・かっこ悪いけど、お兄ちゃんにはホンマ感謝やわ。メニュー落ちしていると言われて、それではプラチナ醤油?とか適当なメニューが、咄嗟に頭に出てこないところがまだまだ俄かファンというところでしょう。
 太麺か細麺で大いに悩むところですが、ここは敢えて「太麺」。金かゴールドだったら細麺がセオリーでしょうが、淡麗系スープでも太麺も面白いと・・・・先日の東京・浜松町での体験もあって、自分の直感に素直に今回はしたがいました。


【なるほど! 誠に不思議な感覚・・・・魚介排除系で貝塩の味を楽しむ】
 醤油ダレがかなり薄いでしょ?なにわブラックと比べれば。なにわ○○○○を楽しむ前の儀式というか・・・ちょいとその中央のタレに割り箸を差し入れ、タレをチュチュチューっと吸って先ずは味わう。なるほど・・・・「貝塩っぱいっ!」と感じるその味覚。塩ダレかと見まごうそのファーストインプレッションです。ブラックよりは、ザラツキがあるタレというのも、印象的ですね。そして、今度はまぜまぜして・・・・・スープを楽しむ。
 次の印象は、甲殻類の風味がふわっとしとるな!というもの。そして、塩ダレと最初感じたそれは、しっかりと淡麗醤油系であったことが分かります。ブラックよりも、はるかに甲殻類の風味がダイレクトに伝わりますね。そして、塩味と感じたそれは、確かにアサリの味、貝のエキスを凝縮したような味わいです。なにわブラックでは、名わき役であったそれらの味わいたちが、この一杯ではスピンアウト版のドラマのように主役であります。
 金醤油、紅醤油、三強醤油、大阪、なにわよりは、一段と甲殻&貝風味が個性的な一杯。変化球メニューとしての面白みが十分な一杯でありました。


【極太メンマが一段と旨いやないけ・・・・】
 なぜか今日は、一段と旨かったな・・・。プレミアムなメニューには、極太メンマが良く合います。特に今回は、淡麗醤油系だったため、一段とそのものの旨味が味わえたのかもね!さらに見直しましたよ、このトッピング。
------------------------------------------------------------ 総じまして、ますます楽しみが増えた体験。重ねて、隣のお兄ちゃんには感謝です。ごちそうさまを言って席を立ち、清算終えてから店員さんが、一言・・。来週あたりから、梅田店オリジナルメニュー出ますんで、また来てくださいね。だって! よほどオーダー時にアタクシがうろたえていたのが印象的だったんでしょうね。このおっさん・・・・・ひょっとして「限定星人なん?」ってばれたのかも。とまあ、そんな情報も得ることができまして、大変満足な一日の終わり方でした。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


<三強醤油>

【そろそろ我慢しきれなくなりまして・・・・】
 そろそろ我慢できずに訪問です。レビ以外でもたびたび訪問しておりましたて、チャーシューをはじめとしたトッピングも一通りこなして参りました。で、今回は、裏メニューと申しましょうか・・・三強醤油の太麺ということに。なんでか・・・・、さる先輩のレビ直後に同じモン食って、レビ質はともあれ同じようなことを言うのも、大人気ないと思い、そろそろエエかな?との独断で注文させていただきました(先輩!あしからずです m(_ _)m。)ま、何食っても旨い店とは気が楽な反面、想定外というハプニングがないわけで・・・・、もっぱら「紅醤油とどない違うのやろ・・・」との思惑が渦巻きますな。最近、これを注文する人も珍しくないのか、当たり前のようにオーダーが飛び交い、数分後には配膳完了です。仕事も速いわ・・・・ご店主!

【殆ど見分けがつかんけど・・・・】
 配膳の瞬間!紅醤油と殆ど見分けが付かんな・・・・というのが正直なところ。まだまだ食い足りないということでしょうか? しかし唯一過去データと見比べることなく、ビビビと来たのは、「ワックス感」ですかな。麺顔の照カリ方が、大阪&なにわと共通するものを感じます。
 そしてスープをすすりますと、「・・・・紅醤油みたい」というのがこれまた本音。しかし、二回三回とすすっているうちに、「酸味がこんなに丸かったっけぇ??」という思いがこみ上げてくる・・・。こちらの一杯って、スペシャリティを重ねていくうちに、パンチ系から崇高系に移行していくイメージを、アタクシ勝手に思っているわけです。ここでも、それに近いものを感じます・・・。
 ブラックがヒットしてから開発された商品でしょうが、極力パンチ系を排除した高井田系があるとしたら、この一杯がそれ。最高に色気がある定番醤油ラーメンではないでしょうか!
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 総じまして、紅醤油と、三強醤油の差「+50円」を受け入れることができるか否かがあるので、あえてこの点数。でも、エエ点数でっしゃろ! 大阪では、この品質が並ばずに食えるということがとても幸せに感じます。ホンマにいろんな意味で住みやすい街、大阪です。関東の方、是非大阪出張の折は、ラーメンファンなら、ここの一杯は食うべきですよ。だって、大阪・梅田ですよ!関東の醤油とどこがどう違うかなど、語りあいたいですね~・・・(あ、そのうちアタクシも関東の人間になるか・・・・(泣))。ということで、いつものように合掌!!今日も本当に本当にごちそうさまでした!! 

  • 金久右衛門 梅田店

  • 金久右衛門 梅田店 金醤油ラーメン(太麺) 大盛 味玉

  • 金久右衛門 梅田店 金醤油ラーメン(太麺) 麺アップ

  • 金久右衛門 梅田店 紅醤油ラーメン(細麺)大盛+味玉

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  • 金久右衛門 梅田店 昼

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  • 金久右衛門 梅田店 黒醤油ラーメン 麺アップ

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  • 金久右衛門 梅田店 大阪ブラック(太麺) 麺アップ

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  • 金久右衛門 梅田店 なにわブラック(太麺)大盛り 混ぜたところ

  • 金久右衛門 梅田店 なにわブラック(太麺)大盛り 麺アップ

  • 金久右衛門 梅田店 三強醤油(太麺)

  • 金久右衛門 梅田店 三強醤油(太麺) 麺アップ

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  • 金久右衛門 梅田店 金醤油らーめん +柚子ハバネロラー油 トッピング混ぜたあと

  • 金久右衛門 梅田店 金醤油らーめん +柚子ハバネロラー油 トッピング 2

  • 金久右衛門 梅田店 紅醤油らーめん 細麺 大盛り 炙りチャーシュー付き

  • 金久右衛門 梅田店 紅醤油らーめん 炙りチャーシュー

  • 金久右衛門 梅田店 紅醤油らーめん 細麺 麺アップ と 炙りチャーシュー

  • 金久右衛門 梅田店 試作品 なにわゴールドつけ麺?

  • 金久右衛門 梅田店 試作品 なにわゴールドつけ麺? 本体

  • 金久右衛門 梅田店 試作品 なにわゴールドつけ麺? つけダレ

2015/08/15 更新

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