レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2012/10訪問 2012/11/08
(2012'10)
2年半ぶりの再訪。食べログTop500になっていて喜ばしい限りです。
ランチのコースは、¥2,900、¥4,800、¥8,400と変わっていません。
前回は”クネル”を食べたので今回は”羊”を食べたいな。
スタッフに、¥2,900のメインを”羊”に替えられるか聞くと、もちろんOKだが+¥2,000とのこと(*_*;。量は違うのでしょうが、それならクネルと羊の両方を味わえる¥4,800の方にしましょう。
コースの内容は、
アミューズが”フォアグラを挟んだ焼いたフランスパンと紫色したシャドークウィーンというジャガイモのフライドポテト”フライドポテトは少し燻されています。
次が”仔羊のセルヴェラ”。適度な温かさのパテで旨味が増長されています。
オードブルは”ホタテのコンフィ”。コンフィと言ってもほとんど生でサラダ仕立。
スープは”菊芋のスープ”。キノコなど数種の具材が味的にも食感的にも良いアクセントになっています。
”クネル”は相変わらず海老のソースが濃厚ですが、雲丹の味が濃厚で良い意味で前面に押し出してきます(*^_^*)。クネル自体は以前の方がもっとソフトだったような気が。
”仔羊”は脳みそ、前足、ソーセージの3種が少しずつ。量はホンの少しでお味見程度。少し塩気が強かった。
デザートは4,5種類あったが、珍しい”月のチーズ+¥300”をお願い。プレーンヨーグルトのようにサッパリしてクセのない味。
どの料理も一手間も二手間もかかっていて、いろいろな食材が使われていて彩りもきれいで美味しい。
スタッフは変わっていたが、フランクながらも接客は良で楽しい雰囲気を醸し出してくれます。
土曜の昼だったが予約で満席のようでした。
(2010'03)
店内は2~4人用テーブル12ほどと個室で、開店して2年くらいという店は明るく近代的な雰囲気。夜は接待のお客さんもいるようだが、国道に面したビルの裏側ということもあり、フリーの客はあまり来そうではなく、昼の食事に一時間もかかるとあってはビジネスマンの御用達もあまりなさそう。札幌の有閑マダムも円山公園付近の評判のお店に行ってしまうかも。
ランチは¥2,900~¥8,400で¥2,900を注文。初めに出てきたのがオリーブを生ハムで巻いたのとチーズをシュー生地に練りこんで焼いたもの。
次は子羊のカルパッチョで、1頭買いした羊だから出来るという首、アキレス腱、舌を混ぜてあって、コリコリした感触でこれは珍しく楽しめる。
スープは春キャベツのスープで、キャベツの甘みとタラの塩味とクリームが絶妙にマッチしてまろやかな味。
パンは北海道産の”はるゆたか”の全粒粉とのこと。
前菜は子羊のテリーヌをと思っていたが、「あいにく今日はないよのね」ということで、子羊のパテ、アンクルートを注文。フォグラのムースが載っていて混ぜるとまったりしていて、ドライフルーツやナッツなどが入っているせいかレバーの癖やねっとり感は全く感じられなく、これも初めての感触、というか如何にいろいろ食べていないかの証しでしょう。
メインはこの店お薦めと勝手に思っているタラバガニと鮮魚、生ウニのクネルを注文。クネルとはツミレとのことだそうで、カニや魚をすり身にしてあって結構濃厚な味。ソースは甘エビのミソから取ったということで、おぉ、これは濃厚で美味しい。昆布やフォンを加えてまろやかにしているとのことだがちょっとピリ辛で、はしたないと思いつつもパンに付けて食べてしまうほどです。
デザートは2種類あったが、栗のクレームビュルレはこれもまろやかな味で満足出来る。
食後の小菓子は3種類ほど出ていた。ドリンクはカプチーノを頼んだが、極少量。「お代わりどうですか?」ということで紅茶をお願いしたが、アールグレイは香りも高く、非常にさっぱりすっきりしていて、ミルクもレモンも邪魔になると思え、食後には最適ですね。
ディナーのコースのメニューも見せてくれたが、ランチも同じ料理が出ていて、お得感がある。総じて料理にキレがあり、サプライズがあって楽しめるのが良い。
ソムリエのお姉さんは非常に勉強熱心で、料理の調理方法や内容も聞けばキチンと答えてくれ、わからなければシェフに聞きにいき、なかなかの可愛い美人で、他にお客さんもいなかったせいもあってか、いろいろ教えてもらった(^_^;)。
厨房も2人ということで、人気が出て混むと困るような隠しておきたいお店。
2位
1回
2010/08訪問 2012/01/08
記念の200件目の口コミを何処にしようか、記念にふさわしいお店が良いな。そういえばまだこちらにお邪魔していなかったよな。でも、そうそうたる方が立派なレビューを書かれている中で、記念が駄文じゃしょうがないでしょ、恥の記念になっちゃいますよ。
なんて殊勝なこと言って予約したら約2週間後がOK。11時半にするか12時半にするか聞かれ、12時半をお願い。
当日は少し早く着き、外観の写真を撮っていると、おばちゃん2人が「早いけれどいいでしょ」と言いながら入って行く。あぁ、私にも十分の一で良いから、あの図々しさと度胸が欲しい。と思いながら、すぐに後を追う。
引き戸を開けると丸窓があって、そこはカウンターの板場で、板さんが出迎えてくれる、というか検番見たいなものですな。で、もう一回引き戸を開けて中に入る。
早いせいか先客なしで、おばちゃんたちはテーブルへ、私はカウンターの一番奥へ。離れていてラッキー!
席に座るとすぐにおしぼりとほうじ茶。店内は和風の造りで、ダウンライトを使っていて全体的にはやや暗めで、ジャズが流れている。
写真を撮っても良いかと若い衆に聞くと即座にOK。食べログのお店の概要の欄には”写真は常連さんかコンパクトカメラに限り可”とあったが、カメラの種類なんか確認していないよなぁ。まぁ、そんなことはどうでも良くて、これで堂々と迷惑にならないよう写せます。
タレに漬かった鯛、出汁巻き、茄子と大根、干しエビの煮物、赤だし、漬物が出される。
タレは胡麻の香りが高く濃厚でやや塩っぱめ。ご飯は柔かめだが噛むとしっかり弾力があり、まさに銀シャリ。このごはんと鯛でまずは一膳。日本人に生まれて良かったと思うひと時。
出汁巻きは上品なお味。なす、大根、干しエビの煮物は、干しエビと昆布はダシを取った後のもののようだが、味付けは良い。赤だしも程よいダシで美味しい。
ご飯2膳目の半分は茶漬けにしたが、少々塩っぱいもののそのまま食べたほうが好み。
食後には塩のアイスクリーム。岩塩のせいでねっとりしたアイスになっているのか聞いたら、もともとそういうアイスとのこと。
今晩のメニューを書いた紙をくれ、是非夜にも来たいと思うが、予約を聞くと2カ月先とのこと。誰か味の語らえる大切な人と来たいですね(いたらね)。
銀座 うち山の鯛茶漬け¥1,500とこちらの¥1,000、甲乙付けがたいですね。
3位
1回
2014/11訪問 2015/02/13
(14’11)
”鯛茶漬”セット¥1,500は相変わらずの美味しさですが、外税になりました。
最初にお茶とお絞りを小僧さんが出してくれますが、「いらっしゃいませ」くらい言った方が良いと思いますが。大将の説明や仲居さんの接客は申し分ありません。
総合評価は変わりませんが、サービスは☆4.5⇒3.5に修正です。
(10’06)
この日は比較的時間に余裕があるとはいうものの、行ってみて長く待たされたり、予約でいっぱいです、というのもイヤなので、直前に電話で確認すると、取りあえずはOKのようで、料理を聞かれるので評判の鯛茶漬けを注文。
店の看板は小さいが、すぐにわかる。予約の旨伝え、細長いガラス窓から店内を覗いて待つ。大きな鯛を三枚におろし、刺身にしているのを見ていると、待つのも苦にならない。
しばらくして席が空いてカウンターの中ほどに案内されると、板長だか大将だかが、丁寧に挨拶してくれる。¥1,500のランチなのに、と恐縮する。
店内は全体的には照明を落としていて、スポットが効果的に使われている。椅子は大きめでゆったり座れるが、席間は狭い。
カウンターは幅の広い白木の一枚板で、カウンターの中では3,4人の若い板前が、鯛に胡麻ダレをかけたり、穴子や魚の下処理をしたりしている。
すぐに料理は運ばれて来る。蕨のお浸しはダシが良く効いて穏やかな味で美味しい。
鯛の南蛮漬けも酢がたっていない穏やかな味だが、身はパサパサしている。
焼き胡麻豆腐は、この店の名物だそうで、お土産でも3個¥1,500くらいで売っていて、ねっとりトロリとした感触で味が濃い。
漬物は薄味の上品な塩加減で変な甘みがなくて好ましい。
濃厚な胡麻ダレのかかったプリプリした鯛は量は多いが、身はそれほど厚いとは感じなかった。
ご飯は柔らかめで、さすが日本料理の高級店のご飯、と感心。
実はあんまりお茶漬けを好きでないので、ご飯と鯛とで食べたが、濃厚な胡麻ダレと新鮮な鯛と柔らかめのご飯で十分美味しく食べられる。
今まで食べた鯛茶漬けは何だったんだ。ロクなものを食べていなかったというのがわかっちゃうね。
普段はお代わりしないようにしているのだが、ご飯の美味しさもあって、2膳目はお茶漬けで。
最後に、白玉ぜんざいが出て、ちょっと変った味がするので聞いたら、濃口醤油をたらしているとのことだった。
高級感溢れる雰囲気とサービス、味はCP十分高く、満足できる。
4位
1回
2014/10訪問 2015/01/13
(H26.10)
蕎麦の実とオクラ?、湯葉と丹波シメジ、カマスと平目の御造り、天ぷらは、白子・むかご・銀杏・白舞茸、飯蒸し、蕎麦、水菓子。
一品づつの量は少ないですが味的にはそれぞれ十分満足できます。個々の評価は割愛しますが、特に白子の天ぷら、飯蒸し、蕎麦は最高でした。
楊枝はもちろん”さるや”です。
4年ぶりに行ったら¥2,000から¥2,800になっていました。
(H22.06)
新橋駅前のゴチャゴチャとした細い路地の一角の小さい店で、1階はカウンター4席、テーブル1卓4席のみ。火水木2名いつでも、と言って予約の電話を入れたら2週間後を指定された。
先客2名はカウンターに。「何処でもどうぞ」と言われて、テーブルで相席になるよりはとカウンターに。
カウンターの中は調理場になっていて、大将の仕事振りを見ることもできるが、狭いところに多くの調理器具が置かれているのを見るのもあまり気持ちが良いものではない。でも、食材や調理法を聞くことが出来てよかったけれどもね。
冷たい茶碗蒸しは穏やかな味の生地に、海老と枝豆が入っていて、吸い地くらいの濃さのジェリーがかかっている。合わせて食べるとちょうど良い塩加減味加減。
カマスをレア状に焼いて酢醤油をかけてある。生ぬるいが、ネギと一味唐辛子でさっぱりと食べられる。
天ぷらは茗荷、小芋、鱧。鱧は小さく丸められていて、梅肉がのっている。こんなに癖なく旨味が凝縮された魚はなんだろう、と大将に聞くと鱧だという。鱧は何回か食べたことはあるが、骨切りしてはあるものの、いつも骨が歯にあたり美味しいと感じたことがなかった。こういう鱧ならしょっちゅう食べたい。
ご飯は蒸し器から出されてきたが、濃厚な味の鯛めしのよう。刻んだ魚の皮のようなのが入っていて、聞くと「ダシでご飯を炊いて鱧の皮をまぶして蒸した」とのことだった。ご飯の硬さもちょうど良くモチッとしていて、う~ンもっと食べたい。
蕎麦は細めでコシがあり甘みと香りを感じる。汁は辛目で薬味に卸したワサビ、大根卸し、ねぎが付く。蕎麦湯はそば粉を足して別鍋で濃厚にしていた。大きな鍋で8人前しか茹でないのだからそば湯も出来ないわな。
デザートは、杏の味のするジェリーとトマト。甘酸っぱい杏と爽やかなトマトが締めてくれる。
一つ一つの料理の完成度が高くて美味しいが、量は少なめで、もっと食べたいと思ってしまうが、メタボ気味のおじさんにはこれくらいでちょうど良いのかも。夕食まで特に空腹を覚えることもなかったし。
5位
2回
2017/11訪問 2018/04/22
平日の4時ころ先客2組、後客なし。
天井高く照明落とし気味で、きれいで落ち着いた大人の図書室の雰囲気。
”月あかり抹茶セット”¥980。
最初にお茶と小さな砂糖をまぶした黒豆が出されますので摘んで待ちます。カリッとほどよい歯触りと甘さで、黒豆の香りが素晴らしい。
”月あかり”はほどよい栗の風味で、前回ほどの感動はありませんでしたが、きめ細かな滑らかな水羊羹と相まって美味しくいただけます。お菓子自体はよく冷やされていて、皿はもちろん黒文字まで冷やす気配りです。
薄茶は普通。お茶碗は端の欠けたところが金継ぎしてあって、こんなところにも京都の風情を感じます。
お茶は無くなるとすぐに注ぎに来てくれます。
虎屋菓寮 京都一条店もこちらも、お店で販売しているのも含めて美味しくいただけて、ガイドブックに載っていないのか、観光ルートから外れているのか、若いうるさいお客さんがいなくて、落ち着いてゆったりのんびりできる貴重なお店です。
(2012'09)
一昨年食べた”月あかり”というお菓子が美味しかったのでまたまた訪問。
メニューを見ると”栗の葛焼き¥1,050”というのが目に入ります。こちらも美味しそうなので前回と違ったのを食べてみましょう。
練った葛の中に小さく刻んだ栗が入っていて、それを焼いてあります。
表面はうっすらと焦げ目が付いているようですが、焦げ味なんぞはしません。味的には黄な粉のような感じですが、実は栗の味なんでしょう。歯触りや噛み応えは軟らかくてねっとりトロッとした感じ。栗が小さくて軟らかいので栗の歯応えは感じません。
”月明かり”の方が良かったかな。
冷たい煎茶は香りも高くて渋みは少なく美味しい。冷たいほうじ茶も容器ごと置いていってくれてサービス良です。
お客さんは他に3組でゆったり過ごせますが、携帯電話で大きな声を出している非常識な人にはお店の方から注意して貰いたいところです。
(2010'10)
ここのお店を訪れた理由は二つ。一つは紫野和久傳 京都本店に予約しておいた「鯛ちらし」を受け取るため。もう一つはここの口コミで評判の季節の和菓子を食すため。
お店の前に出ているメニューはプラスチックのケースに入っていて、写真を撮るのに光が反射したり、写している本人が入ったりして、どう写そうかと思っていると、中から店員さんが出てきて、「どうぞ、いらっしゃいませ」なんて言うものだから、「はいはい」と鼻の下を伸ばしながらついていく。
お店に入るとすぐに、少量の冷たい飲み物がコップで出される。一口飲むと甘くておいしい。飴の飲み物とかで、ちゃんとお店で売っている。でも、お土産にするにはビンは重たいな。ここのお店はお土産にしたくなるのがいっぱい置いてあり、品揃えは豊富。
お弁当を受け取りに来た旨伝えると、すぐに袋を持ってきてくれる。2階で食べたいと言うと「それではお帰りまで冷蔵庫に入れておきましょう」と預かってくれる。
狭い階段を上った2階は、2~4人用のテーブルが10卓ほどで、椅子やテーブルは大き目で席間も広い。内装は古い町屋風で、照明を落としてあり落ち着いた雰囲気でゆったり出来る。
席に着くとすぐに熱いお茶と豆菓子を出してくれる。豆菓子は小粒だが風味があって軽い噛み心地で美味しい。
今月のお菓子から「月明かり」¥892というのを注文。他の2つは売り切れだったので、あれこれ迷うことなし。「抹茶は水出し煎茶にも変えられます」とのことで、暑いのでそちらをお願い。
「月明かり」は羊羹の中に栗きんとんを入れたもの。丸のままの栗でないところがミソかな。
その栗きんとんは口に中でふわっとほどけるように柔らかい。しかも栗の味、風味が濃厚。家の近所の栗畑から取ってくる(道路に落ちているのを拾ってくるだけです)のと同じくらい。
店員さんに、どんな工夫がしてあるのかと聞くと「白あんを入れてある。栗は国産。」とのことで、やはり良い栗を使うと違うのかな。白あんを入れてあるというのも「へぇ~、なるほどねぇ、それで柔らかくて甘くて美味しさが倍増するのか」と勝手に納得。
羊羹は普通の羊羹と水羊羹の中間くらいの硬さ。こちらも小豆の風味がしっかりしていて、栗きんとんと一緒に食べるとなんとも言えない美味しさで、1+1=2ではなくて3にも4にもなった感じで顔が笑っちゃう。
帰りにはきちんとお店の前までお見送りしてくれ、おじさんちょっとうれしい。
6位
4回
2023/11訪問 2024/04/13
最近は帰りの新幹線やホテルでお弁当を食べる機会がなくて、2,3年ぶりくらいに老舗・名店弁当コーナー ジェイアール京都伊勢丹店で”鯛ちらし”を買い求めました。税別¥2,700。ちょっと値上がり。
日曜の夕方でしたがお弁当はまだ残っていて、予約なしでも買えました。昔は予約必至でしたが、日曜だから多めに作っているのでしょうか。こちらのコーナーに限らず料亭のお店のコーナーでもまだまだお弁当はありましたので、デパ地下は便利ですね。
お味の方は、たぶん鯛のエキスが染み込んだ弾力のある薄く味付けされた酢飯と少量ながらも多くの種類の手の込んだおかずが絶品で、さすがに和久傳さんといった感じで久しぶりに満足しました。
鯛はご飯の上にびっしり載っています。思ったより新鮮さは感じませんでしたがお弁当なので致し方ないところ。鯛はなくてもいいかな。と言ったら”鯛ちらし”になりませんが。
久しぶりに買いましたが、献立表が入っていなくて、献立表と料理を比べながら食べる楽しみがなくなったかな。
あと、以前は賞味期限が9時までだったようですが、今回は11時までと言われました。
京都旅行の定番、”鯛ちらし弁当”¥2,700(税込)。
最近はいつもJR伊勢丹の地下で受け取ります。ホテルで食べたり、帰りの新幹線で食べたり。
お店は8時までですが、商品のお渡しは賞味期限の1時間半前までとのことで、7時半まで。
おかずの中身は品書きを見てもらうことにして、それぞれ少量ながらもは季節ものの種類が多く、穏やかな確かな味を楽しめます。さすがは高級店のお弁当、お高いだけのことはあります。
ご飯の鯛は量も多く、もちろんクセなく美味しくいただけますが、ご飯がもっちりして好きなタイプ。
刻み混布が入り、生姜や柚子が隠し味になっているようです。
京都へ行った際の恒例の”鯛ちらし弁当”¥2,700。
電話予約してJR伊勢丹の地下で受け取ります。最近は直接伊勢丹に電話しますが。
季節感ある和風のとりどりのおかずは、どれも素材を活かした穏やかな確かな味を楽しめるし、クセのないぷりっとした薄切りの鯛ともっちりしたほど良い酢飯のハーモニーも素晴らしい。
もう何年も何回もいただいていますが、飽きもせずどころかいつも舌鼓を打ちながらいただいています。お高いですが、大いに満足できます。
1回きりで捨てるのがもったいないくらいの箸が付いていて、さすが一流どころのお弁当は違うなと思わせます。
(28年3月)
京都へ行った際の定番。何回食べても飽きない美味しさは敬服します。写真を2枚追加しました。
(27年4月)
鯛ちらし弁当¥2,700(税込)。相変わらず好みの安定した味です。写真を2枚追加しました。
(26年12月)
”鯛ちらし弁当”は相変わらずの安定している好みの味です。
献立とお弁当のおかずの写真2枚をアップしました。
(26年4月)
京都訪問時の定番の”鯛ちらし”¥2,500(税抜き)。
「春のこの季節は鯛の身がさくら色になるので特に”櫻ちらし”と称しています」と教えてくれました。
脂がのった鯛はもっちりして特に美味しかったようです)^o^(
(25年9月)
京都に行った時の定番になりました。
写真を見ると、行っている時期は毎年ほとんど変わらないのにおかずが毎回違っています。違いがわかるようにおかずと献立を並べてみました。写真見ても思い出せませんが(-_-;)。
(24年9月)
もう何年か続けて、”鯛ちらし¥2,625”を注文です。相変わらず美味しくて京都に来る楽しみの一つですね。
(23年9月)
またまた、鯛ちらし(¥2,625)を電話でJR伊勢丹で受け取るよう予約。午後6時と予約したが都合で7時近くに。携帯に取りに来るよう伝言が入っています。
相変わらず美味しい。鯛は生臭くないしご飯はもっちりしていて、顔が笑っちゃいます。おかずにも勿論大満足です。
年に一度くらいだから少々お高くても納得します。
食べログ高評価の高台寺の”祇園○との”とかのお店で、ランチ¥4,000で失敗したことを考えたら十分満足できます。
和久傳さんでなくては味わえない味です。京都に来る楽しみの一つです。
昨年の写真と比べると包装紙が変わっている。おかずも微妙に変わっているようですが、前年のを詳しく覚えていないので問題なし(^.^)。ちょっとずつ進化変化しているのでしょうか。
(22年10月)
今回は、鯛ちらし(¥2,625)のみの注文。前日に予約したら、「今月からおかずが増えて、何とかかんとか(?)。でも、お値段は変わっていません。」と言ってくれたけれども、前回から1年以上経っているし、写真撮っていないし、ごめんなさい、前回のおかず良く覚えていないのよ。でも、美味しかったのは覚えているので、またこうして予約しているのよね。
確か、前回は夕方の分は4時から新しくなるようなこと言っていたと思うが、今回は3時半からとのこと。堺町店でも受け取れるというので、そちらでお願い。
おかずの献立は、水菜・壬生菜・菊菜・菊花・とんぶり浸し、焼椎茸・シメジ・柿・胡桃和え、海老芋素揚げ、茄子揚げ煮、銀杏、酢取茗荷で、なるほど前回のレビューと比べると(前回がどれほど正確かは別にして)、揚げ物、和えものが入ってバラエティに富んでいて、美味しさの幅も広がったよう。
相変わらず、鯛はもちろん生臭さなんて全然ないし、量も結構ある。ご飯がもっちりして酢加減も味加減も絶妙で美味しい。山椒の葉の香りが良いアクセントになっている。
(21年2月)
大徳寺さんの南東の角、北大路沿いにある近代的な外観のお店。1Fはおもたせのコーナー、と言っても商品の見本が少し置いてあるだけ。平日の昼、予約なし、2Fへと案内される。
2Fは、カウンターのみ10席ほどだが空間は広く取ってある。内装は現代和風といった趣。壁に大徳寺さんから頂いたという経文の版木が飾られている。
料理は、”典座(てんぞ)料理(¥5,250)”のみ。野菜だけの精進料理で、炊き合わせ、揚げ、焼き、和え、など手を変え品を変え、季節の野菜をいろいろな調理法で、それぞれの完成度が高く、楽しませてくれる。一つ一つの量は少ないが、約80分かけてゆっくりゆったり食べるので、結構腹もちする。
ここは、お弁当やお菓子も美味しいとのことで、帰りに”鯛ちらし(¥2,625)”をJR伊勢丹で受け取るよう注文。夕方4時に出来たてが届くというので、4時に予約。
”鯛ちらし”は、芋、人参、牛蒡、高野豆腐の炊き合わせ、シイタケ旨煮などのおかずの確かな味は勿論だが、鯛も生臭くなく、すし飯がもっちりして鯛や混布などの旨みが加わって、まさにえも言われぬ美味しさ。
今まで、京都土産と言うといづうの鯖寿司だったが、これからは和久傳さんのお弁当にしましょう。
”西湖(せいこ)”というお菓子(¥2,625)は、蓮根と和三盆を練ったものだが、プリプリもっちりの感触と上品な甘さの逸品です。
7位
1回
2010/03訪問 2010/06/19
こんな旨いジンギスカンがあったなんて、なんで早く教えてくれないのよ!
前を通るたびに気になっていたお店で、中は見えにくいのだが、夕方6時にもなると満員と聞いていた。少し遅れて入店したが小上がり5卓、カウンター12,3席の半分くらいの入りだった。冬の平日は出だしが遅いのでしょうか、観光客が少ないのでしょうか。
カウンターに座って早速、生ビール¥400と生ラム¥600、ハーブラム¥700を注文。
カウンターの上に七輪が置かれ、少し隙間のあいたジンギスカン鍋に玉ねぎ主体の野菜を載せ、お兄さんが生ラムを3枚ほど焼いてくれる。
これくらいでどうぞ、と言われて醤油ベースのタレに漬けて食べると、オォ、これはクセもなく柔かくて美味しい。同じ旭川で生ラムをウリにしていて冷凍物をそのまま恥ずかしげもなく出す店もあるが、それとは段違い平行棒。
ハーブラムの方は塩味が付いているのでタレに付けないでそのまま食べてね、とのことだが生ラムに比べると少し硬いようで、聞くと秘伝(この秘伝というのが極めて怪しいのだが、この際これは不問にして)の塩ダレに漬けてあって、好き嫌いがあるようだとのことだった。ハーブラムには骨付ラムが1本付いてきて、これが結構な厚さで、焼けるのを待ちきれずに食べると中が生焼けで、これくらいの方が肉の旨みを楽しめて美味しい。
考えてみれば、フレンチで骨付きの子羊の焼いたのや煮込んだのが美味しいのだから、そのまま焼いて不味いのがおかしいくらいで、そう考えるとその辺のジンギスカン屋さんの肉は何だったんだろうと思っちゃう。
サラダは3種類あって、水菜¥400がお薦めとか、人気がありますとか言っているので、それを注文。それほど小さくもない皿に山盛りになって出てき、リンゴとあさつきが入っており、甘めのドレッシングが良くあっている。
大黒サワー¥350はトニックウォーターを割ったものとのことで、少し甘みがあって飲みやすい。
七輪の火力が強いので肉はすぐに焼け、30分ほどで2皿がなくなってしまう。鍋に残った脂でお変わりの野菜を焼くが、これは日本酒チビチビというわけにはいかないね。焼けるのが早いせいか、気が付くと小上がりにいた客はほとんどが入れ替わっており、回転は早い。
吸煙器は小上がりの上には付いてはいるもの店中煙だらけで、着ているものに臭いが付くのは必至で覚悟が必要。
最後に、バイトらしきお姉さんに、タレに番茶を入れて飲むよう勧められる。なぜ番茶なのかと聞くと、まろやかになるとのことで、ではお湯ではと言うと、新しいタレにお湯を入れて持って来てくれた。やっぱり番茶の方がまろやかになっているが、食べ終わったタレには肉とか野菜のダシが入っているので、同列には比較できないっしょ、と意見が一致し、次は同じタレで飲み比べることを約束してお開きでした。
生ラム、ハーブラム、生ビール2杯、大黒サワー、水菜サラダで¥2,990で、肉の美味さからしたらCPは良いと思う。
8位
1回
2009/12訪問 2010/06/07
泰明小学校近くのJRの線路沿いで、店の庇がオレンジ色なのですぐわかる。
店の前に立つとドアガール(?)がドアを開けてくれる。入るとカフェになっているが、右手にコート類をかけるクロークがあり、更にその奥がレストランとなっている。
2人用テーブルが10個にカウンターが7,8席。大部分が女性で、ギャル系やOL系でなくマダム系とまでは言わないが品の良い女性が多い。道路側の大きなガラスの庇と店内の籐椅子のカバーは同じオレンジ色で統一されている。
ランチは¥1,500一種類のみで、これにワインが付くと¥2,000になる。前菜の海の幸のラビオリ仕立ては、紫イモ、イカ、海老などを5ミリ角に切ってラビオリに包んだものだが、バターソースが美味しい。
グリーンサラダのドレッシングも酸っぱすぎずちょうど良い。
メインは豚ソテーのロックフォールソース。ブルーチーズの香りはあまり感じないが、ソースに深みとコクがあり、どうということないポークソテーがこれほど美味しく食べられるのかと感動した。”ソースが命”とか、”人には教えない”とか、いうのがわかる気がする。付け合せはジャーマンポテトで、大きめのベーコンが結構入っているうえに緑、赤、黄の賽の目の野菜の色がきれい。
デザートはスポンジケーキと何とかいう名のオレンジ(聞いたことのない名前で良く聞き取れなかった)のシャーベットだが、シャーベットがフルーティででフレッシュで、オレンジの香りと甘みと苦味が口の中にあふれて、これも感動もの。
コーヒーも濃い目で美味しく、量もある。
紙ナプキンを落とすとすぐに代わりをくれたりするなど、目配り気配りも十分。これだけの料理とサービスで¥1,500はCPは高い。
ただ、トイレの入口がカウンター席のすぐ横にあり、ドアを開けるといきなりトイレなのでドア近くの人は音が聞こえてしまうかも。
「写真、撮っても良いか」とフランス人(たぶん)のスタッフに日本語で(当然)聞くと「大丈夫」と日本語で答える。ウ~ン、どっちなんだ。息子の嫁に「コーヒーか紅茶かでも飲むか」と聞くと「大丈夫」と答える。この場合は「No thank you」のことだそうで、今回は?と一瞬ためらうが自分勝手に解釈することにした。
9位
3回
2025/10訪問 2025/12/20
寒天、葛餅、羊羹のお店で、店内で甘味も提供しています。店の奥には製造工場があります。
最近は大抵はあんみつセット6人前(¥2,170)。20年くらい通っている感じですが、結構重たいので年取ってきて持ち歩くのも苦になってきましたが、カミさんの理不尽な要望に応えるのも家庭円満に秘訣かと老体にムチ打っています。
寒天は仄かに天草の風味を感じ、仄かですがあるとないでは大違いでその辺の寒天とは一線を画しています。
求肥やえんどう豆も手作り感満載でいい歯ごたえ。
あんこは肌理が細かくやや甘めで少しねっとりしていて美味しい。
いいお値段のようですが、寒天も黒蜜も6人前を8回に分けて食べても十分な量で、甘味屋さんのあんみつの優に2,3倍はあるので満足感があります。あんこはもう少し欲しいのであんこだけ1袋(¥350)を追加しています。
少しお高いアイスクリームや時々の果物を加えれば至福の時間を過ごせます。カミさんと顔を突き合わせてというのがちと残念ですが。
以前は、半年に2,3回訪問しておりましたが、最近は職が変わって、年に2,3回。
久しぶりに”くず餅”を購入。2,3人分¥590。
東京地方で一般的なつるんと柔らかなくず餅と違って、もちっとした硬いくず餅。黙って出されると何だろうと思うくらい。好みの分かれるところですが、これはこれで特徴があって好きです。
定番の”あんみつセット”6人前¥1,510。
寒天、餡、えんどう豆、求肥、黒蜜がセット。最初に買った10年前からほとんど値上げしていないし(最近¥30アップしましたが)、何より美味しい上に無添加で安心して食べられます。
寒天の天草のほんのりした香りとコリコリの歯応えがほかのお店とは違います。
6人前とは言っていますが、寒天一人前は結構な分量で、黒蜜もたっぷり。アイスクリームや時々の果物を入れれば甘味処のフルーツあんみつ2人前はあろうかというものでCP良いです。
また、寒天は3人前もあり、寒天3人前と餡などは6人前を買って4回分として食べると、餡などの量が相対的に増えて我が家では人気です。と言ってもカミさんと二人ですが。
(2014'05)
半年ぶりに行ったら”あんみつセット6人前”¥1,400⇒¥1,460(内税)で消費税分だけ上乗せでした。
(2011'08)
王子稲荷の前にある小さな店で、奥に工場がある。店の前には、寒天の材料の天草が積みあがっている。
店内にはあんみつ屋特有の小さなテーブルと椅子がいくつかありそこでも食べられる。
いつも買うのはあんみつとか久寿餅。
ここのあんみつの寒天は天草の香りが残っているのがたまらない。若干歯ごたえがあってコリコリしている。そのへんが神田の福尾商店との決定的違い。求肥も口当たりが滑らかでざらついていないのが良い。餡子もしっかりと小豆の味がしてやや甘めで美味しい。
カップに入ったあんみつ(缶詰の果物入り)は一つ¥400なので、家で食べるなら餡子、求肥、豆、黒蜜付きの6人前で¥1,400というのが割安でいっぱい食べられる。たいていは寒天だけ3人前、その他6人前¥1,080にしてもらっているが、これで十分4回分は食べられる。家で缶詰でない果物入れて、ちょっと高級なアイスクリーム入れれば量も質も十分満足できる。
久寿餅(2人前¥540)は柔らかフワフワではなく、しっかりした噛み応えで、船橋屋 亀戸天神前本店のとは違った感触。
どちらも手作り感いっぱいで添加物とは無縁の確かな味。
酒まんじゅうは、試行錯誤してやっと作ったと言っていたが、寒天や久寿餅と比べると普通だった。栗蒸羊羹もあるが、こちらも普通の味。
棒寒天も売っていて、ここで買った餡を使って水羊羹を作っても美味しい。
店のおばあちゃんが記憶で書いたという昭和8年頃の店の周りの地図を¥300で売っている。少し前は紙袋にそれが印刷してあって、それを見ながら付近を散策するのも楽しい。
10位
6回
2025/06訪問 2025/10/04
毎年恒例日本橋三越の山形展。
HPを見ると今年は山田屋さんは出店しないようで、他のふうき豆屋さんになっていましたが一応行ってみます。
平日の開店10分前の地下の入口には25人ほどの行列ですが後からすぐに4,50人が並びます。
7階の催し物会場でふうき豆屋さんを探すとすぐに山田屋さんの行列が目に入ります。一番乗りのつもりでも30人以上の行列でいつも通り大変な人気ですが、20分ほどで順番が来ます。
ポスターには赤字で”特別出品”とあり、だからHPに載ってなかったのかと思いましたが、昨年の写真も”特別出品”とありましたのでよくわかりません。
待っている間に注文を取って券が配られます。大小いくつでもOKのようです。
今年は会計は各お店でやるようになっていましたが、スムーズに流れていました。ただスマホ決済で上手くいかない若い人もいましたが。
肝心の商品の写真は今年は撮り損ねましたので、昨年のを載せて置きます。毎年変わりばえもしませんし。
お味の方も毎年変わらず口の中でほろりと崩れ、豆の風味と甘みが口中に広がり、得も言われぬ幸せ感に浸れます。
毎年恒例の日本橋三越の山形展。
今年も行ってまいりました。
開店15分前に地下の入口に並びます。
10人ほどの行列で今年は少ないなと思っていたら、5分もしないうちに2,30人に膨れあがりました。
エレベーターで7階へ。今年は例年と配置が違っていてちょっと戸惑いましたが、10番目くらいに並べました。
大小いくつでもとのことなので知人への手土産も含めて大(450g¥1,200)×3、小(260g¥700)×2のチケットを貰います。知人の評判もいいようです。カミさんからは「こんなに買ってきて」と馬鹿にされますが。
今年は会計はお店ごとではなくて別のところでまとめてやっているせいか回転が早く、最終日のせいか、拍子抜けするほど行列はあまり出来ていませんでした。
ふうき豆はほろっと軟らかく口の中でほどけ、豆特有の風味と穏やかな甘さが口いっぱいに広がります。
やっているようですが
食べていて思わず笑みが出ます。
賞味期限が当日限りなので、昔は配送はやっていなかったように記憶していますが、今はお店への直接注文はやっているようですので、わざわざ日本橋まで出かけなくてもよさそうなものですが、手間暇かけてわざわざ出かけて買い求めるのが年1回の私へのご褒美のような気もします。私へのご褒美が多すぎる気もしますが。
年1回の日本橋三越の山形展の初日に伺いました。
平日の開店15分前に地下の入口に並びますが100人近くの行列。皆さんが皆さん山形展に行くわけでは無いでしょうが、すごい行列です。入口は地下に2か所、地上には4か所くらいあるので合計したらすごい人数になるでしょう。
案の定、山田屋さんの所に行くとすでに30人以上の並びで、階段の下まで続いています。もちろんすぐに行列は延びて数えきれないくらい。数えようともしなかったわけですが。
例年ですと整理券の配布や個数制限があるのですが、この日はそんなのはなくて、一人で大10個も買うお客さんがいたりして売り切れないかとヒヤヒヤものです。
販売個数は大¥1,000 100個、小¥600 250個 とのこと。
何とか買えたものの10時半ころには「大はこれで終わりです」のアナウンスがあり、小もあと30個くらいで、後ろの人は多分買えないでしょう。最後まで見届けるほどの暇はありませんでした。
肝心のお味はほろっとした口当たりが何とも言えず、お豆の風味と上品な甘さが口の中でいハーモニーを醸し出しています。
また来年も来ようと思わせる逸品です。
コロナで遠ざかっていたデパートの地方展。
今までは仕事の都合で昼近くの訪問で、お目当ての”白露ふうき豆”の大箱は売切れになっていたので、今回は開店と同時に訪問です。
地下の入口は50人くらいの行列。エレベーターで展示会場に上がって一目散に山田家さんに向かいますが山田家さんの所だけ既に20人くらいの行列。
係りの人が大箱、小箱の整理券を配っています。大箱(¥1,001、490g)小箱(¥601、280g)、合わせて一人5箱まで。以前は確か一人2箱までだったように記憶していましたがしばらく来ない間に変わったよう。
では知り合いに配る分も含めて大箱5箱をいただきましょう。
家に帰って早速いただきます。
きれいなうぐいす色で、口に入れると軟らかくほどけてふくよかな豆の風味が口いっぱいに広がります。うん、これこれ、この食感と風味なんだよなぁ。デパ地下では山田家さん以外のふうき豆は常時置いてありますが、どことなく違う風味が違うんですよ。
昔、山形のレストランでおばちゃんが「山田家のふうき豆じゃなきゃダメだよ。」と教えてくれたのがわかります。その山形店ではふうき豆しか売っていないのにお客さんがいっぱいだったのを思い出します。
残りは小分けして冷凍しておきます。冷凍すると味は落ちますが、地方発送はしていないようだし年に1回だけの販売なのでやむを得ません。
(17'06)
初めて山形の山田屋さんでふうき豆を買ってからかれこれ13,4年。恒例の日本橋三越の山形展に行き出してから10年近く経つでしょうか。表彰ものです。
朝の開店とほぼ同時に並びます。開店時のデパートには初めて入ったような気がしますが、店員さんが各売り場に並んで、いらっしゃいませと頭を下げます。特に1階の化粧品売り場を通る時は、居並ぶ美女たちの前を歩くのも気恥ずかしく、にっこり笑ったつもりがただのにやついた爺さんだったりするし、緊張しながら歩きます。
ふうき豆は今年は大小2種類を販売。昨年は小だけてした。
大が490g、¥1,000、1日100個、小が280g、¥600、200個、お一人様1個限りとあります。お一人様1個といってもどちらも1個ずつOK。
12時まで有効の整理券を配っていてますが皆さんそのまま並んでいます。開店と同時に行列が出来ているのはこのコーナーだけで大層な人気。
30人くらい並んでいますが回転が早いのでもう1回並んで計4個買います。
豆の風味と甘さと口の中でほどけて行く食感は何とも言えません。同じ山形のふうき豆でも他のお店のとは微妙に違います。
小分けして冷凍庫で保存。カミさんはこんなに買ってきてどうするんだと怒っていますが、年に1回しか買えないのでちょっとずつ楽しみます。カミさんも好きなのが困りものです(^_^;)。
(’16年6月)
恒例の日本橋三越の山形展。
大きいのを3箱買おうと思っていたら、今年は小さい箱¥600だけで、しかも1人1個だけ。
平日11時頃20人くらいの行列ですが1人1個と決まっているので流れは早い。並び直してまた買います。用を済まして12時頃行ったら行列5人。また買っちゃいます。
鞄に入りきれないので1階の案内所で紙袋を貰います。持っていたビニール袋を見て、「7階ですか、買えて良かったですね」。案内嬢もよくご存じです。
(’14年6月)
例によって日本橋三越の山形展。
箱は大小あって、¥1,000と¥600の2種類。何年も値上がりしてないなと思ったら520g⇒490g、300g⇒280gと減量していました(-_-メ)。
最新の価格表とお豆の写真を追加しました。
(’13年6月)
毎年やっている日本橋三越の山形展での購入。美味しくて好きです。一杯買って冷凍しておきます。
(’12年6月)
日本橋三越での恒例の「山形展」。
今年は初日と最終日の昼に行ったが両日ともまだ一杯残っていた。常連さんらしきお客さんも驚いていた。レジのおねえさんに「珍しいね」と言うと微笑みながら肯いていたので、彼女もいつもと違うのを知っているのでしょう。
人気に陰りが出たのでしょうか、良く品切れになるので大量に置いたのでしょうか。
味は相変わらず、飽きずに(年に一回ですので)美味しい。
(’11年6月)
今年もまた日本橋三越で「山形展」をやっていたので買ってきた。
今年は¥600の箱しかないよう。夫婦で一回で食べるには十分過ぎる量で、相変わらず口の中でホロホロと甘くほどけていき、顔が笑う。
冷蔵のケースに入って売られているが、昼休みの同じ時間に行っても完売していたりかなりの量が残っていたりして、変動が大きそう。
(’10年6月)
あれは確か、’05年3月のこと。まだ雪の残る山形に出張で、ランチのレストランでおばちゃんに土産は何が良いかと聞いたところ、「山田家のふうき豆だね、山田家じゃなきゃダメだよ。」と言われ、場所を聞いて買いに行った。
大通り沿いのビルに挟まれた小さな店で、店の中ではふうき豆を秤で計って箱に詰めている。ふうき豆しか売っていないのにお客さんが大勢いたのに驚いた。
家に帰って食べてみると、えんどう豆の風味香りが高く、ふんわりと柔らかく口の中でホロホロとほどけていく。ほど良い甘さもあって止まらない。こりゃぁ、ずんだよりよっぽども旨美味いぞ。それほど高くなかった気がする。もっと買ってくれば良かった。
という風に思っていたら、日本橋三越で山形展をやっていて、出店はしていたけれども、11時すぎには売り切れとのことで、次の日、会社を抜け出して10時20分ころに買いに行くと20人くらい並んでいた。昨年はすぐ買えたような記憶があるが。
後ろのおばちゃんが整理係の店員と話しているのを聞くと、「最近は名前が知れ渡ってしまった、他の店のもあるけれど山田家のじゃないと美味しくない」とのことだった。まぁ、並んでも買おうというくらいの人だからそれくらいは言うかな。食べログでは高評価だが11件しかレビューされていない(H22,6)ものの、知る人ぞ知る人気商品になってしまった。
まとめ買いしても良いのだけれども、あればあるだけ、妻も一緒になって食べてしまうので、一年に一回のお楽しみとして大きい箱(¥1,000/520g)を2つ買った。ちなみに小さい方の箱は¥600/300g。
同じ三越の地下の菓子売り場にも違う店の”ふうき豆”を売っているが、やっぱり山田家の方が香りと柔らかさで勝っていると思う。
10’05に「Yahoo!グルメ」から引っ越して来ました。
しがない平社員ですので、訪れるお店は自腹の普段遣いの店ばかりで、余所行きの高額な(数千円以上)高級店はありません。しかも、夜は宴会や来客など余程のことがない限り出歩きません(♪鬼が怖くて行かれない・・)、もっぱらランチ専門です。
悩んでいるのは、特に、料理・味や雰囲気の評価です。1,000円のフレンチでも美味しいと感じた場合、同じものを10,000円で出されても同じように評価するのか。1,000円、10,000円という価格が頭にインプットされて料理・味を評価しているのではないか。だとしたらCPの評価との兼ね合いをどう判断するのか。今まで食べたことのある何万円もする料理を、若しくは想像して、それを5点として評価の基準とするのか。
お店の雰囲気も、高級といわれるようなところが落ち着いて気分の良いときもあるし、少々汚い気のおけないところが妙に肌に合ったりするときもあるし。
まぁ、何だかんだ言っても結局は自分の感性で、B型の独断と偏見を信じて、その時の気分次第で評価するっきゃないのだとは思っていますが。