2回
2013/09 訪問
これは困った!他の鯖寿司を食べられなくなってしまいました(再々訪)
(2013'09)
1人前¥1,850を購入です。
店内の写真5枚追加しました。角の削れたテーブルが街の老舗感を出しています。
酢飯がやや甘めで醤油が要りますが醤油は付いていません。前回は醤油は付いていましたが、箸はなかった。今回は逆のようです。忘れたのでしょうか。醤油が無いと何だか千登利亭の方が美味しいような。☆4.5⇒4.0に修正です。
(2012'09)
京都に来たら、私的には鯖寿司は外せません。
京都の中でも今のところこちらのが一番。と言うことで昨年に引き続きこちらに訪問です。例によって、作っている間は世間話です。
ホテルに持ち帰って食べますが、昨年より生っぽくて美味しく感じます。胃から上がってくる息も全然生臭くなくて良いですね。
(2011'10)
京都新聞に載っていたので行ってみた。
最近の京都新聞の記事は何だか宣伝っぽいが、以前のは各界の著名人が本当に推薦しているようで、いくつかの店を訪問したがいずれも記事通りで信頼できた。
店構えは、とても有名店や老舗とは思えない、ごく普通のちょっと古びた造りで、知らなければ通りすごしてしまうほどのもの(笑)。
入り口脇に見本が置いてある。ちらし、稲荷などもあります。鯖寿司は¥3,700とあるが、半分のは書いてないので、引き戸を開けて聞いてみます。
「ありますよ、お持ち帰りですね(¥1,850)、包みますので座って待っていてください」。
入って右側が調理場、左手にテーブルが並んでいます。
店員さんはおばあさんと中年の男性で、親子でしょうか。おばあさんが包んでいる間、せっせと箱寿司を作っている大将と世間話。親切にいろいろ教えてくれる。
店内のテーブルは安っぽいのが3卓。椅子もちゃちくて、冬季は蒸し寿司を提供するようだが、この時期は店内で食べるのはあまり想定していないよう。奥のテーブルには、注文の品らしいのが袋に入って置いてあります。
店内は昔ながらの木造りで飴色になっていて風格があります。妙に落ち着いちゃいます。
早速、ホテルに帰って包みを開きます。
巻いてある昆布は半透明の薄い昆布です。そのままいただきます。
6つに切られた鯖は頭の方はかなりの肉厚だが尻尾の方はごく薄い(-_-;)。半身だし、全部薄いのよりマシでしょ。
ちゃんと醤油も付いていて旅行者にとってはうれしいところです。箸は付いてなかったけれどもね。新幹線で食べることを考えると、箸もあった方が親切ですね。
鯖の〆はごく浅く、生っぽくてとろとろ。これは美味しい。今まで食べた中で一番美味しい(^.^)。尻尾の方も十分美味しくいただけます。
若いころ、カミさんが作った〆鯖を食べて、〆鯖ってこんなに美味しいのか!と感動したときのような味。ただし、この時は三日三晩、煙草も吸えないほど七転八倒して(当時は喫煙者でした)、それから20年くらいは鯖には近づきもしませんでした。カミさんは平気でしたので、やはり腹の黒い人にはかなわないのかな。
酢飯もやや甘めの酢加減で、しっかり酢の味がするのにカドが取れてまろやか、穏やか。硬さはちょうど良く、鯖と良く練れていて一体化している。
う~ん、参った。
ここの鯖寿司を食べると、他の鯖寿司を食べたくなくなる。
「他の鯖寿司はどんなのかな」と試す気がなくなる。これは良いことなのか、残念なことなのか。
ガリはビニール袋などでなくて、そのまま添えられている。お土産用に長時間持ち歩くのを前提にしていないのですね。
食べているときは全然生臭くないが、後で生臭い息が出てきたのは残念。
壁際の額
テーブル席
壁際の飾り
のれん会の看板
店内の短冊メニュー
鯖の頭の方の肉厚部分
薄皮を剥ぎました
鯖の尻尾の方の部分
表の皮の下です
鯖寿司外観¥1,850
店頭脇の見本
卓上のメニュー
右側が厨房です
お店正面の様子
2016/05/16 更新
最近は鯖寿司は千登利亭で買い求めることが多いのですが、久しぶりに寄ってみます。
古くて庶民的な作りの風情あるお店。
注文してから作り始めます。といってもあらかじめ酢でしめてある鯖を酢飯に乗せるだけなのでしょう、すぐに出来ます。
鯖寿司1人前、¥2,000。ちょっと値上がりしています。
包みを開くと、竹の皮を模した白いビニールの包み。京都の老舗らしくないですね。
薄い混布をまとっていますが、そのままいただきます。
鯖は身の厚い部分と薄い部分が半々。
鯖は絶妙の締め具合で生っぽくコリコリしています。
酢飯はもっちりして穏やかな酢加減で、鯖と一体になって美味しい。
以前のレビューを見ると、箸や醤油が付いていたりなかったりですが、今回は両方とも付いていました。