6月の中盤から下旬にかけて、鎌倉では紫陽花がいたるところ見ることができる。
今年の梅雨入りは早かったものの、雨は少なめだったが、昨日の早朝から午前中に猛烈な雨風が吹き荒れた。
紫陽花はこの時期に、適度な水分、湿度、温度、日光を得て咲き始める。
昨日から鎌倉で紫陽花が咲き始めたとの情報を得て、紫陽花散策の半日ツアーに出かけた。
朝8:00、長谷寺を皮切りに、御霊神社、虚空蔵堂、成就院、極楽寺、
鎌倉で昼食休憩
午後、北鎌倉の明月院と回った。
○ 長谷寺の散策路
経蔵裏手の散策路は傾斜45度に色とりどりの紫陽花が咲き乱れる。さながら紫陽花スタジアムだ。雨しずくが葉っぱの上で浮いているのが、紫陽花が「いま、咲きました」と証明しているみたいだ。
観音の 慈顔尊し春の雨
○ 江ノ電と紫陽花
哀愁漂う江ノ電と紫陽花が素晴らしくマッチングする。
長谷から御霊神社を通り、成就院に向かう時に江ノ電の踏切を渡る。この踏切から、江ノ電の線路の両脇の紫陽花が見える。紫陽花の花道を江ノ電が通るのだ。
うるうるする光景だが、くれぐれも事故など起こさず、大人のマナーを心掛けたい。
○ 成就院の坂道
自然の組み合わせはこんなにも美しい。
山門から続く坂道の両脇が色とりどりの紫陽花だ。これだけでも壮観だが坂の頂上から、紫陽花ロードの向こうに、半月状の由比ヶ浜と空が自然ののコラボレーション。
○ 明月院の花菖蒲
明月院またの名を鎌倉の紫陽花寺。院内のいたるところに咲く紫陽花は七変化だ。
有名な明月院ブルーと言われる紫陽花はもちろん、本堂後庭園にはこの時期、花菖蒲が観れる。
本堂後庭園に入り、池の向こうの光景を目にした訪問客から、「おぉ~ぉ」と、どよめきの声が上がる。グリーンの庭の向こうに一面ひろがる花菖蒲の群。
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鎌倉の紫陽花、花菖蒲は素晴らしい自然の中で五感にひびくみたいだ。
心癒され元気をもらった。