『台風15号による塩害と自然の力 』tomnakaiさんの日記

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tomnakaiの徒然食べ歩き

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ものすごい風雨だった台風15号が去り、めっきり秋が深まったように思う。
「今年の紅葉、早くない?」と相方に言うと、
「これ、紅葉じゃなくて塩害なのよ・・・」
自分の耳を疑った。「海からずいぶんと離れているのに!?」

マンションの草木をよく見ると、葉っぱが枯れている。それも、左右前後で様子が違う!?
自宅のマンションから、最も近い海は、南にまっすぐ9km弱の材木座海岸。車で12分といったところだ。たしかに台風15号は南東から時計回りに関東を通り過ぎた。葉っぱが枯れている木を見るとことごとく南東側から変色している。

もう一つ気になる場所・・・いたち川
この川は子供たちが小さいときによく水遊びをした川だ。川は自然復元工事が施され、河原が再現されている。川の中には真鯉や錦鯉が放流されているが、春先には海からボラの稚魚も遡上してくる。川の両サイドには遊歩道が設置されており、近年のアンチエイジング健康ブームもあって早朝からのウォーキング&ジョギング市民が増えている。

いたち川の遊歩道にある草木もやはり同じような塩害がおこっている。河原の水草や雑草も台風時の水流の激しさを感じさせるようになぎ倒されている。
そんな中でも先週に咲いたのだろうか?枯れかけた草木の前にひっそりだけど艶やかに彼岸花が咲いていた。
いたち川の鯉たちも、激流に耐えてゆったり泳いでいる。
「おまえたち・・・よく、がんばったな~」
・・・自然の脅威と自然の生きる力・・・ぼくらもがんばろう!

★いたちがわ:
名の由来は鎌倉街道の出立点としての「いでたち」の転とされている。金沢区境に近い上郷町付近を水源とするいたち川は西へ流れ、JR東海道・横須賀線と根岸線の路線が分岐する付近、笠間町と飯島町の境界で柏尾川に合流する。

http://ameblo.jp/tomnakai/
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