4月7日は雲一つない快晴で桜が満開。
本日は貝掘り同好会で野島公園へ。メンバーは名人と達人と僕(見習い)の3名。実は同期で随分と付き合いが長い。この間飲んでいた時、今日のこのタイミングが素晴らしく潮がよく、今年の貝掘りの日と設定した。
場所は、神奈川野島公園。神奈川橋100選の一つ、夕照橋で待ち合わせ。
夕照橋から、平潟湾&ヨットハーバー&ダイエーを望む。手前はもう、干潮に近づき浜が広がっている。
名人も達人も自宅が近い。名人はカヤックで達人はチャリで。
本日は素晴らしい快晴の中で花見の客も多い。
野島公園は自然がいっぱいで広いため、たくさんの来場者がいるけど混雑しているようには見えない。自然観察やピクニックにはもってこいの施設だ。
大空に桜の花と影のコントラスト。
そもそも、この辺りではアサリの自然繁殖で人工浜での潮干狩りはGW前後のレジャーとして人気がある。
特に海の公園では多くのファミリー客でにぎわう。野島公園は運河を挟んでその向かいなので同様だ。
潮干狩り、されど潮干狩り・・・。
名人と達人は鋤簾(じょれん)を持参。これは潮干狩りという愛らしいものを超えた漁業だな・・・。普通は熊手とざる。
場所も道具によって、海辺ないし海の中、水際、砂浜にわかれる。
砂浜は当然直前まで波しぶきが当たっていた場所で湿っているが、遠くから見ると土をかき分けているように見える。ここでも、地元の上手な人はバケツ一杯ぐらいを“掘り出して”いる。
名人は、カヤックで島を見て回り、なるべく混雑していない場所で試掘りなどをやりポイントを設定する。趣味を活かしたマーケティング力は流石。(笑) 途中からは花見のついでに潮干狩り見物に来た女子会に、うんちく解説と鋤簾の使い方までレクチャーする余裕。大したもんだ。 ザックリ、ガツガツ、ジャブジャブジャブ、ガラガラジャー。まあ、こんな音をテンポよく繰り返す。
達人は、このポイントまでもっと近く、僕らより早く到着しており、現地情報を名人にナビゲート。
干潮を30分ほど過ぎた時点で打ち止め。達人も名人もそれぞれ5kgの成果。やはり、『名人』『達人』と豪語するだけのことはある。
これは名人の貝堀特別仕様車。鋤簾の収納など様になっているねえ。脇のペットボトルはこの海の水で、自宅で砂抜きするときに使うらしい。砂抜きは現地の塩水を使うのが一番とのことである。なるほど、理にかなっている。
見習いの僕の成果はボールいっぱいくらい。これでも十分多い。
名人に聞いた。「こんないっぱいのアサリ、どうすんの?」
「これは、砂抜きしてボイルした後、むき身にして冷凍庫でストックにするの。そのあとは料理の必要に応じてつかうわけ。スーパーのアサリのむき身冷凍パックと同じやね」
この貝堀同好会も、いろんなことを勉強できて、めっちゃ楽しい~♪
今晩はアサリの酒蒸しにしよう♪