tomnakaiさんが投稿した柳家(岐阜/瑞浪市その他)の口コミ詳細

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tomnakaiの徒然食べ歩き

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柳家瑞浪市その他/郷土料理、日本料理、海鮮

1

  • 昼の点数:4.9

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2020/09 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

自然の恵みと最高のおもてなしに感謝 @ 柳家

この5年間、訪れたいと思っていた店である。
岐阜県瑞浪市にある柳家。
清流や野山の旬の食材を厳選し目の前で繰り広げられる囲炉裏料理に微睡う至極の時間を堪能した。
天井が高く囲炉裏を囲む個室。
店のスタッフが魚や肉が、炭火でじっくり焼き上げるまでお付き合いしてくれる。手を休むことなく食材の解説やエピソードを教えてくれる。
囲炉裏の炭火での火力は強く、食材を近づけたり遠ざけたり、じっくりじっくり焼き上げる。
最初は鮎の塩焼きから。
炭火を扇状に囲むように鮎の竹串が立てられている。一本一本の焼き加減を見ながら、丁寧に位置や向きを変えていく。じっくりじっくり・・・
観ているだけでこころが和んでいくのが分かる。
その間に、黒スズメバチの子の煮付けや旬の野菜、岩魚にニジマスの刺身。蜂の子は山椒で煮付けられ、ごはんのおかずにもうまそうだ。
お待ちかねの鮎の塩焼きは、竹串を外されて出される。その姿は、まさしく上流を目指し力強く泳いでいる鮎そのものだ。
この塩焼きがすごい。
皮はしっかり焼き上がり、熱々で香ばしく塩味も食欲をかき立てられる。その下の身はトロリと蒸し揚げられた状態だ。
この状態になるまで、手間をかけて焼き上げていたのだと納得。
夏野菜の天ぷらも味が濃い。地場の野菜ってどれだけうまいの?岐阜県民がうらやましいね。
鮎の干物も、塩焼きよりも旨みがますのかな?頭から尻尾まで皆食べれる。
松茸も出た。地場のものはもう少し先そうで、本日はチベット産で笠が窄んでいる状態のもの。こいつの香りも国産ものにひけ劣らず良い。すだちでシメて食べると、松茸独特のあの食感だ。
いよいよ、肉料理。
蝦夷ジカと猪のバラ。どちらも獣臭さが一切なし。噛む度に肉汁が流れ、肉の旨みが味わえる。イメージしていた野獣肉とは全く違った。こりゃうまいわ。
魚の天ぷらは、天然記念物にも指定されているどじょう。名前は忘れたが、清流にしか住まないらしい。それと鱒に岩魚。
ここまで来ると、どれがメインの料理かわからなくなる。
天然うなぎも出てきた。どうしたら臭みがなくなるのかと思うくらい、これまた上品な脂の甘さあり。
シメは鮎雑炊と思っていたら、ジビエのカレーライスも出てきた。
食材、手間暇かけた料理の技術、おもてなし、瑞浪の自然に囲まれたロケーション、心も温まる暖炉・・・
素晴らしい時間をありがとう。

2020/09/07 更新

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