レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/08訪問 2017/09/02
軽井沢といえば・・・万平ホテル (お悩みの方へ・・アルプス館vsウスイ館比較有り)
クラッシクホテルが好きな方へお勧めできるホテルです。
ジョンレノンが考案したロイヤルミルクティーがいただけるカフェも人気。
老舗なのに胡坐をかかない丁寧な接客も、好印象な、ステキなホテルです。
軽井沢を代表するクラシックホテル・万平ホテル。
1970年代には、ジョンレノン夫妻が滞在したことから
『レノンホテル』などとも呼ぶ方もあり、様々な年代から今も厚い支持を受けているホテル。
夏になると、こちらのカフェにつれてきてもらうのが楽しみだったな・・・と、
かつての思い出を抱きつつ、久々の万平さんにこれる♪と、
うきうきしながらの軽井沢バカンスです。
ですが・・・、
万平さんには、アルプス館(昭和11年築)、愛宕館(昭和50年改築)、
碓氷館(平成13年改築)、別館(昭和38年)、コッテージなど、
複数の棟があるので、今回の滞在に際しては、どの館にしよう・・・と
ぎりぎりまで決心がつかず(>_<)
結局、ホテルの方に何度も相談しまして
滞在の半分をアルプス館で、もう半分をウスイ館で、と
気になる2つの館を両方体験してみることとしました。
アルプス館か碓氷館か、頭を悩ませる方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで、両者比較とチョイスのポイントは最後の方に載せておきますので、
悩まれている方がいらしたら、そちらをご参照ください。
簡単に述べると・・
アルプス館:万平ホテルらしいクラシックさを求めるなら、こちら。
碓氷館:クラシックさも、だけど、モダンな快適さも大事なかたなら、こちら。かと。
なんといいますが、「風情」が違うんです。(画像5枚目と6枚目)
さて、肝心のホテル全般について・・ですが
まずは、接客。これは申し分なしです。
とっても行き届いていて、少なくとも日光金谷ホテルの3倍は快適♪(笑)
朝食は、①メインダイニングで洋朝食、or
②たん熊北で和朝食
あるいは、ちょっと歩けば旧軽銀座ですから、いくらでも
cafeモーニング、ソーセージ&ビール、などなど、
朝の時間帯から、いろんな楽しみ方ができます。
ホテル内には、史料館もありますので、万平ホテルさんの
歴史がダイジェストでわかるようになっていますし
(狭いけど)お庭もありますから、散策も楽しめます。
なおホテル入り口そばのカフェでは、
ジョンレノンの発案でメニューの載せることになったという
ロイヤルミルクティーを楽しもうという方々で、
朝から夕方まで毎日にように混雑していました。
cafe利用をお考えの方は、ご訪問時間を調整されるか、
待つのを覚悟で・・ということになるかと思います。
いずれにしても、クラシックさも楽しめて、
ジョンレノンファンの方も楽しめて、
旧軽井沢にも近く自然豊かで静かな立地。
涼しく快適な夏を過ごすには、こういうところで8月を・・
というのも、ベタといってはベタですが、全然アリな夏休みかな・・と思います。
(冬の閑散期、もたぶん味があるとおもいますけど)
******************************************
実際の宿泊を検討されている方へ
◆接客 クラシックホテル系では、意外に接客の面で「あれ??」と
させられることがあるのですが(意外にそっけなかったり、いんぎん無礼だったり)
こちらの万平さんでは、ほとんど問題ありませんでした。
お電話での問い合わせとのときの対応も的確できっちり。
強いて気になったところ挙げるとすれば、
電話の際、受付の方を通じてお願いしたお食事予約がきちんと入っていなかったこと、
お食事予約の確認をする際に(宿泊予定客なのに)『宿泊の方じゃありませんよね?』と いわれたのが、やや「かちん~」きたくらいです(笑)
(「ご宿泊の方ですか?」って肯定文で言ってくれればいいのにね)
客室設備説明してくれた方の言葉遣いがちょっと気になったくらいです。
◆アクセス JR軽井沢駅からですと、歩くと徒歩約35分。
旧軽までのシャトル(一般のバス)を利用してあとは歩くか
タクシー利用となります。
送迎サービスはありません。
◆お水 ネットでみるとブログなどで、お部屋にミネラルウォータではなく
ホテルの井戸の井戸水がポットでおいてある、という情報がたくさんありました。
私が止まったときは井戸水サービスはなく、ミニバーか自販機のお水を買う
スタイルでした。
◆アメニティー 館によって異なるようですが、アルプス館と碓氷館ではほぼ共通でした。
ボディーローションはおいてませんので、ご持参されることをお勧めします。
◆売店 万平ホテルグッズが買える売店が1Fにあります。8時~21時まで。
ジャムやフルーツソース、アップルパイ、花豆ケーキ、
カレー、ワイン、日本酒、焼酎、文房具、ハンドクリームなどの
オリジナルグッズがそろいますので、お土産調達に便利です。
◆お食事 ホテル内ですと
①メインダイニング [朝・昼・夜]
②たん熊北 [朝・昼・夜]
③中華 [昼・夜]
④ルームサービス [朝・昼・夜]
⑤カフェ [昼]
の5つの選択肢があります。
ちなみに、朝は2500円くらいで、アメリカンブレイクファスト、和定食の
用意がありました。
◆アルプス館か碓氷館か・・・
クラシックさを求めて万平さんの宿泊を検討をされると、
アルプス館にするか碓氷館にするか、かなり悩むことになると思います。
わたしも、リサーチをして、ホテルにも何度もとい合わせ、
悩みに悩んだ末、両者に泊まってみることにしたのですが、
実際に泊まり比べてみて、いろいろと感じることろがありました。
結論から言うと
●万平LOVE♡ ~クラシックさを体感したい
☞だんぜん、アルプス館がおすすめ。
ただし、ある程度の不便さには目をつぶる覚悟が必要です。
「建物そのものを楽しみたい」向きにはよいかと。
●クラシック大好きだけど、泊まるならある程度快適さも
☞碓氷館、がおすすめ、です。
両者比較は以下の通りです。
アルプス館 碓氷館
お部屋の広さ: 36平米or48平米の2種類 基本、46平米
クラシックさ: 10/10 6/10
天井の高さ: 高い やや低め
構造: 木造 鉄筋
寝室: ベッド間のスペース取り有 同スペースどりなし
洗面のアメニティー: どちらの館も共通しています
三面鏡: なし あり
セーフティーボックス: なし あり
備え付けのお茶: どちらの館も共通しています
食器類: 日本茶茶碗もあり 日本茶茶碗なし
バスタブ: 猫脚 猫脚・非猫あしの2種類
シャワーブース: なし あり
お部屋の向き: 玄関orお庭 お庭
ロビーからの距離:近い 徒歩約3分
清潔感: ややビミョウ 全く問題なし
おタバコ: どちらも禁煙
その他気づいたのは・・
●アルプス館: 古い建物独特のにおいがあります。
クローゼットなども年季がはいっているので、シミなどが
あちこちにあります。
また全館木造なので、火災時の対応を気にされる方にはおすすめできません。
●碓氷館: アルプス館を上手にもしていてるので、クラシックさがでていますが
どうしても、もう一歩、及ばない残念感があります。
調度品、照明などもモダンで、清潔感はばっちりです。
いずれにしろ、どちらを選ぶかは難しいです・・
それに、「じゃあ、アルプス館にしよう~」とおもっても
たったの13室しかありませんから、泊まりたくても泊まれない、、なんて
オチがついてくるかもしれません(笑)
あなたの万平ホテル滞在が、ステキなものになりますように♪
2位
2回
2020/08訪問 2020/09/28
<コメント欄クローズ中のレビューです>
前回の感動を胸に、再訪。
ここのよいところは、竹やぶの里に迷い込んだかのような気分を味わえるところ。
それと、露天のお風呂が素晴らしい!
これ以上のお風呂のあるお宿を、わたしは知りません。
お料理は、前とくらべて、やや印象がうすくて、残念。
その点を差し引いても、好きなお宿です(が、点数はすこし変えました)
お宿の詳細は、前のレビューをご覧ください。
あとは、お写真でどうぞ。
ベストレストラン2017のことがありますので
予定外のUP、そして、2017年最後から2番目のレビューです。
今風なオーベルジュっぽい旅館や宿が増えている昨今、
アナログな私は、やっぱり伝統的なスタイルの旅館が好み。
できれば、お部屋でお食事して、仲居さんとおしゃべりして
地元のお話をうかがったり・・が好きなのです。
こちら柳生の庄さんは、思った通り、
そんな伝統的で、正統派なお宿でした。
そのうえ、痒いところに手が届くおもてなし。
これこそ、ニッポン!とうれしくなってしまいます(^O^)
たとえば・・・
「このあとお散歩でもしようかと・・・」とお話しすると
正面玄関にはちゃーんと、私たちの靴がもう用意されていたり・・・
お部屋をでるまえに仲居さんが館内履きをそろえていってくださるのですが
私が足袋をはいているときは草履を、
ストッキングをはいているときはスリッパを、準備してくれます。
細かなことなのですが、(気づかないお客さんもいるでしょうけれど)
そういうことの積み重ねが、信用とかリピとかそういう風にご縁を紡いでいってくれるんだろうな・・と。
そして、お楽しみのお食事とお風呂。
お食事は素材のクオリティーが高く、仕上げが上品。
器にもセンスを感じられました。
お湯も弱アルカリでお肌にやさしく、
大浴場の露天風呂も、清潔で広々としているだけでなく
自然を感じられるようなデザインになっていました。
具体的に宿泊をご検討の方用には、後ろのほうにいろいろ細かく
まとめておきましたので、そちらをご覧くださいね。
いずれにしても、伊豆方面でのお宿の中では、
いまのところ、マイベスト、だと思っています。
いいおお宿にやっとであえて、今年は本当によかった~。
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全体の満足度 ★★★★★
のんびり度 ★★★★★
お食事満足度 ★★★★☆
アメニティ満足度 ★★★★★
お部屋満足度 ★★★★☆
接客満足度 ★★★★★
お風呂満足度 ★★★★★
再訪度 ★★★★★
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◆夕食のお献立◆
・濁り酒
・黒ゴマ豆腐 ウニ載せ炒り酒で
・白子湯引きちり酢・とこぶし土佐煮・干柿なます大根菊花
・蝦真丈のお椀
・ひらめ・本マグロ・イカ
土佐醤油と炒酒盗で。 ヒラメとイカはねっとりうま味系
・ゆず釜みそ仕立て
牡蠣・ユリ根・銀杏・粟麩など入り
・蟹パパイヤ
・甘鯛汐焼き
・トンポウロウ
・海苔汁玉子とじ
・からすみかけご飯
・こうのもの
・伊豆冬苺とぜんざい
◆朝食のお献立◆
・パイナップルとオレンジの生ジュース
・生湯葉なべ
・青物のごまあえ
・嵯峨豆腐
・シイタケにゅう麺
・茶碗蒸し
・白菜あえ
・牛肉の有馬煮
・伊豆鯵干物とワサビ漬け
・ごはん
・おみそしる
・こうのもの
・常磐汁粉・栗
・シャーベット(オレンジ)
・コーヒー/紅茶
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宿泊をご検討されている方へ
◆ロケーション◆ 修善寺の温泉街中心地から歩いても10分程度。
温泉場バス停からでも15分程度です。
ほどよい距離があるので、逆に静かな環境で過ごすことができます。
◆お部屋◆ 様々なタイプのお部屋がありますが、今回は半露天風呂付のお部屋を選びました。
半露天といっても、内風呂のような感じではありましたが、
若干、外の風を感じながら入ることができるようになっていました。
本間と次の間とからなっていましたが、お茶室を改造したようなスタイルで
味があります。角部屋で、2方向がガラス窓でしたので、季節がら
室温がすこし寒く感じ、仲居さんにひざ掛けなどをお願いしました。
お部屋の広さもお風呂の広さも、2名で十分だと思います。
◆夕食◆ まず、クオリティーの高さが特徴です。
素材がよいですし、仕上げが丁寧で上品です。
そして、器のセンスが抜群。骨董を上手にとりいれ、
みせびらかすことのない奥ゆかしい感じのまとめ方。
日本文化の美を感じさせられました。
ボリュームは、女性では十分すぎるとおもいますが
男性では物足りなく感じる方もあるかもしれません。
個人的には最後のご飯は炊き込みご飯にしてもらえれば
なおよかったな・・と。
◆お飲み物◆ 日本酒は地酒を含め静岡のものを多く取り揃えてあります。
そのうえお値段もそれほどでもありません。
ビールも中瓶で800円くらいでした。
各種シャンパンもそろっていますので、お祝いでの利用にもてきしているかと。
グラスワインは1600円くらいから、とややお高めな印象でした。
◆接客◆ とても良いです。
ちょっと、あれ??とおもうことがいくつかあるにはありましたが
その分をさしひいても、痒い所に手が届くかんじですし
きちんと先を読んだサービスに、おもてなし感をとても強く感じました。
(たとえば、このあとちょっとお散歩にいきます、と告げますと
玄関には私たちの靴がきちんと用意されいたり、
靴下履きかストッキングかをみきわめて、お部屋の玄関に用意する履物を
スリッパ/ぞうりのいずれかを選んで用意したり、など)
◆大浴場◆ とても良いです。
清潔で、露天風呂もひろく、別に川沿いなどではないのに
せせらぎを感じられるような造りになっています。
露天の脇にも、お水をいただける休憩スペースがありましたし、
湯上りには柚子ジュースやお水などがいただけるようになっていました。
◆お客様◆ いろいろな国籍のかたがお見えでした。
アジア方面~ヨーロッパ方面まで。
館内の案内にピクトグラムや英語などの説明があまりなかったので
特に大浴場の利用方法に、やや不安を感じました。
湯上りスペースでも椅子を占領してる方などがあり
マナー向上にむけて、もうすこし対策があってもいいかもしれないとおもいました。
◆冷蔵庫◆ お部屋の冷蔵庫には、ミネラルウォータやお茶がありました。
利用しなかったので、有料化無料かは未確認です。
◆朝食◆ 8時、8時半、9時の3つの時間帯からスタート時間を選べました。
あたたかいものはあたたかく、ということで、
お酒をまず飲んでる私たちには、お味噌汁やご飯はよそらず
あとにしますね、と、宿の方からいってくださいました。
頃合いをみて、お味噌汁を温めてくださりご飯を持ってきてくださいます。
お料理も、すこしずついろいろ。
ごはんにもお酒にも合うメニューです。
◆その他◆ wi-fiはちゃんとつながりました。
貸自転車ありました 3時間1000円
ベープ、お部屋に備え付けありました。
大浴場のアメニティーはMIKIMOTOでした
3位
1回
2017/10訪問 2019/07/10
ゴージャスなホテルではありません。
ちいさな「おもてなしの宿」です。
シーフードがお好きな方で、静かにお過ごしになりたい方にお勧めです。
佐世保~長崎エリアで、ちょっと豪華&静かにすごしたいな~と検討。
将棋対局でも使われるオリーブベイホテルか、
こちらのオーベルジュあかだまか、の2つにまで候補を絞れたものの、
最終的にどちらにするかでとっても悩みました。
豪華さよりもおもてなし感を重視して、あかだまさんに決定。
今回の旅行の3つのハイライト中の1つです。
(①福岡日航、 ②平戸エビス亭、③オーベルジュあかだま)
選んだお部屋は、雑誌でもみていたスイートB(ジャグジーのあるお部屋)で
お願いしました。
お部屋はメゾネット。
お部屋にはいると、ふわ~と木の香りがします。
これだけでも癒され感ばっちり♡
1Fはリビングとお手洗い、2Fは寝室とソファ、それとバスルームという構成。
2Fソファ前にはハンモックまで♪
お部屋については、実際に宿泊を検討されいてる方向けに
レビューの最後に雑感を載せておきましたので、そちらをご参照ください。
宿泊は一泊2食制。
この土地ならではの海の幸メインのお食事を堪能できるお宿だと思います。
(逆に、魚介が得意でない方には決してお勧めしない宿でもあります)
お食事の各所に土地のよさをたのしんでもらいたいという思い、
接客も、滞在中は120%ゆっくりたのしんでもらいたい、という
オーナーさんご夫婦のおもてなしがひしひしと伝わってきます。
豪華なお宿もよいですけれど、こじんまりと
まじめに実直にまっすぐ頑張ってるところを、私は応援していきたいな・・と
いつも感じていて、あかだまさんはまさにソレ、でした。
生憎のお天気だったのですけれど帰り際にオーナーさんが
何度も何度も謝ってくださってて。(オーナーさんのせいなんかじゃないのに)。
気候のよいときに、連泊でまたおせわになりたいな・・と思っています。
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【お夕食の内容】
◆前菜盛り合わせ
①たことトマトのマリネ、②人参のサラダ ③水イカげその炭煮 ④魚のバーニャカウダ
⑤アジともやしの生春巻き ⑥洋風茶碗蒸し ⑦オコゼとカワハギのじゅれ
◆カルパッチョ
①ねりご(勘八の子)②やず(ぶりの子) ③いさき ④水イカ ⑤あじ
⑥タイ ⑦ひらめ
これを●林檎と人参のソース、●トマトのガスパッチョソース ●赤カブソース ●ナスのムース、などの各種ソースをお好みでつけていただきます。
◆カルパッチョ その2
おこぜ、かわはぎとカワハギの気も、ひらめ
●トマトとゆずこしょう、●醤油とバルサミコのソースとともに
◆今日のメイン
イセエビのおさしみ、あわびのおさしみ、サザエのおさしみ
◆サザエのブルゴーニュ風雨
◆サツマイモの冷製スープ お魚のジュレのせ
◆勘八の子・いさき の塩釜焼き
◆イセエビの焼いたの
◆鴨のりえっとと古代米のリゾット
◆和牛と黒トリュフ・花okura
◆フルーツケーキ・なし・ぶどう・シャーベット
◆コーヒー・紅茶・エスプレッソ
☆かなりボリュームがあります。お昼を抜いていってちょうどよかったです。
☆グラスワインもまずまずのクオリティ。お値段も良心的です。
☆グラスもきちんと冷えてました。
☆メインの調理法は「おまかせ」でした。希望があれば、たぶんお願いできると思います。
☆パンは自家製で、焼きたてです。
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【朝食の内容】
◆スペシャルドリンク(ブルーべり、ばなな、ミルク、など)
◆OJ,ミルク
◆お魚のスープ(というよりもリゾット)
◆お魚のあみやき7種(ちょっとずついろいろ)
◆ブイヤベース(昨夜のイセエビの頭とか)
◆自家製パン
◆珈琲・紅茶
◆フルーツ(みかん、なし、ブドウ)
☆朝から白ワインがあうメニュー。
車じゃなかったので、もちろん、ワインをお願いしました。
☆自家製焼きたてパン、食べきれない分は持ち帰り用に包んでくれます。
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※宿泊を検討されている方へ※
宿泊予約: 半年前から受付開始です。お電話で申し込めます。
お支払い: HPでは現金のみ、との案内がありましたが
たまたまなのかカードでの支払いができました。
念のため、事前に確認されておくほうがいいと思います。
アクセス:車での場合は天候によっては橋が通行止めになることがあるので要注意
公共の交通機関を利用する場合、佐世保から大島までフェリー利用になります。
長崎空港方面へ行くにも、佐世保周りになるそうです。
フェリー利用の場合、宿の方にお願いしておけば、大島港まで
迎えに来てくださいます。
お部屋: いくつかタイプがあります。HPに詳しく記載がありますので
(お風呂おから海がみえる、みえないなど)、
そちらを参考にしてお部屋を決められるのがいいと思います。
あめにてぃ:限定的です。最小限のものはそろっています。
近くのコンビニにいくにも車ででないとムリですから、
いつも使うものはおもちになることをお勧めします。
ドリンク: 珈琲、紅茶、日本茶の用意がされています。
ミネラルウォーターも1本備え付けられています。
冷蔵庫はありますが、ミニバーはありません。
ハンモック: メゾネットBにはハンモックがあります。
200キロまでOKとのこと(笑)
安心してお乗りくださいと案内されました(笑)
環境: 山の中のコッテージ、という感じです。
ですので、虫さんがたくさんいます。お部屋には虫よけがたかれていましたが
気になる方は、虫よけスプレーや虫刺され用の御薬などをお持ちになることを
お勧めします。 また、蜘蛛もたくさんいますので、散策の際は
どうぞ頭上にお気を付けください。
パジャマ:お部屋にはセパレートタイプのパジャマ、バスローブが用意されています。
オーディオ:私はオーディオ機器に詳しくなくてよくわからないのですが
ツレいわく、こちらのオーディオ機器はすごい本格なものだとか。
CD類も多少お部屋に用意されていますが、せっかくの設備ですので
お気に入りの1枚をお持ちになってもいいかもしれません。
4位
2回
2021/03訪問 2021/04/04
庭園の向こうには相模湾。晴れれば大島まで見渡たせるカフェスペース。
そこに居るだけで、心豊かな時間を提供してくれます。
<コメント欄クローズ中です>
カフェの詳細は、前のレビューをご覧ください。
以下、再訪時のあれこれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コロナでお休みされていた時期がありましたが、
再開されたので、桜鑑賞と併せて訪問。
入場制限しているので、(スリッパの数で人数管理)
入口でスリッパがない場合、帰る方がでるまで待つことになります。
カフェスペースは、2間つづきに変更されていて、テーブル配置もゆったり。
とはいえ、カフェなので、かなりみなさんおしゃべりを満喫されています。
黒岩知事推奨のマスク飲食の方は、ほとんどなし。
という私はもちろん、マスク飲食です。
提供は紙コップにかわっていました。
スイーツ系は、クッキーのみで河内屋製菓舗のもの。
すこし寂しい感じがします。
コーヒーは豆をひいてから入れてくれるらしくちょっとお時間かかりました。
それにしてもやっぱり大盛況。
わたしは、縁側の席で、窓全開で外の空気を常時吸っていたので
そこまで気になりませんでしたが、そうでなければちょっと・・です。
小田原駅から海の方へ向かいますと小高いエリアがあるのですが
(☝かなりざっくりでごめんなさい)
その辺一帯は昔からお偉い方々が別荘や邸園を構えたエリアなんだそうです。
そんな丘?の中腹に、黒田長成伯爵の別邸だったお宅があります。
伯爵は黒田官兵衛さんから数えて14代めにあたる福岡藩主家当主様。
こちらのお宅、今は国登録有形文化財「清閑亭」として公開され、
居間だった?お部屋は「レゾートカフェ清閑亭」として利用されています。
さすが、伯爵さまの旧邸宅だっただけはありまして、上品な数寄屋風書院造の建物。
贅を尽くした?と思われる襖絵などの見どころもたっぷり。
さてカフェは、お手入れの行き届いたお庭と、向こうには相模湾を臨むロケーション。
空気が澄んでいる日であれば、大島までみることができるんだそうです。
こんなに見どころたくさんな清閑亭だというのに入場料は無料。
維持にもお金がかかるでしょうから、せめてカフェ利用ですこしは貢献しないと・・・と、
以下をお願い。
◆清閑亭ブレンド 500円
大した額じゃなくてごめんなさい。
珈琲は、煎りの程度はミディアム。
添えられていたクッキーなしで、お豆のお味を楽しみながら
ストレートでいただくことができました。
お天気がとっても気持ちよい日でしたので、お庭にでてすこし散策。
ここで、当時はどんな会話が交わされたのかな・・なんて考え始めると
急に時間が止まってしまったような、タイムスリップしたようななんとも不思議な気分に。
だから、昔の建物って、好きなんです♡
奥にある蔵スペースでは、折しもカメラマンの方が展示の準備をされていて、
小田原の風景作品を拝見しながら、小田原のイロイロを教えてもらったりして。
いいな~、小田原ってなんて人も空気もステキなのかしら♡と、
あっというまに恋におちてしまいました・・
こないだまで平戸に恋してたのにね(;'∀')
**********************************
居心地:★★★★☆
きづいたことなど:不織布おしぼりはあったとおもいます
OPEN直後だとまだ準備がいきとどいてないかも
シチュエーション:ひとりで、(しずかにできる)友人と
再訪度:★★★★★
5位
1回
2017/01訪問 2017/01/18
[お正月休み、終了しました。またよろしくお願いいたします]
縁側カフェ。
東京都足立区にある「昭和の家」内のカフェスペースです。
「昭和の家」は「洋館付和風住宅」。
聞きなれない方もあるかもしれませんが、大正~昭和初期にかけて流行した建築スタイルで
私の住む横浜市にもまだ何軒か現存しています。
(妙蓮寺、菊名あたりなど)
けど戦後接収されたケースが多かったり、あるは痛みが激しくものの修理が難しく維持困難なため
どんどん少なくなっているというのが現実で、残念なことです。
こちら、ショウワの家は金属加工業を営んでいた平田源七によって昭和14年に建てられたもの。
ニッポンの手仕事文化が華やかだった頃の建築技術が随所に見られるとのことで、非常に希少価値が。
H25年6月、国の登録文化財となって、
現在はイベントやレンタルスペースとしても利活用されています。
と、前置きはここまで。
年末に、こちらで開かれたクリスマスコンサート(注)へ伺いまして
コチラの大ファンに♡。
年あけて再度カフェへお伺いしてまいりました。
最寄駅は、東武スカイツリーライン、竹ノ塚駅。
駅からは歩いてもゆうに15分はかかります。
お宅に伺う形ですので、呼び鈴を鳴らし靴を脱いでお邪魔します。
カフェスペースは南側の縁側と、お座敷+奥の間。
せっかくなのでお庭を臨む縁側席に座らせていただきました。
メニューから
●オリジナルブレンドコーヒー
●季節のタルト
●あんみつ を。
オリジナルブレンド
さっぱりしたタイプで好みが分かれない感じ。
甘いものに合うようにバランスがよくなっていて、ひとつずつ
ハンドドリップでいれてらっしゃるとのこと。
苺のタルト
こちらのカフェ手作り。
サクサクのクラムにさっぱりクリーム。
苺もタップリで甘味と酸味のバランスがとっても良いです♡
あんみつ
フルーツたっぷり。
黒蜜もくどすぎないので、酸味のあるフルーツともバッティングしません。
南むきなので、どの時間帯でも、
陽だまりの中でまったりすることができます(^^)
BGMはクラシックやオペラ音楽が緩くかかっていて
ゆったり時間を過ごせること、間違いなしです。
昭和の、粋を肌で感じつつ
とまったような時間の中で
独特の空気感を楽しむことができる、とーってもステキな空間でした。
近くだったら絶対毎週通ってると思います(^_-)-☆
*******************************
居心地:★★★★★
きづいたことなど:お隣に都営住宅ができるようです。
場合によっては、すこし音が気になることもでてくるかも。
シチュエーション: ひとりで、静かにできるお友達と
再訪度: ★★☆☆☆(遠いので。近くなら★×5です)
********************************
(注)トランペット・オカリナ奏者の茨木智博さん、CM音楽などで有名な森悠也さん演奏のコンサート。
オカリナ人口って結構多いのにびっくりしました@@
6位
1回
2017/03訪問 2017/03/24
ある雑誌に「名古屋散歩」的な特集が載っていまして
そのときに見たカフェ風景が忘れられず、
こちらの撞木館(しゅもくかん)へやってまいりました。
高岳(たかおか)駅から北方向へ歩くこと約10分で
カフェ撞木館が入る文化の道撞木館に到着です。
文化のみち橦木館は、陶磁器商井元為三郎の旧邸宅。
大正末期から昭和初期にかけて建てられたものらしく、
当時はやった建築スタイル、洋館付き和風住宅のようですね。
玄関を入り、入場料200円を納めまして、中へ。
(ドニチエコキップ提示で、160円に割引)
玄関左側の洋室部分(旧食堂&旧応接室)が
現在カフェとして営業されています。
カフェスペースはガラス窓が多いので、
晴れた日などには太陽のぬくもりを感じることができそうです。
(あいにく曇りでした)。
洋館と和館とがお庭を囲むように配置されていますので、
カフェからはお手入れの行き届いた庭園を眺められます。
落ち着いたインテリアと相まって、ステキなゆったり時間♪
この日は、本日のコーヒとアーモンドタルトを。
コーヒーは苦みが強めのものでしたけれど
今回はそれがアーモンドタルトをうまく合ったように思います。
タルトも自家製なのでしょうか(確認していません)、
クラムもフィリングも丁寧に作られていて、
アーモンドの香ばしさを十分に楽しむことができました。
旅先にて、またひとつ、いいご縁。
お気に入りの空間との出逢いになりました(^^)
7位
3回
2018/08訪問 2018/09/18
再訪なので、基本、記録のみとなります。
お店詳細については、初回レビューをご参照ください。
*前との変化:
①お値段、変わりました。
前 いま
握りのみ 5,000円 8,000円
肴+握り 8,000円、12,000円 12,000円、その他?
②肴の品数が+1.(煮物がplusされてました)
③素材のグレードアップが印象的です。
(酢の物が毛ガニになっていた)
④握りは+3、といったところ。
以前のものに高級素材のものをちょびっと追加し
全体的にややグレードをあげたコース構成にして、+4000円という勘定のようでした。
野暮なお話はここまでにしまして・・・
お料理、お酒などは以下の通りです♪
人気がでちゃって、入れなくなる日も遠くないでしょう・・
今のうちに楽しんでおこうと思います。
◆おつまみ◆
・毛ガニ・・味噌と具を混ぜてからに詰め直し、切り分けて、ジュレ・紫蘇の花を散らして
・すまがつお・・鹿児島の幻の鰹。「しまがつお」が転じて「すまがつお」と呼ばれるように
なったんだとか。さっぱりしていて風味のある身です。
・えぼだ一夜干し・・鹿児島のもの。
・初もののぎんなん
◆にぎり◆
・だるまいか
・キス(東京湾)
・アジ(東京湾)
・本マグロの赤身のづけ(ボストン)
◆途中に◆
・フォアグラの茶碗蒸し・・フォアグラ・玉子・青さが3層になっていて
絶妙のハーモニー
◆握り◆
・いしがきだい(愛知)
・紫雲丹といくら・・・定番の、楽しい食べ方で。
・本牧穴子・・塩とたれの2味で
・玉子・・〆的に。クレムブルレ的な仕上がりの、ユニークなもの。
++++以下は追加+++++
・車エビ(愛知)
・だるまイカのげそやき
・イカ(握り、1貫)
・鉄火巻
[ほんじつのお酒]
・津島屋(1200) ・綿屋コットン倶楽部(1000) ・亀歳辛口純米 ・生ビール×1 ・小瓶×2
再訪なので、記録のみとなります。
詳細は前のレビューをご参照ください。
なお、現在、5千円、8千円、1万2千円の3つのコースの用意があるそうです。
(5千はお寿司のみ。8千と1万2千円は酒肴とお寿司で、素材が主に異なるそうです)
〆にお椀があると、最高だと思います。
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[本日のお料理] 8千円にいろいろ追加のスタイルで
◆鰤のスモーク オリーブオイルとからすみで
◆車エビ・こはだ・赤ナマコ 土佐酢ジュレ
◆太刀魚ときびなごの焼き物
◆うにごはん
◆茶碗蒸し 蟹あんかけ ゆず風味
*追加の酒肴 ◆毛ガニ ジュレで
*追加の酒肴 ◆佐島のタコの煮たの
・・・ここからお寿司・・・
◆スミイカ(鹿児島)
◆金目炙り(稲取)
◆サヨリ
◆まぐろ(青森)
◆赤貝
◆あなご(しおとたれ)
◆(つまみ)たまご
*追加 ◆きじはた
*追加 ◆ひもきゅう
[本日のお酒]
伯楽星×1 くどき上手×1 まつもと守破離×1 キリン小瓶×3
教えたくないお店です。
でもすでに食べログ登録されてしまっていたので
今日は、しかたなく、レビューUPいたします。
横浜石川町のShimomuraさん(ミ〇ュラン★)が移転され
そのあとが居酒屋になりまして、そもまたあとにできたのが、こちら広典さん。
お店の工事をされているときから
長春色の壁が印象的で、何ができるのかな・・と楽しみにしていたのですが
ステキなお鮨やさんになりました♪
問い合わせたところ、コースのみとのことですが
お寿司のみコースと、お料理→握りのコースと2タイプ。
後者は基本8000円のものを提供されているそうです。
8000円のコースを1Fのカウンター席でいただいてまいりました。
店内はリニューアル直後ということもあって清潔感ばっちり。
まだ木の香りが感じられる白木のカウンターはほんとに気持ちがいい♪
お料理、接客、環境、どれをとってもばっちりです。
鹿児島ご出身の大将と横浜ご出身の奥様の二人三脚でして
食材や酒器に対しても、ご主人の鹿児島愛が満ちあふれています。
いろいろ書くと長くなるので後ろの方でまとめるとしまして、
結論からいうと
まってました~!
という感じです。
清潔感があって、高すぎなくて、一品料理もおいしくて
気分よく最後の握りまで食べられるお店ができないかな・・・と
ずーとずーと願っていたのですが、現実はなかなか(>_<)
こちらの広典さんは、わたしが理想とする☝のような
御鮨屋さんそのもの、でした。
これからもずーっとお世話になると思いますので
どうぞよろしくお願いしますね、大将m(__)m
なお、☆には、期待とお祝いの気持ちも込めていますが
ほとんどそのままの気持ちが反映されている、珍しいケースです!
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本日のお料理
◆クエ(かごしま)の薄造り(活) ポン酢で
◆酢の物 ホタテ(軽くあぶってある)・赤貝・スミイカげそ
ジュンサイ、ずいき+ジュレ
◆焼き物 マナガツオの西京焼き(鹿児島)
きびなごの一夜干し
◆お魚 イワシ・しそ・がり・ごまを海苔で巻いて
◆蒸し物 フカヒレのあんかけ茶碗蒸し
本日のおすし
◆スミイカ
◆クエのこぶ〆(熟成)
◆こはだ
◆本マグロ
◆うにいくら
◆玉子・エビ(塩とたれ)
玉子はエビをつかったタイプ。蒸してあるのかと
思うような食感で、クレムビュルレみたいです@@
◆自家製からすみ大根
追加のお料理
◆タコ(つまみ)
◆鰆の炙りのにぎり
◆かじきのにぎり
◆サヨリ・紫蘇・ごまの巻物
本日のお酒
◆悦凱陣
◆日高見
◆よえもん
◆キリン小瓶×2
◆熟撰(生)×1
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居心地: ★★★★☆
きづいたことなど: ●日本酒のセレクションがいいです。
事前に好みを言っておいたら、私用のセレクトも準備して
くださってました!
●お酒のお値段も1合900円くらいのもの~用意がありますので
お酒で儲ける的でないところが好感度ありです。
●清潔感ばっちり♪
●薩摩切子、有田焼の酒器など九州の器類を多用。
品のある作家ものも多く、目でも楽しめます。
●ビールは生か小瓶の用意
●グラスは薄張りで、きちんとひやされています。
●布おしぼりあり
▼膝ナプキンなし
●食べるペースをみてお料理の準備をしてくださいます。
●気配り上手。エビの握りも、男性には一本で。
女性には2つに切って。添えてあるフキの煮ものも
男性には太目のを、女性には細めで口に運びやすいものを。
●ほどよくカウンタ会話ができるところが、関東としては珍しい!
シチュエーション: ひとりで、カップルで
再訪度: だんぜん★★★★★
8位
1回
2017/07訪問 2017/08/02
予約をしないと買えないという四季わらび餅をもとめて
洛叉庵さんへやってまいりました。
場所は、おそばのおがわさんのすぐそば。
数日前の予約でしたので、もう無理かな・・と半ばあきらめておりましたが
遅めのお時間でしたら・・ということで、1箱無事に確保することができました。
和のお菓子なので、そんな感じを想像していたのですけど
店内は乙女チックなインテリア。お花あり、西洋アンティークあり、レトロ和小物あり・・・
ちょっぴり和風のアクセントが添えられていて、独特の(いいみで)世界観が表現されています。
本日のお買い上げ
◆わらび餅 8個入り
添加物が一切入っていないので、お日保ちは翌日まで。
そして、なるべく早めに冷蔵庫に入れてくださいとのこと。
(でないと、お餅が、よってしまうんだそうです)
ぷるんぷるんの食感を楽しめ
香ばしい黄な粉をたーっぷりまぶして風味を楽しめる、一度で2度おいしいわらび餅。
原材料はわらびもち粉、砂糖、抹茶のみ。
このシンプル素材でどうしたらここまでの食感をだせるのかしら・・・
市街地からはちょっと遠いし、要予約なのでハードルはたかいのですけれど
皆さんが足を運ばれるのも十分納得のお品だと思います。
それと・・・
細身でダンディーな店主さん。
遠くまで帰る私を気遣ってくださってとっても素敵な方でした。
9位
1回
2017/07訪問 2017/08/12
数寄屋造り離れ家古奈別荘でいただくお蕎麦 ~伊豆3古湯・古奈温泉~
ウテナグループ創業者の別荘を改装したお宿・古奈別荘。
お宿の日本庭園を楽しみながら、昭和初期の建物に囲まれ
静かで優雅なひと時を過ごせます。
お昼の一品料理も、限定的ですがアリ。
併設のギャラリー鑑賞もおすすめ。
静岡県伊豆の国市古奈(こな)温泉にある湯宿古奈別荘。
数寄屋造りの離れ客室が人気の格式あるお宿。
そのお宿にある2つのお食事処(旬菜源氏山、蕎麦竹山)の
お蕎麦の方を、ランチで利用してまいりました。
お宿の敷地内にあるお蕎麦屋さんですし、
古奈別荘が化粧品のウテナの創業者さんの別荘だったこともあり
格式高い建物と風情とが楽しめるようになっています。
お店は離れのような建物になっていますから、靴を脱いで上がる格好に。
通されたのは、お庭に面した廊下を改装したカウンタ席(3席カウンターがあります)。
プレースマットもお箸置きも、どれをとっても品の良さが伝わるものばかりで
ますますお料理への期待が高まります。
この日は
◆焼きみそ
◆玉子焼き
◆季節のお野菜の天ぷら盛り合わせ
焼きみそは、お葱・蕎麦のみを麦みそを混ぜたおミソで仕上げてあるようで
それほど甘くはないタイプ。石焼になっているので温かさが保持されます。
玉子焼きは、関東風と関西風の中間な感じ。
お出しをつかってややふんわり風で、甘くはないタイプ。
季節のお野菜の天ぷらは、ほんとにお野菜の種類が多くてびっくり。
みょうが、おなす、そら豆、長葱、しいたけ、ごぼう、とまと、レンコン、
アスパラ、紫玉ねぎ等々。。カラッとしあがっていて、
お好みでおつゆorお塩で、お召し上がりくださいとのことでした。
そして〆は・・
◆せいろ(マイチョイス)
◆いなか (つれチョイス)
この日はたまたまメンテ中でしたが、お食事の方でもお湯を利用してもよいみたい。
そのほか、黒沢明ライブラリーや、東山魁夷ギャラリーなどの施設もあるようなので
時間が許せばもっといろいろ見学してみたいな・・と思いました。
伊豆長岡へはまだまだ来る機会がたくさんありますので
次回のお愉しみ、としておきます。
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居心地:★★★☆☆
きづいたことなど:膝ナプキンはありません
布おしぼりあります。
接客が意外によいです♪
古い建物ですので、空調が今一つなことがあるかもしれません
意外に平日でも混むようなので、事前の空席確認がおすすめです
シチュエーション:ひとりで、カップルで、グループで
再訪度:★★★★★
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※古奈別荘の歴史 <古奈別荘HPより抜粋>
古奈別荘は化粧品のウテナクリームで知られた 株式会社ウテナの創業者である 久保政吉氏が
別荘として昭和12年に建築されました。
伊豆の三古名湯の一つ、古奈の湯に恵まれ昭和14年に古奈ホテルを開業し、
その後古奈別荘と改名して以来、格調高い老舗の宿として現在に至っております。
小高い源氏山を借景にして、自然の風景を生かした日本庭園の中それぞれ趣の異なる 6棟の離れが点在しています。
数少ない昭和初期の建物と別荘当時の風情を維持し、失われつつある日本の文化を今に伝える宿です。
10位
1回
2017/10訪問 2017/10/30
平戸に恋した大将の、庵みたいなお店です。
雰囲気も、味も、どっちも大事というかたにお勧め。
平戸のおいしいものを、たっぷりと堪能させてもらえます。
平戸に魅せられて大阪から「移住」した大将がなさっている
日本料理のお店です。
場所は、平戸市街地から車で10分ほどの山の中。
木を多用した「庵」のようなお店です。
平戸というと、鮮度のよいお魚を食べさせる居酒屋や食堂のような
ところは簡単にみつかるものの、雰囲気もよく・・となると
チョイスが難しくなやんでいたところ、たまたま見た大将のブログ。
なんとなくピーンときてしまい、事前にいろいろご相談させて
頂いてるうちに、大将のお魚愛と平戸愛とにちょっと感激。
とある秋の晩にうかがうこととしたのです。
通常は4000円くらいからのコースのようですが
●平戸のお魚を堪能したい!
●でもお肉も食べたい!
●とにかくおいしい地のお魚をたっぷり出してほしい!
と懇願し、7000円でお任せとすることにしました。
大将御自慢のごっつい系木製カウンターに案内されて
とってもウェルカムな雰囲気の中、お食事が始まりました。
この日のお献立は・・・
◆自家製豆腐
◆つるむらさき
◆おつくり(ひらまさ、にざだい(三の字)、しまあじ、やりいか、さざえ、いとより)
◆天ぷら (エビ×2、なす、カボチャ ひだひだ)
◆もずく
◆幻のうに
◆牛ステーキ
◆土瓶蒸し(いか、たこ、エビ入り。マツタケは三重の)
◆新米土鍋ごはん 甘辛じゃこのせ
とにかく、お魚がすごいです。
もちろん新鮮ということもあるのでしょうけれど、
うま味を生かした提供の方法を熟知されている?
そして、大将のホスピタリティ。
(遠方からなので、ゆっくりしていってという感じ。
LOがどうの・・・というせかすような雰囲気は全くないです。
ほどよく会話も楽しめます。)
きびきびしたお弟子さん。(みていて気持ちいいくらい)
そして落ち着く空間。なかなかこういうお店はないんじゃないかと。。。
大将はお店のほかにも水産関係のお仕事をされていて
今までにもいろいろと飲食関係に携わってこられた方。。
いろいろあったけれど、平戸の食材(お魚だけじゃなく、お野菜、お米、お水他)に
ほれ込んだ、大将の愛を感じるお店だと思います。
[本日のお酒: 中瓶×2 赤ワイン×1 湊屋藤助×1 獺祭50%×1]
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居心地:★★★★☆
きづいたことなど:●ぬのおしぼりあり
●おちつく、清潔感あり
▼膝ナプキンなし
・ボリュームが結構あります(なので、お酒があまり飲めなかった・・)
シチュエーション: カップルで、静かにできる友人と
再訪度:★★★★★
古いもの、が大好きです。
なので、お店も、古い建物をうまく生かしてくれてるところには、引力で吸いつけられていきます(笑。
今年のマイ★ベストには、「古いもの」の観点から5件ほど、お店をセレクトしてみました。
この5件は、どちらも「なんてすばらしいのかしら~」と、理屈抜きで感性に訴えてきたところでもあります。
基本、「受益者負担」とおもっているのですが、
古い建造物ではなぜか大盤振る舞いの入場料無料となっているところも多く(例えば、横浜山手西洋館)
維持運営にはご苦労されているに違いありません。
なので、貢献&寄付の意味も込めて、せめてカフェやレストランを利用しないと、と思っています。
そのほかのセレクトは、おもてなしのこころに感動した宿やレストランです。