1回
2017/08 訪問
軽井沢といえば・・・万平ホテル (お悩みの方へ・・アルプス館vsウスイ館比較有り)
軽井沢を代表するクラシックホテル・万平ホテル。
1970年代には、ジョンレノン夫妻が滞在したことから
『レノンホテル』などとも呼ぶ方もあり、様々な年代から今も厚い支持を受けているホテル。
夏になると、こちらのカフェにつれてきてもらうのが楽しみだったな・・・と、
かつての思い出を抱きつつ、久々の万平さんにこれる♪と、
うきうきしながらの軽井沢バカンスです。
ですが・・・、
万平さんには、アルプス館(昭和11年築)、愛宕館(昭和50年改築)、
碓氷館(平成13年改築)、別館(昭和38年)、コッテージなど、
複数の棟があるので、今回の滞在に際しては、どの館にしよう・・・と
ぎりぎりまで決心がつかず(>_<)
結局、ホテルの方に何度も相談しまして
滞在の半分をアルプス館で、もう半分をウスイ館で、と
気になる2つの館を両方体験してみることとしました。
アルプス館か碓氷館か、頭を悩ませる方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで、両者比較とチョイスのポイントは最後の方に載せておきますので、
悩まれている方がいらしたら、そちらをご参照ください。
簡単に述べると・・
アルプス館:万平ホテルらしいクラシックさを求めるなら、こちら。
碓氷館:クラシックさも、だけど、モダンな快適さも大事なかたなら、こちら。かと。
なんといいますが、「風情」が違うんです。(画像5枚目と6枚目)
さて、肝心のホテル全般について・・ですが
まずは、接客。これは申し分なしです。
とっても行き届いていて、少なくとも日光金谷ホテルの3倍は快適♪(笑)
朝食は、①メインダイニングで洋朝食、or
②たん熊北で和朝食
あるいは、ちょっと歩けば旧軽銀座ですから、いくらでも
cafeモーニング、ソーセージ&ビール、などなど、
朝の時間帯から、いろんな楽しみ方ができます。
ホテル内には、史料館もありますので、万平ホテルさんの
歴史がダイジェストでわかるようになっていますし
(狭いけど)お庭もありますから、散策も楽しめます。
なおホテル入り口そばのカフェでは、
ジョンレノンの発案でメニューの載せることになったという
ロイヤルミルクティーを楽しもうという方々で、
朝から夕方まで毎日にように混雑していました。
cafe利用をお考えの方は、ご訪問時間を調整されるか、
待つのを覚悟で・・ということになるかと思います。
いずれにしても、クラシックさも楽しめて、
ジョンレノンファンの方も楽しめて、
旧軽井沢にも近く自然豊かで静かな立地。
涼しく快適な夏を過ごすには、こういうところで8月を・・
というのも、ベタといってはベタですが、全然アリな夏休みかな・・と思います。
(冬の閑散期、もたぶん味があるとおもいますけど)
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実際の宿泊を検討されている方へ
◆接客 クラシックホテル系では、意外に接客の面で「あれ??」と
させられることがあるのですが(意外にそっけなかったり、いんぎん無礼だったり)
こちらの万平さんでは、ほとんど問題ありませんでした。
お電話での問い合わせとのときの対応も的確できっちり。
強いて気になったところ挙げるとすれば、
電話の際、受付の方を通じてお願いしたお食事予約がきちんと入っていなかったこと、
お食事予約の確認をする際に(宿泊予定客なのに)『宿泊の方じゃありませんよね?』と いわれたのが、やや「かちん~」きたくらいです(笑)
(「ご宿泊の方ですか?」って肯定文で言ってくれればいいのにね)
客室設備説明してくれた方の言葉遣いがちょっと気になったくらいです。
◆アクセス JR軽井沢駅からですと、歩くと徒歩約35分。
旧軽までのシャトル(一般のバス)を利用してあとは歩くか
タクシー利用となります。
送迎サービスはありません。
◆お水 ネットでみるとブログなどで、お部屋にミネラルウォータではなく
ホテルの井戸の井戸水がポットでおいてある、という情報がたくさんありました。
私が止まったときは井戸水サービスはなく、ミニバーか自販機のお水を買う
スタイルでした。
◆アメニティー 館によって異なるようですが、アルプス館と碓氷館ではほぼ共通でした。
ボディーローションはおいてませんので、ご持参されることをお勧めします。
◆売店 万平ホテルグッズが買える売店が1Fにあります。8時~21時まで。
ジャムやフルーツソース、アップルパイ、花豆ケーキ、
カレー、ワイン、日本酒、焼酎、文房具、ハンドクリームなどの
オリジナルグッズがそろいますので、お土産調達に便利です。
◆お食事 ホテル内ですと
①メインダイニング [朝・昼・夜]
②たん熊北 [朝・昼・夜]
③中華 [昼・夜]
④ルームサービス [朝・昼・夜]
⑤カフェ [昼]
の5つの選択肢があります。
ちなみに、朝は2500円くらいで、アメリカンブレイクファスト、和定食の
用意がありました。
◆アルプス館か碓氷館か・・・
クラシックさを求めて万平さんの宿泊を検討をされると、
アルプス館にするか碓氷館にするか、かなり悩むことになると思います。
わたしも、リサーチをして、ホテルにも何度もとい合わせ、
悩みに悩んだ末、両者に泊まってみることにしたのですが、
実際に泊まり比べてみて、いろいろと感じることろがありました。
結論から言うと
●万平LOVE♡ ~クラシックさを体感したい
☞だんぜん、アルプス館がおすすめ。
ただし、ある程度の不便さには目をつぶる覚悟が必要です。
「建物そのものを楽しみたい」向きにはよいかと。
●クラシック大好きだけど、泊まるならある程度快適さも
☞碓氷館、がおすすめ、です。
両者比較は以下の通りです。
アルプス館 碓氷館
お部屋の広さ: 36平米or48平米の2種類 基本、46平米
クラシックさ: 10/10 6/10
天井の高さ: 高い やや低め
構造: 木造 鉄筋
寝室: ベッド間のスペース取り有 同スペースどりなし
洗面のアメニティー: どちらの館も共通しています
三面鏡: なし あり
セーフティーボックス: なし あり
備え付けのお茶: どちらの館も共通しています
食器類: 日本茶茶碗もあり 日本茶茶碗なし
バスタブ: 猫脚 猫脚・非猫あしの2種類
シャワーブース: なし あり
お部屋の向き: 玄関orお庭 お庭
ロビーからの距離:近い 徒歩約3分
清潔感: ややビミョウ 全く問題なし
おタバコ: どちらも禁煙
その他気づいたのは・・
●アルプス館: 古い建物独特のにおいがあります。
クローゼットなども年季がはいっているので、シミなどが
あちこちにあります。
また全館木造なので、火災時の対応を気にされる方にはおすすめできません。
●碓氷館: アルプス館を上手にもしていてるので、クラシックさがでていますが
どうしても、もう一歩、及ばない残念感があります。
調度品、照明などもモダンで、清潔感はばっちりです。
いずれにしろ、どちらを選ぶかは難しいです・・
それに、「じゃあ、アルプス館にしよう~」とおもっても
たったの13室しかありませんから、泊まりたくても泊まれない、、なんて
オチがついてくるかもしれません(笑)
あなたの万平ホテル滞在が、ステキなものになりますように♪
ホテル玄関
お部屋の鍵はカルイザワ彫り
アルプス館のお部屋の格子
アルプス館のリビング
アルプス館の寝室
碓氷館のお部屋 アルプス館に似てはいます
中庭に面したテーブル
ホテルオリジナルのコンフィチュール
朝ご飯のときのももジュース
レストランでは、この札を会計にもっていきます
朝ごはんのオムレツ
朝ごはんの玉子
珈琲
朝ごはんのときのクロワッサン あたためてあります
お庭からみた碓氷館
お庭からみたアルプス館
アルプス館のドアベルは、なんとNational
碓氷館の寝室
ロビーの一角
セパレートタイプのパジャマあります
石けん
アメニティー
アルプス館のバスタブ
2017/09/02 更新
クラッシクホテルが好きな方へお勧めできるホテルです。
ジョンレノンが考案したロイヤルミルクティーがいただけるカフェも人気。
老舗なのに胡坐をかかない丁寧な接客も、好印象な、ステキなホテルです。
2017/09/02 更新