朝の情報番組のなかで、視聴者への花のプレゼントがあったんだけど、その中のコメントで、「何色が届くかは、プレゼントが到着してからのお楽しみ・・・」
まあまあ、色々とご都合もある訳で・・・
ここらはそう他愛もない話なんで、苦笑ですませられる。
「この食材は、1頭から極僅かしか採れない貴重な物で・・・」なんて言われると、おや?・・・と思う事もある。
マグロの心臓は確かに美味しい。そりゃぁ、心臓が2つもあるマグロなんて聞いた事もないので、貴重な部位なのかも知れないが、他に美味しいところが沢山あるんで、取り立ててそこを食べなくてもねぇ。
蕎麦にしても、挽きぐるみの香りを楽しむって、甘皮の雑味もろとも味わう訳で、これまた習慣って言うか、最初からそんな蕎麦を食べてれば、それが美味しい蕎麦だろうけど、そうでない人には美味しいとは感じられない事も多い。ここらの蕎麦香りの話に関しては、本来の蕎麦の実のみではほぼ香りは判らないはずなんだけど、往々にして、味が分からんやつだと言うレッテルを貼られる事になる。
多くは家畜の餌など食用とはされない穀類のカスから加工品を作って、1粒から少ししか採れない貴重な部分から作り上げました・・・なんて言われると、眉をしかめるしかない。
エコな食品をウリにするのであれば、ほとんど食べられてなかった物をこんなに美味しく仕上げましたって言えば良いことで、何となく違う意図が透けてみえる気がする。
料理の説明やお店の紹介なんかは、少しでも魅力的に紹介したいのだろうから、嘘ギリギリの文句も目にする事は良くあるが、営業努力として多めに見るようにしている。
ただ、チェーン店の良くある居酒屋で、「絶品卵の出汁巻き」とか「究極の枝豆」てなメニュー書きは、是非やめて欲しいもんだ。