『薄味信仰』Pen2510さんの日記

　私、薄味じゃないとダメなんだぁ・・・のようなコメントを周囲から聞くことが良くある。
ヒネた私は、心の中で「はいはい。お上品な味覚だって事をアピールしたいのね。」とブツブツ。
私は、食べる事に興味があり大好きでだけど、美食家になりたくないし、特別な味覚を持ってるはずも無い。そんな視点から見ると、濃くも薄くも過ぎるのは歓迎しないが、濃い味より薄い味の方が味が判るような勘違いをしてる人が目について、嘲笑してしまう。
以前も書いてるが、旨味はそれに見合う塩分が無いと十分に感じられないように感覚器官ができている。１０の旨味があれば、相応の塩分が無ければ旨味を旨いと感じられないようになっている。なので、旨味がしっかりあるから塩分は控えて良いなんて言ってるイメージは、私には解らない。

【ここから先は偏見なのでご注意を】

観光店の京料理は、味が薄い。素材の味そのものに薄味が京の味とか大嘘をついて、観光客を騙してる。薄いのは色。素材の色合いを大切にするからこその薄口醤油。
で、観光店でないお店、そう、自分たちが立ち寄る店は、味がしっかりしてる。
国の中では、赤字で大変だからもっとお金が必要だと言いつつ、国外へは全然大丈夫だよ。こんな健全な国は世界中でもありません。なんて言ってる２枚舌と大差ない。