「うどん」で検索しました。
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2011/10訪問
2回
「グランドスラム天ぷら定食 たまご天付+玉ねぎ天」
2025/09訪問
1回
「コロッケ」、「ざるそば」
2025/07訪問
1回
お昼前に二人でお邪魔した。 「久万や」と書いて「くまや」と読む。ご主人の苗字の読みに「くま」が含まれている。 店内に木下製粉(香川県坂出市)の「さぬき一番粉」の業務用の大きな袋が置かれていた。ならば自家製麺なのだろう。後日調べてみると、「さぬき一番粉」は、国産小麦、オーストラリア産小麦のほか、加工澱粉、小麦蛋白を加えている製品とのこと。うどんにしたときに、もっちり感、茹で時間の短縮と茹で後に劣化しにくいことによる味わいの安定性、といった特長があるとのこと。小麦100%がたいへん気難しいのに較べ、こちらにはお店のオペレーションの都合に合わせて融通が利く鷹揚な懐の深さがあるということなのかもしれない。 いただいたのは、「丸天うどん」(560円)、「かけうどん」(420円)+「うどん大盛り(半玉)」(120円増)、「天ぷら」(280円/2個)。天ぷらは「紅しょうが天」と「新玉ねぎ天」を選んだ。 小皿のお惣菜がたくさん用意されていて、二人で好きなのをひとつずつ選んでよいとのこと。お言葉に甘えお漬物とうどんサラダをいただいた。うどんサラダは、一見マカロニサラダか何かと思ったら、うどんだったというもの。これは面白い。茹で置き時間が長くなってしまったうどんを無駄にせずこういう形で活かしているのかもしれない。 生麺の茹で時間はなるほど短めだったような気がした。水で締めて、湯煎。タイミングによっては茹で置きもあるようだが、その時間はごく短そう。 うどんは、仄かな透明感を伴うやや暗色がかった色調。密度の高そうなずっしりとした重量感がある。屈曲部についた癖のようなものが、湯掻いた後も少し残っているような気配あり。お箸で持ち上げてもクッタリ、ダランとするような垂れ下がり方はしない。形状記憶力とか一種の剛性のようなものを感じる。口あたりは、表面に微細な凹凸を触知しながらも、ざらつかず滑らかでつるりとしている。ふんわり感、ふわふわ感はなく、弾むというよりは、クミクミとした噛み応えがある。内部に微かに歯に纏わりつく粘着感のある粉っぽさを覚える。筑後地方においてこういう方向へ究められたうどんは、なかなかの個性派。選ぶ楽しさが広がっている。 汁(かけだし)は、いりこと昆布を主としているらしい。厭な雑味は覚えない。尖った主張も控えめで、なんだか旨みは豊かなのに穏やかでまろやかで上品。教わらなければいりこだと自分では気づけなかったと思う。塩気はまあまああるようだけど、ぜんぜん厭にならない。旨みにある程度甘みも伴っているけれど、九州の味としては控えめな部類か。そのおかげか、しつこくない。どこまでも味わっていたくて最後の一滴まで飲み干してしまったが、後の余韻はわりと早く収束した。これが好ましいことか寂しいことかは意見が分かれるかもしれないが、この世には「キレがある」などという褒め言葉もあることを思い出した。 丸天は、径は小さめだが二枚投入されていた。厚めで食べ応えあり。もちもち。揚げたての素揚げの香ばしさが滲む。うどんを霞ませない程よい旨みがあった。 「新玉ねぎ天」は、新玉ねぎの柔らかさと甘さを堪能した。青いねぎも少し盛り込んで彩られていた。 「紅しょうが天」は、大阪流の薄切りを揚げたものではなかった。玉ねぎも用いたかき揚げ風だった。量的には玉ねぎのほうが主。紅しょうがは、せん切りを用いる。紅しょうがの梅酢の酸味としょうがの辛味を玉ねぎが受け止めてくれていて程よいバランスが好ましい天ぷらだった。 どちらの天ぷらも、ボリュームに富み、食べ応えがあった。お値打ちだろう。 また、天ぷら用に抹茶塩なども用意してくださっていたが、結局、手を付けずに終わった。そのままでもおいしいし、うどんの汁があるのだからそれを天ぷらの一口と交互に口に含めば、これ以上のものはない。 もし、うどんなしで、天ぷらだけいただく状況だったとして、この玉ねぎとか紅しょうがの天ぷらというものに何か合わせるとしたら、塩よりも、天つゆよりも、ウスターソースがいいかもしれないと思った。 最後にセルフサービスコーナーに用意されていた熱いウーロン茶をいただいた。天ぷらなどをいただいた後ということもあり、ひときわおいしかった。 お会計の際、注文の品をひとつひとつ声に出して客に確認をとられた。うっかりミスをなくすだけでなく、故意に誤魔化すことなど絶対にないことも示されている。こういうのは一事が万事であって、客の目につかないところでもお仕事全般に誠実に取り組まれる姿勢をお持ちのお店なのだろうと信用できる。(あたりまえでなければならないことだが、残念ながら実際には巷ではそうでない胡散臭いお店も多いことを痛感している。)気分よく、おいしく、ありがたく食事をさせていただいた。
2025/04訪問
1回
「焼きうどん(普通サイズ)」の「ねぎ多め」
2024/09訪問
1回
讃岐うどんのお店