「ステーキ・鉄板焼」で検索しました。
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「森のログレストラン アラスカ」に行った。 ずいぶん久しぶりだった。前回はいつだったのか、もはやはっきりしないが、20年以上前なのは確実。だいたい25年くらい前だったのではないかと思う。 所在地は、高速道路のバス停「筑紫野・二日市温泉入口」から徒歩12分くらい。福岡空港からも天神からも博多駅からも乗り換えなしで辿り着ける。それどころか、佐賀、長崎、佐世保、熊本、由布院、日田、鹿児島、久留米からも乗り換えなし。多方面からアクセスしやすい。 周辺には、武蔵寺(九州最古のお寺、藤の名所)、飯盛古城跡(南北朝時代の山城)、二日市保養所跡(大陸で性的被害に遭った引揚者を援護)、大丸別荘(昭和天皇がご宿泊)、天拝山(菅原道真公が登頂し天を拝した)、原口古墳(3世紀に造られた前方後円墳)などといった見るべきところが全て徒歩圏内にある。そして、高速バスで寄り付き易いのだから当然のことだが、1日10万台以上の車両が通行する6車線の高架高速道路という殺伐とした巨大構造物が横たわっているし、同様に交通量の多い一般道も並行している。驚安の殿堂 MEGA ドン.キホーテの如き猥雑な施設もある。もちろん住宅も多い。あり過ぎるほどのコンテンツが狭い範囲に乱暴に詰め込まれている感じがする。なにしろここは福岡平野と筑紫平野を分ける三郡山地と脊振山地との間の狭い鞍部のようなところであり、低いながらも博多湾と有明海との分水界となっている。そういう要のような地形だから自ずとそうなったのかもしれない。 「森のログレストラン アラスカ」は、この鞍部の脊振山地側の端にある。市街地と山林との境界から山林側に入ってすぐのところである。高速道路から直線距離にしてわずか150メートルしか離れていない。それでもすっかり樹木に囲まれているから、感心するほどの隠遁感がある。車で訪れた場合でも駐車場から店舗建屋までは1~2分間ほど先が見通せない林間のアプローチを歩かされる。これこそが巧みに別世界へと誘導する演出装置となっている。(アラスカをテーマにしながら当地の風土上どうしても少し南国調を帯びてしまうが、そこはご愛嬌。) 店舗建屋は、立派な丸太小屋である。小屋というのが相応しくないような堂々たる大きさだから丸太大屋である。前回は丸太がまだ新しく、浮ついたような感じがしなくもなかったが、年月を重ねて好ましい渋みや周囲との調和が備わったように感じられた。ただ、そのせいか、トイレは陰鬱な感じがした。トイレだけはもっと照明を明るくしてはいかがだろうか。 暑くもなく寒くもない日だったので、希望してテラス席に通していただいた。よい季節はあっという間に過ぎ去る。いま満喫しておきたい。 そこは、申し分のない快適さだった。 テラスは、軒が十分に深いので、ゆとりと落ち着きとがある。そして、林の中の馬場池(堤高4.3メートル 貯水量3,000立方メートル)という小さな溜め池の縁に設けられているから、水上の空間がもたらす適度な開放感や明るさもある。空気も淀まず、かといって吹きっ晒しでもなく、そよ風が心地よかった。 同行者は、「和牛モモ肉の自家製ローストビーフセット」(2,880円)、自分は「サーモンステーキランチセット」(2,880円)をいただいた。 いずれも、スープ、サラダ、ごはんまたはパン、デザート、飲物付き。 サラダは手が込んでいて前菜三種盛りと呼んでもいいようなものだった。 デザートその日はプリンだった。 飲物はコーヒーを選んだ場合は一杯お替わりもできるらしい。 ローストビーフは、脂身の少なめのタイプ。熱の入れ具合はほどよかった。 サーモンステーキは熱した鉄皿で出された。サーモンの種類はわからないが、かなり厚みを持たせた切り方だったのがよかった。30年前、たった一度だけユーコン川に架かるアラスカ州道11号線の橋の袂のレストランでいただいたことがあったキングサーモンのステーキに較べると、胴回りはだいぶ小さいようだったが、お味は甲乙つけがたかった。 くつろいだ快適な客席環境がご馳走気分にさせてくれるのが嬉しい。いい時間を過ごすことができた。
2025/10訪問
1回
「広島風べた焼き」
2025/09訪問
1回
「和牛スジネギ焼」、「春菊和牛スジお好み焼」
2025/09訪問
1回
「京とうふ ふわふわ焼き」、「焦がし醤油の焼きおにぎり玉」
2025/07訪問
1回
「豚の京風お好み焼き」+「九条ネギ」
2025/07訪問
1回
「ふうわり焼 たこねぎ」
2025/07訪問
1回
「牛すじの入ったねぎ焼」
2025/05訪問
1回
「円町焼き 生麩味噌」の「薄焼き」
2025/05訪問
1回
「ねぎのお好み焼き」
2025/03訪問
1回
夜、山陰本線の太秦駅から徒歩8分の「お好み焼き ひでよし」に一人でお邪魔した。 お二人態勢で営んでいらっしゃった。そのうちのお一人のスラリとした長身の男性がご主人だろう。以前はサラリーマンだったとのこと。流通業界の話題が豊富な方だった。 鉄板を完備したカウンターテーブル席に通された。鉄板はピカピカに手入れされていた。この鉄板は食事専用のもの。調理用鉄板は離れたところに別にあった。 ・「清酒(一合)」(450円) 熱燗でいただき、冷えた身体を温めた。 ・「砂ずり」(500円) フライパンで焼いたもの。賽子状にカットされていて食べやすかった。ねぎが添えられていた。 ・「ねぎすじ焼き」(950円) これは混ぜ焼式のお好み焼だった。京都ではそれを「練り込み」とも呼ぶ。 混ぜ焼のお好み焼のキャベツのかわりにたっぷりと九条ねぎが投入されていた。それに牛すじも入り、この「ねぎすじ焼き」を成していた。 ポン酢仕上げとするか、ソース仕上げとするか訊かれ、ソース仕上げとしていただいた。ちなみに、お店を出たときに、オタフクソースの幟が掲げられていたことに気づいた。 最上面には、粉かつおと青海苔がたっぷり振りかけられていた。 花かつおとマヨネーズが出され、客の手で好きなように添加したりしなかったりできるようにしてくださっていた。 生地には、玉子も混ぜ込まれ、微塵切りの紅生姜も散りばめられていたことがわかった。 すじは、あらかじめ牛すじを蒟蒻と一緒に甘鹹く煮込んだ、いわゆるスジコンが用いられてるようだった。 躯体は、小麦粉の含有量が比較的多めだと感じられたが、厭なもたつく重さは感じられず、ふんわり柔らかく、口触りも滑らかだった。ねぎの味わいを埋没させることもなく、ねぎを楽しむことができた。 味付けは、塩鹹さが強めに感じられるものだった。 ・「瓶ビール(中)」(550円)×2 キリンラガービールの中瓶だった。2本いただいた。 ・「和牛ミックスホルモン辛味噌味 やきうどん」(900円) ホルモンうどんは、岡山県の津山や兵庫県の佐用の名物で、それに倣ったものが各地のお好み焼店でも導入されている例をしばしば見かける。こちらのお店では、同業他店との差別化のため、ありふれたソース味でないものとして味噌味を考案されたのだということだった。これには韓国の辛味噌のコチュジャンも使うという工夫をされたのだそうだ。 ホルモンとうどんにキャベツも加えて辛味噌を絡めて鉄板で焼いたようなものだった。ねぎと紅生姜が添えられていた。 ホルモンは、小腸を主体としながらそれ以外の部位も用いたミックスホルモン。好物のハチノスも含まれていたので嬉しかった。小腸部分はふわふわぷりぷりで、噛むと甘みを帯びた旨味豊かな脂が迸るのがよかった。 うどんは、概ね柔らかいが、内部に歯を絡めとるような鈍い芯が微かにあるタイプだった。 こちらの味付けも塩鹹さが強めの仕上がりだった。 ボリュームがあり、たしかな食べ応えが好ましかった。 お勘定は3,900円だった。
2024/12訪問
1回
「ふうわり焼 たこネギ」、「豚 焼そば」
2024/12訪問
1回
「お好み焼 豚玉」、「牡蠣焼そば[塩]」