今日の家呑み。
● 小松菜とあぶらげ
東京下町の常備菜のひとつ。小松菜を大根の拍子切りに替えると池波正太郎が好んだ肴になる。
写真のように器に盛っても良いが、小鍋立てにしてふうふういいながら喰うのもいい。どちらにしてもやげん堀の七色をたっぷしかけて喰う事。
冷めて味が染みたものも大変よい。
・作り方
出汁を取り、酒、味醂、醤油で味をつける。出汁は鰹と宗田、鯖の厚節で10分以上ふつふつとさせて濃い目に取る。酒はだぼだぼ入れる。味醂は少しずつ味を見ながら加える。味加減は各家好みのそばつゆの味を基本に加減すると佳。我家ではそばつゆより醤油薄めに加減する。
下ゆでした小松菜と油抜きして刻んだあぶらげをつゆに入れ暫く煮て味を含ませる。小松菜のした茹ではあくまでさっと。青臭さが取れ、しなればすぐ上げる。
余り煮ると小松菜の色合いが悪くなるので一度軽く煮たら冷まして味を染み込ませると佳。
● キムチ
以前記事にした
上野物産のキムチ。寒いので購入から2週間以上経っても酸味が立たず、甘さ辛さも至極いい。