sama7030さんが投稿した丸屋(東京/喜多見)の口コミ詳細

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sama7030 (20代後半・女性・海外) 認証済

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丸屋喜多見、成城学園前/そば

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.0
  • 昼の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2016/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

すいませんねえおんなじ店しか行かないから、、、

【May, 2016 】

 今更ですが、よく喰うのに取り上げてなかったのが、、、大山鶏のタレ焼き600円。いわゆる東京の蕎麦屋でいう「焼き鳥」ですな。須田町のまつやでも「焼き鳥」を頼むとこれと瓜二つのが出てきます。蕎麦屋の焼き鳥は串に挿してないのが定番でございます。何しろ蕎麦屋には串はありませんのでね。

 で、ここはタレ焼きと称します。かえしの効いたタレはそれなりに甘い方です。も少し辛くてもいいかとは思いますが、これはこれ。焦げ目もしっかりついて香ばしいのなんの。そんで火の通し具合がいいんで大変柔らかいんでございます。そんで、南蛮の裏にはしっかりと隠し包丁が入ってまして噛み切れるようになってるとこなんざ流石ですね。これがないと真ん中らへんで噛み切ろうってんで前歯をぐいっと駆使しますと南蛮の芯がすぽっと前に飛び出しちまいます。これが世に言う「鉄砲」ですな。

 ここんちは薬味に柚子胡椒がついてますんで甘めのタレでもちゃんと間が持つようになってます。ときたま七色を振って食すのもいいもんです。が、あたしとしちゃあ柚子胡椒でなく、溶き芥子の方がよいですなぁ、とちょいとわがままを言ってみる。


【Apr, 2016 】

●冷やがけ 600円
 ここんちは品書きにはないですが冷やがけ作ってくれますの。要するにかけそばの冷たいやつ。これ東京の古いやり方ですがもうどこでも見かけなくなりましたねぇ。路麺や普通の蕎麦屋にあるぶっかけ冷やしそばとは違う、ちゃんと冷やがけ用の汁を作って用意しているの。汁はごくごく飲めますよ。

●桜えびのかき揚げ 900円
 弥生でございますんで季節の天麩羅は桜海老のかき揚げ。かき揚げひとつに野菜数種というのがここの定番なんですが、出てきてびっくり。かき揚げ二つ。こりゃ多いわな。腹がくちくて蕎麦が入らねぇ。
 生の桜えびが手に入るこの時期のみ。香りが違いますな。

●おかめ 850円
 ここんちのおかめは顔になってないのが大変残念。どちらかというと五目そばのような、あはは。でも具が沢山なんで御座います。
 えのき、しめじ、水菜、蒲鉾が赤白二枚ずつ計四枚、麸が二つ、豆腐が二つ三つ、玉子焼き、若布。それで蕎麦の量も多い。あたしはおかめの種で酒呑んでそのまま蕎麦で締めちゃうのが好きですから何の問題もございません、あはは。

【Jan,2016】

 いやぁ、日付だけ見ますってぇと一年ぶりになっちゃってますが、ま、月に一度は行ってるんですよね。

 さてと、昼間にある方がカキフライ喰ってんのをSNSで見かけましてね、たまらなくなりましてその勢いで来ちまいましたよ。

 ってぇことで、カキフライ。

 まずはビール頂きましてカキフライを待ちましょう。届きますと、これはでかい。でかいのがよっつ。衣の立ち具合や色合い見ただけでからっとしてんのが分かりますねぇ。蕎麦つゆ入れのちっちゃいのみたいなのが付いてきましてこれがソースです。蕎麦屋なんでレモンに醤油ってのもいいでしょうが、ここはやっぱしカキフライにはソースですな。

 齧りつきますと、熱っちい!予想通り衣がかりっ!中はじゅわっと、嗚呼、美味い。この日の牡蠣は味が大変濃いものでしたよ。濃い牡蠣にはソースたっぷしが合いますね。そこへビールを流し込む。ああ、たまらない。

 よっつしかねぇのが、悲しいねぇ、、、あっという間にたいらげちまう、あはは。


【Jan, 2015】

 正月早々暇なので昼呑み。穴子天ぷら、野菜天も付いてます。正月専用ラベルのサッポロが雅ですねぇ(そんなことはない)
 穴子は夏が一番いいんでしょうが、あたしは大好きなので時期外れでもめっけたら頼んでしまうんです。お通しは蒟蒻の田楽、みたい、、、多分、笑。
 野菜も舞茸、人参、ピーマン、丸十、茄子と十分な内容で900円、お値打ちだと思いますよう。
 蕎麦は「半もり」400円。少な目のがあるのは酒呑みには大変ありがたいってもんです。

【Mar, 2015】

 ええっと、珍しく平日夜呑みっす。週末の昼は14時過ぎても大行列、夜の部もおんなじ。なのでなかなか行けない(嘘です、月2回は行ってる)なので平日夜、それも早め、18:00前。流石に空いてますねぇ!
 12月から上記の穴天を除き毎回大山鶏の唐揚だったんで(これが美味いのよ)今回は細魚を喰った時のことでも書きますか。

 お通しは砂丘あさつき、これが美味いのよ。甘みと辛味がなんともいい塩梅。
 さて、細魚、季節ですねぇ。それも二匹付いてる。揚げたてはほっくりとしてかすかに甘味が。東京で白身の天ぷらといえば、ぎんぽ、めごち、きすでしょうが細魚も大変美味い。

 蕗の薹が入ってるとこなんざも更に季節感あって宜しい。人参も火の通りが絶妙で甘さがたまらん。

 おっと、気づいたら満席、外の縁台にも待ってる方が。こりゃ早々に譲りましょう。
 と思いましたが、先ほど入ってきた幼児を連れ大型乳母車ごと入って来た夫婦。花番さんが慌てて2卓を寄せ4人がけの席を作り椅子を外して乳母車置けるようにしたのを拒否。店で一番大きい固定の6人掛けボックス席を要求し通路に乳母車置いて悠々とお食事中。
 と思いきや広いのを幸いに親子記念撮影に夢中。子供はテーブルの上を越えてやりとりされ両親と代るがわる写真に収まる。

 意見は言わん。

 俺はやらないだけ。

 半盛りをさっと喰って席を立つ。ああ、相変わらず美味い。


【Nov, 14 】

 在庫放出ってぇと響きが悪いね、年末年始さぼってた分を書いてみたって事ですが、そりゃ尚悪いか。

 まずは天気が良いんで伺った11月の一度目、何となく天ぷらだった気分がふと変わって玉子焼き。ここんちのは甘みの勝った東京風出汁巻きですよ。頼んだごとに焼いてくれますしね、蕎麦屋だけに出汁はしっかりしてますよ。箸を入れるってぇと、出汁がね、じゅわっと。
 中々蕎麦屋でここまで東京っぽい甘い卵焼きを出すとこは減りましたね。ほのかに甘いってぇのが今の主流。ですがここんちはしっかり甘い。そいて柔らかいのなんの。

 
 さて、11月の二度目ですが、やっぱし出かけた時は頭ン中天ぷら。かき揚げでもつまみながらビールいきますかってんで、まだ、頭ン中揚げ物で充満。
 一応品書を見る。ああ、忘れてた、唐揚。

 出ました丸屋の唐揚、大山鶏です。外はカリ、中しっとり、噛み応え充分、熱々、野菜もたっぷし。どこを取ってもいいとこしかないですね。さ、これでね、ビールを頂いちゃうわけですよ。
 あれ?おねえさん、瓶が空ですよ。え?呑んじゃったからだって?おかしいなぁ、納得出来ないけどもう一本もらえますか。

 ぼうっとしてる間に唐揚もなくなり、ビールもわずか、蕎麦でも頂きますか。

 蕎麦が届きまして、ひと啜りしてますとおねえさんがすっと来て
「よろしかったら蜜柑どうぞ」って一個くれた。

 その蜜柑を上着のポケットに突っ込んで帰りましょ。なんかいい心持ちだ。


【Mar, 14 】


 さて、ここんちのカレー南蛮のここ一年ちょっとの変遷をみてみましょう。

 ここんちのカレー南蛮の具は豚と玉葱です。所謂今の所一番優勢な材料でございますな。古い店では鶏と長葱を使うようですが、それに関しちゃ下のリンクをご覧くださいまし。

 2012年春は汁が今より少し黄色っぽくって薬味は斜に小口に切った晒し葱です。それが13年になりますと一見白髪葱に見えるものが載ってますがあれは大根を桂剥きして細切りにしたもの。刺身の妻に使うのとおんなじものになっております。そして少し、色が濃くなったというか黄色みが減った。
 昨年末のになりますと大根とは別に小皿に長葱の小口切りを晒したもんが別に付いてきました。もしかしたら前回も別皿でついてたんですかね。

 味に関しては相変わらず美味いんですが、12年頃よりも最近の方が出汁とかえしが効いているように感じますね。それにとろみも多少きつくなったかなぁ。

 そして、たまたまでしょうか、器をご覧ください。毎回違うんですねぇ。なんてぇ種類の焼きもんかは無知なんで分からないんですが、肌の質も形も全く違うもんで出て参りました。
 いっつもおんなじ「ああ、この店の器だな」ってぇのもいいんですが、こう毎度違った趣のいい器で出て来るとこれまた良いもんでございます。特に一番最近の赤い釉薬が綺麗に発色した器がいいですな。日本料理は器と料理の色の対比もひとつの技法なんでしょうが、敢えて同じ系統の色合いにまとめて来た所が気に入りました。
 形も椀型でなく胴が高台に向かって直線的に向かって行く所も風情があります。


カレー南蛮について考えてみた件


【2014, Jan 】
 Hauʻoli Makahiki Hou !! (明けましてお目出度う御座います)

 明けますってぇと何が目出てぇんだか未だに分かんない粗忽もんで御座いますが、定法でございますのでご挨拶申し上げますとともに、またもやつまらない話しにお付き合い願いとうございます。

 え〜、新年早々、大変申し訳ございませんが年末の話しでございます。

 月の仕舞いは晦日、それが積もって歳の仕舞いは大晦日。なんの用事も御座いませんで住んでいる町をぶらぶらと致します。するってぇと、お仕事されてるのは花屋さんと蕎麦屋さんくらいです。
 花屋さんはってぇと、松飾りやなんだの正月飾りを店頭で声を上げて売っております。それも、感心な事にここんちの小僧さんならぬお孫さんでしょうか、小学校高学年の男の子が二人、通りかかる人に一所懸命売りにかかります。

 その隣がここ蕎麦屋の丸屋さんでぇございまして、年の瀬だけ店先で生の蕎麦を売るってぇ寸法です。ここんちも綺麗な花番さんが声を上げて売ってるのでございますが、今年は新人さんのようで、今ひとつ盛り上がらない。
 既に、家には別の老舗の蕎麦が置いてあるのを見かけたんですが、まあ、縁起もんですからひとつ求めましょう。

 年越し蕎麦の縁起には諸説あるようでございますが、蕎麦粉捏ねたもんで金粉を取り集めたから金がついてくるですとか、蕎麦切りが細長いので長生きにいいとか申します。

 どちらにしてもいいもでございますんで、夜も更けましてから蕎麦を茹でます。遠くで徳川三代家光公から御朱印状を賜ったってぇお寺さんの鐘が響いて参りまして気分を盛り上げてくれますな。
 蕎麦は、店で喰うのよりも少し太いようでございますね。たっぷりの湯を沸かしまして、そこへ蕎麦を放り込みます。くっつかない様に良くほぐしてからの方がようございますね。ほんの一分程で茹で上がりますので冷たい水できゅっと締めますってぇと我ながらいい塩梅に仕上がりましたねぇ。

 最近は蕎麦を笊や蒸籠に盛るのが多いようですが、ちょいと明治の頃を真似まして皿盛りにしてみましょう。藍の皿に赤絵の蕎麦猪口を合わせてみましたよ。薬味は研いだばかりの包丁で仕立てました晒し葱でございます。

 早速蕎麦を手繰りますと、長い蕎麦がね、縁起よく、あれ?持ち上がりませんね。もう一回やってみましょう、江戸っ子はささっと啜り込ん、あれ?短いですね。
 コイツはどうも幸先が良くないというか、仕舞いが良くないですが、仕方ぁありませんのが気を取り直してなんとかつゆに浸けましてっと、あ、どっぷりと浸けますよ、あはは。
 つゆの出汁の香りと蕎麦の香りがいいですねぇ。ちょいと蕎麦が短くなっちまいましたが味も茹で加減も丁度いい。あっという間に平らげましていい気分ですな。

 さてと、また遠くで鐘の声がしてきました。目の前の蕎麦を頂きましたんでこれまたいい蕎麦の香りのする蕎麦湯で仕舞いにしましょう。

 年の瀬に 縁起担ぎの 蕎麦切りや
 鐘の声よりも みじかなりけり


 お後が宜しいようで。 


【2013, Sep 】

 毎回来る度に記事を書く訳にも行かねぇのが馴染みの店の辛いとこだねぇ。ってぇ事で、新しいもん喰った時には書く事にしましょうかね。

 夏の初めに冷やかけを出したという噂を聞きつけ、まだやってるかなと。品書きを見ると、おや、ありましたねぇ。しかし、鱧天もりに穴子天せいろもあるよ、困ったなぁ。

 注文をしようとすると、おや、いつものおねえさんがロングヘアーからショートに、あはは。カッコいいですよ。

 すいませ〜ん、冷汁風野菜かきあげそばください。あ、ビールも一本ね。

 ここじゃないですがビール一本って言ったら生か瓶か聞かれた事がありますが、一本っつったら瓶でしょ、あはは。

 出てきたものは少し小振りの丼に冷やかけ(ここんちでは冷や汁)、野菜かき揚げは、おや、去年の秋に出してたのと同じですね。小さい賽の目に刻んだ、南瓜、丸十、人参に三つ葉が散らしてある。脇にはオクラと笠に茗荷。
 かき揚げは衣をサックリとまとっていて、かき揚げの中の方にも隙間がいっぱいある。この衣加減が軽く、サックッとした食感を生むんだね。そして賽の目の根菜に上手い事火が入っていて美味しい。

 冷やかけの上に載ってるのはなんと大根。所謂刺身の妻にするのと同じ。これは辛みの残った白髪葱よりはいいかもしれないよ。つゆは鰹出汁の香りがグンと来るねぇ。味の加減もごくっと飲める塩梅、これは秀逸。しかし、蕎麦が今日はいけなかった。茹でが足りない。冷やかけだから伸びないし、あはは。

 かき揚げをそばのつゆに浸して喰う。んんん、さっぱりとして、いいなぁ。野菜の味がぐっとくる。つゆが強過ぎないんだね。そこで、ビールを流し込むと、いやあ、美味い。
 でも何度か繰り返していると、ちょと飽きてきたな。

 すいませ〜ん、塩もらえる?

 ここんちは普通のかき揚げ(海老入)なんかのときは塩も出してくれるんで、お願いした。

 ぱらりとかき揚げにかけて喰う。やっぱし、塩は好みじゃねぇな。天ぷらは天つゆに限る。そこで、塩をかけた上でつゆにつけて喰う。美味い。茗荷、笠はそのままつゆにつけただけで丁度いい。そうか、冷やかけの汁は香り強く、味を淡く仕立ててるのでかき揚げには弱いんだな。

 さて、次に出て来る秋の天ぷらは何か、今から楽しみですねぇ。


2013,May 第二弾

 さあ、黄金週間で暇なんで近所のそば屋で呑んでます。それも連チャン、あはは。
 しかも大御所(?)のまーちんさんがアタシの縄張りに来るってんで、若い衆集めて境界線で防衛戦を張る事にしましたよ。いざとなったら、やってやるぜ!って、何を?あはは。

 駅で待ち合わせなんですが、それまでにご挨拶の練習をしとかなくっちゃね。
まーちんさんが名乗ったら、間髪を入れずこう言う段取りですよ

 どうもはじめまして、カール・ゴッチです。

 の、はずが緊張しちゃってさ、

 あ、どうもどうも、いやあ、その、あ、お店こちらです。
 
 何だよ、だらしないねぇ、あはは。それに、丸屋さんは昼えらい混んでんでるんで数分前に偵察しておきましたら、並んでない、それに空席もある。こりゃいいやってはずだったんですが、たかが5分でもう行列。
 ああ、並べなんだよね、性格的に。といいつつ暫くして店内へ吸い込まれて呑みはじめましょ。

 まず、酒にはタダでお通しが出ますが今日は島らっきょでしょうか、昨日はこごみ胡麻和え。肴は昨日も喰った生桜海老のかき揚げに大山鶏の唐揚。かき揚げについてくる山菜と野菜も、昨日とは違うもんが載ってる。
 ああ、こういうとこがスゴイんだよね。ちょっとした事だけど町のそば屋だからさ、近所の人が毎日来るからね、飽きないように、重ならないように。


 大山鶏は久し振りですが、ちょと小さくなりましたかね、その代わり値段が550円と安くなってました。唐揚に自家製タルタルが着いて来る、アタシはあんまり経験がなかったけどタルタルがこれまた何故か合う。
 そしてまーちんさんが芋焼酎なかむらの水割りを発注、1合900円。お姐さんがグラスと氷水のタンブラー、それと片口を持ってきましたが、片口が空。あら?間違えましたかねって言ってたら一升瓶もって再登場。
 片口にすり切りまでたっぷし注いでくれましたぁ。これはどう見ても1合どころじゃあない、あはは。(写真はまーちんさんの参照

 そんなこんなで色々話したんですけどね、実は緊張してて何話したか殆ど覚えてない、あはは。いや、ホントですよ。長い時間話して、結構いろんな雑学的話しで盛り上がった記憶があるんですがねぇ、唯一覚えてる話しが、まーちんさんが海外旅行行ったときの話し。

 「あのね、samaちゃん、韓国で綺麗なおネイサンと隣り合ってお話しするでしょ。そうするとね、彼女からほのかにキムチの匂いがするの、あはは!」


2013, May

 さあ、久し振りの丸屋。ご近所レビュアーさんが最近こぞって行ってらっしゃったのでアタシも行かない訳には行かない、あはは。それにsmileさんが召し上がった生桜海老の天ぷらが終らないうちに喰っとかないとね。
 しかし、黄金週間で大変混んでいて毎回待ち客がいた。アタシはどうしても並ぶってことが出来ないので店の前まで行って帰る事3回、あはは。
 とうとう今回は並ばず入れました。と言っても、空席があったのはつかの間、あっという間に満席ですぐに外で待つ方が。

 早速ビールと生桜海老のかき揚げをお願いします。ビールと一緒にお通しが来ましたが、おや、なんでしょ?一番若い子に聞いてみましょ

 すいません、この山菜はなんですか?

 間髪入れず
 「これはこごみです!」

 ほう、若いのにちゃんと即答するなんてすごいね。一口やると、ほう胡麻和えです。大変細いこごみに胡麻と少し甘い味付けがなんとも言えないねぇ。こういった細かいとこも手を抜かないからこの店は好きだよ。

 そうしているうちに天ぷらが来ましたよ。おお、素晴らしい見た目。桜海老のかき揚げの他に獅子唐、南瓜、茄子。そして山菜が一品。一見山独活の穂先かと思って喰ってみると、食感は近いが香りが違う。
 んん〜、なんだろう。よおく観察すると葉の形に見覚えが。なるほど、多分薹の立ったたらの芽だな。若いたらの芽ほど鮮烈さはないがこれはこれでいいもんだ。
 かき揚げは生桜海老と玉葱を一緒に揚げてあり、三つ葉がアクセントにひとつ。これは大変いいよ、軽くさくっと揚がっているのはいつも通りだが、これに桜海老のほのかな香りと歯触りが加わると皐月の料理になるなぁ。そこに玉葱の甘みがなんとも言えない塩梅で絡んで来る。これは推測だが新玉葱だね。甘さと食感が普通のとは全く違うと思う。
 そしてもっと嬉しいのは、茄子や南瓜の下にもうひとつ桜海老のかき揚げが隠れてる。どうです、これで800円ですよ、たまらないねぇ。

 あ、天つゆが足りなくなりまたよ。
 すいません、おねえさん、天つゆを足してくれますか?

 直ぐにおねえさんが器を持って戻って来ました。
 「宜しければこちらもお使いください」

 おや、つゆだけじゃなく大根おろしと生姜も持って来てくれました。更に天つゆも器ごと新しいのにしてくれました。いやあ、ここの若いおねえさんは相変わらず素晴らしい接客ですよ。こんな子が近所に住んでんだねぇ、あはは。
 これだけで気分が良くなりますよ。

 が、しかしだ、小言じゃあないですが、前回も書いた暫く前から居るお姐さんはもう少し頑張ったほうがいい。アタシのビールを出すのを若い子が突っつくまで忘れてた。そして、天ぷらも注文間違えて作り直し。
 他にはお姐さんが一旦通した注文を若い子が客に再確認して通し直したり、頼まれたものを持ってくのを忘れ催促されたりが何度も。
 客に頼まれたあと帳場で無駄話してるから忘れたり間違えんですよ。いや、違うな。忘れてっから無駄話してんだ。

 しかし、それに引き換えここの若い子は皆しっかりしているよ。
 こういうのを見てるとさ、この世間もこの先まんざらじゃあねぇなと、ちょと安心してみたりする。



何度目か分からない再訪
2013.Jan.22

 今朝は寒いですねぇ、夜中からふった雨がしとしと。今日は珍しく徹夜明けなんでぼろぼろですが、何か喰いたい。国領近辺にいたのでバスで小田急沿線へ移動。
 ん〜、どう考えても麺類。狛江の狛食か喜多見で栄華大勝軒

 悩んでやっぱし喜多見で丸屋です。

 開店したばっかなのでアタシ一人ですね、最近見かけるパートのお姐さんがお水持ってきてくれました。さあ、普段なら季節の天せいろなんですが今日はそこまでタフじゃない、でもパンチは必要。
 水を飲干してっと

 すみませ〜ん、カレー南蛮くださ〜い。

 アタシしかいないんで直ぐにパートさんが運んできました。ついでに水のお替わり注いでくれるかと思いきや気もつかない、ま、いっか。
 さて、ここんちのカレー南蛮の上に乗ってるのは一見白髪葱に見えますが、何と大根。そう、刺身の妻とおんなじ奴なんですよ。葱は小口に切ったのが小皿に別途ついてきます。
 早速つゆを啜って脳みそにパンチをくれてやりたいんですが、とろみが強くって啜れない。思いっきりいくってぇと… ご想像とおり熱すぎて口内負傷。

 いやあ、疲れた頭と体にカレーが効くなぁ。すると続々と、ご夫婦連れ、どう見てもママ友6人連れなど11:00なのにざくざく入店。相変わらず人気ですねぇ。
 そこで、いつもいる背が高くってちょい色黒のバイトのおねいさん登場。よっ、待ってました!なにがだよ…
 ちらっとこっち見てアタマを下げて通り過ぎると、数秒で再登場、

 「いらっしゃいませぇ、お茶もどうぞ!」

 と熱いお茶、そしてお水を注いでくれました。やっぱりこのおねいさんは素晴らしいなぁ。気分が上がったので玉葱と豚を頬ばりぃの、そばを啜りぃので体とアタマに活を入れてきましょ。
 さあ段々アタマがすっきりしてきたぞう!

 半分ほど喰ったところでパートさん、何か持って再登場、
 
 「すみません、お茶で…」

 テーブルを見てお水もお茶も既にあるのを見て一瞬固まり、すごすご退場。あはは、一応は気にはしてるのね。
 
 しかし自分が少し弱ってる時、こういう身近のほっとする場所いいよね。バイトのおねいさんの名前も知らなければ、向こうもこっちの事を何も知らない。でも、行った時におねいさんを見ると お、いるいると思う。おねいさんも、アタシが入ってくと、あ、きたきた。

 さ、おつゆまで全部飲み干したら元気が戻ってきたんで雨の中に戻りましょうか。まだ一日は始まったばっかだ。


2012.Feb.26

 がらがらっと引き戸を開けると元気な声が「いらっしゃませ〜」今日は天気が悪いんで空いてるね。最近はどうしたことか週末のお昼は行列なんか出来てるんで困ったもんだ、あはは。
 つうっと右奥の壁沿いの席へ。

 さてとおねえさん、まずはビール一本お願いしますね。
 
 ここんちのおねいさんは教育がしっかりしているのか、基から人柄が良いのか気分のいい人ばっかり。ビールを呑みながら、メーニューを。さて何にしますかね。

 おっと、季節の天もりがわかさぎになってますね、それじゃあこれをお願いします。あ、そばは後で持って来てね。

 こないだまでは牡蠣の天もりだった。季節で変わる天ぷら。ハモだったり、メゴチだったり、穴子だったりほんとに旬のものが出て来て大変良い。

 さあ来ました来ましたわかさぎが。なんと8匹ものってますよ、その他にオクラに、人参、南瓜等の野菜もね、相変わらず盛りがいい。牡蠣の時も大振りなのがごろごろしててさ、いつも豪気なのここんちは。

 あ、ビールもう一本お願いしますよ。

 頃合いを見ておねいさんが「そろそろおそばお持ちしますか」だって。いいですね、下町の老舗とよばれてるとこでも最近こうはいかない。こういったのも含めあたしがこの店に来る訳はそばだけじゃあないの。
 店の作りだってさ、奥に座って入り口を見ると引き戸のガラスにエッチング(サンドブラスト?)で刻まれた店名が。晴れた日は西陽できれい。鴨居の上のガラスにも鶴と亀が。今時こんな建具なかなかないねぇ。
 だからね、ここで一杯やって、そば頂いて、ガラス越しに通りの様子うかがって、気分のいい店員さんの動きを眺めて。ああ、いい時間過ごしましたねって、感じて帰るの。
 こんな雰囲気の場所が東京からどんどん減ってるからさ、ここんちで味わっとこうと思って。

 あ、そうそう、お酒を頼むとね、小さい肴がついてくるの。いつも違うのが出て来てさ、旨いの。

 これも楽しみでさ。

  • May, 2016 大山鶏タレ焼き600円

  • May, 2016 しっかり焦げ目

  • May, 2016 南蛮に隠し包丁

  • May, 2016 鶴と亀

  • Apr, 2016 おかめそば850円

  • 南蛮は焦げてなきゃね。

  • Mar, 2016 桜海老のかき揚げ900円

  • Mar, 2016 桜海老のかき揚げ900円 なんとかき揚げが二つ

  • Mar, 2016 こういうのいいね。

  • Jan, 2016 冷やがけ600円

  • Jan,2016 カキフライ900円

  • Jan,2016 一個がでかい!

  • Jan,2016 ソースですねやっぱし

  • Jan,2016 断面、でっかい一個揚げ、中はジューシーさ!あ、ピンぼけ、、、

  • Jan,2016 レモンの切り方も綺麗

  • Mar, 2015 細魚天900円 今がいい季節ですね

  • Mar, 2015 お通し砂丘あさつき

  • Mar, 2015 夜の品書 昼より品数が増えます。

  • Mar, 2015 夜は箸が特製の竹箸になる

  • Mar, 2015 細魚天の野菜部門 なんと蕗の薹付き!

  • Mar, 2015 半もり400円

  • Mar, 2015 七色で頂く

  • Mar, 2015 細魚アップ。数合わせ、笑

  • Jan, 2015 穴子天 単品

  • Jan, 2015 お通し、蒟蒻の田楽のようです、自信なし

  • Jan, 2015 穴子でかいの一匹

  • Jan, 2015 半もり400円

  • 11月後半1回目 今日の肴は玉子焼き450円。甘い東京風だけどしっかり出汁が効いてる

  • 11月1回目 この時期の天ぷらは牡蠣だって

  • 11月1回目 もりの薬味は晒し葱、山葵、そして大根おろし。

  • 11月1回目 だけど七色で喰っちゃう。ここんちのそばには七色が合う、と思う。

  • 11月2回め 大山鶏唐揚600円 熱々、外はカリッと中はしっとり

  • 11月2回め 結構な量があるよ

  • 11月2回め キャベツに混じって皮が赤い大根入り。これが甘い!

  • 11月2回め 蜜柑もらっちゃいました

  • 2012年春のカレー南蛮 上には晒し葱。お通しは衣被ぎ、藻塩が付いて来る、もちろんお通しはロハ。

  • 2013年1月のカレー南蛮 載ってるのが大根の妻に変る

  • 2013年末のカレー南蛮 やっぱし大根

  • 2013年末のカレー南蛮 更に葱は小皿で別に付いてきます。

  • 外には待ち列用縁台と石油ストーブ

  • 待ち用縁台には自由に持ち帰れる揚げ玉。普段は中に入ってすぐ左の台の上にあります。

  • 一枚板の看板(?)施行した工務店からの贈り物

  • いつの間にか荷物入れの籠が各卓に置いてあるようになった。

  • 平成25年大晦日 蕎麦 二人前 1200円、つゆ付き

  • 平成25年大晦日 皿盛りってぇのも乙なもんでしょ

  • 平成25年大晦日 綺麗な艶が出てますねぇ

  • 平成25年大晦日 蕎麦 二人前 1200円、つゆ付き このような入れもんに入ってます。

  • 平成25年大晦日 蕎麦湯、これまた濃いところがいい塩梅です。

  • 平成25年 晦日 表には待ち合いの縁台があり、ストーブまで用意してあります。

  • 平成25年 晦日 縁台には揚げ玉が置いてあり持ってって構いません。

  • 2013, Sep 冷汁風野菜かきあげ

  • 大変古い一軒家、知ってるだけで40年以上経ってるんで、どんだけ古いんだか

  • 2013, Sep 冷やかけのアップ 白いのは大根の細切り

  • 2013, Sep 野菜かきあげ 細かく切った根菜がざっくざく

  • 2013, Sep 薬味:晒し葱と山葵

  • 2013, Sep 引き戸の鴨居の上の磨りガラスに鶴と亀が浮き彫りになってます。天井は舟底天井に網代張り。

  • 2013, Sep 七色と楊枝:ここんちは何故かいっつも楊枝が飛び出してる。

  • 2013,May 第二弾 今日のお通し、島らっきょ

  • 2013,May 第二弾 今日の生桜海老かき揚げ、大山鶏唐揚

  • 2013,May 第二弾 もり 

  • 2013,May お通しのこごみ胡麻和え お通し代はかかりません

  • 2013,May 生桜海老のかき揚げ800円

  • 2013,May 生桜海老かき揚げ&ビール

  • 2013,May この下にもう一枚桜海老のかき揚げが

  • 2013,May 河原に咲いた花、なんて花だろう

  • 2013,May 帰りに河原を散歩してると白バイが訓練終って帰るとこでした。

  • 2013,May 白バイが吊り上げられてる〜 おお、自走して帰んないんですね

  • 2013,May トラックに乗って帰ります

  • 丸屋 大山鶏唐揚げ単品 650円

  • 丸屋 ポテトサラダ  たしか350円

  • 丸屋 カレー南蛮そば 900円

  • 丸屋 かき揚げ天もり 1150円

  • 丸屋 わかざぎの天もり 1150円

2016/06/12 更新

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