sama7030さんが投稿した笑口房(東京/祐天寺)の口コミ詳細

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sama7030 (20代後半・女性・海外) 認証済

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笑口房祐天寺、中目黒/中華料理、バー

1

  • 昼の点数:4.2

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.2
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/01 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.2
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

持論が通じない店ってのもたまにはあるもんで

 主婦グループがメインの客層の店は大概駄目だというのが持論。お叱りを受けそうな殆ど放送禁止レベルの主張です。
 ただし、駄目なのはグループ、群れが来る店に限ります。単独でそういった方が現れるとこは逆に怖い。

 駄目な理由はいくつかある。まず「誰か(メディアも)がいいと言ったから」、その受け売りの情報を基にして群れの仲間が行こうというからその店を選んだ。
 そういった方が来る店はコストの殆どを料理以外に使っている。何故なら彼女らはずっとしゃべっていて喰い終わっても帰らないので回転が悪い。店はそれも含めたコスト計算で料理を作るのでCPが尚更悪くなる。だから真っ当な客は二度と来ないが彼女らには居心地がいいからいつも来る。
 負の連鎖だ。

 さて、この店は7〜8年前知人に連れられてきたのが初めて。ランチ砂漠の祐天寺界隈で890円で真っ当な中華が喰えると言うんで雑居ビルの4階まで上がった。まずは、本当にこんなところで?というな感じ。エレベーターを降りて狭い通路から店内へ、入るとすぐに小さい開放厨房とカウンター。右手に広くテーブル席が広がる。
 店の2面が全て大きな窓になっており、開放感どころか新宿の高層ビルや六本木ヒルズまで見渡せ、眼下には駅前のロータリーが広がる。

 しかしそこかしこに主婦のグループが…うわ、ココほんとに大丈夫かな…

 テーブルに座り、メニューを見るが知人は日替わりの一点推し。では、と言う事で日替わりを頼み店内の様子を窺う。BGMがうっすらかかっていた。

 ねえ、これラバーズロックじゃん。それもジャネット・ケイだ。

 「そうなんだよ、ここはずっとラバーズがかかってるんだ。」

 静かにAlmaz、So Amazing、Lovin'Youがかかる。いやな先入観が、この店イケるかもに変わっていった。そして出てきた料理を喰って、そのままこの店にはまった。以来ことあるごとに日替わりランチを喰いに来ている。

 そして今日はHPで一ヶ月分発表される日替りメニューを見て、絶対にこの日と決めて訪れた。
 主菜が三元豚の生姜炒め、副菜が人参ニョッキのクリーム煮。そうです、中華で豚の生姜焼き。「美味い中華屋にはカレーライスと生姜焼きがある」というもうひとつの持論だ。
 店に入ると時間が遅い所為で好きな席が選べた。一番のお気に入り、右側一番奥のテーブルを選ぶ。この席からは全ての窓が見渡せ、先に書いた通り東京が見渡せるのだ。
 そして座るや否や一言、

 日替りをください。

 因にここの日替りランチはご飯か中華粥が選択できるのでご飯を選ぶ。
 しばらくして、副菜とスープが運ばれてくる。ここはスープを蕎麦猪口に入れて出す。大根の銀杏切り、葱のみじん切りに乾し蝦が沈んだ大変穏やかなスープ。

 「主菜はもう少し後で御持ちします」

 丁寧な言葉とともに下がっていく。スープと人参のニョッキを味わっていると主菜が届く。

 「主菜の三元豚の生姜炒めでございます。ご飯はお替わりできますのでお申し付けください。」

 どこまでも静かで丁寧。周りの粥の客にはお替わりについて何も言わないのでご飯だけ出来るのだろう。

 早速大きく一口、肉と玉葱を頬張る。肉が柔らかい。なんという柔らかさ、そこに対照的な玉葱の食感が重なる。肉は片栗でコーティングされ何とも言えない舌触りのところに味が絡まっていて大変美味しい。生姜焼きかというと違う、やはり中華の生姜炒め。味付けから火の加減まで全て中華の技でしか出来ない味。これだけの物が890円で供されるのが驚きだ、それもいつ来ても同じような料理に当たった事が無い。
 ご飯とともに喰うとこれがまた大変合う。粥でなくご飯を選んだのは正解だった。途中ニョキのクリーム味でリセットしてまた生姜炒めとご飯を喰う。元々小さめの飯茶碗だがあっという間になくなる。

 すみません、ご飯半分ください。

 いつも半分でとお願いするのだが半分で出てきた試しがない。いつも最初と同じ量。さあ、また喰い始めよう。寒いので既に料理は冷め始めているがこの生姜炒めは冷めても美味い。そして固くならない。柔らかいままだ。
 東京の景色を眺めながらどんどん箸が進む。ああ、美味しい。

 静かなBGMが雰囲気を…、ん?ジャネット・ケイだ。
 7〜8年前もジャネット・ケイ。
 この間もジャネット・ケイ。
 今日もジャネット・ケイ。いつも同じ曲順。唯一のCD…

 変わらないと言う事はいい事だ。


 え〜、いつも読んで頂いてるみなさん、慣れない芸風で書くとろくな事が無いという見本です、はい。
 
 

  • 笑口房 三元豚の生姜炒め 890円

  • 笑口房 三元豚の生姜炒め 890円

  • 笑口房 三元豚の生姜炒め 890円

  • 笑口房 三元豚の生姜炒め

  • 笑口房 三元豚の生姜炒め

  • 副菜、人参ニョッキのクリーム煮と搾菜

  • 副菜、人参ニョッキのクリーム煮

  • 笑口房 調味料

2013/10/01 更新

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