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最初は季節をお手に取って一口で
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ホタテ ハニーキャベツ 柑橘
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死後硬直 大地の薫り 2019ver.
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放たれる旨味 ヴァンジョーヌ 熟成
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不変のアルゴリズム
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慈悲深い Wコンソメ 安堵感+旨味
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焙じ茶 食感の変化
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ミニャルディーズ
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ハーブティのシトロネール
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パン
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始まりのタブレット
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外観 店名の所にライトが点くとオープンみたいです
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恵比寿に用事が有り、ついでにランチを頂きに、こちらへ。
このエリアは近所に鉄道が無いので、ちょっと陸の孤島みたいでアクセスが悪いですが
都バスの田87系統を使うとあっという間、バス停から1分もかかりません。
因みに、田87系統は渋谷駅から恵比寿を経由して田町駅まで行くバスで
途中、あの、竹下元総理がご入院された北里大学研究所病院や
慶応義塾の三田キャンパスが有ります。
比較的本数も多いので使い勝手の良い路線バスです。
こちらのお店は、その北里研究所前で降ります。
建物は通りに面している?のかしら?入り口はその建物内の通路を入った所に有るので
バス通りからは中々見つける事は難しいかも知れませんが
建物名を参考に伺うと簡単に見つかります。
ソロ飯ランチで、予約をして伺いました。
ランチ 8000円(税・サ・水込)
お水はガス入りガス無しが選べ、ガス入りにしました。
微炭酸の外国産で、御料理には邪魔にならず美味しかったです。
他のゲストの方は、ペアリングでワインなどを選ばれていましたが
お酒に弱いので、逆に外国産ガス入りのお水が頂けたので充分でした。
先ず、タブレットで本日のメニューのご案内が、詩的な感じで始まります。
1 最初は季節をお手に取って一口で
写真手前が、ふきのとうのフリットとイベリコ、一口で頂き
ふきのとうとイベリコの美味しいペアリングに出会います。
そして、全く食感、味覚の違う白身魚・・・季節を楽しませて頂きました。
2 ホタテ ハニーキャベツ 柑橘
最初に、食を誘うキンカンの香りがし
そして、生のホタテにハニーキャベツ 上にうるいが乗り
そのうるいが全体をマリアージュしながら口の中で響きわたりました
3 死後硬直 大地の薫り 2019ver.
死後硬直した明石の穴子の炙り そして、フリット。
食べ比べかしら?フリットはマイルドなゆり根のピュレで頂きます。
炙りの穴子はコクが有りプリッとして、透明感の有るお味。
そして、フリットはとても柔らかく、どちらも繊細な仕上がり。
そして、先ず、最初に響き渡る、シュレッドされたトリュフの香りが
琴線に触れ、いつまでも余韻に浸れました。
4 放たれる旨味 ヴァンジョーヌ 熟成
皮目をカリカリに焼き火入れされたお魚は ヴァンジョーヌのソースで頂きます。
菊芋のソースも添えて有り、色々な食感も楽しめました。
5 不変のアルゴリズム
メインのお肉はフランス産乳吞の仔羊、赤ワインベース
意外と大きなお肉で、尚かつ仔羊のレアで少し苦手系の見た目でひるみました。
主人と一緒ですと、いつも彼に手伝ってもらうのですが、
ソロめし故、そんなわがままは通りません
意を決して、ナイフを入れ頂くと、口の中いっぱいにミルクの味が!
ここまでもリアルにミルクのお味のするお肉は初めてかも知れません。
嫌なことが、一瞬で吹っ飛ぶお味でした。
本当に乳吞の仔羊のお味。驚きと同時に色々な感情がわき出てきます。
想像よりも柔らかく、咀嚼するたびに外国産のミルクの味が香ります。
カオス級の思いに浸りながら、心の中で泣きながら時間をかけ美味しく頂きました。
6 慈悲深い Wコンソメ 安堵感+旨味
お口直しは、ベジタブルコンソメで、お味はマイルドなホタテ風味
そして、シャープなイタリアンパセリの香りの方程式。
7 焙じ茶 食感の変化
デザートは、りんごのスイートパレ 富貴ワイン
8 mignardise ミニャルディーズ
一見ナンシーのマカロンの様な見え方でしたが、シュークリームでした。
お茶は、ハーブティのシトロネールを頂きました。
オーナーシェフ、深谷博輝氏のキュージーヌスタイルはとても謙虚で繊細な感じでした。
しかし、素材やお料理の話をするととても熱く語られ、時間が足りない位・・・
店名から、どんな方程式か?ドキドキしながら頂きましたが、それらは
とても、心が透けて壊れそうなほど、繊細な方程式でした。
全て、先ず鼻腔に爽やかな香りがソフトランディングして、
次に、そのものの味覚を確認する。
素材のその先が見えなかった方程式が、
とても薄いガラス越しに見させていただいた感じです。
特に、5 不変のアルゴリズム は脳幹にきっちり残り
今でもあのお味は鮮明に覚えています。
今度は、主人と伺いたいと思います。
全くの余談ですが、
TOPのおすすめレストランに昔に伺った
Le Louis XV-Alain Ducasseを加えさせて頂きました。
食べログを始める前の事ゆえ、写真も無くレビューを控えていましたが、
忘れることの出来ない、印象的なお料理もさることながら、
言葉の出来ない外国人の私でさえも、終始、楽しく頂く事が出来た唯一のフレンチです。
あの時、チームLe Louis XV-Alain Ducasse のスタッフ一人一人が一丸となり
世界中から来るゲストを家族のように接してくれた事は忘れません。
それ故、私のフレンチの基盤のお店なので、急遽加えました。