0.1tさんが投稿したカリーライス専門店エチオピア 本店(東京/神保町)の口コミ詳細

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カリーライス専門店エチオピア 本店神保町、新御茶ノ水、御茶ノ水/カレー、インド料理

1

  • 夜の点数:3.8

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/07 訪問

  • 夜の点数:3.8

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

I'm home

カリーライスの名店、エチオピア本店。
カレクックにとって、ここは挑戦の場であると同時に、帰ってくる場所でもある。
刺激を求めて彷徨った末、最終的に足が向くのは、いつもこの店だ。

エチオピアの辛さは、数字で語られる。
1倍、3倍、5倍、20倍、50倍。
初めて来た者ほど、なぜか背伸びをする。
だがカレクックは知っている。
安定を狙うなら、10倍。
攻めすぎず、守りすぎず、スパイスと自分の体調が最も噛み合う地点だ。

運ばれてくる皿は、いつも同じ顔をしている。
それがいい。
変わらないということは、信頼の別名だ。
皿の縁に浮かぶ油、立ち上る香り。
クミンとコリアンダーが、今日もきちんと仕事をしている。

一口目、じんわりと来る。
唐突な暴力ではない。
体の内側から、静かに温度が上がっていく。
10倍の辛さは、叫ばない。
ただ、確実に存在感を示す。

付け合わせのじゃがいもが、救済として控えている。
この配置もまた、完成されている。
辛さを中和するためではなく、
辛さをもう一段、理解させるための装置だ。

食べ進めるうちに、思考は単純になる。
仕事のことも、余計な悩みも、
スパイスの層に溶けていく。
残るのは、スプーンを運ぶリズムだけ。

完食。
汗はかくが、後悔はない。
10倍は勝利ではない。
これは共存だ。
エチオピア本店で、今日もまた、
カレクックは「変わらない安定」に救われる。

2026/02/10 更新

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