レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2016/02訪問 2016/02/27
この日は同じ田園都市線沿線のレビュアーの食いしん坊おやじさんと初めての会食です。
食いしん坊おやじさんのご贔屓の寿司屋をご予約頂きましたが、こちらのお店は3年ほど前に一度 愚妻と昼飯を食いに来たことがあって、凄く美味かったので一度夜に来てみたいと思っていましたが漸く実現しました。
19時丁度に到着するともう既にカウンターで待っていらっしゃいました。
挨拶の後席について先ずビールを頂き、本日の料理をお任せで宴のスタートです。
注文したビールの前に食前酒に梅酒が細長いお洒落なシャンパングラスで登場し乾杯です。
その後ナマコ酢とビールが登場しましたが、このナマコ酢は酢がまろやかでナマコも柔らかく、この歯に吸い付いてくるような食感とナマコ特有の旨味が良くでていて美味いですねぇ。
ブラウンマッシュルームと鯛の白子煮は、薄味の出汁で鯛の白子がふっくら炊かれていて良い味ですね、もうこの段階で半分しか飲んでいないビールを諦め日本酒(確か新政とか言っていたような)にチェンジです。
ツマミの3点盛りは、牡蠣の燻製、蛸の柔か煮、菜の花の白和えでしたが、牡蠣は桜のチップで燻製にしていて温燻で熱が確り入っているのですがカキの実が縮んでいなくて確りしており上手に作ってます。
蛸も凄く柔かに煮られていて丁寧な仕事振りが伺えます。
白和えといっても茹でた菜の花に胡麻と豆腐を滑らかになるまで擦ったペーストをちょっと乗せているもので、胡麻の香り豊かでこれも美味いです。
自家製の鮟肝はふわふわの食感で、鮟肝のまったりとした旨味がくどくなく、脂が多く生臭さが出やすい部位ですが微塵の生臭さも感じさせません。
お造りが、鰹のタタキとナガスクジラです。
この時期の鰹も驚かされますが初鰹より早いのは何と呼べば良いのでしょうねぇ。
これもほんの少しだけ熱を掛け表面でさえ焦げていないくらいで繊細な仕事振りを感じさせてくれますねぇ。
それに何とナガスクジラの刺身なんて何年いや何十年振りでしょうか、驚きです。
ミンクの様に強い癖がなく、もう言われなければクジラとは思わない嫌な癖が全くない味でしたね、これは1頭食いたいくらいです。
どんどん酒が進み、2杯目の新政も無くなり3杯目は食いしん坊おやじさん推薦の十四代にチェンジです。
アナゴの白焼きは身が肉厚で、こんな穴子もなかなか見れませんねぇ。
塩加減が良く穴子の味が良く解ります。
基本的には穴子とゆう魚は僅かな泥臭さのする魚だと思っていましたが、この穴子には全く臭みがなかったです。
大将の手元の魚ケースから美味そうなミル貝が覗いていたのでちょっと切ってもらうよう頼むと、何とカワハギの身を肝と共に出してくれました。
ミル貝は本ミルで歯ごたえ香りと申し分ないです。
カワハギに関しては確りした肝が切られてもエッジが立っていて、それを淡泊な身で巻くようにして食べますが、いやーまだこんなもの隠し持っていたとは!
もう微塵も臭さがなく、旨味しか感じませんねぇ、見事です。
その後は握りになりますが、もう結構満腹に近いですが寿司屋に来たんだから寿司食わずに帰る訳にもいきませんね。
鯛、本鮪のトロ、赤ムツの昆布締め、赤貝、〆鯖、小肌、バフンウニ、イクラ、鉄火手巻き、玉子焼きで〆でしたが完璧でした、満腹でしたが食えちゃいますねぇ。
ネタはどれも質が良く、赤ムツの昆布締めなどはもうイノシン酸とグルタミン酸の共演でお口の中がアミノ酸祭りじゃーって感じです。
ウニも馬糞でしかも確りしているので軍艦にせずそのまま握りで提供されました。
3年前に来たときは赤酢ではありませんでしたが、今回酢飯が赤酢でした。
味はまろやかで良いのですが、見た目が綺麗じゃないのであまり好きではないのですが、ネタがシャリを包み込むように握られていて見た目も全く悪くないのです。
しかもネタのシャリのバランスも損なわれておらず、いやーホントに上質で、繊細な美味い寿司でした。
最後の玉子焼きだけが魚のすり身でも入れてあるのか唯一ちょっと生臭さを感じましたが、でもこれも他の寿司屋なら多分気にもしないかもしれません。
これは料理から寿司の一品一品までが素材の質から繊細さを感じさせる技法に至るまで見事な内容で、ホントに素晴らしかったです。
しかも驚いたのは、3年前に一度昼飯を食いに来ただけの自分のことを思い出してくれたことです。
客商売は本当に記憶力が大事ですが、それにしても凄いことで是非またお願いしたいと思います!
この日ご一緒させて頂いた食いしん坊おやじさんも良い紳士で、私の生意気な話しにも嫌な顔一つせず笑顔で受け止めて頂きホントにありがとうございました。
これに懲りずにまたご一緒して頂ければ幸いです、次回は溝の口で焼き鳥でも摘まみたいですねぇ!
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自信の顕れ! 2012年6月
田園都市線の梶ヶ谷駅から徒歩7分くらい、大山街道沿いで246の梶ヶ谷の交差点に合流する手前の住宅街です。
この通りは大山街道(旧246)ですが、246からは車は入ってこれないので、人通りも車の通りも少ないです。
この店の大将は以前高津の交差点近くの寿し長でやっていて独立してこちらで店を出したとの高津酒造さんからの情報と、ラガブーリンさんが絶賛していたので是非一度行かねばと思い、愚妻と二人で散歩がてら昼飲みに行ってみました。
外観は白壁に小さな窓があって、手前が白い砂利を引きつめた箱庭になっていてかなりお洒落な感じで、入口は小さいですが綺麗な白い暖簾が如何にも清潔感を感じさせます。
店内はとにかくスッキリと余計な飾りは一切なく、厨房を囲むL字のカウンター8席、小上がりが掘り炬燵のテーブル1卓のみの小さな店ですが、利休の茶室を思わせるような張りつめた緊張感と同時にゆっくりくつろげる不思議な感覚が満ちています。
このカウンターには冷蔵ショウケースは無くて、ネタを見ながら選んでお願いする様な注文は出来ないです。
もうこの店に来た以上は、すべて大将にお任せするのが良さそうです。
それでも今日はランチなので自分は2,000円の握り、愚妻が1,500円のバラちらしを頼みました。
その他には、3,000円の上握りとお任せコース5,000円があるようです。
先ずは自分は日本酒をもらいましたが、地酒の種類も10種類くらいは用意しているようですが、1合900円~でちょっと高い感じです。
愚妻はビールの後、燗酒を頼みましたが、お銚子が湯煎ポットに収まるようになっていて、湯煎ポットごと持ってきてくれるので飲み始めから終りまで温度が変わらずに飲めるようです。
ちらしはタップリ目の酢飯の上に、鮪のすき身を敷き、鯵、イカ、ウニ、イクラ等々の魚介と、茗荷や葱、胡麻など薬味も細かくちらし、見た目も綺麗で上品なものでした。
見ているとランチでは一番人気の様で、ほとんどのお客さんがこのチラシを食べていました。
さらに良く見ていると、お客さんによって魚の種類を微妙に変えており、前回出した物と同じにならない様に気を配っているように見えました。
自分の頼んだ握りは、ヒラメ、鰹、イカ、本鮪、鯵、玉子焼き、帆立貝柱、タコ、〆鯖、カッパ巻き等でしたが、1貫づつ握ってこちらの食べるペースで都度出してくれ、酒飲みながらゆっくり頂くことができました。
イカは希望の食べ方を聞いてくれて酢橘と藻塩で出してくれたり、帆立は良く焼いた金串を押しつけて模様の様な線を表面に入れるだけで、驚くほど芳ばしくなります。
カッパ巻きには馬糞ウニを入れてくれたり、最後にサービスでコハダを1貫出してくれました。
鯖やコハダは先に塩だけ振って仕込んでおき、握る寸前で目の前で酢に浸けて出すので、しめは浅めですが酢の香りが新鮮なうえ、魚本来の味が良く解るよう考えられています。
随所に工夫や技、それに丁寧な仕事振りが伺えて、とても満足なランチとなりました。
何よりもカウンターから調理する手元が全部見える造りなので、一切の誤魔化しも利きませんし、不細工な動きも一切出来ませんので、これは余程自信が無ければ無理でしょう、これなら冷蔵ケースを置かない意味が良く解ります。
自分が地酒を3合と、愚妻がグラスビールと燗酒2合を頂いて9,100円でした。
これで夜来たらコースと酒で一人15,000円くらいにはなりそうな感じですが、「お酒を沢山お飲みになるお客様は量をあまり食べないので、予算を言ってくださればそれでやらせてもらいますよ!」とのことなので、また夜も行ってみよう。
2位
1回
2016/09訪問 2016/09/30
この日はゴルフの後、愚妻と共にこちらのホテルで一泊です。
ゴルフ場から山を下り続けて40分ほどで伊東市内のこちらのホテルに到着です。
玄関に車を乗り付けると後は鍵を預けて入館します。
フロントカウンターに行くまでもなく、入ると直ぐにホテルのスタッフにロビーに誘われて、窓際の庭園を見渡せる景色の良い席でチェックインの手続きとウェルカムドリンク(柚子ハチミツ)のサービスがあります。
部屋は和室で、10畳くらいの大部屋と廊下を挟んで完全にセパレートされた6畳の2部屋あり、内風呂も源泉掛け流しの檜風呂で2人で泊まるには持て余してしまいます。
それと、このホテルは全館禁煙です。
どうしても煙草を吸いたい人は玄関外に灰皿が置いてありますから、そこまで行って吸うしかありません。
最近はそうゆうホテルも増えてますし、一泊くらいは我慢しますよ、私も一応大人ですから。
煙草を我慢することが出来るのも大人の特権ですからね!(そもそも子供ははなから吸っちゃ駄目なんだから)
食事は18時からを指定しましたが、食事の前にちょっと時間もあったのですが、1階の足湯の脇に地酒3種類がセルフサービスで提供されており、また鰺や秋刀魚の干物を炭火で炙って振る舞ってくれたりもしており、食事の前に充分出来上がってしまいそうです。
食事は1階の食事処で半個室のテーブル席にて懐石料理です
先ずは、喉の渇きを潤すため生ビールの小を貰いました。
次からは今日の料理に合わせて日本酒でいきましたが、静岡の地酒が中心のようです。
・前菜は桜エビの刺身で生姜醤油で味が付けてあり、ほんの一口味見程度ですが、1尾づつちゃんとひげもカットされていて丁寧な仕事です。
・八寸は 白玉にカラスミをおろして塗したもの鶏肉を擂りレーズンと固めたもの、胡桃豆腐をワンタンに包んで揚げたもの、鮭の幽庵焼き、柿の白和え、薄切り大根で茸を挟んだもの、甘エビの塩辛、イクラおろし等でしたが、色とりどりの料理を一口づつ綺麗に盛り付けられていて、季節感を感じさせる美しい盛り付けです。
・松茸の土瓶蒸しは国産の香りの強い松茸と芝海老、それに魚は珍しく甘鯛を使っていましたが、上質で美味いです。
折角、伊豆くんだりまで来たのでコースとは別に愚妻の大好きな鮑のバター醤油ステーキをこの場で別途お願いし出してもらいました。
生きた鮑を厚手の陶器の皿に乗せ、醤油ベースの出汁とバターを乗せてフタをして、固形燃料で5分ほど炙って殻から外して切り分けて出してくれました。
身の柔らかさといい味わいの深さといい、これは絶対に外れはないですね。
・お造りの盛り合わせは単に醤油を付けて食べるのではなく、初めから個々に味が付けてあって色んな工夫が為されていました。
鯵は納豆醤油、鰹、伊勢海老は塩レモン、あおりいかはアオサとオリーブオイル、平貝は桜海老醤油、金目鯛の肝和え、鯛の昆布締め。サザエはオレンジのおろし和え等、確かに美味しかったのですがここまでやるとちょっと手を加えすぎな感じも否めませんねぇ。
刺身は特に新鮮で上質な素材であれば、敢えて手を掛けない方が良い感じはしました。
・海老しんじょうは表面が綺麗に色づくよう揚げてあって、上品で上質な揚げ物です。
・蟹のすり身蒸しは出汁の効いた和風の餡が掛けてあって、優しい味です。
・そしてメインは3種類の中から選べるようになっていて、愚妻が和牛の三味焼き、自分が金目鯛の煮付けをお願いしました。
この金目鯛は切り身でしたが肉厚で結構ボリュームもあって、とにかく魚の質が良く魚臭さが微塵もないのに上質な脂がのっていて、その金目の素材の味を活かすのに凄い薄味で煮られていて、普段なら煮付けはもっと味の濃いのが好きなのですが、これはもうこれで最高です。
・後はご飯、赤出汁、漬物がでましたが、これだけ食えば結構満腹な筈なんですが、余りの美味さに完食です。
・最後にデザートも選べるのですが、レアチーズとメレンゲを混ぜて椿の花を象ったレアケーキを頂き、最後まで余すことなく美味しく頂きました。
通常はコース2時間の設定とのことでしたが、まあ酒も愚妻が熱燗、自分が冷やで4合づつ頂き(食事の前にもちょっと飲んでたし)、結局3時間ゆっくりタップリ楽しませて頂きました。
料理の質、味、それに接客等も申し分なく満足の夕餉となりましたが、ただ強いて言わせてもらうと食事の間中、かなり長い間ずーっと遠くの席で赤子がかなり大きな声で泣き続けており、かなり気になりました。
まあこれはホテルのせいではないのでしょうし、子供だから泣くのは仕方が無いと言われればそうなのかも知れませんが、果たして乳飲み子を連れてまでこうゆう場所に来るのは如何なのでしょうか。
部屋食のホテルだって幾らでもあるでしょうし、親御さんも返って落ち着かないのではないかと思うのは私の勝手な思い込みなんでしょうかね。
親ですから、子供が育つ一時の間、我慢しなきゃいけない時期ってもんもあるんじゃないかなんて言うのは、もはや時代錯誤なのでしょうか。
くそじじいとしては、大人だけの場所とゆうのも世の中にはあるんじゃないかと、敢えて誤解を恐れず言っておきたい訳です!
朝食も場所は同じで、テーブルも同じでした。
・先付けは、これは何でしょう、綺麗な透明の半球状のゼリーの様なもので、薬味や出汁醤油を付けて食べるのですが、この綺麗な透明ノ物体は漸くその形状を保持している様な柔らかさで、それ自体かなり確りした出汁の味で何も付けずに食べたほうが美味かったです。
不思議なのは、これほど出汁を効かせてゼラチンで固めたとしたら出汁の色が出るはずで、こんなに透明なのは一体どうやって作っているのでしょう、想像もつきません!
・イカの塩辛、昆布梅、シラスの三種盛
・鶏肉とつくねの炊き合わせ
・温泉卵
・鯵の干物
・湯豆腐
・ご飯、味噌汁、漬物
まあ、定番の旅館の朝ご飯とゆう感じですが、やはりどれも素材が上質で、むしろこうゆう余り手を加えない内容の方が美味しさをしみじみ感じることが出来て良かったです。
流石に愚妻は朝から熱燗を頼んで飲んでいましたが、運転手としては何とも腑に落ちないところもありますが、まあこの内容なら仕方ないでしょうねぇ、大人だけに!
3位
1回
2016/02訪問 2016/02/09
夕べも遅くまで飲み過ぎだったのもあり、今日は愚妻のお供で歩き回ったためかかなりのお疲れモードで、17時にはホテルにチェックインして一休みです。
場所は弁天町の駅前に一際高く聳えるホテル大阪ベイタワーで、部屋は42階と高層階で窓からの眺めはジオラマの様です。
1時間も部屋で休んでいると漸く人心地ついて少し復活してきたので飯に行きましょう。
こちらのホテル内20階にある日本料理店です。
予め煙草の吸える席をお願いしたところ、個室なら大丈夫とのことで個室にして頂きました。
エレベータを20階で降りるとホールに仲居さんが既に迎えに出ていて、名前を告げると即座に予約の個室に案内してくれます。
この個室が床の間に掛け軸が掛かる10畳の大きな部屋で、その部屋の真ん中に4人でもゆったり座れるような大きめの卓袱台が2卓くっつけてセットされており、掘り炬燵になっています。
余りの広さに二人では寂しくなってしまいそうです。
先ずは飲み物のメニューから自分が最初の一杯をライチサワーに、愚妻は始めっから手取川を熱燗でお願いしました。
料理は10,000円のコースで予約しておきました。
飲み物と一緒に先付の皿も出されます。
先付は小さな鰯の梅煮、鬼の顔を模った生麩の煮物、白子豆腐等で白子豆腐は上部を丸く削って煮豆が盛られていて、節分の雰囲気を演出しています。
味はどれも出汁がいい塩梅で美味いです。
お造りは本鮪トロ、鯛、平目の3種ですが、脂の強い鮪は別皿に盛ってあるあたり繊細さを感じさせます。
それとこの白身が驚くほど美味いです。
魚の質が良いのも確かですが、多分ドライエイジングでしょうか、ちょっと表面は乾いてねっとりした食感ですが物凄く白身のアミノ酸の旨味が濃縮されていて、いやはや新鮮ならば良いとゆう訳じゃないとゆうのが身に浸みて解ります。
もうこれは日本酒にチェンジですね!
お椀は新竹の子、帆立真丈、菜の花が出汁に浸かっていて美味いですが、この時期にもう竹の子の新物が食べられるとは驚きました。
箸休めとして穴子と胡瓜の細巻きがでましたが、これは切ってなくて、ああハイハイ恵方巻ですね、時期ですからねぇ。
焼き物は鰤の塩麹焼きで、粕漬よりも今が旬の脂ののった寒鰤の味を感じられて、なるほどって感じですねえ。
和牛のすき鍋は一人前づつ小さな陶器の器で固形燃料でその場で加熱調理されますが、まあこれは牛肉の質が良ければ美味いに決まってますね。
公魚のフライは、これも今が盛りの太ったワカサギを香草とパン粉でカリカリに揚げてあるのですが、そのカリカリの食感と身はフワフワで淡泊な味わいながら香草がアクセントになっていて塩で食べるのですが美味かったです。
さらに蒸し鮑が一切れ蒸し物として出ましたが、もう10切れくらい食わないと美味いかどうか解りません。
美味いと言わせるくらい沢山食いたかったですね。
ご飯と赤出汁、鰹のふりかけ、漬け物で〆ですが、この鰹のそぼろ煮みたいな振り掛けは確り鰹の味がして美味いですね。
もう満腹でしたが、これだけで飯が3杯は食えそうです。
最後のデザートはミカンのババロアでしたが、まあこれは普通ですね。
結局、日本酒を熱燗で4合づつくらい飲んで良い気分になりましたが、こんな高級そうな店の割りには酒がそれ程高くなかったようで二人30,000円でお釣りが来たのはこの高級感の割りには思ったより安い感じですね。
味は全体的に美味いのですが、お造り以外は驚くほどではありませんがどれも素材が良く丁寧に作られた日本料理で全体としてのレベルの高さを感じました。サービスも行き届いていて、愚妻も満足したようで良かったです。
愚妻は大阪では「おいしい」の意味が「お得」のことで、基本的にはB級グルメしかないのだと思っていたようで、「大阪でも美味しいものが食べられるんだ!」と驚いていました。
さてこのところの連日のハードワークでクタクタなので今日はちょっと早く休みましょう、明日もハードな一日になりそうだしね!
4位
2回
2017/04訪問 2017/04/20
夕方に愚妻から「美味い鰹が食いたい!」とゆうメールを受信。
そうかぁ、初鰹の時期だもんなぁ、そう言われれば旬だし、竹の子を焼いて食ったら美味いだろうなぁ!
とゆうことでこちらの店にやってきました。
昨年から2ケ月に一度くらいの頻度でお邪魔してます!
18時半くらいに愚妻とふたりで訪れましたが、相変わらず空いていますねぇ。
カウンターにはまだ誰もいないようで、「お好きな席にどうぞ。」っと言われ、なるべく厨房の中が見える真ん中辺りに陣取りました。
先ず自分が緑茶ハイを頼むと、愚妻はいきなり熱燗2合の注文です。
店の人は酒を持ってくると必ずお銚子を自分の方に出し、愚妻に緑茶ハイを出してきますが、まあ誰が見てもそう思うでしょうねぇ責められません!
取りあえず飲み物を交換して乾杯し、本日のお勧めメニューから物色しますが、ハイありました初鰹!
これを愚妻が好きな刺身でお願いします。愚妻は何故かタタキより刺身がお好みで、「鰹が新鮮なら態々炙ったりせず刺身が一番!」と嘯きます。
後は鯨の竜田揚げ、春野菜の天ぷら、そして待望の焼き竹の子、更にいつものおばんざい9点盛りです。
ここの鰹の刺身はホントに新鮮で、生臭みが微塵もなく特有の鉄の様な良い香りが仄かにして美味いです。
鰹に厳しい愚妻もここの鰹ならいつも文句言わずに食います。
この日の鯨は鰯鯨で、ちょっと癖が強いですね。
それに揚げ油の温度が僅かに低かったのか油切れが少し悪いような気がしました。
春野菜の天ぷらは、うるい、ぜんまい、ふきのとう、たらの芽等でしたが、うーん何だろう、この日は揚げ手がいつもと違うのか、ちょっと油が気になったのと揚がり具合のせいか素材の歯切れが悪い感じです。
焼き竹の子は小振りの竹の子を縦半分に切り、濃いめの醤油ダレで焼き上げ木の芽を添えて出されましたが、上等なトウモロコシの様な香ばしい香りの木の芽の香りが、これはもう半端なく食欲をそそります。
いやー、これは美味いです、もうこれだけで今日来た甲斐があったってもんです!
おばんざい9点盛りは、うるいと浅蜊の身のお浸し、白バイ貝煮、菜の花の辛子和え、合鴨のロースト、湯葉の梅肉添え、薩摩芋のレモン煮、蕗と竹の子煮、子持ち昆布、ホタルイカと独活のぬた等でしたが、春の素材をふんだんに取り入れ旬を感じられる内容で、当に春爛漫とゆう感じです。
いやー酒が進みますねぇ、2杯目からは一粒の麦のロックにしましたが、美味いツマミに誘われるような浮き立つ心でペースも幾分速くなります。
この店は、凄く手軽な感じの割に料理が美味しく、素材も良いし、季節感を上手く表現していると思います。
その割にCPも高いので私は気に入っていますが、いつ来ても余り混んでいないし、それに食べログの評価も低すぎると思いますが、まあ私の印象でしかありませんけどね。
それとこの店は鍋を得りにしていて、色んな鍋料理を出しているようですが、私は実はこの店で鍋を食ったことが一度もありません。
これだけツマミ系が美味いと、鍋にいこうとゆう気にはなかなかなれませんねぇ。
正しいこの店の使い方じゃあないかもしれませんねぇ!
この日は原料メーカーの担当者君と夕方に打ち合わせで、その後いつものようにその流れでじゃあ一杯行きましょうとゆう事になりました。
この担当者君は親戚が寿司屋をやっているとゆうだけあってなかなかのグルメなので滅多な店には連れて行けないので、今日は二子玉のこちらの店に伺いました。
この店は最近気に入っていて、今年に入ってからは月一くらいで通っています。
二人なのでカウンター席に陣取り先ずは生ビールと緑茶割りで乾杯です。
メニューを物色すると本日のお勧めで戻り鰹の刺身があったのでお願いし、やはり旬の秋刀魚の塩焼き、銀杏の塩煎り、そして最近こちらでいつも頼むのが
おばんざい9品盛り合わせです。
2杯目からは担当者君が黒霧島(芋)のロックを頼んだので自分も村正(麦)のロックをお願いしました。
戻り鰹は、まだ脂のノリはもう少しとゆう感じでしたが、相変わらず新鮮で美味いです。
おろし生姜と大蒜が付いてきますが、私は田舎者なのでおろし大蒜で食べるのが好きですが、初めから付けてくれるのは嬉しいです。
秋刀魚の塩焼きも新鮮なのでハラワタまで抵抗なく食べられます。
やはり時期的にまだ脂のノリはもう一歩とゆう感じですが、この時期にしては丸っと太った良い秋刀魚ですね。
銀杏も勿論新物で、深みのある透き通るような緑色が食欲をそそります。
おばんざいの盛り合わせは、お手塩皿くらいの小さな皿に季節感の合うその日のお勧め料理を一品少しづつ正方形のトレイに9品並べて出してくれますが、これが結構壮観な眺めで、もうこれだけあれば酒の肴は充分とゆう感じで、最近はいつも頼んでいます。
この日は、蕪の柚子味噌、姫サザエ煮、牛蒡と蓮根のキンピラ、鴨ロースのロースト、自家製豆腐の冷や奴、薩摩芋のレモン煮、きぬかつぎ、子持ち昆布の出汁漬け、青柳と葱ぬたのラインナップでしたが、どれも気が利いていて丁寧に造られていて酒の肴に最適で凄く美味いです。
鴨のローストと自家製豆腐、薩摩芋のレモン煮はいつも出てくるようですが、後は季節やその日によって代わるようです。
特にこの薩摩芋のレモン煮が、薩摩芋自体の甘さもありますが、ちょっと甘めの味付けにレモンの酸味が良い塩梅で、甘いくせに酒の肴として成立しているのが面白いですねぇ。
結して甘い食い物が好きな訳じゃあ無いんですが、自分に甘い私には良いのかも知れませんねぇ!
チマチマ摘まみながら焼酎のロックを5,6杯づつお替りして、2時間半ほどでお開きにしましたが、グルメの担当者君も満足してくれたようで良かったです。
この内容でこの価格なら充分安いと思うし、酒の肴には事欠かない感じも気に入っています。
元来、こちらの店は鍋料理を得りにしているようですが、鍋でガッツリ食うよりも、気の利いたツマミで酒(本来なら日本酒)を飲むのが良いと思うのは私だけでしょうか!
その後、未だ20時半くらいで早かったので、当然もう一軒と誘われましたが、明日はゴルフだったので断ってとっとと帰らせてもらいました。
立場が逆なら首に縄を掛けてでも強引にもう一軒付き合わせたところですが、私は他人に厳しく自分に甘いがモットーなのです!
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一線を隔する! 2015年 8月
この日は仕事帰りに愚妻がニコタマのライズで買い物するとゆうので、そうなるとどうせニコタマで飯食って帰ろうとゆうことになるだろうと思い、愚妻の買い物が終わる頃を見計らって改札で待ち合わせました。
案の定、開口一番「なんか食って帰ろう!」との一言で、高島屋のレストランの案内を見るもピンとくるものも無かったので、南館の裏手の飲食店街まで繰出しました。
そしてちょっと奥まった場所で発見したのがこちらのお店でした。
渋くて重厚な木造の外観はちょっと高級な感じがして返って入りづらい感じでしたが、表に出しているメニューを見る限りそんなにべら棒に高い訳でもなさそうだし、店の前で右往左往しつつも腹も減っていたので最後は思い切って入って見ました。
店内はやはり渋くて和の落ち着いた雰囲気で、美味そうな和食を出してくれそうなちょっと安心する感じです。
右手から奥に厨房を望むカウンターがゆったりと8席、右手から奥に小上がりのテーブルが3卓くらい、それと2階にも座敷があって宴会も出来るようです。
一番手前のカウンター席に案内されましたが、2席づつ分けて隣の席まで充分スペースをとっていてゆったりして落ち着くし、隣に他の客が来てもちょっと離れているので気にならないのが良いですね。
ただ、カウンターはあっても一人では入りづらいでしょうねぇ、実際お一人様はお見受けしませんでした。
取りあえず生ビールとスダチハイボールを頼み、メニューを物色します。
通常メニューと当日のお奨めが別に一枚ぺらに書かれていて、魚から肉まで種類も色々あり悩みますねぇ。
先ずは愚妻の大好きなお奨めの鰹の刺身、それにやはり愚妻の大好物の牛タン焼きですが極上芯タン炙りとゆうのがあったのでそれにしてみました。
それと、金目鯛の煮付け、合鴨と揚げ茄子の餡かけ、太刀魚の塩焼きは品切れとのことでカサゴの塩焼きを注文しました。
お通しは金糸瓜を湯がいて繊維状の実に出汁を掛けた物でしたが、この出汁の美味さでこの店のレベルは解りますね、今日は良い店に入れたようです。
鰹刺しはこの店の雰囲気に似合わない構豪快な感じに切られていますが、これも土佐風を意識してのことでしょうね、意図を感じられます。
夏場の鰹の割には凄く脂がのっていて、しかも微塵もな生臭さがなく新鮮さが解りますねぇ。
これは間違いなく今シーズンNo.1の鰹で、こんなの出されちゃもう日本酒しかありませんね、羽根屋(富山)純米酒で日本酒度+7.5度とかなり辛口の酒があったのでそれをお願いしましたが、この鰹にはピッタリですね!
合鴨と揚げ茄子の餡かけは、合鴨のムネ肉をブロックのままミディアム程度に焼いて、それを薄くスライスしてさらに並べ、小口切りした揚げ茄子をトッピングしてその上から和風の餡をたっぷり掛けたもので、鴨肉の火の通し方が絶妙で揚げ茄子と相性も良く、餡が絡むと油が気にならずにアッサリ食べられる感じが良いですね。
金目鯛の煮付けは、甘めの味付けは好みの味で美味いのですが、ちょっと時間掛けて煮過ぎでしょうか身がパサ付いてちょっと生臭いようなにおいも僅かにしました。
それでも調理の丁寧さは充分に伝わりました。
極上芯たん炙りは、ちょっと硬くて牛タン特有の美味さがあまり感じられませんでした。
付け合せの辛子味噌が美味くて、これだけで酒が飲める感じです。
カサゴの塩焼きは、かなり大振りのカサゴを2枚におろした半身を丁寧に焼き上げていて、こんな半身だけのお頭付きの焼き魚見は初めてみましたが、見た目ちょっと豪華に見えるし、何より味は文句なしに美味かったです。
結局、日本酒を3杯ほど飲んで満腹になり、土鍋の炊き込みご飯はまた今度ですね、価格は一人6,500円ほどでしたがこの内容なら高くはありませんね。
非常に丁寧な仕事振りで、基本も忠実に手を抜くところも無く、さりとて必要以上に高級になることも無く、そこいらの居酒屋さんとは一線を隔するものがありましたね。
また利用します、ちょっと通うことになるかもしれないな!
5位
3回
2021/12訪問 2022/01/06
ワンオペに対応するため、お任せのコース料理のみでの営業です!
クリスマスは なんか美味いモンでも食いにいこうとゆう愚妻の提案に、異を唱える理由が見つかりません。
じゃあ何食べに行こうかってことになる訳で、折角のクリスマスですからやっぱり美味い日本酒が飲める和食ですねぇ。
とゆうことでこちらの店を思い出して久し振りに行ってみようとゆうことになりました。
こちらの店は4年ほど前までは、千歳船橋在住だった同じ歳の友人と良く来ていたのですが、友人が病魔に倒れて亡くなって以来、そもそもこの街に来ることも無くなってしまいました。
今回、ホントに久し振りに17時30分に予約を入れてやってきました。
この日は一番乗りで、カウンターの奥の席に案内されました。
久し振りに来てみるとメニューはコースだけになっていて、基本コースが料理6皿で3,900円くらいで、それに食事(ご飯物、味噌汁、漬物)付きで4,900円、料理がもう1皿追加で5,900円です。
食事付きの4,900円のコースにして、飲み物は自分が緑茶ハイ、愚妻が熱燗をお願いしました。
すぐに酒と豚と大根の煮物の小鉢が出されます。
豚肉は脂身の有るロース部分の1口サイズの塊で、確り醤油出汁で柔らかく煮込まれて味も浸みています。
大根も確り浸みていて、味付け自体は優しいのですが豚肉から出た旨味も含まれていて美味いです。
刺身盛り合わせは鮪赤身、中トロ、雲丹、金目鯛、赤貝で、これはどれも凄く質が良く美味いです。
特に金目鯛は確り熟成していて旨味が濃厚で凄い美味さです。
雲丹は馬糞ですね、甘味が凄く強く糖度計で測ったらメロンより甘そうです!
もう堪りません、飲みかけの緑茶ハイはチェイサーにして、鍋島(日本酒)を1合お願いしました。
銀鱈の西京焼きの皿には、松葉に刺した焼き銀杏、それとホウレン草とシメジのお浸し、赤ナマコの酢の物の小鉢が一緒に乗っています。
銀鱈の西京焼きは分厚い身の塊で、これって凄く焦げ易い素材なんですが 皮目に良い色の焦げ目が付いているくらいで凄く綺麗な焼き加減で、これはかなり遠火で時間を掛けてじっくり焼いているんでしょうねぇ。
相変わらず見事な焼き具合です。
それと赤ナマコの酢の物ですが、このナマコが驚くほど柔らかく、今まで食べたナマコの中で最も柔らかでしたね。
次の皿は焼き鳥の盛り合わせで、小さな串ですがせせり、モモ、つくねを塩で焼いています。
どれも焼き具合が絶品ですがせせりの旨味を引き出す塩加減、モモのジューシーさ、つくねは軟骨のコリコリした食感が良く、3品とも素材の持つ特徴を焼きの技術で上手に引き出しています。
煮アワビと里芋の揚げ出しは、小振りですが アワビを沸騰しないように低温で柔らかく 旨味タップリに煮付けてあり、その出汁に片栗粉を塗して揚げた里芋を揚げ出しのようにしてあります。
小さくても美味しいアワビでした。
毛ガニの身の蟹味噌和えは、毛ガニの身をほぐして僅かな酸味と蟹味噌を和えた味が支配的で、絶対美味い奴です。
毛ガニの繊細な美味しさを味わえますね。
〆は鶏牛蒡の炊き込みご飯となめこの赤出汁、漬物です。
鶏牛蒡の炊き込みご飯は具材を細かく切って満遍なくご飯と混ざっています。
牛蒡の味が凄くご飯に合っていて美味いですねぇ、これはお替りも自由ですが流石に結構満腹でしたのでお替りは遠慮しました。
酒は愚妻も熱燗を2本飲んだ後は鍋島にして、二人で5合くらい飲みましたが 最後に1升瓶に残った100㏄くらいはオマケで出してくれました。
価格は2人で18,000円を切りましたので、内容的に見れば安いと思えるくらいですね。
コロナ過以来、店を閉めざるを得ない時期も有り、バイトも辞めてしまったので今は一人でやるしかなく、そのために効率良く品出しが出来るようにコース料理だけにしたとのことでした。
確かにメニューを開いて美味そうなものを探す楽しみは無くなりましたが、この店主になら安心して任せられますねぇ!
愚妻も満足したようで、機嫌よく帰路につきました。
うーん、春夏秋冬 季節ごとに変わる素材に合わせて、年に4回くらいは通いたいですねぇ!
千歳船橋の友人と今年最初の飲みで、愚妻を伴い3人でこちらの店に訪れました。
この店は上質の料理を提供してくれる小料理屋で、特に焼き物が美味いので年間3~4回は来ています。
最近は結構満席で入れないこともあるので、19時近くなってダメ元で電話してみたらテーブルが1卓空いているとのことで、「すぐ行くから!」と伝え速攻で伺いました。
別に電話して席は確保したんですから、何も急ぐ必要は無いのですが、速くこちらの料理を空きっ腹にぶち込みたくて、もう階段なんか駆け上がる勢いで、ふくらはぎの肉離れが再発するかと思いました!
先ずは息も弾んだまま瓶ビール(キリンラガー)で乾杯し、その後は麦焼酎(一粒の麦)をボトルでもらい、友人がウーロン割り、自分が氷をいっぱい入れてロックで、愚妻はいつも通りに日本酒を熱燗で註文です。
メニューを物色し、刺し盛り三人前、大山地鶏岩塩焼き、鰤カマ焼き、鮟肝ポン酢、メバルの煮付け、クリームチーズのもろみ味噌漬け、里芋の唐揚げをお願いしました。
お通しは、つくねと蕪と人参の煮物で、これが凄い上品で良い出汁でほんのり甘く煮てあって、うーん、これはしみじみ美味いです。
何なら、どんぶり一杯食べたいくらいです。
刺し盛りは、鮪中トロ、シマアジ、小肌、赤貝、北寄貝、真つぶ貝、タコ等でどれも質が良く外れがありません。
タコは足の皮を剥いで薄造りにしてあり、タコの旨味だけをダイレクトに感じられます。
ツブ貝は、独自の臭みがあって余り好きではないのですが、全く臭みが無く新鮮さが解ります。
シマアジも確り熟成された美味さを感じますが、身が確りしていて歯応えが良く、確りエッジが立った切り口も見事です。
大山鶏岩塩焼きは、モモ肉一枚をそのまま焼いて、一口大にスライスして出してくれますが、皮がパリパリで香ばしく、身はジューシーで、塩加減も絶妙で素晴らしい焼きあがりです。
これはいつも必ず頼みますねぇ。
鰤かま焼きは、流石に旬の寒ブリですねぇ、脂のノリが半端無く、身もふわふわに焼かれていて納得の美味さです。
鮟肝ポン酢は、柔らかく蒸されていて全く臭みはありません。
ただ脂のノリが少し弱いのか、旨味が少なくちょっと鮟肝のマッタリ感が弱い感じでした。
メバル煮付けは、良い方のメバルで一匹丸ごと甘辛の濃いめの汁でさっと煮ていて、美味いです。
個人的にはもう少し甘めの味付けが好きですが、酒の肴にはこれくらいの方が良いのかもしれません。
里芋唐揚げは、ちょっと大きめの里芋を素揚げにしてますが、表面は僅かにカリッとしながら中はネットリとしていて良い揚げ具合で美味いです。
途中で一粒の麦のボトルをお替りして10時近くまで飲み続けていたら、サービスでイカの沖漬けを出してくれました。
やはり流石に流行っているようで、この日も我々が来た直後に満席になり、途中何組か飛び込みできては断られていましたので予約は必要です、今日はついてましたね。
この街に来るときはいつもその場の勢いで何処行こうか決めるので、予約しておかないと入れないとなるとなかなか来れなくなるのが辛いですねぇ!
この日は月に一度のチトフナの友人との飲みの日でしたが、愚妻と珍しく愚娘も只酒目当てに参加でした。
久し振りにすがやでも行こうと提案すると、いつの間にかその建物の2階に美味そうな小料理屋が出来てるから行ってみようといわれ、覗いてみることにしました。
入って左手に厨房を隔てるカウンター席、右側にテーブル席と同じビルの階違いなので店の造りはすがやと良く似ています。
奥のテーブル席に案内され、先ずは瓶ビール2本頼み乾杯です。
その後友人と自分が一粒の麦(焼酎)をボトルで頼み水割りで、愚妻と愚娘は鳥海山(日本酒)を熱燗でお願いしました。
焼酎の種類も多いですが、特に日本酒を数多く揃えているようで、日本酒を得りにしているようです。
メニューを物色し、先ずは刺身の盛り合わせを3人前、いぶりがっこ入りクリームチーズ、カマスの塩焼き、メバルの煮付け、出汁巻き、大山鶏の炙り焼きを頼みました。
お通しは鮪の切り身と蕪と人参の炊き合わせでしたが、これが良い出汁で煮てあって素材の味を活かす優しい味付けで期待できそうです。
刺身盛り合わせは鮪トロ、鰤、金目鯛、水蛸、赤貝でしたが、どれもなかなか上質で目利きの良さが解りますね。
いぶりがっこ入りクリームチーズは、いぶりがっこの薫香と食感がクリームチーズに良いアクセントになっていて、焼酎にも日本酒にも良く合いますし、和食系の料理のちょっとした箸休めに意外と合います。
カマスの塩焼きは大振りのカマスを3枚におろし、その身の部分だけをかなり丁寧で上手に焼いていて、これは凄い美味いです。
メバルの煮付けはちょっと大き目な尾頭付きで、私の好きなちょっと濃いめで甘めの味付けが施され、生臭さも全くなくこれもかなり美味いです。
出汁巻は出汁が確り効いていて、その分玉子の甘みはありませんが、やはりアッサリとした味付けが酒に良く合います。
大山鶏の炙り焼きは、身はジューシーながら皮がちょっと堅く感じるくらいバリバリに焼いてありますが、これがもの凄く香ばしくて、うーん絶品です。
余りに料理が美味くて酒にも合うので酒量も増えざるを得ませんねぇ、一粒の麦のボルトをお替りしましたが、愚妻と愚娘も相当熱燗のお替りが進んでいるようです。
更に白子ボンズと〆にズワイガニと生姜の土鍋ご飯を頼みましたが、白子ポン酢は1皿サービスで2皿出してくれました。
これも凄く新鮮で質が良く、ほんの僅かな火の通し方も絶妙で、更に酒が進みます。
ズワイガニと生姜の土鍋ご飯は、ズワイガニの身をほぐし生姜と一緒に炊き込んでいますが、生姜の味と香りが強く蟹の風味を消してしまっているのはちょっと残念ではありますが、それでもこのご飯自体の味付けや、土鍋で炊く香ばしさが半端なく食欲をそそります。
相当飲み食いしていたはずなのに、ご飯までキッチリ完食で、焼酎の2本目のボトルも空にしてきました。
いやー、この店は美味いですねぇ、特に焼き物がどれも絶品と呼んで良いものだと思いました。
しかもここの料理は酒に良く合うので、この店主は店主自体が相当の酒飲みとお見受けしました。
こうなると同じビルに好きな店が2店並び立ってしまった訳で『主人手をこまねいて如何ともするなし』の心境で今後悩みが増えてしまいましたが、すがやも確かに美味いですが、すがやは1品の量を少なくして価格もかなり安くしているので1人、2人で行くには凄く良いのですが、今回のように4,5人でガッツリやりたいときはこちらの店をお勧めします。
チトフナに新たな名店の発見です!
6位
10回
2025/08訪問 2025/08/15
この日は原料メーカーの若い担当者が夕方プレゼンに来て、終わってから2人で1杯やって行くことになりました。
若い担当君の家が横浜方面とのことで、じゃあ溝の口方面で店を選ぶことになり、何が食べたいか聞くと「辛いモノ!」とのことで、18時過ぎでしたが こちらの店に電話してみると空いているとゆうので急ぎ訪れました。
18時30分くらいの入店でしたが、半分くらいの客の入りで、テーブル席が1卓だけ空いていたので そちらに通されました。
早速レモンサワーと自分が梅干サワーを注文します。
食べ物はナムル盛り合わせ、ヤンニョムケジャン、オーギョップサル2人前をお願いしました。
乾杯して飲み始めると直ぐにナムル盛り合わせが出されます。
ナムル盛り合わせはワラビ、小松菜、豆モヤシ、人参、大根でした。
この盛り合わせは良いですね、品出しも速いし種類も多く、量的にもそこそこあって 素材毎に美味さもそれぞれで、メインが出されるまでのツマミには持って来いです。
ワラビは茹でて塩蔵したモノを、戻して塩を抜いて旨味を入れて漬けたモノでワラビの味がちゃんとしていて、旨味中心の味付けも良く美味いです。
小松菜はシャキシャキの食感を残す様にサッと茹で 出汁に漬けて旨味を含ませたモノで、食感も良く美味いです。
大根は細切りにして、ナマスのような優しい酸味と仄かに辛味が有って旨味が浸みていて、私的にはこれが一番好みですね!
2杯目に頼もうとした緑茶ハイが品切れとかで、コーン茶ハイをもらい、その後は中々(麦焼酎)をロックでお願いしました。
ヤンニョムケジャンは多分一度凍らせてから解凍した生の渡り蟹を 甲羅を外しエラを取り、左右半分に切り分けネギやニラ、胡瓜等と一緒にヤンニョムに漬けて味を浸みさせたモノです。
足の方を持って、身を押し出す様に潰しながら頂きますが、ヤンニョムの辛味が生の渡り蟹の身の甘さを際立たせますねぇ。
一応ビニールの手袋はくれますが、手の汚れなんか気にせずにガシガシ食うのが良いですね、手でも味わう料理です。
ここのヤンニョムはちょっと辛くて甘みが有り、旨味が濃くて良い味ですねぇ。
ヤンニョムはこの店の味を構成するうえでの大きな要素でもありますからね、この店の料理が美味いのも伺えますね。
いつもは豚バラの3枚肉を使ったサムギョプサルを頼むのですが、この日は沖縄産の豚バラの皮付の五枚肉を使ったオーギョップサルとゆうのが有ったので それにしてみました。
普通のサムギョプサルと比べると、より豚肉の味にこだわった感じですね。
鉄板を斜めにして、脂が流れ落ちるようにしながら、弱火でゆっくり火を通していきます。
その豚肉をサニーレタスやエゴマの葉で巻いて頂きますが、それらと一緒に鉄板で焼いたニンニクスライスや刻んだ白菜キムチ、それに別途300円で提供されるヤンニョムで漬け込んだニラ等もあり、それらも一緒に巻いて頂きます。
うーん、ラードの甘みとバラ肉の旨味、焼いた香ばしさ、その豚肉の味を高める薬味、それにサニーレタスやエゴマの葉がサッパリとさせてくれるので、本来は脂の多い部位ですが 結構サッパリと量を食べられますねぇ。
それにこの鉄板には、トウモロコシや長葱、獅子唐等の野菜ものっていて、これらを焼いて食べれるのも良いですね。
途中サニーレタスが足りなくなり、お替りをお願いして 全て完食です。
2時間ほどで全て食べ切り、会計しましたが1人5,000円を下回っていました。
まあこの日は、原料メーカーの若い担当君が余り酒を飲めない体質だったので、私もいつもの様にガバガバ飲むことも無かったのも安く済んだ理由ですね。
流石に2人だと色々食べられないので残念ですね、この店は4人くらいで色々食いたいですが、今日の相手の原料メーカーの担当君は結構辛いのもイケるとのことで、ここの青唐辛子のチジミも食いたいところでしたが、2人じゃ残念ながら量的に無理ですね。
次回のお楽しみとゆう事にしておきましょう、今日はこれくらいで勘弁しといてやるか!
今日は取引先の社長さんと いつもの外資の営業君、それに仕事仲間の友人の4名で、地元で夕飯の予定です。
18時に高津駅で待ち合せだったので、こちらの店に17時過ぎに電話を入れて確認すると席は空いているとゆうので予約をお願いしておきました。
時間丁度に伺い、中ほどのテーブル席に案内されました。
先ずは柚子蜜サワー、レモンサワー、生ビール2つで乾杯を頼み、乾杯してスタートです。
直ぐに出せるナムル盛り合わせ、白菜キムチをお願いし、それにこの日のお勧めの牡蠣のチヂミ、更にサムギョプサル2人前、チャプチェ、手長タコと野菜の辛口炒めを頼みました。
ナムル盛り合わせは大根、人参、豆もやし、小松菜、ワラビの盛り合わせです。
どれも出汁の味が良く浸みていて美味いですが、大根はいつもよりちょっと太目で酸味も弱い感じです。
私はいつものナマスみたいな甘酸っぱいのが好きですね。
人参は生っぽく浸み込みが少ない分 細切りにしていたり、ワラビは茶色い塩蔵を塩抜きして確り出汁で煮直していたり、小松菜や豆モヤシはシャキッとした食感を残したり、素材毎の工夫が見て取れるので いつも盛り合わせで頼みます。
白菜キムチは確り漬かって結構熟成の効いたタイプですが酸味は強くなく、旨味と甘みと辛さのバランスが良いですね。
牡蠣のチヂミは小振りの牡蠣がゴロゴロ練り込んであって、チヂミの形になっても牡蠣の風味が感じられて美味いです。
これは良いですね、この日のお勧めとゆう事で普段は無いメニューですが、せめて冬の間はいつでも有ると良いですねぇ。
サムギョプサルはコンロの上に斜めに置いた鉄板で、豚の三枚肉の脂を落しながら焼いて食べるのですが、一緒に白菜キムチ、長葱、エリンギ、ニンニクのスライスを焼いて、薬味の葱やタレ、味噌そ添えて サニーレタスやエゴマの葉に一緒に包んで食べますが、今日のサムギョプサルは肉の焼き具合が良くジューシーで柔らかく美味いですねぇ。
この焼いて食べる白菜キムチは凄く酸味が強く乳酸菌発酵が進んだモノを使っていて、豚の脂と良く合います。
この料理は常に弱火で鉄板で焼き続けるので、徐々に脂が抜けて肉がパサつくし硬くなるので、早く食べるのが良いですねぇ。
今回4人で2人前にしましたが、これだと長時間焼き過ぎることが無く良いですね。
チャプチェはしょっと太目の春雨を戻し、牛肉、玉葱、ピーマン、人参、パプリカ等と一緒にヨンニャムを感じる甘い醤油だれで炒め煮にしたモノで、プルコギっぽい味付けです。
ちょっと味が濃い目で甘さも強く、もう少し薄味でも良いかな。
手長タコと野菜の辛口炒めは細長いイカゲソみたいな蛸足のぶつ切りと人参、玉葱、長葱のオイスターソースの様な旨味を感じる炒めモノですが、それほど辛くは無いです。
この手長タコのぶつ切りの食感が硬過ぎず、とは言え柔らかい訳でも無く咀嚼が必要な良い食感です。
しかも噛んでいると旨味がどんどん出てくる感じで美味いです。
2時間ほどで会計して切り上げましたが、1人4,000円ほどでした。
飲み物は各自好きに頼みましたが、私は柚子蜜サワーのあとレモンサワーを2杯、それから中々(麦焼酎)のロックに切り替えましたが、このロックグラスが大きくて結構お得感があります。
2杯飲んで、まあまあいい気分になりました。
最後に女将さんが挨拶に来てくれましたが、2月で10周年だったそうです。
飲食店でも10年続くのは めでたい事ですが、感覚的にはもっと昔しから在ったような気がしますねぇ。
それだけもうここに在って当たり前とゆう市民権を得たような感じがします。
駅近とはいえ地下だし、ちょっと入りにくい感じで決して立地が良いとゆう訳でも無いんですが、それでも良く流行ってますね。
良い素材を使って丁寧に作る料理を真面目に継続しているからこそですね。
これからも長く続けて欲しい店です!
さて今日一緒の社長さんもカラオケ大好きだし、いつもの外資の営業君もいるので このまま帰るってことは無いですよねぇ!
この日は溝の口に住む原料商社の友人とその部下と3人で地元で忘年会でしたが、ケジャンでも食おうとこちらの店にやってきました。
19時過ぎでしたがほぼ満席で、丁度1卓空いたタイミングで入れ替わりに入れました。
先ずは生ビールと柚子蜜サワーで乾杯し、メニューを物色して、ナムルの盛り合わせ、チャプチェ、青唐辛子チジミ、それに本日のお目当てのケジャンを注文しました。
ナムル盛り合わせは大根、小松菜、豆もやし、人参、ワラビです。
各々少しずつ素材に合わせて味変していて、共通して焙煎胡麻油の香り高いばかりの風味と、鶏や昆布の出汁の効いた旨味が確り浸みていて美味いです。
特に大根の細切りナムルは、酸味を効かせないで旨味が濃厚で美味かったです。
チャプチェは春雨と牛肉や玉葱、ピーマン、赤ピーマン、人参等を細切りにして、甘い醤油味の出汁で炒め付けてあります。
ちょっと濃い目の味付けに感じるのは、春雨自体にも味が浸みているからでしょうね。
ケジャンは、たっぷりのヤンニョムに細く切った長葱と胡瓜のぶつ切り、それに生の渡り蟹をぶつ切りにして和えたもので、ヤンニョムケジャンです。
ここのヤンニョムは辛さも有りますが甘味や旨味が絶妙で、味に深みを感じますねぇ。
それが生の渡り蟹の身の甘さや旨味をより強く引き出していて凄い美味いです。
渡り蟹も新鮮で、元々良いモノを使っているのが良く分かります。
ビニールの手袋も付けてくれますが、これはやはり自分の手を汚して食べるのが良いんですね!
青唐辛子チジミは、依然と比べ薄くなりましたね。
以前はもっと厚くて多めの油で揚げ焼きにしていたので表面がサクッとしていて食感も良く、香ばしくて凄く美味かったんですが、なんか薄っぺらいふにゃっとしたただのチジミになっちゃいましたねぇ。
それにこの青唐辛子の辛さが余り感じなくなりましたね。
以前はちょっと目が覚めるような辛さがあったんですが、ちょっと大人しくなっちゃって残念ですね。
酒は各々、ハイボールやレモンサワーのお替りを繰り返し、2時間ほどで会計しましたが1人4,000円くらいでした。
21時くらいでしたがもうほとんどお客さんもおらず、意外と引けが速いですね。
速い時間はいつも結構混んでますが、20時まで待てば入れそうですね。
さあ、折角地元で飲んでるんですから、このまま帰るってことは無いですね、いつものカラオケスナックで今日もひと騒ぎといきますか!
この日はいつもお世話になっている社長さんと打ち合わせを兼ねて夕飯を食うことになり、溝の口駅の改札で17時30分に待ち合わせです。
時間通りに落ち合い何食いたいか聞くと、「肉!」とのことだったのでサムギョプサルを食いにこちらの店に行くことにしました。
その場で電話して今から行って入れるか確認すると 大丈夫とのことだったので、田園都市線に1駅だけ乗って高津駅まで移動し、駅からは歩いて1分です。
入店すると直ぐに中ほどの ゆったりした4席テーブルに案内され、酒の飲めない社長さんがウーロン茶、私が梅干しサワーをお願いし、早速メニューを物色します。
飲み物が届いて乾杯し 喉の渇きを潤すと直ぐに、お目当てのサムギョプサルを2人前、青唐チジミ、ナムルの盛り合わせをお願いしました。
ナムルの盛り合わせはワラビの塩蔵、豆もやし、人参、青菜(小松菜)、大根等を少しづつ盛り合わせて出されますが、味付けが優しい薄味なんですが 凄く旨味が有ってシミジミと美味くて良いツマミになります。
素材ごとに味付けも変えてあって、丁寧に作られているのが分かりますねぇ。
青唐チジミはちょっと厚めですが多めの油で揚げ焼きにしてあり、生地のシットリモチッとした食感と対比するようにカリッと香ばしく焼かれていて美味いですねぇ。
しかも青唐辛子を刻んだのが結構沢山 満遍なく入っていて、この爽やかな辛さが良い感じですが、以前はもっと辛かった印象ですね。
私はもっと辛くて良いと思いますが、まあ万人受けする方が店としては良いんでしょうね。
サムギョプサルは先ずサニーレタスとエゴマの葉のサンチュが出され、薬味の白葱スライスに塩だれで味を付けたモノや胡麻油、味噌等が出されます。
そして洗濯板みたいなホットプレートにちょっと厚めの小口切りした豚バラ肉がたっぷりと綺麗に並べられ、長葱、エリンギ、マッシュルーム、獅子唐、それに白菜キムチとニンニクのスライスがたっぷり乗せられて、弱火でじっくり焼かれています。
このホットプレートをちょっと斜めにセットして、低い方に流し口があって、じわじわと焼きながらバラ肉から出る脂が下へ流れてカップで受ける様になっています。
これを偶に素材をひっくり返しながら、サンチュに良く焼けた豚肉や白菜キムチ、ニンニク、薬味ネギ、味噌等を一緒に包んで頂きます。
豚バラ肉の脂の甘みや香ばしさ、キムチやニンニクの風味、エゴマの爽やかな味わい等々色んな味が相まって良いですねぇ。
美味いのは勿論ですが、自分で好みに色々包めて なんか凄く楽しくなる料理ですね。
しかもゆっくり頂いている間に、豚バラ肉の脂もどんどん落ちてくるので食べ進めても脂のしつこさを感じることも無く、確かに肉はちょっと硬くなっていきますが、香ばしさを増してきたり、白菜キムチも水分が抜けて濃厚になってきたり、ニンニクのスライスも香りがもうばしさを増してきたりと、徐々に自然な味変が展開されるのも面白いですねぇ。
〆にビビン麺を頼みシェアして頂きました。
これは蕎麦粉を使った極細の腰の強い冷麺に薄切りの胡瓜や細切りの人参、葱、大根等の色んな野菜とヤンニョムで良く混ぜて和えてあって胡麻が振ってあります。
一応、冷麺なんですがスープは無く、汁無し冷麺ですね。
この店は味の基本となるヤンニョムが凄く美味いので味は間違いないんですが、結構味付けが濃厚で 私にはちょっと濃過ぎました。
やはり普通に冷麺にすればよかったかな。
酒類は梅干しサワーの後は柚子蜜サワー、緑茶ハイ×2、チング(麦焼酎)のロックを頂いて、社長さんはウーロン茶のお替りを繰り返し、3時間近くゆっくりやらせてもらいましたが、価格は1人5,000円ちょいでした。
相変わらず料理のクオリティが高く、それに少しずつ新メニューを増やしたり入れ替えたりとしながら 旧態然としないようにすることで常連さんも飽きさせない工夫も良いですね。
この日もほぼ満席の盛況ぶりで、美味しいモノに目敏い 若い女性のお客さんが殆どで、良く流行ってますね。
前回お邪魔した際 不在で、国に帰っちゃったんじゃないかと心配した店員さんもちゃんと居て安心しました。
さて、今日は愚妻は横浜アリーナで福山雅治のライブに行っているので帰っても誰もいないし、酒の飲めない社長さんにもう1軒お付き合い願いましょう。
しかし酒も飲めないのに良く付き合ってくれるよなぁ、感謝ですね!
仕事仲間と打ち合せを終えて、夕飯でも食おうとゆうことになったので、愚妻も呼んで3人で韓国料理でも食おうとこちらの店に18時丁度に伺いました。
店員さんの案内のままテーブルに着き、先ずは生ビール2つと柚子蜜サワーをお願いし、メニューを物色して白菜キムチ、ナムル盛り合わせ、春菊チョレギサラダ、ニラチヂミ、ケジャン、チャプチェ、それに愚妻の好きな参鶏湯を頼みましたまだ準備が出来ていないとのことで 代わりにズンドゥブチゲを注文しました。
白菜キムチは酸味が強く乳酸菌発酵が進んでいますねぇ、それに甘みを感じた後に漸く辛さが来ますが、これがなかなか美味いです。
ナムル盛り合わせは、ワラビ、人参、豆もやし、小松菜、大根で旨味を効かせていて、箸休め的にも良いモノです。
春菊チョレギサラダは胡麻油と塩で味付けしてあり、旨味もあって春菊の風味もして美味いサラダです。
この店ではいつも青唐チヂミを頼むことが多いのですが、今日はこの仕事仲間が余り辛いのが強くないかと気を使ってニラチヂミにしました。
結構厚めに揚げ焼きにしていて、表面がサクッとした食感で香ばしさもあり、中はもちっとしてますがニラが効いていて美味いですねぇ。
ケジャンもこの店では良く頼む逸品です、とゆうか今日はこいつを食べるためにこの店に来ました。
生の新鮮な渡り蟹が 確りヤンニョムに漬けられていて、それにこのヤンニョムが旨味が濃い上に適度な辛さや甘さが凄い美味くて絶対癖になります。
ちょっと手が汚れますが、以前は無かったビニールの手袋を付けてくれるようになりました。
まあどっちにしても あっちこっち汚れちゃいますけど、気にしてはいけません!
チャプチェは春雨の甘旨炒めですが、このプルコギの様な ちょっと濃い目の甘旨感が良いんですよね。
ズンドゥブチゲは海鮮か豚肉かを選べるようになり、海鮮でお願いしました。
ちょっとヤンニョムの辛味が効いていて、帆立や海老、イカ等の魚介の旨味が豆腐に浸み込み美味いです。
ここの料理は丁寧に作られていて、何を食べても相変わらず美味いです。
飲み物は各自好きに頼みましたが、私は柚子蜜サワー2杯、梅干しサワー、ちんぐ(麦焼酎)のロックを2杯ほど頂きました。
価格は1人4,000円くらいなのでCPは悪くないです。
この日はホールに若いお姉さん達が3人ほどで廻してましたが、丁寧で初々しくて良かったですが、いつまでたっても日本語の上手くならない いつもの韓国のおばさんが居ませんでしたが如何したんだろう。
偶々休みなら良いけど 居なくなったら寂しいですねぇ、ちょっと心配です!
この日はゴルフから帰ってきて、溝の口在住の下請けメーカーの部長さんと 早速飲みに行きます。
自宅から歩いて高津駅近くのこちらの店に19時前に入店です。
金曜日とゆうのもあるのかも知れませんがほぼ満席の盛況振りで、唯一空いていたテーブル席に案内されました。
メニューを物色すると、牛カルビサンパ1,500円とゆう今まで見たことのなかった料理があったので2人前でお願いしました。
それにいつも頼む白菜キムチとナムル(ワラビ、人参、小松菜、豆もやし、大根)の盛り合わせ、それに今日のお勧めの茄子のナムル、チヂミは下請けメーカーの部長さんが辛いのが苦手とゆうので いつもの青唐辛子のチヂミではなくニラチヂミにしました。
牛カルビサンパは、牛バラ肉の薄切りとニンニクのスライスを甘めの醤油ダレで焼いたモノを、サンジャンとゆう味噌を添えて、サニーレタスやエゴマの葉に包んで食べます。
甘口のタレが牛肉の脂の甘さを際立たせており、ニンニクが良いアクセントになっていて美味いですが、タレもサンジャンも結構濃い目な味付けなのでサニーレタスやエゴマの葉で包むことでサッパリと食べられるのが良いですね。
味的にはプルコギにもちょっと似てますが、あんなにゴテゴテしてなくて、2人前で結構ボリュームもあり、牛肉を食うとゆう欲求を充分満たしてくれます。
茄子のナムルは茄子を縦に切り分け、鶏か何かの出汁で炊いて摺り胡麻を塗して冷やしてあります。
僅かな塩味と出汁の味が茄子に含まれ、優しい味で美味いです。
ニラチヂミは美味しいのですが、ちょっといつもより薄い感じで、焼き方もいつもの様なたっぷりな油で揚げ焼きにしているような感じは見られず、周りのサクサク感が少ないです。
まあ健康にはこの方が良いんでしょうがねぇ。
飲み物は梅干サワーを2杯飲んで緑茶ハイに切り替え、延々お替りを繰り返しました。
2時間ほどで料理も全部たいらげ、結構 満腹になり〆ましたが2人で10,000円ちょいでした。
カードで支払おうとすると 支払いは今時 現金のみで、なけなしの壱万円札で支払いましたが、現金を持ち歩かない人は要注意 です。
店は相変わらず混んでいて回転も良く、常に満席な感じで凄く流行っていました。
この後行ったカラオケスナックも支払いが現金オンリーのため、やむなく借金して帰る羽目になりました。
うーん、これでまだ金返しに近日中に、心ならずも行かねばならなくなってしまった!
この店は、東急田園都市線の高津駅から極近に在り、自宅から歩いても7分程で、美味い韓国料理を食わせるのでちょくちょく利用していますが、コロナによる緊急事態宣言明け以来、漸く訪れることが出来ました。
今回は仕事関係の仲間と3人で打ち合わせがてらの利用で、17時30分の開店と同時に入店です。
久し振りの来店でしたが、入口には除菌用アルコールと体温測定器、更にテーブルごとに天井から透明のビニールシートを吊るして半個室のようにセパレートしていて、かなり積極的にコロナ対策を行っているようです。
4席テーブル席に案内され、先ずは飲み物を各自頼みます。
私は最初の1杯目は柚子蜜サワーからにしました。
飲み物が来るまでにメニューを物色しますが、今日はサムギョプサルをメインにケジャン、それにチジミ辺りを合わせましょう。
店員さんの勧めで牛蒡のキムチ、それに前菜代わりのナムルの盛り合わせ、サムギョプサルは量が多いので3人で2人前、チジミは青唐辛子のチジミにしてみました。
ナムル盛り合わせはワラビ、人参、大根、豆もやし、小松菜で、薄味ですが出汁が効いた良い味を出しています。
サムギョプサルは本来ならコンロの上に鉄板を斜めにセットして、豚の三枚肉のスライスやニンニク、ネギ、白菜キムチ等と焼きながら、お好みで胡麻胡坐や特製味噌を付け、えごまの葉やサニーレタスで巻いて頂きます。
弱火で時間をかけてじっくり焼くことで、豚バラから余計な脂が抜け、斜めに置いた鉄板によって脂は下に流されるようになっているのですが、ただ今回は コロナ対策の為かテーブル上のコンロは置かれず、豚の3枚肉のスライスやニンニク、ネギを時間をかけてじっくり焼いたものを皿に並べて出してきました。
薬味や胡麻油、味噌等は各自小皿に用意されて出されます。
うーん、しかし折角のサムギョプサルが これじゃあ雰囲気もへったくれも無いですねぇ。
まあ味は悪くないんですけど、やっぱり かなり残念ではありますねぇ、ご時世ですから仕方ないんですかね。
飲み物は各自お替りしますが、私は2杯目からは中々(麦焼酎)をロックでお願いしました。
ここのケジャンはホントに絶品で、このキムチのような唐辛子の味付けが渡り蟹の生肉の甘さを見事に引き出していてホントに美味いです。
それに今回、ビニールの手袋が人数分付いてきました。
これもコロナ対策の一環なのかもしれませんが、手が汚れるのを気にする人には良いですね。
青唐辛子のチジミは、分厚く焼いたチジミに細かく刻んだ青唐辛子が入っていて、これが凄く爽やかな辛さで良いんですよねぇ。
ただ、いつものチジミは多めの油で揚げ焼きになっているのですが、今日のは余り表面のサクッと感が無く油が少ない感じでした。
3時間ほどゆっくりやらせてもらいましたが、今回はいつもよりちょっと安く1人4,000円を僅かに切ったのは、やはり酒量の問題ですね。
今日のメンバーは人並みには飲むんですが、いつものような馬鹿みたいには飲まなかったですからね。
今回、コロナの緊急事態宣言もあって久々の訪問でしたが、コロナ対策に色々と縛られる部分もあるようで、店としても試行錯誤で辛いところのようですね。
以前のように同じ皿の料理を気兼ねなく皆で摘まんで盛り上がるって訳にはどうしても抵抗も有るんでしょうからねぇ。
困った時代になったものです!
この日はいつもの外資の営業君と下請けメーカーの担当君、それに愚妻を伴いゴルフでしたが、態々館山くんだりまで行きましたが残念ながら気候も内容もお寒いゴルフで、ガッカリしながらの帰宅でした。
帰ってきたのが17時過ぎで、それからいつもの如く皆で反省会と称して繰り出しました。
久し振りにこちらで鍋でも食おうと階段を下りていくとまだ開店していません。
この店は最近はすっかり人気店で、ここのところ飛び込みで3回ほど連続で満席だったり貸し切りだったりで入れなかったので、もはや縁が無いのかと諦めかけていると、店員さんが出てきて「17時30分からですけど、中で待っててください。」と迎え入れてくれました。
ちょっと広めの4席テーブルに案内され、取りあえずメニューを見ていると、「時間が掛かるものもあるので先に注文取っておきましょうか。」と言われ、先ずは生ビール3つと柚子みつサワー、それから鍋ものと思っていましたが愚妻が参鶏湯を食ったことがないとゆうので鍋の代わりに参鶏湯を頼むと、「量が多いので他にも色々頼むならハーフサイズで充分ですよ。」と言われハーフで頼みました。
他には、韓国海苔、キムチ3種盛り合わせ、ナムル5種盛り合わせ、ニラチジミ、鴨の旬彩添え、チャプチェをお願いし、しばらく待つつもりでいましたが飲み物はすぐに出してくれました。
こうゆう融通の利かせ方が有難いですねぇ、取りあえず乾杯してチビチビ飲みながら待つのは苦になりませんからねぇ!
待つこと10分くらいでしょうか、案外早く料理が出てきました。
いつものように韓国海苔や キムチ盛り合わせ(白菜キムチ、オイキムチ、カクテキ)、ナムルの盛り合わせ(豆もやし、ほうれん草、細切り人参、ワラビ、細切り大根)、ニラチジミをつまんで本格的な飲みの体制に入ります。
2杯目からは愚妻が緑茶割り、あとは3人で黒霧島をボトルでもらい、氷、水、炭酸水を頼みます。
チャプチェはちょっと甘めのプルコギのような味付けで、春雨に確り味が染みてやっぱり美味い訳です。
鴨の旬菜添えは、ちょっと厚めにスライスした鴨の胸肉を甘めのタレで焼いて野菜を薬味の様に添えて頂きますが、鴨肉が思ったより柔らかく鴨の脂が美味いです。
メニューに載っていなかった菜の花のナムルをサービスで出してくれて、これも僅かな苦さがナムルの旨味と相まって美味いです。
そしていよいよやってきた参鶏湯ですが、濃厚な鶏出汁の白湯に朝鮮人参や棗、クコ等滋養に良さそうな素材と糯米がジックリ煮込まれて、鶏肉ももうホロホロで、これが凄い優しい旨味でホントに美味いです。
アッとゆうまに完食で、全員がハーフじゃなくてデカいのを頼めば良かったと後悔したほどです。
そして更に黒霧島のボトルをお替りし、愚妻は何故か一人マイペースで緑茶割りをお替りしています。
〆に海鮮ズンブブチゲを2人前頼みましたが、ここまでも結構食ってきましたが、更に〆に鍋ってどうなんだろう。
外資の営業君があまり辛いのが得意でないので、辛さは普通に(控え目)にしてもらいましたが、海鮮の出汁が利いたちょっとだけ辛めの出汁が豆腐に合って、これも美味いです。
まあ個人的な好みを言えば、もっとガツンと辛くしてくれると良いんですけど、我儘はいけませんね。
結局3人で黒霧島のボトル2本飲み切って、その間愚妻は緑茶割りをお替りし続けてましたが、なんとか反省会は無事終了し(どれだけ反省したかは不明ですが)、これだけ飲み食いしても一人4,500円くらいですから相変わらず安いですねぇ。
やはり帰り際には待っている人がいたようですので、予約が必要ですね。
「次回はサムゲタンのデカい奴を一人1個づつだぁ~!」とスッカリ出来上がった面々は叫びながら、またいつものカラオケスナックに吸い込まれていくのでした。
そしてホントの反省は、翌日の朝の酷い二日酔いで完結することになる訳です!
この日は下請けメーカーの営業君とゴルフでしたが、帰ってきてから溝の口界隈で飯でも食おうとゆうことになり、折角なので帰りの車から携帯で溝の口在住の原料商社の営業君と、いつもの外資の営業君を誘うと、休日だとゆうのに二つ返事で参加することになりました。
それで17時に高津駅前のこちらの店に集合することになりました。
17時開店とともに入店しましたが、勿論一番乗りでテーブルを二つくっつけてもらい広々と使わせてくれました。
先ずは下請けメーカーの営業君と原料商社の営業君と愚妻が生ビール、自分が梅干しサワーを頼みメニューを物色します。
乾杯して、早々にいつも必ず頼むキムチの盛り合わせとナムルの盛り合わせ、それにケジャン、ニラチジミ、メインがサムギョプサル2人前、あと愚妻がどうしても食べたいと海鮮ズンドゥブチゲ(小)をお願いしました。
ここのチジミは分厚くて、たぶん多めの油で揚げ焼きにしてるのでしょう、この分厚いチジミがサクサクの食感でしかも香ばしく焼かれていて凄く美味いです。
ケジャンは生のワタリガニの殻を取り半分にちぎって、唐辛子ベースの真っ赤なタレに漬け込んだものですが、辛さは元より色んな香味野菜の味や、それにアミノ酸系の深みがあり、しかも蟹の身のほのかな甘さが絶妙で、その複雑で絶妙な味わいは今までどこで食べたケジャンより美味いです。
遅れてきた外資の営業君も参戦し、先ずは生ビールで改めて乾杯し、その後は黒霧島をボトルで頼みほとんどロックのような濃さの水割りにチェンジです。
愚妻は海鮮ズンドゥブチゲを少しずつ皆に分けると、後は石鍋を抱えるように日本酒の熱燗を飲み始めます。
具は豆腐の他に海老やイカの輪切り、春雨等で、やはりスープに辛さだけでは無い魚介の深みと旨味がでていて美味いですが、うーん、このチゲが日本酒に合うとはどうしても思えませんが、まあいいでしょう。
サムギョプサルは凹凸のある鉄板をコンロの上に斜めにセットして、キノコや茄子等の野菜、白菜キムチとともに豚のバラ肉の切り身を弱火でじっくり焼いてサニーレタスやエゴマの葉に包んで食べますが、その他にも胡麻油に浸したネギや味噌等、また別途頼んでいたキムチやナムル等何でも一緒に巻いて食べるので色んな味が作れて面白いです。
斜めにした鉄板で焼くのは、豚のバラ肉の余計な油を流して取るためで、お陰で余り脂ぎったしつこさはありません。
ただ、弱火で長時間焼くのでどうしても肉が固くなりがちで、些か残念なところです。
今回は2人前だけ頼みましたが、5人で充分な量で皆なかなり満腹になりました。
途中、黒霧島のボトルをお替わりし、2本全部飲みきって3時間ちょっとで終了しましたが、いつの間にか店内は満席です。
これだけ飲み食いして1人4,000円しないのですから安いものです。
この店は1品の量が多いので、この日のように人数が揃えば色んな種類の料理を食べられるうえに必然的に安くなりますね。
いやー美味かったです、さて腹ごなしに近所のオカマスナックにボイストレーニングにでも行きますか!
この日はいつもの原料メーカー担当者君の運転で静岡出張でしたが、最後の得意先を出たのが17時過ぎで新東名の藤枝金谷ICから19時には家に到着とゆう驚異の頑張りで、慰労を兼ねて近所で飯を食うことにしました。
この原料メーカー担当者君は結構グルメなので、ちょっと変わった美味い店に連れていくと喜んでくれるので、こちらの韓国料理の店に来てみました。
この店は昨年11月に初めて訪れ、餃子チゲを食いましたが意外と美味しく、冬の間に数回チゲを食いに通ってますが、流石にもうチゲとゆう季節でもないので、気になっていながら食べることのできないままになっていたサムギョプサルを食ってみましょう。
店に入るとテーブルはすべて満席らしく、カウンターしか空いていないとのことで二人でカウンター席に陣取りました。
一応メニューを見て、いつものキムチ盛り合わせ、ナムル盛り合わせ、チジミ(ニラ)を頼み、メインのサムギョプサルをお願いし、飲み物は原料メーカー担当者君がハイボール、私は梅干しサワーにしてみました。
キムチやナムル、チジミをつまみながら飲み物を数回お替りし、その間カウンターの隅の方でカセットコンロの上に凹凸の付いた鉄板をセットし、その上で豚の三枚肉を1cm強の厚めにスライスして弱火でじっくり焼いていきます。
鉄板はちょっと斜めになるようにセットされ、肉を焼く際に出るラードは鉄板の上を流れて下の皿で受けて余分な脂を落としてくれます。
弱火なので時間は掛かりますが、ある程度焼けたら一口大にカットし表面がカリッとするくらいまで更に焼いていきます。
その際、葱、玉葱、キノコ、白菜キムチ等も鉄板に乗せ一緒に焼いていきます。
焼きあがるととろ火で保温にしながらコンロごと目の前に持ってきてくれて、肉や一緒に焼いた野菜やキムチ、それに特性味噌を付けたりしながらエゴマの葉やサニーレタスに包んで頂きます。
肉は確り焼かれていて寧ろ焼き過ぎなのでちょっと硬さはありますが、香ばしさも加わり美味いです。
それを自由に色んなものを一緒に巻いて食べますが、ナムルの盛り合わせの残りなんかも結構合いますね。
エゴマの葉もなかなか癖がありますが、バラ肉の脂感がスッキリして結構な量を食えてしまう感じですが流石に量が多く、かなり満腹になりました。
グルメの原料メーカー担当君も気に入ってくれたようで良かったです。
冬の鍋も良いですが、夏場でもそれなりに楽しめることが解りました。
ここの料理は、韓国料理なので味は濃い目なのですが、相変わらず素材が良く上品な感じに仕上がっています。
一品の量が多いのでなるべく大勢で来ることをお勧めしますが、どうやら結構人気が出てきたようで、この日は入口の見えるカウンター席でしたが我々がいた2時間程の間に、5組くらいのお客さんを満席でお断りしていました。
面倒くさいけど今後は予約が無難かも知れませんねぇ!
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ちょっと考えを改めさせられました! 2015年11月
この日も愚妻から、「娘が今日は飲みに行くので帰ってこないし、飯作るの面倒だから飯食って帰ろう。」とのメールを受信。
さて如何したものかと考えを巡らし、寒いので鍋が良いと思い、そういえば高津駅前のマックの隣の地下に韓国料理の店ができてたのを思いだし、チゲでも食おうと高津駅で待ち合わせです。
この店は以前、『いわし屋』とゆう鰯と薩摩黒豚の料理を出していた店が、昨年くらいに韓国料理の店に変わっていたのは気付いていましたが、こうゆう焼き肉屋じゃない韓国料理の店って意外と珍しいのですが過去の経験から言ってハズレの店が多く、またキムチ系の辛い料理と酒の合わせ方が難しくちょっと敬遠してました。
階段を下って店に入ると、以前の『いわし屋』をほとんど居抜きで使っているようで、すぐにカウンターがあり、右手に個室っぽくセパレートされたテーブル席があり更に奥はちょっとした宴会が出来そうな大き目の部屋もあるようです。
カウンターに大量の柚子が置いてあり、こんなに大量の柚子を何に使うんだろうと思いながら、手前側のテーブル席に案内されました。
先ずビールと緑茶ハイを頼み、飲み物が来るまでメニューを物色します。
先ずは基本のキムチの盛り合わせとナムルの盛り合わせを頼み、鍋も何種類かありましたが初めてだったので定番の餃子キムチチゲをお願いしました。
鍋は2人前からとゆうことで2人前頼み、それと海鮮チジミを頼み、更にサムギョプサルを頼むと韓国系と思しき女性店員さんがたどたどしい日本語で「量が多いから絶対食べられない。」っとゆうのでサムギョプサルは量を見て後で注文することにしました。
乾杯してチビチビやっていると、キムチ盛り合わせとナムル盛り合わせがやってきました。
キムチは白菜、胡瓜、大根でしたが、結構辛めの味付けながらなかなか美味いキムチです。
新し目なのかあまり酸味は出ていなくて、辛さの中にほんのり甘さを感じ、かなり複雑な味わいでお茶割がすすみます。
ナムルはわらび、豆もやし、小松菜、大根でしたが、大根は正月に食べるなますの様な酢で漬けた物で、他の物は特有の動物系の旨味と強い胡麻油の芳ばしさで良いですねぇ、かなり美味しいナムルだと思います。
そうこうしていると緑茶割りも終わりお替りを頼もうとすると、柚子搾りサワーとゆうのを期間限定でやっているとゆうのでそれをお願いしてみました。
この柚子搾りサワーは柚子の味と香りが際立っていてサッパリとした飲み口がキムチ系の辛い味とかなり良く合っていて、これは良いです。
海鮮チジミは結構分厚くてかなりボリュームがありましたが、イカやエビの他にニラや特に玉葱の甘みが凄く合っていて、しかも揚げ焼きの様に底面がパリパリの食感で、しかもそんなに油ぎった感じも無く、今まで食べてきたチジミの中で一番美味かったです。
鍋がでてくるのにちょっと時間が掛かり待たされましたが、その間胡麻油の効いた韓国海苔をサービスで出してくれました。
そしてでてきた餃子キムチチゲは2人前とはいえかなりのボリュームで、これはもうサムギョプサルはもう諦めですね。
このチゲが唐辛子の赤い色が食欲をそそるのですが、スープが辛いのに干し海老や動物系の出汁が凄く美味くて、しかも具材の玉葱や蕪が絶妙の甘さを付与していて、その上意外と上品な味なのは素材の質の良さでしょうか、かなり美味かったです。
具材の餃子は面白い形ですが味はこのスープに合っていて最高です。
あらかた食い終わったあたりで、〆に麺かご飯を入れられるとゆうのでご飯と玉子で雑炊にしてもらいましたが、やっぱりこれもかなり美味くて満腹だったにもかかわらずあらかた食い尽しました。
いやー、こんなに韓国料理が美味しいと思ったのは初めてで、ちょっと感動的でした。
この手の味の濃いめの料理は、素材の良さにあまりこだわらない印象でしたが、ここの韓国料理は素材の良さを感じられました。
それにこうゆう味付けの料理にはなかなか酒を合わせずらいと思っていましたが、この柚子搾りサワーは良かったですねぇ。
今回はサムギョプサルもサムゲタンもケジャンも食べてないので是非また近いうちに、期間限定の柚子搾りサワーのあるうちにまた寄りたいですが、やはり量が多いので4人くらいで行かないと如何にもなりませんねぇ!
7位
1回
2016/12訪問 2016/12/16
この日は愚妻と愚娘がなんと私の誕生日なので美味しいものを食べに行こうと計画し、ダイエット中の私を気遣うことも無く自分たちが食べたい『天ぷら』を選択したらしく、麻布十番の4番出口に17時20分に集合です。
麻布十番の商店街を六本木方面に300mほど行った左手のビルの3Fですが、ちょっと入り口が解りづらいので要注意です。
店内はスッキリとしていて綺麗な和風な造りで、入ってすぐ右手に半個室になったテーブル席があり、奥に揚場を囲う僅か8席のL字カウンター席があるだけです。
この店はお任せで揚げ立ての天ぷらをカウンターの客にに出すだけなので、テーブル席には天ぷらを出さないようで、完全予約で17時30分からの2回転だけしか客を取らないとのことです。
とゆうことで早速カウンターに案内されると胡麻油の香ばしい香りが溜まりませんねぇ、取り敢えず瓶ビール2本(プレミアムモルツ小瓶)を頼み乾杯です。
すぐに濃い胡麻のドレッシングがかかった小さなサラダが出されチマチマ食っていると、店主と思しき職人の爺さんが「お任せで一通り天ぷらを順次揚げさせてもらうので、サラダはとっとと食っちゃってください。」と言われ、ちょっとカチンときます。
仕方ないので急いでサラダを片づけると、「先ずは皿にレモンを搾って、その中に塩を添え付けの小匙でだっぷり3杯入れてください。」と言われます。
いくら何でも塩が多すぎるんじゃ無いかと思い、見付かるとうるさそうだったので、こっそり自分は1杯しか入れませんでしたが、天ぷらを付けるならこれで充分でしょう。
いよいよ我々の分を揚げ始めたと思いきや、「素晴らしい天ぷらですからね、いつまでもビールなんか飲んでないで、他のお酒もありますよ!」とのこと。
うーん、自分で普通、素晴らしいとか言うかっ、言われるまでも無く次は日本酒にしようと思っていましたが何だかそんな言われ方すると、何飲もうが客の勝手だろうって気にもなってしまいます。
すると愚娘が私の耳元で、「言いたいことは店を出てから聞いてあげるから、今は美味しく食べて!」っと囁いてきたので、ちょっと冷静さを取り戻します。
最初に愚妻の大好物の車海老の足が2尾分出てきて、これがカリッとして海老の香ばしさが良く出ていて美味いですねぇ、やっぱり日本酒ですね、愚妻と愚娘が熱燗、自分が黒龍を頼みました。
次に車海老が1尾出てきましたが、これは天ぷらとして最も美味い巻海老サイズで、薄い衣はカリッとしていながら、海老の中心部分だけがほんのりレアな感じで、この爺は流石は自分でハードルを上げるだけのことはありますねぇ、これは塩だけで最高に美味いです。
後は順番は多少前後したと思いますがヤングコーン、鱚、椎茸の海老しんじょう詰め、イカ、アスパラの穂、帆立貝柱、小玉葱、2尾目の車海老、蓮根、穴子、小茄子等がでましたが、どれも素材が良く、しかも揚げ方も素材毎に絶妙で申し分ない美味さです。
鱚や穴子は身がふわふわですが、衣はカリッとしていて、しかも全く身が縮んでまるまるようなそぶりも無く、穴子の方が香ばしさをより感じるように揚げていたり、イカや帆立貝柱は中心部を微妙なレアにしながら、素材の水分は抜いて味を濃厚に感じさせてます。
2尾目の車海老は、1尾目より明らかにレア感を強くして味に違いを付けたり、どれもに繊細な技が感じられます。
それに偏食家の愚娘がアスパラや茄子を食うところを、この歳になって初めて見ました。
いつもなら絶対手も付けないのですが、美味かったとゆうことでしょうか!
途中も天つゆを使わない愚妻や愚娘に天つゆを使わせようとしたり、食べるルスピードが速い自分に対しペースを合わせさせようとしたり、素材自慢や腕自慢を挟みつつの品出しでしたが、まあ美味いから腹も立ちませんね凄いことです。
「最後のかき揚げの前に何か追加しますか?」と聞くので愚妻に海老の足を食わせて遣ろうと車海老をお願いしたら、「車海老は余分が無い!」とのこと。
何だよ天ぷら屋に車海老が無いってどうゆう意味だよと思いましたが、まあ今日はもう怒るまいと笑顔で「じゃあ結構!」と〆のかき揚げをお願いしました。
芝海老のかき揚げは天茶か天丼で出すとのことで3人とも天丼でお願いし、お新香、蜆の赤出汁とともに美味しく頂きました。
デザートはテーブル席に移ってシャーペットを頂き終了です。
その間、各自4合ほど日本酒を飲み、一人15,000円弱ですからCPも悪くないです。
こちらの天ぷらは良い差材を使い、しかも衣を付けて揚げることで素材の水分量を巧くコントロールし、素材の味を最高の状態にするさまは、改めて天ぷらが単なる揚げ料理では無く、むしろ蒸し料理なのだとゆうことを実感させられました。
ただ、店主の爺の余りの註文の多さに、最後は頭から衣を付けられて揚げられるんじゃ無いかと思ったりもしてしまいますねぇ!
8位
9回
2025/07訪問 2025/07/28
このところ愚妻が「焼き鳥食いたい!」と言うので思い返してみたら、確かに最近 焼き鳥食って無いなぁ。
とゆうことで前日に予約して、17時30分に現地集合で こちらの焼き鳥を食いに来ました。
時間丁度に入店すると、既に愚妻は焼き台前のカウンター席で待っていました。
早速、梅干しサワーとグラスビールを頼み、グラスの底の梅干しをマドラーでガシガシ潰して頂きます。
串焼きはレバー(たれ)2本、ハツ(塩)2本、皮(塩)2本、手羽先、ササミ(梅)、ササミ(山葵)、半熟うずら串、豚梅シソ巻きを注文しました。
この店の焼き鳥は信玄鶏とゆう山梨のブランド鶏で、旨味が凄く濃いとゆう訳では有りませんが、部位によって焼き方や火の通し加減を変えて 凄く丁寧に焼いている姿を、目の前の焼き台で見ることが出来ます。
塩加減も良く、タレもスッキリとした甘味で良い塩梅ですね。
梅干しサワーを2杯飲んだ後は 中々(麦焼酎)をロックでお願いし、料理は とろけるレバー、出汁巻き玉子、フィッシュタルタル串揚げ2本を追加しました。
とろけるレバーは鶏のレバーを低温調理でシットリ滑らかに火入れし、塩と香り高い焙煎胡麻油で和えて、刻んだ青葱と長葱をたっぷり添えてあります。
これは美味いですねぇ、マッタリとした食感とレバーの甘みと旨味、それに適度な塩味と胡麻油の香り、それに2種類の葱の香りや辛味が相まって絶妙な感じです。
出汁巻き玉子は、出汁巻きにしてはちょっと硬めに焼いていますが、出汁の旨味で美味いです。
フィッシュタルタル串揚げは国産の鱈を大き目な串揚げにして、たっぷりとタルタルソースがのせてあります。
これは淡白でふわふわの白身に、タルタルソースも浸みないくらいコロモが硬く確りカリッと揚がっていて、食感が面白く美味いです。
更に追加で鯖のへしこ焼き、串焼きの追加で愚妻がトマト巻きと串工房巻きを頼みました。
鯖のへしこ焼きは糠で乳酸菌発酵させた鯖が、なかなか癖の有る結構ワイルドな旨味を出していて、それを薄切りにして炙って出されますが 、ちょっと塩味が強いですね。
ちょこっとづつ摘まんで酒の肴にするには良いですが、パクパクは食えません。
〆は親子丼を1つ頼みましたが、親子丼と鶏スープ、漬物がワントレイで出され シェアして頂きました。
親子丼はちょっと小さめの器で、蓋を取ると半熟の玉子で覆われていて小口切りした鶏肉がゴロゴロ乗っていて三つ葉が散らしてあり、ここまでで結構満腹でしたが この見た目が食欲をそそりますねぇ。
鶏肉は名古屋コーチンのモモ肉で 前もって香ばしく炙ってあり、その他にも長葱のぶつ切りを焼いたのも入っていました。
鶏肉はちょっと硬めですが、噛んでいると炭火の香ばしさと、噛むほどに旨味が出て来て美味いですねぇ。
トロトロの玉子は、つゆだくで上質な玉子掛けご飯のようで箸が止まらない感じですね。
梅干しサワーを2杯飲んだ後は、中々(麦焼酎)のロックに切り替え4杯くらい頂きましたが、以前はロックグラスに並々注がれて出されましたが、今回は半分くらいの量になってました。
うーん、実質値上げとゆう事なんでしょうが、こうゆうのも如何なモノでしょうねぇ。
半分しか入っていないグラスを見ると、どうにも切ない気持ちになりますねぇ!
2時間ほどで全てたいらげて会計しましたが、2人分全部で10,000円をちょっと超えたくらいで、まあこれだけ食えば安いくらいですね。
この店は溝の口に系列店が他にも2店舗あり、どの店も凄い人気店で、今 溝の口で一番勢いの有るグループです。
この店も帰る頃には満席で、やはり予約が必要ですね。
本来は焼き鳥なんて、ぶらっと立ち寄って食いたいところですけどねぇ!
会社で仕事をしていると17時半くらいに愚妻から電話が掛かってきて、「今から娘と焼き鳥屋に行く!」っとのことで、まあ直ぐ来いってことですね、慌てて仕事を片付け電車に乗って溝の口まで出て、18時半前には駆け付けました。
店に入るともう2人で飲んでいて、急ぎ極旨茶ハイで参戦です。
この緑茶割りは氷の下にティーバックが沈んでいて、飲み切ったらお替りハイと称する焼酎の水割りをもらってグラスに注げば、3杯くらいはまだお茶が出るのでお得です。
しかし普通は氷の入った冷たい状態でティーバックのお茶を短時間で出すのって凄いことなんですが、このティーバッグは一体どんな仕掛け何でしょうねぇ。
テーブルには食いかけのツマミが少し残っていましたが、枝豆と串焼きを何本かでハイボールを飲んでいたようです。
他に頼んでいるモノは無いと言うので、メニューを見ながら水茄子、豚カツ串、ハムカツ、焼き物はレバー(タレ)2本、皮(塩)2本、ささみ(梅シソ)、串工房巻き、うずらの玉子を頼みました。
水茄子は生のまま縦に8等分になる様に包丁が入れられており、塩を付けるだけで食べますが、生の茄子の甘みや瑞々しさが素晴らしく、もうこの素材ありきですが凄く美味いです。
豚カツ串は豚バラですかね、それを2切れ串カツにしたもので、脂の甘みが感じられて まあ不味い訳は無いですね。
ハムカツは、雲仙ハムを2枚 1㎝くらいの厚切りにしてフライにしたものです。
雲仙ハムは島原産の豚肉を挽いて腸詰にしたもので、正確に言うとハムでは無くボローニャソーセージの様なモノですね。
ソーセージ自体に味が付いているので、ソースは少しだけで美味いですね。
串焼きはどれもいつもの様に美味いですが、今日のうずらの玉子はちょっと半熟感が少なくちょっと黄身が固まっていました。いつもはもっとトロトロなんですけどね。
お替りハイを2杯飲んだ後は中々(麦焼酎)をロックでもらい、追加で白身魚のタルタル串揚げ、アンチョビポテト、それに親子丼を頼みました。
白身魚のタルタル串揚げは、白身魚のフライのコロモが凄く硬くてガリガリの食感で、相対的に白身魚の身がふわっと柔らかく感じられます。
それにこの硬いコロモはたっぷりのタルタルソースをのせられても水分を浸み込ませず、コロモのカリカリの食感が損なわれることがなく凄く美味いですねぇ。
アンチョビポテトは、小振りの男爵の新じゃがを 皮付きのまま4等分し素揚げにして、バターとアンチョビソースで味付けしてあります。
うん、これはじゃがバターにイカの塩辛乗せて食ったら美味いんですから アンチョビの味はジャガイモに間違いなく合いますね。
親子丼は丼ぶりほど大きくは無いんですが、酒の後のちょっと飯を入れたいとゆう欲求に見合う大きさで、濃厚な鶏出汁のスープが付いています。
この親子丼は、鶏肉が焼いてあるのかちょっと香ばしい感じで、とじた玉子がとろっとろで、しかも物凄くつゆだくで ちょっとかき混ぜると鶏雑炊みたいな感じがまた良いんですよね。
最後の最後に中々のお替りを頼んで、残った料理を片付けて〆ましたが一人4,000円ちょいでした。
この店の焼き鳥は、現状 溝の口でナンバー1だと思いますが、それ以外の一品料理も素材が良く、色んな工夫や丁寧な仕事で何を頼んでもハズレが無く美味いんですよねぇ。
値頃感も良いし、一時はいつ行っても満席でなかなか入れなかったんですが、コロナ過以来 混んではいますが早い時間なら結構入れるので、最近またちょっと頻度が増えてますねぇ。
最近は新規開拓しても外れることが多いので、もう美味いと分かっている店を使うことが増えてきましたねぇ!
この日は愚妻の誕生日で、ニコタマのライズでキムタクの映画を観て、その後この店に焼き鳥食いに来ました。
20時ちょい前に入店し、一応予約を入れておいたので焼き台の前のカウンター席に案内されました。
店はほぼ満席で、相変わらず流行ってますねぇ。
早速、酢橘サワーと熱燗2合を頼み、酢橘サワーをチェイサー代わりに熱燗で乾杯です。
早々にメニューを物色しますが、この店は基本は焼き鳥屋ですが、焼き鳥は比内地鶏と信玄鶏があり価格差を付けています。
通常何も言わなければ、信玄鶏で出されますが充分美味いですし、戦国の世では信長だけじゃなく信玄だってレジェンドですからね!
また料理によっては名古屋コーチンを使ったものとか、なかなかこだわりを見せています。
先ずは とろけるレバー、葱サラダ、串焼きはハツ(塩)、砂肝(塩)、皮(塩)、ネギマ(塩)、うずら玉子、芹の肉巻き、ササミ(わさび)を注文です。
とろけるレバーは、鶏のレバーを低温調理でシットリと仕上げて ほんのりと塩で味付けし、たっぷりの葱の微塵切りと胡麻油を塗してあります。
最近は低温調理がかなり一般的になってきましたねぇ。
我が家でも昨年 多機能圧力鍋を購入しましたが、圧力調理よりも低温調理の利用頻度の方が圧倒的に高いです。
素材の味を損ねずシットリと柔らかく出来るのが良いんですよねぇ!
このレバーもパサつきなく、実に美味く仕上がっています。
芹の肉巻きは芹を束ねて茹でて、豚肉で巻いて輪切りにして串に刺して焼いたモノで、冬限定メニューです。
旬の芹の風味が良いですね、美味いです。
更に熱燗のお替りをしつつ、出汁巻玉子、串焼きは皮(たれ) 、レバー(たれ)、豚肉のシソ巻き、そしてここに来るといつも必ず頼むフィッシュタルタル串揚げを追加です。
葱サラダは、たっぷりの青葱を5㎝くらいに刻んで、カリカリにい炒めたジャコを混ぜ、出汁醤油と胡麻油を掛けてあるのを和えるようによく混ぜて頂きますが、葱の僅かな辛味や甘み、ジャコのカリカリの食感と旨味、出汁醤油と胡麻油で凄く良い取り合わせですね。
これは家でも作れるのでやってみましょう!
出汁巻は玉子3個分くらいですかね、たっぷりの出汁を含めて分厚くふわっと焼いてあり、皿に盛られた状態で飽和量を越えた出汁が滲み出てきています。
出汁の旨味と玉子の甘味、それに大根おろしの辛味と醤油の塩味が相まって、凄く上品で美味しく焼かれています。
そして親子丼と串工房巻きを頼んで〆ました。
親子丼には鶏スープと漬物も付いていました。
親子丼は小さな丼ぶりとゆうか、ちょっと大きなお椀に盛られています。
かなり汁だくで、鶏モモ肉は一度香ばしく炙ってから玉子で半熟にとじていて、ちょっと甘めの味付けが良いですねぇ、凄く美味いです。
スープも鶏の出汁が凄く濃厚な旨味を出していて、優しい味付けで美味いです。
出されたもの全てが外れなく美味くて、結構沢山頼んでしまいましたが、見事に完食でした。
この日はちょっといつも頼まないものを多目に頼んでみました
この店はちょくちょく通っていて、いつも食べる物も大体決まってしまっていたので、今日はちょっといつもと違うモノを多めに頼んでみました。
その料理だけ説明を加えておきましたが、どれもなかなか美味いモノばかりで、改めてこの店のポテンシャルを実感しました。
結局全部で酢橘サワー2杯と熱燗7合飲んで〆ましたが、全部で10,000円を僅かに越える程度で、何かいつもよりちょっと安く感じましたが、多分 熱燗が安かったんでしょうね。
酒代さえ安ければ、そんなに高くはならないとゆうことを改めて感じましたねぇ!
この日は仕事仲間と打ち合わせのため18時30分に溝の口駅で待ち合せです。
何食べたいか聞くと「焼き鳥!」と言うので、今 焼き鳥なら地元で一番と思うこちらの店にダメ元で電話をしてみました。
かなりの人気店なので、予約なしで行っても先ず入れることは無いのですが、コロナ過以来 飲みに出るお客さんの絶対数が確実に減っているのと、最近の新規感染者数の増加で街は更に空いてきているので いつるの望みに掛けましたが 何と今なら空いているとゆうので急ぎ駆けつけました。
入って正面奥の右手の窓際にある小上がりの掘り炬燵テーブルに案内されました。
早速、生ビールとカボスサワーをお願いし、本日のお勧めメニューを中心に物色します。
水茄子、トウモロコシの掻き揚げ、枝豆、厚切りハムカツ、それに焼き鳥はレバー、ハツ、皮を塩で、それと うずら玉子を2本づつお願いしました。
水茄子は生のまま切っただけのもので塩を付けて食べますが、ここの水茄子は新鮮で質が良く凄く美味いです。
こうゆうシンプルなものほど、素材の良さが全てですからね。
枝豆も茹で具合、塩加減共に良い塩梅ですが、やはりこの大豆特有の香りと甘みは素材の良さが感じられます。
トウモロコシの掻き揚げは、粒を集めてカリカリの揚げ上がりの掻き揚げにしてあり、これも塩を付けて頂きますが この塩でトウモロコシの甘みが驚くほど引き立っています。
まあこれも、元々のトウモロコシの甘さがあってこそですね、やはり素材の良さが覗えます。
この夏野菜3品は調理としてほ如何とゆうことも無いものばかりですが、それこそが最も素材そのものの力を引き出すことを、ここの料理人は良く知っていますね、大したものです!
厚切りハムカツはこの仕事仲間の好物で、有ればいつも頼みます。
ハムとゆうよりは、ポークのランチョンミートみたいな感じのモノを厚めの輪切りにしてフライにしていて美味いです。
焼き鳥はどれもいつも通りの美味さで、私はここの焼き鳥が現状で溝の口ナンバー1だと思います。
途中で中々(麦焼酎)のロックに切り替えお替りを繰り返しつつ、追加でフィッシュフライのタルタル串を2本と出汁巻き玉子をお願いしました。
ここに来るとこのフィッシュフライはいつも頼んじゃいますねぇ、もはや条件反射です。
〆に岩海苔せいろ蕎麦を2つ頼みました。
蕎麦自体はこちらで製粉したり打ったりしている訳ではないので冷凍ですかね。
まあ、その割にはそこそこ美味い蕎麦だと思いました。
気が付けばいつの間にか満席になっていて、世の中はコロナの新規感染者も増えているとゆうのに凄い盛況でした。
店員さんもかなり忙しそうに立ち回っていて、酒のお替りの際に店員さんを呼ぶんですがなかなか気づいてもらえなかったりで、うーん この席の場所の所為も有るのかも知れませんが、ちょっとストレスでした。
いつもは直ぐ気付いてくれるんですけどねぇ。
この店は焼き鳥を始めとする串焼きがメインではありますが、今日は夏野菜の料理を3品頼んでみて改めて旬の素材を大事にしているのが伝わりました。
シーズン毎には来たい店ですね、またお邪魔します!
こちらは今、地元 溝の口で一番お気に入りの焼き鳥屋で、非常事態宣言中は休業していましたが3月22日から時短営業で16時から21時までで開店したので行ってみました。
16時の開店時間に合わせて愚妻と店で待ち合せましたが、電車が遅れて10分ほど遅刻です。
駅から走って店まで来ると、愚妻がカウンターでメニューを見ながら待ってました。
時間も時間ですから流石に空いていて、先客はアクリル板で仕切られた隣のカウンター席に1名だけです。
早速、香ばし茶ハイとグラスビールをお願いし、その日のお勧めメニューから桜鯛の昆布締め、グランドメニューから鶏のカルパッチョ、それに串焼きはハツ(塩)、レバー(塩)、レバー(たれ)、ササミわさび、うずら玉子、トマト巻き2本、豚シソ巻き、手羽先を注文しました。
こちらの焼き鳥は、信玄鶏と比内鶏の2種類があり、価格差を付けていますが、スタンダードの信玄鶏で充分美味いのでいつも信玄鶏を頼みます。
お通しはミニおでんか もずく酢のどちらかを選べるので ひとつづつ頼み、それを摘まみながら1杯目を飲み切り、香ばし茶の中をお替り、愚妻は熱燗2合頼みます。
桜鯛の昆布締めは、かなり水分が抜けて昆布のエキスが入ってますねぇ、1週間は昆布締めにしている感じで鯛の白身も完熟といった感じです。
歯応えもタンパク質の分解が進んで ねっとりしていて、イノシン酸が増えて昆布のグルタミン酸の相乗効果で旨味の幅が凄い厚い感じで美味いです。
鶏のカルパッチョは、ホントはいつも頼む鶏わさが食べたかったのですが、どうやら止めてしまったらしく代わりに頼んでみました。
鶏ささみを湯引いて表面だけ僅かに熱を通し、スライスしてサラダっぽく生野菜を添え、ドレッシングで食べるものです。
これも美味いとは思いますが、鶏わさの方が鶏の旨味を直接的に味わえて良かったですねぇ、復活してくれないかなぁ!
ハツ(塩)の弾力と塩加減が絶妙で、表面に滲み出た脂が甘くて美味いですねぇ。
レバーは甘みのある たれと、マッタリしたレバーの相性が良く、通常は たれで頂きますが、こちらでは塩で焼いたモノに胡麻油を浸けて食べるようになっていて、これも胡麻油の香ばしさとレバーのマッタリ感が凄く合っていて、つい1本づつ両方頼んでしまいます。
ササミわさびは、焼き加減が絶妙でササミに火を通しながら瑞々しさを保った良い焼き具合で美味いです。
うずら玉子はいつも思うのですが、確り焼いているのに黄身が半熟の仕上がりで、どうやって焼いているのか不思議です。
トマト巻きは加熱したトマトの濃縮した味の旨味と豚バラの脂の組み合わせが最高です。
豚シソ巻きは、豚バラでシソの葉を巻き込んだのを輪切りにして横から串に刺して焼いてありますが、紫蘇のサッパリ感が豚バラの脂を中和してくれて、何本でも食いたいです。
手羽先はふっくらしていて、やっぱり焼き方が上手いのでジューシーで柔らかく旨味が濃いです。
香ばし茶の中と角ハイボールを追加し、鱈のタルタル串揚げ2本、更に串焼きの皮(塩)、皮(たれ)、それに〆で自分がとろろ蕎麦、愚妻が餅の肉巻きとトマト巻きを追加で頼みました。
鱈のタルタル串揚げはここに来るといつも頼んでしまう逸品で、ホクホクでフワフワの鱈の串揚げにたっぷりタルタルソースが乗せてあり、パン粉のコロモもカリッとした食感との対比が良い食感を生み出しています。
皮は中はジューシーで表面だけカリッカリに焼かれていて、塩だとそのカリカリが極まった香ばしさが良く、たれは鶏皮の脂分の甘さを強調してくれるようでやっぱりどっちも頼んじゃいますね。
とろろ蕎麦は意外といっては失礼ですが、焼き鳥屋とは思えない本格的なもので、蕎麦の味が確り感じられ喉越しも良く美味いです。
つけ汁も濃い目でピリッと締まる感じが、如何にも江戸前とゆう感じで良いですね!
久し振りに来ましたが、うーん やっぱりこの店は美味いですね。
今回、ホール担当の店員さんが凄く丁寧で気遣いの出来る感じの良い人でした。
こうゆう接客だと、また近いうちに顔を出したいと思いますねぇ。
16時に入ったので18時前にはもう会計して店を出ましたが、時間的にまだ早い時間なのか空いていました。
いつもなら満席で、いきなり行っても入れないことが多いのですが、やっぱり非常事態宣言で休業していたために離れたお客さんが戻ってこないのかも知れません。
やっぱり時短でも、店は開けていた方が良いのかも知れませんねぇ。
どっちにしても飲食店には厳しい時代になったものです!
緊急事態宣言解除後、初めて愚妻と野暮用で溝の口の街に出かけましたが、夕方帰り掛けに街の様子を見て帰ろうとブラブラしていたら、営業停止要請を受け閉めていた店々が皆開いていて ちょっと華やいだ雰囲気です。
飲食店の密集するすずらん通り(通称たまい通り)を歩いていると、こちらの店員さんが表に出てメニュー看板を掛け直しているところで、開いているのか確認すると「やってます!」とのことで、久し振りに寄ってみました。
この店もそうですが、この界隈の店はほとんどこの2ヶ月ほど休業していましたので感慨もひとしおです。
この店は現時点で溝の口で一番美味い焼き鳥を食わせてくれる店だと私は評価しており、再開したら行きたいと思っていました。
外階段を上がり店に入ると店員さんがアルコール除菌スプレーをもってお出迎えです。
両手を差し出すと念入りにスプレーしてくれて、漸く席に案内してくれます。
2人だったのでカウンター席に案内されましたが8席を6席にして両隣のお客さんと1席分離してくれています。
メニューを見ようとすると、カウンター席正面の衝立に立てかけて表示されていて、メニューを手に取らずに見ることが出来るようになっています。
カウンター内と厨房の境にはビニールシートが張られ、飛沫の拡散を防いでいます。
ここまで対応してくれていると、使う方もちょっと安心しますねぇ!
先ずは極旨茶ハイと生ビールをお願いし、レバーとハツを塩で2本づつ、それに鶏わさを注文しました。
いつも頼む物ばかりですが、焼き鳥のレバー串はこの店以外ではタレで頼むのですが、この店のレバー串は塩を振って焼いたモノに胡麻油ベースの塩ダレを付けて頂きます。
信玄鶏のレバーを表面だけレアで焼くのですがタレを付けずに焼く分 どうしても表面だけでもパサつきが気になるのですが、この胡麻油ベースの塩ダレが染み込んでシットリとした食感になり、これが凄く美味いのです。
更に豚の梅シソ巻き2本、半熟うずら串、とうもろこしのかき揚げ、白身魚のタルタル串揚げ2本、極旨茶ハイの中お替り、角ハイボールを追加します。
これらも基本いつも頼む物ばかりではありますが、とうもろこしのかき揚げは季節限定で今が当にハシリです。
とうもろこしの粒を取ってかき揚げにしただけのものですが、揚げることで水分が飛んで甘みが増すのと、香ばしさも出て動い美味いんですよね。
更に、ささみの梅シソ焼き、手羽焼き2本、麦焼酎(中々)のロック、日本酒(三谷藤夫)を熱燗で注文です。
手羽先は開いて2本串を打って開いた状態で焼き上げますが、滲み出る脂の旨味が溜まらない逸品です。
更に中々のロックをお替りして飲み切り、満腹になったので早々に切り上げました。
以前のようにだらだら飲んで長時間過ごすのも憚られる気がしてしまいますが、それでも久し振りに夜に焼き鳥で一杯やれたのはホントに嬉しかったですね。
会計して店を出ると外に待っているお客さんがいて、確かに席数を減らしているからとゆうのもあるのでしょうが、緊急事態宣言以来、ほぼ2ヵ月ぶりの賑わいで いよいよ復活の機運は高まって来た感じがしますねぇ!
この週は愚妻と愚娘揃って誕生日週間なので、最近 愚妻が溝の口で一番お気に入りの焼き鳥屋に行ってみました。
この店は結構流行っていて、特に最近は前もって予約を入れておかないと中々入れなくなってしまいましたね。
この日は思い立って電話してみたら偶々1卓だけ空いていたらしく、もう速攻で電話から10分で到着です。
外階段を2階に登り、いつもの様に立て付けの悪い入口の引き戸を力尽くで開けて店員さんにさっき電話した旨を伝え、確認の為1分くらい待たされますが、その間立て付けの悪い引き戸は閉め辛さもあり開けっ放しですか、この時期は入り口近くのお客さんは随分寒い思いをしそうですね。
奥のテーブル席に案内され、早速に緑茶ハイとハイボールを頼みます。
先ずいつも頼むのが鶏わさで、串焼きは信玄鶏でレバー(塩)2本、レバー(タレ)2本、ハツ(塩)2本、うずら玉子2本、トマトのベーコン巻き2本、豚シソ巻き2本、それにいつもの白身魚の串揚げ2本をお願いしました。
ここの鶏わさはササミを3本くらい束ねて、ホントに表面だけに軽く熱を入れ、束ねたまま4等分くらいに輪切りにして盛り付けられますが、何でしょう肉の水分が少し抜いて旨味が濃厚になったような感じで美味いです。
ここの焼き鳥で特に好きなのがレバーで、普通レバーといえばタレで焼いたもので、勿論レアに仕上げたレバーのマッタリ感がタレに凄く良く合って美味いのですが、ここのレバーは塩焼きもお勧めなのです。
やはりレアのマッタリとしたレバーを胡麻油に付けながら食べるのですが、これが非常に良く合っていて凄い美味いんです。
もうどちらか決められないので両方頼むことにしています。
ここのうずら玉子の串焼きも、確り焼かれて白身が硬いくらいなのに、黄身がもう生に近い半熟で不思議な感じで驚きます。
この白身の焼き加減からは想像できない黄身の感じが溜まらなく、マッタリ感が美味さを感じますねぇ。
もう飲み物も日本酒にチェンジです。
この日は鶏の肩部分の希少部位がああるって言われて(塩)2本と、串工房焼き2本、漬物盛り合わせを追加しました。
この肩の部分の焼き鳥は、モモ肉のように脂がのってジューシーなのにムネ肉のような柔らかさで、この良いとこ取りは良いですねぇ、気に入りました。
店名を冠した串工房焼きは、餅に豚バラ肉の薄切りを巻いた串焼きですが、柔らかくなった餅が豚バラの脂を受け止めて、脂の甘味で食う餅の美味さが良いのです。
この店はそれ程高くない割りに、素材の質が良く、調理も丁寧でなかなか美味いです。
流石に流行っているので、訪れる際の予約は必須ですね。
ただ入り口の引き戸もそうですが、トイレの引き戸も立て付けが悪く、愚娘が使用中に戸板が外れ内側に倒れてきたとかで大騒ぎをしていましたが、店員さんは慣れた物で「良く外れるんですよ!」って軽い対応だったようです。
女性も使うトイレの戸板ですから、流石にこれは直した方が良いと思いますよ、儲かってるんですからねぇ!
『焼き鳥食べたくない?』夕方に相変わらずの簡素な文面のメールを愚妻から着信しました。
やはり日本に帰ってきて、さっそく和食っぽいものを食べたいと言い出したか。
まあ想定内ですね、長い付き合いですから十分予想は出来ていましたので別段驚くこともないですね。
しかも焼き鳥といったらもう最近はこちらの店で決まりなので、早々に仕事を片付け17時30分には溝の口で待ち合わせしました。
こちらの店は18時前に入らないと予約も含めていつもほぼ満席です。
この日はまだ空いていましたが、予約は結構入っているようで、確認の上何とかカウンター席に通されました。
先ずは緑茶ハイとグラスビールで乾杯し、さっそく信玄鶏の焼き鳥を頼みます。
この店には比内地鶏の焼き鳥もありますが、値段も高いし、信玄鶏で充分美味しいのでいつも信玄鶏でお願いします。
レバーはタレと塩で1本づつ、皮とネギマをタレで、あとウズラ玉子を頼み、愚妻が好物の砂肝、ハツ、豚のシソ巻を2本、ササミ山葵、トマト巻、串工房巻きを塩で注文しました。
それと早めに出される鶏わさと、これもいつも頼むタラの串揚げタルタルのせを2本頼みました。
鶏わさはお湯を掛けているのかササミの表面だけ熱が入っていて、それを同じ長さに切りそろえ確り冷やして出されますが、
このササミが凄く新鮮で旨味があって美味いですね。
焼き物に対して品出しが比較的早いので、焼き物が出てくるまでのつなぎになるし、ここに来るといつも頼みます。
焼き物では先ずレバーが出てきましたがこれはかなりレアなので、焼き時間も短いのでしょうね。
2本頼み1本はいつものタレ、もう1本は塩で頼みましたが、塩焼きはニンニクの効いた塩ダレが付いてきてそれに付けて食べるのですが、なかなか気が利いていますね。
このレアぶりは余程新鮮でないとできないでしょうし、何より美味いです。
この辺りで佐藤(麦)のロック、愚妻が熱燗にチェンジです。
砂肝、ハツは愚妻の大好物なので毎回頼みますが、美味そうに食ってました。
皮はタレでお願いしましたが、表面がパリッとしてタレの焦げた味が凄く香ばしく、中はジューシーでこの焼き加減は絶妙と言わざるを得ませんね。
うずら玉子は醤油タレを付けて表面がちょっと香ばしくなるまで確り焼かれていますが、それなのに黄身が半熟で不思議ですが、勿論味は最高です。
串工房巻とゆうネーミングの串焼きがあったので愚妻が1本頼んでみましたが、これは餅を薄い豚肉で巻いて焼いたものでもっちリ柔らかくなった餅と豚の脂の相性が良くて、凄く美味かったのでもう1本お替りをお願いしました。
タラの串揚げタルタルのせもいつも頼みますが、衣が硬いくらいサクサクで中の白身がフワフワとゆう食感が好きです。
タップリのせられたタルタルも美味くて、これは外れがありません!
いやー相変わらず美味かったです。
この店は焼き鳥好きの愚妻のお気に入りで、最近は月1くらいでは来てますが飽きることがありません。
この日は頼んでませんが、季節の野菜を使った料理もあって、素材の質が良いのと、焼き具合が絶妙でレベルの高さを感じます。
これで愚妻も漸く帰ってきたとゆう気になったでしょう、やれやれ!
この日は休日で朝から晩まで家でゴロゴロしていましたが、夜になって愚妻が愚娘と溝の口で待ち合わせしたと言い出し、一日中着っ放しのパジャマを着替えて出かけました。
溝の口の改札口で仕事帰りの愚娘を待ち受け、以前雑誌で見掛けて気にしていた愚妻の希望で焼き鳥でも食いにこちらのお店に初めて行ってみました。
たまい通り(スズラン通り)の中ほどで1階が牛タンの木村屋のビルの2階ですが、看板も目立たず飛び込みでは入りづらそうな感じです。
入り口は小さく店内が見えないような造りになっていて、店の大きさや混み具合は入店するまで解りません。
入り口を入るとすぐに店員さんが声を掛けてくれて、カウンター前のテーブル席に案内してもらいましたが、座敷もあるようで結構大きな店です。
こちらの店は基本的には焼き鳥を中心とした串焼きを備長炭で焼いて出すのを得りにしており、箸置きにも備長炭を使っています。
先ずは愚妻がビール、自分が緑茶割り、愚娘がハイボールと三者三様の発注で仲の悪さを象徴しているようですね。
メニューを見ると、メインの焼き鳥は信玄鶏とゆう地鶏ですが、比内地鶏もあるようで流石に価格差があります。
焼き鳥はレバー(タレ)×2、皮(タレ)×2、砂肝×2、ハツ×2、手羽先×2を、その他串焼きは豚の梅シソ巻き×2、ウズラ玉子×2を頼みました。
串揚げが3種類あり、白身魚×2、チーズ春巻き×2を、あとはポテトサラダ、煎り銀杏、梅叩き胡瓜を注文しました。
飲み物は愚妻と愚娘が黒龍(地酒)、自分が佐藤(麦焼酎)のロックにチェンジです。
佐藤は芋焼酎は知っていましたが、麦があるのは初めて知りましたが、スッキリしてなかなか飲みやすい焼酎でした。
串焼きは3人で食べるようにどれも串を抜いて箸でつまみましたが、どれも肉質が良く、焼き方も丁寧でなかなか美味いです。
もうレバーなんかは表面だけ火を通して中はほぼ生な状態でレバー臭さもなくかなり上質です。
特に驚いたのがウズラの玉子で、白身は茹でてもあるし焼いてもあるので確り固まっているんですが、そんな状態でも黄身が見事な半熟で、いったいどんなやり方をすればこんな風になるのか不思議ですねぇ。
特に気に入ったのは串揚げで、白身魚が全く臭みがなくホクホクで、衣が確り揚がっていてカリカリ、サクサクの食感が良く、その上にたっぷりタルタルソースがのっていて、これは美味かったですねぇ。
チーズの春巻きも、皮のパリッパリ感と中のチーズの溶ろけたまったり感が相まって良い食感で美味いです。
ポテトサラダも余りマヨネーズを効かせず、ジャガイモの味で食べさせる感じが素材の良さを引き立てています。
〆に愚妻が比内地鶏南蛮蒸篭蕎麦、自分がとろろ蒸篭蕎麦を注文しましたが、蕎麦はちょっと手作り感がない感じもモノでしたが味は悪くはなかったです。
愚妻がこの手の店で〆まで食っていこうなんて珍しいことで、かなり気に入ったんでしょうね。
実際頼んだものはどれも素材が良く、調理が丁寧でなかなか美味しかったです。
溝口で上質の焼き鳥食うなら、この店のすぐ目の前の遊家と双璧をなす感じですね。
私にとってはどちらも好みの味で、今後どっちにしようか苦慮することになりそうです。
とは言っても、自分には選択権が殆んど無いのでどうとゆうことも無いんですがね!
9位
10回
2025/08訪問 2025/08/26
この日は愚娘の旦那が飲み会で遅くなるとのことで、愚娘が愚妻を誘って夕飯を食いに行くことになったらしく、愚妻から私にも召集が掛かりました。
愚娘が寿司食いたいとゆうので、溝の口の西口商店にあるいつもの寿司屋で一杯やって、そのまま歩いて帰る際にこちらの店の前を通ると珍しく空席が有り、折角だから寄って行こうと言われ立ち寄りました。
正直、何が折角なんだか分かりませんが!
唯一空いていたカウンター後ろの4席テーブルに案内され、寿司屋でだいぶ日本酒を飲んできていたので、サッパリとした生レモンサワーを3つお願いし、改めて乾杯です。
もう結構 寿司屋で食ってきていたので、私は大好きな茗荷の肉巻串だけ頼みましたが愚妻と愚娘も欲しいとゆうので3本頼み、その他にササミとアボカド山葵醤油と、串焼きは鶏皮、レタスチーズの肉巻き、トマトの肉巻き、豚バラシソ巻き、茹で玉子のベーコン巻きと1本づつで次々と注文していきます。
ついさっき寿司屋を出たばかりなのに、一体どうゆう胃袋してるんでしょうねぇ。
ササミとアボカド山葵醤油は鶏のササミを湯引きし表面だけ加温してからスライスし、アボカドのスライスと一緒に盛り付け、ちょっと酸味の有る醤油ベースのタレをたっぷり掛けて、山葵を添えてあります。
ササミは ほぼ生で 鶏わさのようですが、脂肪分の無いササミにアボカドが油脂感を与えてくれて美味いですねぇ。
ササミとアボカドの相性は悪くないです。
茗荷の肉巻は茗荷に豚バラの極薄切りスライスを巻き付けて串に刺して焼いてあります。
豚バラから出た油脂分が茗荷の表面を軽い揚げ焼きのようになっていて、火の通った茗荷は寄り風味が出て美味いです。
これは茗荷の時期にしか出されない季節限定品ですが、有れば必ず頼む逸品です。
あとは全て串から外して 3人で摘んで頂きましたが、相変わらずこの店の串焼きは美味いです。
素材の質のやさも然ることながら 素材毎に火の入れ方や通し方も最適で、創作系の串焼きも良く考えられていて凄く良く出来ていますね。
各自飲み物のお替りを頼みながら、自分は3杯ほど飲んで〆ようとすると、愚娘が「辛い麺が食いたい!」と言い出し、仕方ないので炊き餃子6個と、その後の〆で辛麺1人前だけ頼みました。
炊き餃子は 浅めの陶器の鍋で、鶏白湯スープで餃子を炊いて熱々で出されます。
餃子は器にとって、テーブルに置いてある自家製辣油を掛けて頂きますが、トゥルンとした皮の食感と 餡は鶏挽肉に白湯スープの旨味が浸みて食べ易いし美味いです。
〆の辛麺1人前は、この食べ終えた鶏白湯スープに ちょっと粗めに引いた一味唐辛子をたっぷり入れ、ちょっと水分量の少ない硬めの中華麺を煮込んで 最後に溶き玉子を入れて出されます。
これも各自器に取り分け、これにも辣油を掛けて頂きますが、鶏白湯スープの旨味と唐辛子の辛味、それに自家製辣油の香ばしさと硬めの中華麺の歯応え、凄く良いですねぇ美味いです。
それに、元々まあ結構満腹では有りましたが 1人前で3人で〆るには充分の量でした。
やはりこの店に来たら、これ食わないと駄目ですねぇ!
確り〆まったので会計しましたが、今日は流石に食べる量も酒量も少なかったので 3人分全部で10,000円ちょいでした。
いやぁ流石に満腹で、もう何も食うどころか飲む気にもならない状態で、ちょっと歩くのにも支障をきたしそうな感じだったので、このまま真っ直ぐ歩いて帰りました。
今日はまさか 寿司屋の後にこの店にまで来て、〆の辛麺まで食うことになろうとは。
しかしまた食い過ぎちゃいましたねぇ、帰って体重計に乗ったらちょっとビックリな数値。
暫くはダイエット生活です!
この日は会社で仕事をしていると、17時前に愚妻から「飲みに行こ!」との電話です。
どうしたのか聴くと、愚娘を誘ったが 愚娘は旦那と寿司食いに行くとのことで振られたらしく、それで おはしが こちらに廻ってきたようです。
私には断る権利などハナから無いので それでどこ行くのか聴くと、一旦電話を切って 直ぐに掛かってきたと思ったら こちらの店を18時から予約したとのことで 現地集合と相成りました。
急いで仕事を片付け、17時45分には店に着いたので先に入店しました。
カウンターの後ろ側の狭い空間のテーブル席に通され、19時30分に次の予約があるとのことで、それまでに退店する約束です。
取り合えず飲み物を頼もうとしていると、愚妻も早めにやって来たので 瀬戸内生レモンサワー2つをお願いしました。
料理は 先ずは長芋の竜田揚げ、串焼きは鶏皮(塩)2本、鶏ハツ(塩)2本、豚バラシソ巻き2本、ベーコン巻き玉子、愚妻が鶏ささみを、それから通常メニューではない季節メニューから豚バラ巻き茗荷2本、豚バラ巻き玉葱、豚バラ巻きヤングコーンを頼みました。
良く使う店なので いつも頼むモノで特に変わりのないモノは敢えて説明は省きます。
長芋の竜田揚げは、長芋をちょっと大き目に切った4欠片に片栗粉を塗して揚げ、添えられた たっぷりのタルタルソースにはツナが練り込まれています。
カラっと揚がった長芋はホクホクで、それにこのツナの練り込まれたタルタルソースをたっぷり乗せて頂きますが、このタルタルと長芋の唐揚げの相性は凄く良くて美味いです。
この一品は以前はもっと量が多くて この倍くらい有りましたが、2人では食べ切るのが大変でした。
これなら2人で丁度良い量ですね。
鶏皮(塩)は生から焼いて、自ら滲み出る脂で揚げ焼きになったカリカリの香ばしい食感と皮の甘み、それに塩加減が良く美味いですねぇ。
しかもこれをお通しの酢キャベツの酢ダレに浸けて食べると、これがまた美味いのです。
ベーコン巻き玉子は、茹で玉子に厚めのベーコンを巻いて串2本を刺して炙り、縦半分に切ってマヨネーズを掛けて出されます。
炙られたベーコンの香ばしい塩味とマヨネーズの酸味で食べる茹で玉子が不味い訳が無いですね、これはいつも頼みます!
豚バラ巻き茗荷は、茗荷に極薄切りの豚バラ肉を巻いて串に刺して焼いたモノで、焼くことで茗荷の水分が少し飛んで、旬の茗荷の風味が濃厚に感じられて美味いです。
豚バラ巻き玉葱は新玉葱を横半分に切って更に串切りにしたゴロっとした塊りに豚バラ肉を巻いて3欠片を串に刺して焼いてあります。
玉葱への火の通し方が絶妙で、僅かに生っぽくちょっとザクっとした食感を残していて、新玉葱なので強くはないですが僅かに感じる辛味が返って良いアクセントになっていて美味いです。
豚バラ巻きヤングコーンはヤングコーンが新鮮で焼くことで多少水分が飛んでも まだ瑞々しさが伝わります。
風味も良く甘味があって、当に旬の美味さですねぇ。
レモンサワーを2杯飲んだ後は麦波(麦焼酎)のロックに切り替えます。
料理の追加は鶏ささみとアボカドわさび醤油、串焼きはベーコン巻きトマト2本、愚妻が豚バラ巻きレタスチーズを頼みました。
鶏ささみとアボカドわさび醤油は、湯引きした鶏ササミを冷水で締めてスライスし、アボカドのスライスと一緒に盛り付け、少し酸味のある醤油ドレッシングみたいなのを掛けて、ワサビが添えてあります。
ほぼ生のササミの旨味と、丁度食べ頃のうれ具合のアボカドのマッタリ感が この醤油ベースのタレに良く合っていて美味いです。
ベーコン巻きトマトは、薄切りベーコンでミニトマトを巻いて3個を1串に刺して焼いてあります。
元々 完熟のトマトを加熱することで旨味と甘みが更に濃厚になり、これにベーコンの塩味と脂が良いですねぇ。
焼いたトマトは芯まで熱々なので、食べる際は要注意です。
豚バラ巻きレタスチーズは千切ったレタスにとろけるチーズを入れ それを豚バラ肉で巻いて2欠片を1串に刺して炙っています。
これはレタスだからシャキシャキとか言うんじゃなくて、ホントにシャキシャキのレタスにとろけたチーズがまとわりついて、バラ肉の脂と意外なほど合っています。
流石に人気店で、いつの間にか店内は満席で、19時30分から もうこのテーブルは次のお客さんの予約が入っているので、10分前に切り上げました。
店員さんも片付ける時間も必要ですからね、こうやってほんの少し気を使って 常連としての信頼関係を築いていく訳です。
まあ、店員さんは覚えてないかも知れませんが!
レモンサワー2杯のあとは、いつもこの店で頼む麦波(麦焼酎)をロックで3杯ほど飲みましたが、会計は全部で10,500円くらいでした。
まあ、これだけ飲み食いすれば寧ろ安いくらいです。
相変わらず美味かったですね、次回はちゃんと炊き餃子を頼み 〆の辛麺まで食べようと硬く心に誓い店を出ました。
うーん、まだ19時半前だもんなぁ、仕方ないからもう1軒寄って行くとするか!
久し振りに博多の串焼きでも食おうと、その為に態々博多まで行く訳にも行かないので、17時のちょっと前にこちらの店に電話を掛けて空き状況を確認すると、何時でも入れると言うので18時に予約を入れて愚妻と伴に出掛けました。
結構空いているのかと思いましたが、18時ちょい前に入店すると こんな早い時間にも関わらずもう8割の入りで、既に予約でいっぱいの様です。
やはり電話して正解でしたね、もうこの店は予約が必須です。
直ぐに入口近くの焼き台横のカウンター席に案内され、先ずは生レモンサワーとカボスサワーを頼みます。
メニューを物色し、レバテキ、アボカドと鶏わさ、串焼きはハツ2本、皮2本、ササミ2本、豚シソ巻き2本、茗荷豚巻き2本をお願いしました。
レバテキは鶏レバーを10個くらいまとめて網焼きにして、胡麻油と塩で和えて青葱を掛けて出されます。
パサパサにならないような良い焼き上がりで、胡麻油の風味が良く塩味が良い感じで美味いです。
これを頼むので串焼きのレバーは頼む必要が無いです。
アボカドと鶏わさは鶏のササミの表面だけ湯引き、アボカドと一緒にスライスして醤油系のタレで味付けワサビが添えてあります。
鶏ササミの生の旨味とアボカドや油のマッタリ感が良い感じで、ただ油の所為でワサビが余り効かないので、ワサビの量をもっと増やして欲しいですね。
串焼きのハツは焼くことで表面に滲み出た油の旨味とグニュザクッとした厚切りの牛タンを思わせる食感が良い感じで美味いですねぇ。
皮は含まれる脂で揚げ焼きになるようにカリカリに焼かれていて、凄く香ばしくて美味いのですが、これを串から外しお通しのキャベツの酢漬けの酢に浸けて食べると、香ばしさの代わりにサッパリとした皮の旨味を楽しめて美味いです。
ササミはレア感を残す焼き上がりが良いですねぇ。シットリとして旨味も濃く美味いです。
豚シソ巻きは豚バラ肉にシソの葉を巻きこんで輪切りにして串に刺して焼いたモノで、シソの風味と豚の脂の旨味が相まって堪りませんねぇ。
茗荷豚巻きはこの時期にしか足されない旬の味で、茗荷の風味が凄く豚肉に合っていて美味いです。
酒のお替りを頼みつつ、追加で玉子のベーコン巻き1本とレタスの豚巻き1本をお願いしました。
玉子のベーコン巻きは、茹で玉子に結構厚切りのベーコンを巻いて串を2本差し、ベーコンの表面に脂が浮いて香ばしさが出るくらいで半分に切ってマヨネーズを糸状にかけて出されます。
これは炙ったベーコンと茹で玉子とマヨネーズですから、どうやったって美味くしかならないですね。
レタスの豚巻きはチーズをレタスで巻いて、それを豚バラで巻いて串に刺して焼いたモノで、とろけるチーズの旨味と焼かれてもシャキシャキ感を残すレタスが豚バラの脂の旨味で一体化して意外と美味いです。
〆に炊き餃子を6個でお願いしました。
小さな鍋仕立てで、鶏の濃厚な白湯スープで餃子を煮てスープと一緒に頂きます。
ちょっと辣油を入れると旨味と辛味で堪りませんねぇ。
いつもなら餃子を食った後の鍋に、鶏白湯スープを足してもらい、たっぷりの一味唐辛子と中華麺を炊いて玉子を解き入れて出してもらうんですが、今日は愚妻が満腹だとゆうので諦めましたが、やっぱりこの麺を食わないとこの店に来た気がしませんねぇ。
カボスサワーの後は香ばし緑茶ハイ、香ばし茶ハイの中、その後は麦波(麦焼酎)のロックに切り替え3杯ほど頂きました。
愚妻は珍しくすーっとレモンサワーで通してましたが、5,6杯は飲んでたと思います。
2時間ほどで 全部で11,000円くらいでしたが、今日も満腹で満足でした。
店を出るときは店内はもう満席で、なんと外の小さなカウンターで3人立ち飲みしてましたが、日が暮れても暑いので外で飲むのも大変ですね。
この店は駅からも離れていて繁華街でもないので、この店に来るお客さん達はこの店に来るために態々ここまで歩いて来ているんですから凄い事です、やっぱり予約は必須ですね
仕事を手伝ってもらっている地元に住む友人と、打ち合わせがてら夕飯でも食おうと17時に溝の口駅改札で待ち合せです。
時間通りに落ち合い、何食いたいか聞くと焼き鳥と言うので、その場でこちらの店に電話し 今から2人で行って入れるか確認すると19時までなら大丈夫とのことで、急いで向かい5分で到着です。
奥の真ん中の2席テーブルに案内され、生ビールと香ばし緑茶ハイを注文し、その間にメニューを見て注文を決めます。
飲み物とお通しのキャベツの酢漬けが出され 直ぐに乾杯し、レバテキ、長芋の竜田揚げ、串焼きはシロ、皮、ハツ、シソ2本、トマト、エッグ、チョリソー、つくね をお願いしました。
レバテキは鶏レバーを低温調理で確り熱を入れ、塩と胡麻油で和えて長葱の微塵切りを掛けてあります。
このレバーはシットリとして全くパサつきなく、マッタリとした感じが凄く良くて、これはレバーにちゃんと熱を通す料理としては、最も美味い調理法だと思います。
長芋の竜田揚げは大きめに切って片栗粉を確り塗し、油でカラっと揚げてあり、たっぷりのタルタルソースが添えてあります。
長芋はほくっとして、コロモがさくっと揚がっていて、ジャガイモより甘みが少なくアッサリしていて食べ易く、タルタルソースの味も引き立ちますねぇ。
串焼きは串から外して摘まみます。
シロは豚の小腸ですが、以前より凄く柔らかくなって食べ易く、旨味も感じ易くなったような気がします。
焼く前になにか柔らかくする工夫を施す様に変えたのかな。
皮は表面がカリッとする良い焼き具合ですが、これは串から外してお通しのキャベツの酢漬けに放り込んで食べます、
この皮には酸味が良く合うので美味いですねぇ。
チョリソーは一見普通のウインナーですが、市販品には見られないほどの良い辛さで 初めて食べましたが ちょっと癖になりそうです。
香ばし緑茶ハイはティーバッグが氷の底に沈んでいて、飲み終えたら中(焼酎と水と氷)を足してもらいマドラーでガシガシ突いてやるとお茶が出てくるので、これで3杯は飲めます。
緑茶ハイは1杯500円ですが、中だけなら100円安くなります。
緑茶ハイ3杯飲んだ後は、音楽の父と呼ばれる作曲家みたいな名前の麦焼酎(麦波/バッハ)をクラッシックじゃなくてロックでお願いし、追加で皮のお替りと焼きそば串とスキ焼串を注文です。
焼きそば串は、豚肉の薄切りを何枚か並べて その上にソース焼きそばを置いて豚肉で巻き上げて、それを輪切りにして串に刺して焼いてソースを掛けてありますが、これは如何にもジャンキーなソース焼きそばの味で美味いです。
スキ焼串は春菊を豚肉で巻いて輪切りにし、間に長葱を挟んでネギマの様に焼いてあり、スキ焼の割り下の様な甘めのタレを塗してあり、玉子の生の黄身が添えられて出されます。
黄身を潰して確り絡めて食べると、豚肉に春菊の味とタレの甘み、それに玉子の黄身のマッタリ感が当にスキ焼です。
〆は炊き餃子を1人前頼んで2人で分けて頂きます。
浅めの鍋に コラーゲンたっぷりの鶏出汁白湯スープをはって餃子が6個入ってます。
水餃子用の餃子では無く、皮の薄い焼き餃子用の餃子ですが、博多の小さい餃子と違い具材の確り入ったそこそこのボリュームで、この鶏出汁白湯スープと一緒に食べると 意外なほど良く合っていて美味いです。
餃子を全部食い切った後は、最後に残った鶏出汁白湯スープに粗めの一味唐辛子と中華麺を入れで玉子でとじて、強火で短時間で炊き上げて出されます。
これを碗に取って テーブルに置いてある辣油を掛けて食べます。
川崎のソウルフードと言われるニュータンタンメンに似た姿ですが、あんなに嫌味なほどのニンニクの味はせず、旨味とコクの強い濃厚なスープが麺に絡み、ニュータンタンメンより全然美味いと思いますねぇ。
麦波(バッハ)のロックは4杯ほど頂き、ありゃあ・・・気が付けば2時間20分ほど経っていたので、あわてて会計してもらいましたが、約束の19時を30分近くオーバーしていました。楽しい時間はアッとゆう間ですねぇ。
会計は1人6,500円ちょいでした。
ダイブ時間を超過してしまいましたが それ程 急かされることも無く、ゆっくり打ち合わせも 飲み食い出来て良かったです。
店を出る頃には満席で、相変わらず繁盛してますねぇ。
さて、もう満腹ですが まだ早いですからねぇ、バッハのロックも飲んだことだし、このまま帰るって訳にはいきませんよねぇ、音楽に親しみに行くとしますか!
休日でしたが夕方から愚妻がマルイに用事があるとのことで、そのまま久し振りにここで串焼き食いたいと言うので出掛けました。
家を出る前に電話で予約を取りましたが、相変わらず混んでいるようですねぇ、予約もギリギリ取れた感じです。
マルイで用事を済ませ、17時丁度に店に来ると 入って直ぐのカウンター席に案内されましたが、もうカウンターは満席でした。
生レモンサワーを2つお願いし、鶏ハツ、ササミ、皮、つくね、エッグ、それに胡麻カンパチ、肉味噌と生ピーマンを頼みました。
生レモンサワーで乾杯し、お通しはいつもの様にキャベツの酢漬けです。
まあ大体いつも頼むモノも同じようなものに成りがちですが、今日感じたのは以前より串のメニューが減ったような気がしますねぇ。
胡麻カンパチは博多のように良質の生鯖の入手が難しいのでカンパチを使っているようですが、博多でも胡麻カンパチ出してる店はありましたね。
濃い味のタレは変わりませんが、ちょっとカンパチ自体に生臭さが出てました。
肉味噌と生ピーマンは、肉味噌を生のピーマンに詰めるように押し込んで、手でバリバリ食べるんですが、肉味噌があまりしょっぱくしていないのが良いですね。
ちょっと脂が多い感じはしますし、肉味噌が冷たいのでこれは温かい方が美味いんじゃないかな。
ササミは、脂が少なく焼くとパサパサになり易い部位ですが、中心部にレア感を残しながら香ばしい焼き目を付けていて、シットリと焼き上げてあります。
山葵の摺ったのををのせて、味にアクセントを付けていて美味いです。
つくねは、鶏肉や軟骨を微塵切りにして平たい串に棒状に握り付けて焼いています。
軟骨の食感も良く、ちょっと香草の様な味もして美味いです。
鶏皮は、塩を振りながら表面がカリカリで香ばしく、中はグニュグニュっとして脂も多くジューシーに焼き上げていてそのまま食べても美味いですが、私は串から外してお通しのキャベツの酢漬けの酢だれに浸して食べると良い酸味が脂をサッパリとさせて違う美味さになり、結構好きです!
レモンサワーを2杯飲んだ後は中々(麦焼酎)をロックでお願いし、砂ずり、豚シソ巻き、アスパラ、トマト、レタスチーズを注文です。
レタスチーズは、とろけるチーズをレタスで巻き それを豚バラ肉の薄切りで巻いて焼いたモノで、チーズがとろけるほどちゃんと焼いているにも関わらずレタスのシャキシャキ感が残っていて食感も良く美味いです。
酒のお替りを頼みながら、鶏皮のお替りとスキ焼き串をお願いしました。
炊き餃子に中華麺で〆ましょう。
炊き餃子は厚手の陶器の鍋に鶏白湯スープをはって、強火にかけてガンガン炊いていきます。
餃子は皮の暑い水餃子用ではなく、皮の薄い焼き餃子にするような餃子で、具材も確り入っていて博多の一口餃子では有りません。
この鍋の具材は餃子6個のみで、他には一切入っていません。
これを小鉢にスープと餃子を一緒に注ぎ、カウンターに置いてある小さな壺に入った自家製辣油を掛けて頂きますが、餃子もスープも旨味は有るモノの優しい味で、辣油の刺激が際立ちますねぇ。
餃子を食べ終わったら、この鍋にご飯を入れて雑炊にするか、中華麺や辛麺を入れて炊き直してもらいますが、今日は辛麺でお願いしました。
辛麺は以前は唐辛子を練り込んだ赤い中華麺だったと記憶してますが、今回は普通の中華麺にたっぷり一味を入れて玉子でとじたモノでした。
これは川崎のソウルフードとも言われるニュータンタンメンに似ていますが、比べると鶏白湯スープの上質さと必要以上にニンニク味も強くなく 麺も細くて喉越しが良く、全然こっちの方が美味いと思いますねぇ!
中々のロックを3杯ほど飲んで、19時前に次の予約が入っているので会計しましたが 全部で9,500円ほどでした。
ちょっと久し振りでしたが相変わらず美味かったですが、以前に比べると串の種類がちょっと少なくなったのと、以前ほど焼き具合に繊細さが無くなった感じがしました。
途中で若いお姉さんが2人で店内で立ち飲みしてたり、店は常に満席です。
もう2時間前に次のお客さんが来て表で待ってたりするので、ちょっと最後は忙しい感じになりますね。
まあ、これだけ人気店では仕方ないのですが、同じ溝の口に他の店舗で炉端焼き屋も展開をしているのは良いのですが、その前にこの店をもっと広い店舗に移すことを考えた方が良い様な気がしますね。
まあ、これだけ流行っている店を変えるのは冒険になりますけどねぇ!
この日は溝の口に住んでる取引先の役員さんと御殿場でゴルフでしたが、終わってから地元に戻って互いの夫婦4人でこちらで夕飯です。
帰りの高速の渋滞中にこちらの店に電話して、渋滞予測時間から19時に予約を入れておきましたが、ピッタリのタイミングで帰り着き入店できました。
ちょっと天井の低くなった奥まった4席テーブルに案内されましたが、流石の人気店で完全に満席で、表で待っている人もいました。
いやあ電話しといて良かったです、偶々テーブルが1つ空いていたのもラッキーでしたね。
先ずは生ビール、生桃酒、こうばし茶ハイ、角ハイボールを頼み乾杯です。
各々適当に好きなものを注文しますが豚バラ1本、鶏ハツ1本、豚シソ巻き2本、ベーコンエッグ2本、レタスチーズ1本を頼みました。
焼き物は時間が掛かるので、ササミとアボカドのワサビ醤油、山芋の竜田揚げ、胡麻カンパチをお願いします。
ササミとアボカドのワサビ醤油は、湯引きして表面だけ火を通した ほぼ生のササミとアボカドをワサビ醤油で食べますが、ササミ単体ではあっさりした味わいを、アボカドと一緒に食べることでねっとりとしたトロの様な味わいで食べられるのが面白いです。
山芋の竜田揚げは大振りなざく切りにした長芋に片栗粉を付けて揚げて、たっぷりのタルタルソースを添えて食べます。
長芋を揚げると、ホクホクとしながらもアッサリとした食感になるので、タルタルが思いのほか良く合いますねぇ。
胡麻カンパチはちょっと甘酸っぱい醤油ダレにカンパチを削ぎ切りにして漬けて、摺り胡麻を掛けてあります。
胡麻の風味が良い塩梅ですが、これって本来は鯖を使う料理だと思いますが、カンパチは鯖ほど癖が無いので私は好きですが、賛否は分かれそうですね。
豚シソ巻きとベーコンエッグは串から外して皆でシェアして頂きました。
豚のシソ巻きは豚バラの薄切りにシソを巻き込み、切り分けて串に刺して焼いています。
豚バラの脂のしつこさがシソの味ですっきりと感じられ、相性の良さを感じますねぇ。
ベーコンエッグは、半熟玉子をちょっと厚めのベーコンで巻き、半分に切って串に刺して炙ってマヨネーズを掛けてあります。
半熟玉子とマヨネーズ、それにベーコンの塩味が相まって、玉子好きには鉄板です。
各自好きな飲み物をお替りしますが、自分はこうばし緑茶ハイの中を2杯お替りした後は麦波(麦焼酎)を2杯頂きました。
料理の追加は、シロ2本、トマトベーコン2本、博多ネギ肉巻き2本、焼きそば肉巻き2本、ササミ1本、つまみで炙り明太子を頼みました。
シロはロット振れの範疇かも知れませんが、以前よりモツの厚みがあって、タレも味に一体感の様なものを感じて美味しくなったように思いました。
トマトベーコンは焼くことで水分が抜けて味が凄く濃くなるトマトにベーコンの塩味と脂の甘みが凄く良く合う組み合わせで絶品です。
博多ネギ肉巻きは、細い青葱を束ねて豚バラの薄切りで巻いたのを焼いたものです。
これもシソとは違う風味で豚バラの脂をスッキリ感じさせられて美味いです。
焼きそば肉巻きはソース焼きそばを豚バラで巻いて焼いたもので、これは完全にモダン焼きの味ですが、お好み焼きの様に小麦粉を使用しない分 味がシャープで、私はこっちの方が美味いと思いました。
炙り明太子は、単純に明太子を一腹炙ってスライスして、それにマヨネーズと小さく切った海苔を添えてあります。
レア感を残した明太子にちょっとマヨネーズを付けて海苔で巻いて食べますが、焼酎の ちょっとしたつまみに良いですね。
〆に炊き餃子2人前(餃子12個)、最後は中華麺を1人前お願いしました。
炊き餃子は博多餃子よりも大振りで、皮のつるんとした食感が良いです。
臭みの無い白湯スープとの相性も良く、テーブルに置いてある辣油をちょっと加えると良いアクセントになって凄く美味いです。
残った鍋にスープを足して中華麺を煮てくれますがこれが凄く美味くて、もう皆な満腹でしたが1玉だけお願いしました。
ホントはいつも、辛子を練り込んだ麺で頼むのですが、今日は役員さんご夫婦があまり辛いのが得意じゃないので普通の中華麺にしました。
3口くらいづつで完食でし終了です。
価格は一人5,500円ちょいでしたが、いつもよりちょっと高い感じがしたのは愚妻の飲んでいた地酒の所為でしょうかね、
まあ仕方ないです。
2時間半ほどいましたが、その間常に満席で凄い人気振りでした。
相変わらず美味かったですが、これだけ混むと焼き物は品出しにちょっと時間が掛かってしまうのは仕方のないところですが、その間に焼き物以外の料理を頼んでおけば品出しも早く間が持てないことも無いので良いですね。
この店はコロナ期間中も休まず営業を続けていたし、こんな連休中でも満席なのを見ると、相当流行っているようです。
以前の様にサラリーマンが理由も無く飲んで帰るような時代ではなくなって、飲食店利用者の数がこれだけ少なくなってしまうと、コロナ期間中に休業してた店は お客さんが離れてしまい戻って来ないようですね。
継続は力なりと言ったところでしょうかね。
この連休に絡ませ、根を詰め3回ゴルフに行きましたが、手術以前の様に体も動かず ちょっと限界を感じました。
アプローチパットの感覚は戻ってきましたが、それだけでは限界がありますからねぇ。
ちょっともうゴルフは休もうかなぁ!
愚妻が美味い串焼き食いたいって言うので、こちらの店が通常営業してるらしいと聞いていたので教えてやると速攻予約を入れました。
予約当日は開店とともに17時に入店すると、既に3組6名の先客がいました。
入ってすぐの焼き台の横のカウンター席に案内され、香ばし茶ハイと生レモンサワーをお願いしました。
早速メニューを見ますが、もうこちらの店のメニューは粗方覚えており、何があるのか見るより今日は何が無いかを確認するのが目的です。
一品料理はササミとアボカド、レバテキ、それに串焼きはハツ、皮、シソ巻き、トマトベーコン、ベーコンエッグをお願いしました。
2杯目はまだ香ばし茶のティーバックから お茶が出るので 焼酎と水と氷だけ入れてもらい、愚妻は宮崎のかぼすに似た柑橘のべへすサワーとゆうのに切り替えです。
ササミとアボカドは表面だけ湯引きしたササミとアボカドをスライスし、出汁醤油を掛けたものをワサビを添えて頂きます。
生感を残す鶏ササミのサッパリさと、アボカドのマッタリ感が良い感じに合っていますね。
レバテキは鶏のレバーを胡麻油に漬けて、レア感を残すよう網焼きにして、葱等の薬味をみじん切りにしてタップリ掛けて酸味の効いた醤油系のタレを掛けたものです。
これはレバーのレアな感じが凄く良い焼き加減で、酸味の効いたタレとの相性が良く凄く美味いです。
ハツは鶏の心臓を開いて串に刺し 塩で焼いたもので、独特の弾力の食感が良く美味いです。
皮は鶏皮を串に刺し 塩を振って遠火で表面をカリカリになるまで確り焼きつつ、中は柔らかい弾力を保っています。
このカリカリ感が半端なく、お通しのキャベツの酢ダレに付けて食べると皮の脂の甘みとタレの酸味、塩の塩味、パリパリの食感が相まって溜まりませんねぇ、お替り必至です。
シソ巻きは豚バラスライスにシソの葉を巻き込んで薄い円柱型に切って横から串に刺して塩を振って焼いたものです。
豚の脂のしつこさがシソでサッパリとして、その脂の甘みをサッパリと味わえるのが良いですねぇ。
トマトベーコンはプチトマトを薄切りのベーコンで巻いて串に刺して焼いたもので、焼きトマトの濃厚さとベーコンの香ばしさと塩味のバランスが良く鉄板の美味さです。
ベーコンエッグは半熟の茹で玉子をベーコンで巻き、串に刺して縦に二つに切り分け炙ってマヨネーズを掛けたもので、これはもう説明不要の美味さですね。
酒のお替りを頼みつつ、串焼きの皮のお替りと、レタスチーズ、椎茸を追加です。
レタスチーズはチーズをレタスで巻き、それを豚バラの薄切りで巻いて串に刺し焼いたものです。
レタスはシャキシャキの食感を残しながらチーズがとろけて、変わり種ですが中々美味いです。
この博多串焼きは、焼きそばを巻いたり、スキ焼の具を巻いて黄身を塗して食べたりとこうゆう変わり種が色々あって面白いですね。
最後に酒のお替りと串焼きの皮とシソ巻きのお替り、それにシロを頼みました。
シロは小口切りしてボイルした豚の腸を串に刺し、タレを付けて焼いたものです。
このシロは確り時間をかけてボイルしてあり、臭み全く無く、しかもかなり柔らかく食べ易いのですが、タレが甘塩っぱ過ぎて味が濃すぎますね。
以前よりタレの味が濃くなったような気がします。
満腹で2時間ほどで切り上げましたが、まだ19時ちょい前で客の入りは5割程度でしたので密にもなりませんでしたが、飛び込みで来たお客さんには予約で一杯と告げて断っていたので、この後多分満席になるんでしょうね。
狭い店なので、テーブルもカウンターもキッチキチですので満席なればかなり密になる感じですが、混む前の早めの時間ならまあ安全ですかね。
私ら夫婦はワクチン接種もとっくに終わってますが、それでも絶対とゆうことは無いのも承知してますし、要は確率の問題だと思ってます。
交通事故の危険があるので車は使いませんとゆう方のお叱りなら受けますが、そうでないならもはや自己責任の範疇だと思います。
ただ、確率の下げる為のワクチン接種は絶対条件で、ワクチン接種が終わってない方は飲み歩くべきではないと思います。
ワクチンは自分のためよりも、家族や会社、友人等自分が所属するコミュニティーを守るためのもので、個人の自由だから打たないとか無責任な考えは許せません。
自由には義務や責任が伴うものですからね!
16時過ぎに愚妻からメールが来て、今日は愚娘も休みで家に居るので夕飯は新富に17時集合とのこと。
そそくさと仕事を片付け押っ取り刀で駆けつけると、店の入り口の引き戸に『本日貸し切り』の張り紙が!
ケータイを確認すると着信に気付かなかったようで、すぐに掛けるといつもの中華屋に移動中とのこと。
えー、昨日も中華だったんだよなぁと思いつつ急いで追いつき、久々に美味い串焼き食いに行こうと提案しこちらの店にやってきました。
流石に先客は無く口開けで、奥のテーブル席に通されました。
早々にメニューを確認して、香ばし緑茶割り、レモンサワー、ハイボールを注文し、飲み物が出る前に馬刺し、ササミとアボカドのワサビ醤油、串焼きは鶏のハツ、皮、豚バラのシソ巻き、モッツァレラチーズとトマト、厚揚げ納豆、半熟玉子のベーコン巻きをお願いしました。
飲み物と一緒に出されるお通しは生のキャベツを千切って酢ダレを掛けたもので、ここの鶏皮焼きはカリカリに焼いて出されるので、このお通しの酢ダレに浸けてもカリカリ感が損なわれずメチャ美味です。
馬刺しは初めて頼みましたが、新鮮で適度な脂のノリと柔らかさで、噛むほどに旨味を感じられ、甘めの醤油とニンニクの微塵切りが良く合って美味く、非常に上質な感じです!
串焼きもいつも通り丁寧な焼き上がりで満足ですね。
香ばし緑茶はティーバックがまだ出るので中をお替りし、更に追加でレバテキ、串のつくね、肉厚椎茸、それにお替りでハツと半軸玉子のベーコン巻き、それに名物と謳った炊き餃子を始めて頼んでみました。
レバテキは、鶏のレバーを軽くレアにソテーし、葱塩ダレを絡めたもので、レバーのしっとりした食感とマッタリした旨味が葱塩ダレとの相性も良く美味いですね。
炊き餃子は平べったい陶器の皿状の鍋に、白濁した濃厚な鶏出汁で餃子6個を強火で短時間で煮た水餃子です。
スープはコラーゲン特有なマッタリとした濃厚な旨味で、臭みも無く上質で丁寧さを感じます。
餃子は肉タップリで結構食べ応えがありますが、味自体は薄味で優しい感じが良いですね。
皮のプルンとした食感も良くこれは美味いです。
更に〆にこのスープに辛みを付けて、中華麺を煮て出してもらいましたが、優しい味に唐辛子のインパクトと玉子の甘味が良い具合で、これは〆の一品に相応しいラーメンですね。
この店は年に数回通っていますが、いつも串焼き中心で今回 結構初めての物を食べてみましたが、この炊き餃子と〆の辛味ラーメンは気に入りました。
これからは毎回頼むことになりそうです。
新しい店を開拓するのも良いですが、いつも行っている店のメニューを改めて開拓するのも新たな発見があって良いものですね。
飲食を趣味にする者にとって、果たしてどちらに意味や意義を感じられるか、幸せの青い鳥は意外と近くにいるのかもしれませんね!
愚妻が2ヶ月前の健康診断で引っかかって大腸の内視鏡検査をすることになり、日頃の強気な態度とはウラハラにかなりびびっていたようで、食欲も減退し見る見るやせ細って遂に体重が41kgを割り込んで、こいつ癌じゃねえのかと思い始めた頃、漸くこの前日に検査の日を迎え、結果は見事に何の異常もなく健康体のお墨付きをもらってきました。
そうゆう事で現金なもので、早速食欲も見事に復活したようで何か美味いもん食いたいと言い出したので、久し振りにこちらに串焼きを食いに伺いました。
こちらは博多の串焼きの店で、年に数回訪れますが、なかなか流行っていて19時近くなると満席で入れないことも多く、早い時間に行くか、予約が必要です!
普通の焼き鳥やホルモン焼きもありますが、やはり得りは各種野菜等の具材に豚肉の薄切りを巻いて串に刺したもので、それらがカウンターのケースに並べられている様はなかなか見応えがあります。
この日は時間も早かったので店はまだ空いていて、串の刺さった食材の見渡せるカウンター席に陣取り、先ずは緑茶割りとレモンサワーで乾杯です。
ここの緑茶割りはグラスの底にティーバッグが沈んでいて、マドラーで突いて自分で濃さを調整します。
通常、こんな氷のタップリはいった状態でお茶はなかなかでない筈なのですが、このティーバックは結構冷水でもでますね、これって以外と凄いことなんですけどね。
レモンサワーは、レモンの香りが凄いと愚妻が言うので一口もらってみましたが、確かにレモンの香りが強くガツンときて美味いです。
店員さんに聞いたところ、広島の農家から直接買い付けしているとのこと。
焼き物はちょっと時間が掛かるので、待つ間にクリームチーズの醤油漬けをもらいました。
クリームチーズを九州の甘い濃い口醤油に漬け、小さなダイス状に切って盛り付け、上からネギを細かく切った塩ダレが掛かっていて、包んで食べる用に海苔を小さく切って添えてあります。
これは手軽で食べやすく、このマッタリ感と味付けが美味しくて、この店に来るといつも頼んじゃいます。
緑茶割りのお替わりですが、このティーバックは2杯分ぐらいは余裕ででるので、2杯目は氷と焼酎と水だけ入れてもらうと安く済みます!
最初の串焼きは前菜代わりに軽めのところで、椎茸、トマト、シソ巻、ミョウガ、新玉葱を頼みました。
椎茸は肉厚でバター醤油を塗って焼いてあり、やはりキノコとバターは合いますねぇ。
トマトはミニトマトを豚肉で巻いてありますが、確り火が通ったトマトの味の濃さは最高です。
ただこいつは凄く熱いので食べるときは要注意です。
シソ巻は、豚肉にたっぷりのシソを巻き込んで輪切りにし串に刺してあり、シソの風味がサッパリとして美味いです。
ミョウガは豚肉を巻いて甘めの味噌を塗りながら焼いてあり、確り肉で巻かれているのでミョウガは蒸し焼きのようになっていて、かじるとミョウガの風味が沸き上がってくるようで、その風味に甘めの味噌が焼けた香ばしさが絶妙です。
新玉葱は、時間を掛けてじっくり玉葱に火を通し、玉葱の甘みを最大に引き出しています。
それ以降は愚妻が熱燗、自分は麦焼酎のロックをお願いしまし、追加の焼き物はシロ、ササミ、レタスチーズ、玉子ベーコン
をお願いしました。
シロはタレの味が濃いめですが焼き具合が良いです。
ササミは小口切りして串に刺して焼いてワサビを一切れづつに少しづつのせて出させますが、中心部分はほんのり生っぽくてこれも繊細な焼き具合です。
レタスチーズはちぎって丸めたレタスにチーズを入れてまるっと豚肉で包んでありますが、レタスの水水しい感じのシャキシャキの食感を残しながらチーズがとろけていて美味いです。
玉子ベーコンは茹で玉子にベーコンを巻いて弱火の遠火でじっくり焼いているのでベーコンの風味と塩味で茹で玉子を美味しく食べられます。
これは2本串を刺して焼いてくれて、出すときに半分に切ってマヨネーズを少し掛けて出されますが、驚いたことに黄身がまだ半熟気味で、これは玉子好きには溜まらない一品です。
最後に鶏皮、チーズのズッキーニ巻、そして今日食べた中で特に気に入ったシソ巻、ミョウガ、玉子ベーコンをお替わりしました。
鶏皮は塩で、表面だけをパリッとさせながら中のジューシー感を残し、完璧な焼き具合です。
これをお通しで出される酢キャベツの酢に浸けながら食うと凄い美味いです。
チーズのズッキーニ巻はモッツァレラを縦に薄くスライスしたズッキーニで巻いて焼いたもので、うーんまあこれはモッツアレラが焼くことでシットリ感がなくなってもそもそした感じが余り合っていなかったかな。
焼酎をロックで3杯ほど頂きかなり満腹で締めましたが、ここの串焼きは素材の良さもありますが焼き具合が絶妙で、色んな素材を使うのでそれぞれに適した焼き方で丁寧に焼いてくれるのが感動するほどです。
相当なこだわりと神経質でないとやってられないでしょうね。
だからカウンターで焼き手にその辺りを褒めてあげると凄く喜びますよ。
行った人は是非褒めてあげてください、その価値はあると思いますよ!
この日は夕方、愚妻から「串焼きが食いたい!」とメール着信。
それでは久々にこちらの店に伺ってみましょう。
結構流行っているようで前回は満席で入れませんでしたが、今日は時間も18:00と早めなので取り敢えず店まで行ってみるとまだ先客は1人のみでショウケースの前のカウンター席に陣取りました。
この店はショウケースと焼き台が見渡せるこの席がベストポジションですね。
愚妻が生ビール、自分が緑茶割りのセットをもらい、前回頼んで美味かったクリームチーズの醤油漬けとアボカド鶏わさを注文しました。
後は串ですが前回頼んで美味しかったトマト×2、シソ巻き、玉子ベーコン、砂肝、シロ、ササミ、皮×2、椎茸×2、それに今回初めて頼んだのが鮪ホホ肉、キムチチーズ、焼きそば、その他季節物でホタルイカ、新玉葱、竹の子×2、菜の花チーズをお願いしました。
鮪ホホ肉は、焼き鳥みたいに串に刺して塩で焼いてありますが、見た目は牛肉みたいですが味は確り魚で美味いですが、ちょっと魚特有の生臭さがあります。
キムチチーズはキムチとチーズを豚バラの極薄スライスで巻いてありますが、豚とキムチは相性が良いですね。
それにチーズがまったり感を付与していてなかなか美味いです。
焼きそばはソース焼きそばを豚バラで綺麗に巻いて焼いたものを、マヨネーズを敷いた皿に乗せソースと青海苔、紅ショウガを乗せたもので、まごうことなき焼きそば味で面白いですね。
ホタルイカは筏のように並べて5,6匹を串に刺して焼いたもので、表面や足は香ばしくイカワタのまったり感が日本酒に合わせたくなる美味しさです。
新玉葱は大きく切って豚バラで巻いて遠火で炙った物で、芯まで確り火が通っているのに食感が良く、もともと新玉葱なので甘みは強いのでしょうが火の通った玉葱の甘さは更に半端なくて、これは美味いですねぇ。
竹の子は茹でたものを豚バラで巻いて焼いたものですが、新竹の子の新鮮な香りはちょっと感じられなかったし、竹の子の味も弱かったかな。
これは肉で巻かないで直焼した方が美味いと思いますね。
菜の花は普通にお浸しや辛し和えにした方が美味いかな。
最後にこの日一番美味かった新玉葱を1本お替りして終了しました。
やはりこの玉葱は絶品ですね。
ここの串焼きは定番に加え、季節毎に旬の素材を出してくれるので1年中楽しめるのが良いですね。
帰る頃にはカウンターは満席になってましたので人気のほどが伺えますので、ベストポジションをキープするには早い時間に入店することをお勧めします!
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博多串焼き! 2015年8月
この日は休日で愚娘も出掛けてしまい愚妻も夕飯作るのが面倒臭そうだったので、外に飯を食いに出ることにしました。
何食いに行きたいか愚妻に聞くと、最近雑誌に出ているこちらの店の記事を見付け行ってみたいとゆうので、開店早々の17時過ぎにうかがいました。
場所は焼肉園の斜向かいで、青葉の並びです。
溝の口から徒歩で5分くらいですが、繁華街からちょっと離れているので新たに商売を始めるのにはちょっと難しそうな場所です。
店は通りに面した入り口も窓も全部開け放って開放感を出すようにしているようで、表から店内の様子も窺い知る事ができるし、また外から覗いていると中からもすぐ気が付いて店員さんが声を掛けてくれます。
店内は焼き場を囲むL字カウンターが10席くらいと奥にテーブル席が幾つかある中規模の木造和風居酒屋的な作りです。
時間も早かったので一番乗りでしたのでカウンターの奥の方に陣取りましたが、この店はカウンターがベストです。
広めのカウンターにはガラス張りの冷蔵ケースが設置されていて、色んな食材が串に刺されて綺麗に並べられており、それを見ながら目の前の焼き台で焼く様子を見ることができて、なかなか面白いです。
串焼きの種類はかなり多く、ショウケースに出ていない物もありますので、店員さんに確認すれば大概何でも「あるよっ!」って言ってくれそうです。
先ずは生ビールと緑茶割りを頼み、焼き物は焼ける時間が多少掛かるのですぐ出せるとゆうアボカド鶏わさ、クリームチーズの醤油漬けを注文し、串焼きはトマト×2、シソ×2、茗荷×2、シロ×2、ホウレン草チーズ×2、玉子ベーコンをお願いしました。
アボカド鶏わさはまあその名の通りですが、和えてある出汁醤油の味が良く合っていて、これは最初にちょっと摘むには良い皿です。
クリームチーズの醤油漬けは、これはちょっと意外な組み合わせですが、スライスしたクリームチーズを出汁醤油に漬け、白葱の微塵切りを塩と胡麻油で和えた薬味が掛けてあり、それを海苔で巻いて食べられるように焼き海苔が付いています。
これはちょっと意外な組み合わせですが、これがなかなか美味くてビールでも焼酎でも日本酒でも合いそうで、次回も必ず頼みますね!
暫くすると串焼きが次々と焼きあがった順に目の前の皿に出されていきます。
トマトとシソと茗荷は極薄切りの豚ロース肉で巻かれており、火の通ったトマトの旨味やシソの爽やかな風味を確り受け止めていて美味いですが、中でも茗荷の美味さは驚きでした。
茗荷をこうゆう形で焼いて食べるのも初めてでしたが、茗荷特有の風味が焼かれることで凝縮され、それが隙間無く巻かれた豚肉で逃げられなくて充満したような感じで一口食べると茗荷のインパクトを感じられます。
シロはちょっと厚みがあって上質な感じで余り甘さを強調しないスッキリとしたタレで焼かれていて、上質な美味さを感じさせます。
ホウレン草チーズはホウレン草ととろけるチーズを確り束ねてベーコンで巻き、それを太鼓の様な形に切断面が見えるように串に刺して焼かれた物ですが、ベーコンとホウレン草の相性は鉄板で更にチーズが身も味もばらけない様に確り結びつけています。
玉子のベーコン巻きは良くあるウズラの玉子じゃなくてニワトリの玉子を茹でてベーコンで巻いて炙ってから二つに切って出してくれるのですが、焼かれて暖かいのに黄身が半熟で、これはもう見た目で間違いありません、食欲を誘います!
愚妻はビールの後珍しくレモンサワーに切り替え、お互い何杯かづつお替りをしながら、博多ネギ×2、ササミ、鶏皮×2、とうもろこし等を追加注文しました。
博多ネギは細い青葱を豚肉で確り束ねて切ったもので、ネギの風味が良いですね。
鶏皮は焼き方が上手く、表面は焦げるギリギリくらいのカリカリの芳ばしさを感じますが、中は柔らかくジューシーで皮の旨味を引き出しています。
トウモロコシは3分の1カットくらいの大きさの物が2つ出てきますが、これは先ず生のままフライヤーに放り込んで揚げて、それをバター醤油ダレに浸けて太い串を刺して出してきましたが、これはかなり油ぎっていてタレの味も濃すぎて唯一いただけませんでした。
普通に醤油塗って焼き台で焼いてくれれば良いのにねぇ。
最後に愚妻がシソ巻き、自分が茗荷巻きを1本づつお替りして〆ましたが、串も1本づつ結構ボリュームもあり、もう満腹でかなり満足でした。
この店は博多の串焼きとゆうコンセプトらしいですが、本場の博多の串焼きを食べたことが無いので何なんですが、それでもかなり気に入りました。
まあ九州の店ですから日本酒の品揃えが無いのはしょうがないとは思いますが、酒類の品揃えがちょっと少ない気はしました。
店員さんは若い男性ばかり3名ほどいましたが、皆な凄く元気が良くてフレンドリーながらもそれでもお客さんとの礼を逸しすぎない感じも好感がもてました。
この店もちょっと通うことになりそうですが、こんなに通わなきゃいけない店が増えると、もう新規開拓なんてちょっと無理になってきましたねぇ!
10位
1回
2016/08訪問 2016/08/09
この日は10時半から日本橋の取引先との打ち合わせ、その後一緒に昼飯をってことになり、担当者君と共に事務所を出ると眼鏡もくもらんばかりの高温多湿振り!
連日のにわか雨はスコールの如しで、地球規模の温暖化による気候変動は、もはやこの国の気候を熱帯雨林気候へと変貌させたかの様な猛暑です。
そうなると当然(何が当然なのかは不明だが)カレーライスってことになるのは必定で、ほぼ1年振りにココットカレーを食いに行きました。
11時半過ぎでしたが店の前には既に行列が出来ていて最後尾に並び待ちますが、ビルの谷間の日陰とはいえ蒸し風呂のような暑さに既に噴き出し始めた汗を拭いながら、やはりこんな暑い日はみんなカレーを食いたいんだなと己の指向が間違っていないことを、朦朧としはじめた意識で再認識します。(私は間違っていない、私は正しい!)
15分程待って漸く入店し、冷房の効いた店の奥の鉄板焼きのテーブル席に案内されます。
座るより前にチキンカレーを2つオーダーし、出された水を一気に飲み干し人心地つきます。
すぐに冷水の入ったボトルとサラダとライスが出され、大きな鉄板の中央付近に並べられたココットのひとつがが目の前に移動されてきます。
早速、壺の蓋を取り、ライスの真ん中にドーナツの様に穴をあけたところにお玉で壺からカレーをすくってかけていきます。
忽ち立ち上るスパイスの香りが鼻孔を刺激し噎せ返るような刺激が溜まりませんねぇ。
そのときこのカレーを初めて食べる取引先担当者君の「おっととっと!」の声に振り向くと、このカレーが思ったより粘性のないことを知らずにズボンのやばい部分に僅かにこぼしてしまったようで、慌てておしぼりで拭いています。
暫く格闘していたようですが、カレーの香りに誘われ諦めて食い始めたようです。
そうなるとこのカレーには、意識ごと奪い取るような魔法の力があるようで、折角一緒に飯食いに来てるにもかかわらず、一切の会話もなしに一心不乱に食べまくります。
味の細かい内容は昨年のレビューを読んで頂ければ解ると思いますが、久しぶりのココットカレーは相変わらずの美味しさで、気のせいでしょうか今回はちょっとクリーミーな味も感じられました。
一気に食べきると、吹き出す汗拭いもせずに椅子にもたれて暫し放心状態です。
このカレーには、滴る汗やズボンのシミなどの細かいことや、それに仕事上のクレームや嫌なことなどのストレスまで、一時全てを忘れさせる魔力のようなものまで感じられるようで、1,620円と決して安いとは言えないこのカレーを求めて11時過ぎから界隈のサラリーマンが大挙して押し寄せる理由が分かる気がしますね。
会計を済ませて外に出ると、これでもかと容赦ない日差しに襲われますが、「ふっ、夏だね!」っと余裕で受け入れられる心地よさを感じるのは私だけでしょうか!
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みなさ~ん、やっぱりこの店は2階で洋食を食うのがお奨めですよ~! 2015月 7月
連日の猛暑で外に出るたび大汗をかいていますが、気が付けばここのところ昼は殆んど毎日カレーライスばっか食ってます。
どうせ汗だくなので、もはや汗かきたくないとかそんな理由も通用せず、心置きなくカレー食って更に汗かいて冷たい水でたっぷり水分補給すると、発汗作用の気化熱で返って涼しく感じられるような気がします。
この日も、日本橋室町にある得意先で午前中商談があり、終わったのがまだ11時30分くらいだったので次の東京駅界隈の客先の商談までの間に早めに飯食っておこうと考え、こちらの店に訪れましたが狙いは勿論ココットカレーです。
この店は鉄板焼きでは何度か利用していますが、実は洋食と特に壷のまま提供されるココットカレー1,620円が評判の店でもあり、ランチタイムには界隈のサラリーマンやOLで凄い賑わいをみせます。
こちらでカレーを食べるのは初めてで、漸く評判のココットカレーを頂けるとゆう期待感が否が応でも高まりますねぇ。
入り口で洋食かカレーかを聞かれ、洋食の人は2階へ、カレーの希望者は1階へ通されます。
1階は夜はこの店の表の顔である鉄板焼き用のテーブル席で、大きな鉄板をコの字に囲むようにカウンターテーブルになっていて、鉄板には低温に火がつけてあってカレーの入ったココット(壷)が鉄板の上に綺麗に並べてあります。
席につくと、既にグラスに水が注がれ、小皿には大きなラッキョウが2粒盛り付けられて置いてあります。
壷を目の前の鉄板上に移して蓋を取ってくれ、福神漬けのポットとサラダとライスが出されます。
サラダはレタス主体で瑞々しく新鮮で、オーソドックスなフレンチドレッシングも美味いです。
そしてカレーですが、見た目凄いシャバシャバで殆んど粘度が無いようだったのでライスの中央に大きく丸く穴を開け、そこに小さなオタマでカレーを注いでいきます。
カレーは見事にご飯の米と米の間をすり抜け、ライスの上には鶏肉や揚げて後から入れられた小振りの皮付きのジャガイモ、サッと煮込まれた玉葱等が顔を出します。
それを良くかき混ぜながら頂きますが、これが凄いスパイスが効いていて衝撃的美味さです。
鮮烈な辛さと鼻に抜けるような香り立ちの良さ、鶏出汁の旨味の強さと酸味や甘味等複雑な味の絡み合い、その癖 嫌な雑味も無く素晴らしくインパクトありながら、見事にバランスも良く、ちょっとデリーのカシミールにも似た感じですが全ての点でこのカレーの方が上回っている印象です。
カレーの量も多めで、ライスを大盛にしてもらわないとカレーが余るくらいの感じです。
私にとってムルギーを除けば、最も美味いと思えるカレーですね、いやーこんなことならもっと早くに食っとけば良かったです。
この店はご存知鉄板焼きの顔や洋食屋、そしてこのカレー屋と色んな顔を持っており、どの顔を見るかで評価するのが凄く難しいです。
しかし今回初めてこのココットカレーを食べてみて、カレーとしての味の評価なら4.5を付けたいと思いました。
確かにランチのカレーライスが1,620円とゆうのは高いと感じるかも知れませんが、界隈のサラリーマンやOLで行列が出来るさまを見れば、納得頂けると思います。
今回はちょっと早めに入れたので並ばずに済みましたが、12時過ぎるとかなり込み合いますので覚悟が必要ですね。
皆なが2階で洋食を食べてくれれば、1階は少し空いて待たずにこのカレーにありつけるかも知れませんねぇ!
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みなさ~ん、この店の昼はカレーライスがお勧めですよ~! 2014年4月
この日は愚妻が朝一から胃の再検診で胃カメラの検査があり、10時頃終わったらしくハイテンションで電話してきて「お腹空いたから昼ご飯たべよう!」とのこと。
どうやら検査結果も問題なかったらしく、とゆうか問題ないとは思っていたけど、本人は健康診断で胃にポリープが在るかも知れないので胃カメラによる再検診を受けるよう言われてから、胃癌では無いかとの不安でここのところそのストレスから神経性胃炎をおこし胃が痛い日が続いいました。
こちらは13時から得意先で商談があるので、その近所とゆうことで日本橋駅で11時半に待ち合わせ、何食いたいか聞くと昼から「鉄板焼き」とのことで、それなら確か近所にこの店があったなと思い出し久し振りに行ってみました。
道すがら、胃の痛いのは如何したか聞くと、愚妻は「胃カメラで問題なしと言われた途端にスッカリ治った!」とゲンキンなことを悪びれもせずに、しかも安心感からのハイテンションで語ります。
普段の傲慢な態度とは裏腹に、どうやらこいつは相当ビビッていたようです。
場所は中央通りと永代通りの交差点から、中央通りを日本橋方面に1ブロックで左の路地に入って50mくらいです。
間口は狭く、入り口も小さいので小さい店かと思いますが、奥行きが結構あり、1階は鉄板焼きの鉄板を囲うテーブル席が多数と、2階は普通のテーブル席があり、結構箱は大きい店です。
入り口で、カレーか洋食か希望を聞かれますが、鉄板焼きが食いたい旨伝えると、「お待ちください!」と言い残し店員さんが急にアタフタと店の奥に走っていってしまいます。
その間、レジ待ちのお客さんや入ってきたばっかりのお客さん達も皆な置き去りです。
どうやら昼の時間は、ココットカレーと言う壷入りのカレーが有名らしく、90%のお客さんがカレーライスを食べに来ているようで、昼から鉄板焼きを食べに来るお客はかなり少ないらしく、店側も対応に大わらわとゆう感じです。
暫らく待って漸く鉄板焼きのテーブルに通され席に着きます。
すぐにて店員さんがメニューをもってきて、飲物を如何するか聞いてきましたが、流石に昼だし、しかもこの後商談だし、愚妻も胃カメラの跡で今日はお酒禁止とのことで、お水をもらいました。
メニューを見るとランチタイムだけにかなり安い設定の物が何コースもあり、その中でもミックスランチとゆう牛肉も魚も食べられるコースが2,160円 と格安だったのでそれにしてみました。
昼の忙しい時間だとゆうのに大きな鉄板を囲むテーブルを2人で貸切で、これだけでも贅沢な気分になります。
7~8分ほどでシェフが素材を乗せたワゴンを押してきて、軽い挨拶の後さっそく海老から焼き始めます。
鉄板に押しつけられて焦げる海老の芳ばしい香りと姿を見ていたらもう辛抱堪らなくなり、ビールを1本頂いてしまいました。
海老は中型のブラックタイガーでしょうか、頭も殻も剥かれて開いてあり、確り焼かれた香ばしさがビールにピッタリです。
鉄板にこびり付いたパリパリの焦げの部分もヘラでこすげとって皿に盛ってくれましたが、これが絶品でした。
イカのつみれ状のものと、更にサーモンが焼かれます。
どれもこれも値段の割には新鮮な感じで臭みも無く美味しい物でした。
ニンニクのスライスを焼くところからはじまる牛肉はオージーでしょうか、赤身のはじめからカットされたものでしたが、思いのほか臭みも無く柔らかくて赤身の旨味を感じることのできるステーキです。
これにサラダ、ご飯、味噌汁、漬物が付いていて、ボリューム的にも満足いく内容でした。
この店は昼はほとんどカレーを食べにくるお客さんばかりですが、カレーでも1,620円するので、あと500円くらい出せば食べられるこの鉄板焼きはかなりお得な感じですね。
確かに素材は高級とゆう訳ではありませんが、それでも昼からシェフと大きな鉄板も一人占めしてゆっくり味わう鉄板焼きは、この贅沢感がたまらない満足感を与えてくれますね、愚妻も満足したらしくご満悦で帰って行きました。やれやれ。
偶にはこうゆうランチも良いですねぇ、でも皆がこれをやったらこの店の昼は確実に回らなくなるでしょうねぇ!
今年は、日頃の不摂生と暴飲暴食のせいでついに体重が煩悩の数(108㎏)に達し、普段から体重を聞かれ0.1トンと答えていたのが嘘になってしまうため、これはいかんとダイエット生活に突入し食べログなんてやってる場合じゃなくなっている状況です。
そんな中で振り返ってみると今年は意外にも外食が多かったことに驚かされますが、ベスト10も地元の名店や新興店、高級リゾートや地方の名店までなかなかバラエティーに富んでいて、ホントにダイエットしてんのかよって声も聞こえてきそうです。
しかし、誰が何と言おうとも私はダイエットしてるんです。
うーん、我ながらこの鋼鉄のような硬い意志は大したものですねぇ、これならダイエット成功も間違いなしだな!