佐久間北大さんが投稿した玉乃葉 梅軒(東京/二子玉川)の口コミ詳細

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佐久間北大の外食生活日誌

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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済

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閉店玉乃葉 梅軒二子玉川、二子新地/すき焼き、天ぷら、海鮮

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  • 夜の点数:4.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
2回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

春爛漫!

 夕方に愚妻から「美味い鰹が食いたい!」とゆうメールを受信。
そうかぁ、初鰹の時期だもんなぁ、そう言われれば旬だし、竹の子を焼いて食ったら美味いだろうなぁ!
とゆうことでこちらの店にやってきました。
昨年から2ケ月に一度くらいの頻度でお邪魔してます!
18時半くらいに愚妻とふたりで訪れましたが、相変わらず空いていますねぇ。
カウンターにはまだ誰もいないようで、「お好きな席にどうぞ。」っと言われ、なるべく厨房の中が見える真ん中辺りに陣取りました。

 先ず自分が緑茶ハイを頼むと、愚妻はいきなり熱燗2合の注文です。
店の人は酒を持ってくると必ずお銚子を自分の方に出し、愚妻に緑茶ハイを出してきますが、まあ誰が見てもそう思うでしょうねぇ責められません!

 取りあえず飲み物を交換して乾杯し、本日のお勧めメニューから物色しますが、ハイありました初鰹!
これを愚妻が好きな刺身でお願いします。愚妻は何故かタタキより刺身がお好みで、「鰹が新鮮なら態々炙ったりせず刺身が一番!」と嘯きます。
後は鯨の竜田揚げ、春野菜の天ぷら、そして待望の焼き竹の子、更にいつものおばんざい9点盛りです。

 ここの鰹の刺身はホントに新鮮で、生臭みが微塵もなく特有の鉄の様な良い香りが仄かにして美味いです。
鰹に厳しい愚妻もここの鰹ならいつも文句言わずに食います。
 この日の鯨は鰯鯨で、ちょっと癖が強いですね。
それに揚げ油の温度が僅かに低かったのか油切れが少し悪いような気がしました。
 春野菜の天ぷらは、うるい、ぜんまい、ふきのとう、たらの芽等でしたが、うーん何だろう、この日は揚げ手がいつもと違うのか、ちょっと油が気になったのと揚がり具合のせいか素材の歯切れが悪い感じです。
 焼き竹の子は小振りの竹の子を縦半分に切り、濃いめの醤油ダレで焼き上げ木の芽を添えて出されましたが、上等なトウモロコシの様な香ばしい香りの木の芽の香りが、これはもう半端なく食欲をそそります。
いやー、これは美味いです、もうこれだけで今日来た甲斐があったってもんです!
 おばんざい9点盛りは、うるいと浅蜊の身のお浸し、白バイ貝煮、菜の花の辛子和え、合鴨のロースト、湯葉の梅肉添え、薩摩芋のレモン煮、蕗と竹の子煮、子持ち昆布、ホタルイカと独活のぬた等でしたが、春の素材をふんだんに取り入れ旬を感じられる内容で、当に春爛漫とゆう感じです。
 いやー酒が進みますねぇ、2杯目からは一粒の麦のロックにしましたが、美味いツマミに誘われるような浮き立つ心でペースも幾分速くなります。

 この店は、凄く手軽な感じの割に料理が美味しく、素材も良いし、季節感を上手く表現していると思います。
その割にCPも高いので私は気に入っていますが、いつ来ても余り混んでいないし、それに食べログの評価も低すぎると思いますが、まあ私の印象でしかありませんけどね。
それとこの店は鍋を得りにしていて、色んな鍋料理を出しているようですが、私は実はこの店で鍋を食ったことが一度もありません。
これだけツマミ系が美味いと、鍋にいこうとゆう気にはなかなかなれませんねぇ。
正しいこの店の使い方じゃあないかもしれませんねぇ!

2017/04/20 更新

1回目

2016/10 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

甘いのも意外と良いものです!

 この日は原料メーカーの担当者君と夕方に打ち合わせで、その後いつものようにその流れでじゃあ一杯行きましょうとゆう事になりました。
この担当者君は親戚が寿司屋をやっているとゆうだけあってなかなかのグルメなので滅多な店には連れて行けないので、今日は二子玉のこちらの店に伺いました。
この店は最近気に入っていて、今年に入ってからは月一くらいで通っています。

 二人なのでカウンター席に陣取り先ずは生ビールと緑茶割りで乾杯です。
 メニューを物色すると本日のお勧めで戻り鰹の刺身があったのでお願いし、やはり旬の秋刀魚の塩焼き、銀杏の塩煎り、そして最近こちらでいつも頼むのが
おばんざい9品盛り合わせです。
 2杯目からは担当者君が黒霧島(芋)のロックを頼んだので自分も村正(麦)のロックをお願いしました。
 戻り鰹は、まだ脂のノリはもう少しとゆう感じでしたが、相変わらず新鮮で美味いです。
おろし生姜と大蒜が付いてきますが、私は田舎者なのでおろし大蒜で食べるのが好きですが、初めから付けてくれるのは嬉しいです。
 秋刀魚の塩焼きも新鮮なのでハラワタまで抵抗なく食べられます。
やはり時期的にまだ脂のノリはもう一歩とゆう感じですが、この時期にしては丸っと太った良い秋刀魚ですね。
 銀杏も勿論新物で、深みのある透き通るような緑色が食欲をそそります。
 おばんざいの盛り合わせは、お手塩皿くらいの小さな皿に季節感の合うその日のお勧め料理を一品少しづつ正方形のトレイに9品並べて出してくれますが、これが結構壮観な眺めで、もうこれだけあれば酒の肴は充分とゆう感じで、最近はいつも頼んでいます。
この日は、蕪の柚子味噌、姫サザエ煮、牛蒡と蓮根のキンピラ、鴨ロースのロースト、自家製豆腐の冷や奴、薩摩芋のレモン煮、きぬかつぎ、子持ち昆布の出汁漬け、青柳と葱ぬたのラインナップでしたが、どれも気が利いていて丁寧に造られていて酒の肴に最適で凄く美味いです。
鴨のローストと自家製豆腐、薩摩芋のレモン煮はいつも出てくるようですが、後は季節やその日によって代わるようです。
特にこの薩摩芋のレモン煮が、薩摩芋自体の甘さもありますが、ちょっと甘めの味付けにレモンの酸味が良い塩梅で、甘いくせに酒の肴として成立しているのが面白いですねぇ。
結して甘い食い物が好きな訳じゃあ無いんですが、自分に甘い私には良いのかも知れませんねぇ!

 チマチマ摘まみながら焼酎のロックを5,6杯づつお替りして、2時間半ほどでお開きにしましたが、グルメの担当者君も満足してくれたようで良かったです。
この内容でこの価格なら充分安いと思うし、酒の肴には事欠かない感じも気に入っています。
元来、こちらの店は鍋料理を得りにしているようですが、鍋でガッツリ食うよりも、気の利いたツマミで酒(本来なら日本酒)を飲むのが良いと思うのは私だけでしょうか!

 その後、未だ20時半くらいで早かったので、当然もう一軒と誘われましたが、明日はゴルフだったので断ってとっとと帰らせてもらいました。
立場が逆なら首に縄を掛けてでも強引にもう一軒付き合わせたところですが、私は他人に厳しく自分に甘いがモットーなのです!

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一線を隔する!                               2015年 8月

 この日は仕事帰りに愚妻がニコタマのライズで買い物するとゆうので、そうなるとどうせニコタマで飯食って帰ろうとゆうことになるだろうと思い、愚妻の買い物が終わる頃を見計らって改札で待ち合わせました。
案の定、開口一番「なんか食って帰ろう!」との一言で、高島屋のレストランの案内を見るもピンとくるものも無かったので、南館の裏手の飲食店街まで繰出しました。
そしてちょっと奥まった場所で発見したのがこちらのお店でした。
 渋くて重厚な木造の外観はちょっと高級な感じがして返って入りづらい感じでしたが、表に出しているメニューを見る限りそんなにべら棒に高い訳でもなさそうだし、店の前で右往左往しつつも腹も減っていたので最後は思い切って入って見ました。
 店内はやはり渋くて和の落ち着いた雰囲気で、美味そうな和食を出してくれそうなちょっと安心する感じです。
右手から奥に厨房を望むカウンターがゆったりと8席、右手から奥に小上がりのテーブルが3卓くらい、それと2階にも座敷があって宴会も出来るようです。
一番手前のカウンター席に案内されましたが、2席づつ分けて隣の席まで充分スペースをとっていてゆったりして落ち着くし、隣に他の客が来てもちょっと離れているので気にならないのが良いですね。
ただ、カウンターはあっても一人では入りづらいでしょうねぇ、実際お一人様はお見受けしませんでした。

 取りあえず生ビールとスダチハイボールを頼み、メニューを物色します。
通常メニューと当日のお奨めが別に一枚ぺらに書かれていて、魚から肉まで種類も色々あり悩みますねぇ。
 先ずは愚妻の大好きなお奨めの鰹の刺身、それにやはり愚妻の大好物の牛タン焼きですが極上芯タン炙りとゆうのがあったのでそれにしてみました。
それと、金目鯛の煮付け、合鴨と揚げ茄子の餡かけ、太刀魚の塩焼きは品切れとのことでカサゴの塩焼きを注文しました。
 お通しは金糸瓜を湯がいて繊維状の実に出汁を掛けた物でしたが、この出汁の美味さでこの店のレベルは解りますね、今日は良い店に入れたようです。
 鰹刺しはこの店の雰囲気に似合わない構豪快な感じに切られていますが、これも土佐風を意識してのことでしょうね、意図を感じられます。
夏場の鰹の割には凄く脂がのっていて、しかも微塵もな生臭さがなく新鮮さが解りますねぇ。
これは間違いなく今シーズンNo.1の鰹で、こんなの出されちゃもう日本酒しかありませんね、羽根屋(富山)純米酒で日本酒度+7.5度とかなり辛口の酒があったのでそれをお願いしましたが、この鰹にはピッタリですね!
 合鴨と揚げ茄子の餡かけは、合鴨のムネ肉をブロックのままミディアム程度に焼いて、それを薄くスライスしてさらに並べ、小口切りした揚げ茄子をトッピングしてその上から和風の餡をたっぷり掛けたもので、鴨肉の火の通し方が絶妙で揚げ茄子と相性も良く、餡が絡むと油が気にならずにアッサリ食べられる感じが良いですね。
 金目鯛の煮付けは、甘めの味付けは好みの味で美味いのですが、ちょっと時間掛けて煮過ぎでしょうか身がパサ付いてちょっと生臭いようなにおいも僅かにしました。
それでも調理の丁寧さは充分に伝わりました。
 極上芯たん炙りは、ちょっと硬くて牛タン特有の美味さがあまり感じられませんでした。
付け合せの辛子味噌が美味くて、これだけで酒が飲める感じです。
 カサゴの塩焼きは、かなり大振りのカサゴを2枚におろした半身を丁寧に焼き上げていて、こんな半身だけのお頭付きの焼き魚見は初めてみましたが、見た目ちょっと豪華に見えるし、何より味は文句なしに美味かったです。

 結局、日本酒を3杯ほど飲んで満腹になり、土鍋の炊き込みご飯はまた今度ですね、価格は一人6,500円ほどでしたがこの内容なら高くはありませんね。
非常に丁寧な仕事振りで、基本も忠実に手を抜くところも無く、さりとて必要以上に高級になることも無く、そこいらの居酒屋さんとは一線を隔するものがありましたね。
また利用します、ちょっと通うことになるかもしれないな!

2016/10/11 更新

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