佐久間北大さんが投稿した宇奈根 山中(東京/成城学園前)の口コミ詳細

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佐久間北大の外食生活日誌

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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済

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宇奈根 山中二子玉川、成城学園前、狛江/そば、天ぷら

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2011/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

現実だったと思いたい!

 ニコタマからバスで10分ほどの多摩川の支流の野川に架かる天神森橋から、水道道路を500mくらい行った最初の信号の狭い道を右に入って4件目です。
この辺りは未だに畑とかけっこう残っていて、地元では砧村と呼ぶ界隈です。
周りはラーメン屋すら無いほどの完全な住宅地で、この場所で飲食店をやるとゆうのは余程の自信を見て取れます。
駐車場も3台分くらいはありますが、この店にきて酒を飲まない訳にはいきませんので、車で行けないとなるとかなり厄介な場所ですね。

 店の外観は、店と母屋(居住)とに分かれて建てられていますが、どちらも真っ黒い板壁のかなり渋くて洒落たつくりで、母屋は2階か3階建ての大きさですが表側に窓が無く、唯一隣の店側の窓から漏れる光と、垣間見える店の様子が見た感じかなり格好良いです。
 今日はこのすぐ近所にあるメーカーさんにお客さんを伴って商談で訪れて、そのあとちょっと飯でも食おうとゆうことになり、だったら以前から食べログで見て興味のあったこの天麩羅&蕎麦の店に折角だから行ってみようと3人で訪れました。
 例によって、6時開店と共に一番乗りで入店です。
基本、流しの客がぶらっと立ち寄る店ではないので、その日の予約客の時間に合わせて準備しておけば良いのでしょうが、開店と同時に予約も無い客が入ってきたので、大将も一瞬パニクッた様子で慌ただしく向い入れられました。
 店内は天井も高くユッタリとした落ち着いた感じで、厨房が少し低くなっていて、幅の広いカウンターが6席、その後ろに小上がりが一段高くなっていて卓袱台が3卓あり、どの席からも厨房内が良く見えるようになっています。
今日はカウンターは予約済みとのことで、小上がりの座敷に通されましたが、掘り炬燵になっていないので足が痺れましたね。

 そんな訳で、まだ油に火も入っていない状態なので、先ずはビールと鮪の刺身をもらい大将には準備を進めてもらうことにしました。
ところがこの鮪が赤身ではあるんですがまごうことなき本鮪で、見た目の美しさもさることながら、凄く濃い鮪の味と香りがして、こんな美味い赤身を食べたのは随分久しぶりのような感じで、期待感が更に高まります。
こんな美味い鮪にビールでも無いだろうと日本酒のリストの中から立山(富山)をもらい、以後はこの立山を7~8回お替りしたと思われます。
 そうこうしていると店内に胡麻油の良い香りが広がってきて天麩羅の準備も出来たようです。
メニューを見ながらあーでもない、こーでもないと悩んでいると、大将が盛り合わせで1.5人前を3人で食べられるようにアレンジしてくれるとのことでお任せしました。
車海老、同足の素揚げ、キス、茄子、ヤングコーン等3個ずつで上げてくれて、芝海老の掻き揚げも大きめに揚げて3つに切り分けて出してくれました。
天麩羅はもう少しカリッとゆうかサクッと感が欲しい感じでしたが、どれも素材が厳選されていてとても美味しいものでした。
自分は蓮根の揚げたのが大好きなので、これも3つ追加で揚げてもらいましたが凄く分厚くて食べ応えがあり食感も良く美味かったです。
 そして〆にセイロ蕎麦を頂きましたが、蕎麦の味がシッカリとしていて、蕎麦つゆがシッカリした鰹出汁で醤油が少し弱めなのか、細切りの蕎麦に良く絡んでいるにもかかわらず、蕎麦の味が強く感じ美味しいです。

 ご夫婦でやられていると思われますが、接客の人当たりも良く、店もお洒落で雰囲気も良く、料理の素材や調理の技法、丁寧な仕事ぶりや、客の都合に合わせるサービス等大変満足させられる店で、どうしてこんな最寄りの駅も無いような辺鄙な住宅街にこんな店があるのか不思議でなりませんでした。
店を出るとこの辺りは照明も無く真っ暗で、まさかこの界隈になら居そうな狐か狸にでも化かされてて、次回来たら店ごと無くなってるなんてことないだろうか!

2011/10/26 更新

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