佐久間北大さんが投稿した界 伊東(静岡/伊東)の口コミ詳細

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佐久間北大の外食生活日誌

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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済

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界 伊東伊東/料理旅館

1

  • 夜の点数:4.5

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2016/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0

大人だけの場所!

 この日はゴルフの後、愚妻と共にこちらのホテルで一泊です。
ゴルフ場から山を下り続けて40分ほどで伊東市内のこちらのホテルに到着です。
玄関に車を乗り付けると後は鍵を預けて入館します。
フロントカウンターに行くまでもなく、入ると直ぐにホテルのスタッフにロビーに誘われて、窓際の庭園を見渡せる景色の良い席でチェックインの手続きとウェルカムドリンク(柚子ハチミツ)のサービスがあります。
 部屋は和室で、10畳くらいの大部屋と廊下を挟んで完全にセパレートされた6畳の2部屋あり、内風呂も源泉掛け流しの檜風呂で2人で泊まるには持て余してしまいます。
 それと、このホテルは全館禁煙です。
どうしても煙草を吸いたい人は玄関外に灰皿が置いてありますから、そこまで行って吸うしかありません。
最近はそうゆうホテルも増えてますし、一泊くらいは我慢しますよ、私も一応大人ですから。
煙草を我慢することが出来るのも大人の特権ですからね!(そもそも子供ははなから吸っちゃ駄目なんだから)

 食事は18時からを指定しましたが、食事の前にちょっと時間もあったのですが、1階の足湯の脇に地酒3種類がセルフサービスで提供されており、また鰺や秋刀魚の干物を炭火で炙って振る舞ってくれたりもしており、食事の前に充分出来上がってしまいそうです。

 食事は1階の食事処で半個室のテーブル席にて懐石料理です
先ずは、喉の渇きを潤すため生ビールの小を貰いました。
次からは今日の料理に合わせて日本酒でいきましたが、静岡の地酒が中心のようです。
・前菜は桜エビの刺身で生姜醤油で味が付けてあり、ほんの一口味見程度ですが、1尾づつちゃんとひげもカットされていて丁寧な仕事です。
・八寸は 白玉にカラスミをおろして塗したもの鶏肉を擂りレーズンと固めたもの、胡桃豆腐をワンタンに包んで揚げたもの、鮭の幽庵焼き、柿の白和え、薄切り大根で茸を挟んだもの、甘エビの塩辛、イクラおろし等でしたが、色とりどりの料理を一口づつ綺麗に盛り付けられていて、季節感を感じさせる美しい盛り付けです。
・松茸の土瓶蒸しは国産の香りの強い松茸と芝海老、それに魚は珍しく甘鯛を使っていましたが、上質で美味いです。

 折角、伊豆くんだりまで来たのでコースとは別に愚妻の大好きな鮑のバター醤油ステーキをこの場で別途お願いし出してもらいました。
生きた鮑を厚手の陶器の皿に乗せ、醤油ベースの出汁とバターを乗せてフタをして、固形燃料で5分ほど炙って殻から外して切り分けて出してくれました。
身の柔らかさといい味わいの深さといい、これは絶対に外れはないですね。

・お造りの盛り合わせは単に醤油を付けて食べるのではなく、初めから個々に味が付けてあって色んな工夫が為されていました。
 鯵は納豆醤油、鰹、伊勢海老は塩レモン、あおりいかはアオサとオリーブオイル、平貝は桜海老醤油、金目鯛の肝和え、鯛の昆布締め。サザエはオレンジのおろし和え等、確かに美味しかったのですがここまでやるとちょっと手を加えすぎな感じも否めませんねぇ。
刺身は特に新鮮で上質な素材であれば、敢えて手を掛けない方が良い感じはしました。
・海老しんじょうは表面が綺麗に色づくよう揚げてあって、上品で上質な揚げ物です。
・蟹のすり身蒸しは出汁の効いた和風の餡が掛けてあって、優しい味です。
・そしてメインは3種類の中から選べるようになっていて、愚妻が和牛の三味焼き、自分が金目鯛の煮付けをお願いしました。
 この金目鯛は切り身でしたが肉厚で結構ボリュームもあって、とにかく魚の質が良く魚臭さが微塵もないのに上質な脂がのっていて、その金目の素材の味を活かすのに凄い薄味で煮られていて、普段なら煮付けはもっと味の濃いのが好きなのですが、これはもうこれで最高です。
・後はご飯、赤出汁、漬物がでましたが、これだけ食えば結構満腹な筈なんですが、余りの美味さに完食です。
・最後にデザートも選べるのですが、レアチーズとメレンゲを混ぜて椿の花を象ったレアケーキを頂き、最後まで余すことなく美味しく頂きました。

 通常はコース2時間の設定とのことでしたが、まあ酒も愚妻が熱燗、自分が冷やで4合づつ頂き(食事の前にもちょっと飲んでたし)、結局3時間ゆっくりタップリ楽しませて頂きました。
料理の質、味、それに接客等も申し分なく満足の夕餉となりましたが、ただ強いて言わせてもらうと食事の間中、かなり長い間ずーっと遠くの席で赤子がかなり大きな声で泣き続けており、かなり気になりました。
まあこれはホテルのせいではないのでしょうし、子供だから泣くのは仕方が無いと言われればそうなのかも知れませんが、果たして乳飲み子を連れてまでこうゆう場所に来るのは如何なのでしょうか。
部屋食のホテルだって幾らでもあるでしょうし、親御さんも返って落ち着かないのではないかと思うのは私の勝手な思い込みなんでしょうかね。
親ですから、子供が育つ一時の間、我慢しなきゃいけない時期ってもんもあるんじゃないかなんて言うのは、もはや時代錯誤なのでしょうか。
くそじじいとしては、大人だけの場所とゆうのも世の中にはあるんじゃないかと、敢えて誤解を恐れず言っておきたい訳です!


 朝食も場所は同じで、テーブルも同じでした。
・先付けは、これは何でしょう、綺麗な透明の半球状のゼリーの様なもので、薬味や出汁醤油を付けて食べるのですが、この綺麗な透明ノ物体は漸くその形状を保持している様な柔らかさで、それ自体かなり確りした出汁の味で何も付けずに食べたほうが美味かったです。
不思議なのは、これほど出汁を効かせてゼラチンで固めたとしたら出汁の色が出るはずで、こんなに透明なのは一体どうやって作っているのでしょう、想像もつきません!
・イカの塩辛、昆布梅、シラスの三種盛
・鶏肉とつくねの炊き合わせ
・温泉卵
・鯵の干物
・湯豆腐
・ご飯、味噌汁、漬物
 まあ、定番の旅館の朝ご飯とゆう感じですが、やはりどれも素材が上質で、むしろこうゆう余り手を加えない内容の方が美味しさをしみじみ感じることが出来て良かったです。
流石に愚妻は朝から熱燗を頼んで飲んでいましたが、運転手としては何とも腑に落ちないところもありますが、まあこの内容なら仕方ないでしょうねぇ、大人だけに!

2016/09/30 更新

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