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佐久間北大の外食生活日誌
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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、佐久間北大さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
昼の点数:4.5
2017/10 訪問
食いねえ食いねぇ、鰻食いねぇ!
この日は私と同じ静岡出身の得意先の担当者さんと打ち合わせがてら鰻を食いに来ました。やはり静岡とゆうと鰻の養殖が有名で、良く鰻を食べていると思われがちかも知れませんが、何処で食っても高いのは変りませんし、なかなか庶民の口には入りません。それでも多少の思い入れはあるので、この得意先担当さんの現在のご自宅に近い、鰻で余りにも有名なこちらの店に一度行ってみたいとゆうので、予約の効かないこちらの店に並び覚悟で訪れました。 今年はもう鰻を食う機会は無いかと思っていましたが、『尾花』となれば話しは別です。遠路はるばる11時30分に南千住の駅で落ち合い、線路伝いに歩いて3分ほどで到着です。かなりの人気店で結構並んで待たされるとのことだったので覚悟をして行きましたが、この日の生憎の冷たい雨のお陰か、待ち人もおらずすんなり入れました。 重厚な老舗感漂う門をくぐり、小さな庭の先にある大きな暖簾の掛かった引き戸を開けると大きな玄関が有り、靴を脱いで畳の大きな座敷に上がります。この座敷はL字になっていて2人用の卓袱台が整然と25卓ほど並べられていて、お客さんの人数によってくっつけて対応可能です。 先ずはビール(大瓶)を1本もらい乾杯です。メニューは極めてシンプルで、鰻重が並と上、ツマミは白焼き、うまき、うざく、焼鳥、鯉の洗いくらいしか無く、だらだらと居酒屋使いをする店では無く、鰻重が来るまでの酒の肴とゆう趣のようです。 うまき(2,500円)とうざく(2,000円)を頼み、熱燗に切り替えました。 うざくは出汁も優しく酢の当たりもマイルドで凄く上品な味です。鰻は身が厚くて確りしていて。胡瓜と菊の花片を塩もみしたものと一緒に盛り付けられていて、必要以上にゴテゴテと飾り立てておらず、清々しいほどの潔さを感じます。 うまきは鰻の蒲焼きを包丁で確りたたいたもを玉子で焼きながら巻いていて、玉子に出汁はそれ程効いていませんが、玉子と鰻の甘みが心地よい感じです。 熱燗のお替わりをもらいつつ、鰻重の並(確か4,500円くらい)と肝吸いをお願いします。同時に頼んだ熱燗のお銚子が出てきて、チビチビ飲んで無くなった頃、鰻重と肝吸いが出てきたので熱燗のお替わりもお願いしました。 鰻重を開けると蒲焼き2切れがほぼご飯を覆い隠すくらいの大きさで、僅かに隙間からご飯が見える感じです。鰻重の上は1,000円ほどお高いようでしたが重箱自体の大きさが大きく、その分鰻も大きいのでしょう。 早速に箸で切れ目を入れて頂いてみますが、もうその段階で鰻の皮を箸で切る抵抗が一切感じられません。口に入れるとこの蒲焼きはもうホントにフワッフワで食感が無いほどです。良く口の中で溶けるようなとかとろける様なとか言いますが、それがもう結して揶揄的な表現では無くホントに溶けるような食感です。鰻自体は厚みがあって、特有の臭さも微塵も無く、凄い美味しい鰻ですね。タレはちょっと甘みが先に来ますが、結して濃い味では無いので飲み込む頃には寧ろサッパリと感じ、幾らでも食えそうな気がします。箸が止まらず、足の痺れも忘れて一気に食いあげて完食でした。 いやー流石に名店と言われるだけのことはある鰻重でした。こんな食感の鰻は今まで食べたことが無く、ホントに驚きでしたね。 1人熱燗を3合づつ飲んで、1人壱万円は掛からないくらいでしたが、まあそのくらいはしても高いとは思わせない味と雰囲気の内容でした。 ただ、やっぱりもう少し飲みながらのんびりと楽しみたいので、肴の種類が欲しいのと、酒の種類も少なく、やはりストレートに鰻だけを食う店ってのが、ちょっと惜しい感じが残りました。それとやっぱり座敷は100kg超級の大きな人間には足が痺れて辛いですね。まあそんなこと言うのはなかなか粋には振る舞えない野暮な田舎者の証拠ですかね。でも予約だけは受け付けた方が良いと思いますよ。この日は良かったですが、ぞろぞろと行列を作って待っている姿はあまり粋にはみえませんからねぇ、まあ千住は江戸じゃぁ無いけどね!
2023/07/11 更新
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食べ放題
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ペット可
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テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
この日は私と同じ静岡出身の得意先の担当者さんと打ち合わせがてら鰻を食いに来ました。
やはり静岡とゆうと鰻の養殖が有名で、良く鰻を食べていると思われがちかも知れませんが、何処で食っても高いのは変りませんし、なかなか庶民の口には入りません。
それでも多少の思い入れはあるので、この得意先担当さんの現在のご自宅に近い、鰻で余りにも有名なこちらの店に一度行ってみたいとゆうので、予約の効かないこちらの店に並び覚悟で訪れました。
今年はもう鰻を食う機会は無いかと思っていましたが、『尾花』となれば話しは別です。
遠路はるばる11時30分に南千住の駅で落ち合い、線路伝いに歩いて3分ほどで到着です。
かなりの人気店で結構並んで待たされるとのことだったので覚悟をして行きましたが、この日の生憎の冷たい雨のお陰か、待ち人もおらずすんなり入れました。
重厚な老舗感漂う門をくぐり、小さな庭の先にある大きな暖簾の掛かった引き戸を開けると大きな玄関が有り、靴を脱いで畳の大きな座敷に上がります。
この座敷はL字になっていて2人用の卓袱台が整然と25卓ほど並べられていて、お客さんの人数によってくっつけて対応可能です。
先ずはビール(大瓶)を1本もらい乾杯です。
メニューは極めてシンプルで、鰻重が並と上、ツマミは白焼き、うまき、うざく、焼鳥、鯉の洗いくらいしか無く、だらだらと居酒屋使いをする店では無く、鰻重が来るまでの酒の肴とゆう趣のようです。
うまき(2,500円)とうざく(2,000円)を頼み、熱燗に切り替えました。
うざくは出汁も優しく酢の当たりもマイルドで凄く上品な味です。
鰻は身が厚くて確りしていて。胡瓜と菊の花片を塩もみしたものと一緒に盛り付けられていて、必要以上にゴテゴテと飾り立てておらず、清々しいほどの潔さを感じます。
うまきは鰻の蒲焼きを包丁で確りたたいたもを玉子で焼きながら巻いていて、玉子に出汁はそれ程効いていませんが、玉子と鰻の甘みが心地よい感じです。
熱燗のお替わりをもらいつつ、鰻重の並(確か4,500円くらい)と肝吸いをお願いします。
同時に頼んだ熱燗のお銚子が出てきて、チビチビ飲んで無くなった頃、鰻重と肝吸いが出てきたので熱燗のお替わりもお願いしました。
鰻重を開けると蒲焼き2切れがほぼご飯を覆い隠すくらいの大きさで、僅かに隙間からご飯が見える感じです。
鰻重の上は1,000円ほどお高いようでしたが重箱自体の大きさが大きく、その分鰻も大きいのでしょう。
早速に箸で切れ目を入れて頂いてみますが、もうその段階で鰻の皮を箸で切る抵抗が一切感じられません。
口に入れるとこの蒲焼きはもうホントにフワッフワで食感が無いほどです。
良く口の中で溶けるようなとかとろける様なとか言いますが、それがもう結して揶揄的な表現では無くホントに溶けるような食感です。
鰻自体は厚みがあって、特有の臭さも微塵も無く、凄い美味しい鰻ですね。
タレはちょっと甘みが先に来ますが、結して濃い味では無いので飲み込む頃には寧ろサッパリと感じ、幾らでも食えそうな気がします。
箸が止まらず、足の痺れも忘れて一気に食いあげて完食でした。
いやー流石に名店と言われるだけのことはある鰻重でした。
こんな食感の鰻は今まで食べたことが無く、ホントに驚きでしたね。
1人熱燗を3合づつ飲んで、1人壱万円は掛からないくらいでしたが、まあそのくらいはしても高いとは思わせない味と雰囲気の内容でした。
ただ、やっぱりもう少し飲みながらのんびりと楽しみたいので、肴の種類が欲しいのと、酒の種類も少なく、やはりストレートに鰻だけを食う店ってのが、ちょっと惜しい感じが残りました。
それとやっぱり座敷は100kg超級の大きな人間には足が痺れて辛いですね。
まあそんなこと言うのはなかなか粋には振る舞えない野暮な田舎者の証拠ですかね。
でも予約だけは受け付けた方が良いと思いますよ。
この日は良かったですが、ぞろぞろと行列を作って待っている姿はあまり粋にはみえませんからねぇ、まあ千住は江戸じゃぁ無いけどね!