佐久間北大さんが投稿した九つ井 玉川店(東京/二子玉川)の口コミ詳細

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佐久間北大の外食生活日誌

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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済

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九つ井 玉川店二子玉川、二子新地/日本料理、そば

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  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
2回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

居酒屋使いもOKです!

 愚妻と愚娘の誕生日も近いので、今日は久々に家族3人とプラス1人で夕食です。
この店はテーブルが大きいので、かなりゆったり出来るのが良いですね。

 先ずは麦焼酎のウーロン割り、生ビール、熱燗2合で乾杯し、メニューを物色します。
この店は基本は蕎麦屋なんですが、ブランド牛の炭火焼きや、すき焼き、しゃぶしゃぶ、鴨鍋、水炊き、カニしゃぶ等の鍋料理、それに蕎麦を使った懐石等結構高級感漂う料理を中心にしていますが、今日は敢えて居酒屋使いをしてみましょう。
 取り敢えず そば寿司600円、そばコロッケ600円、出汁巻900円、揚げ出し豆腐900円、牛サイコロサラダ2,700円、刺し盛り5,000円を註文しました。
 品出しは速く、頼んだ品はどんどん出て来ます。
 そば寿司はシャリの代わりに蕎麦を使った海苔巻きやいなり寿司を一口サイズに切ったもので、シャリのような重さがなく、甘味や酸味を付けていないので蕎麦の味を感じられます。
軽い感じで手づかみで食えるので、前菜代わりに摘まむのには良いですね。
 そばコロッケ牛サイコロサラダは以前来たときも頼んで美味かったので、今回も頼みました。
 出汁巻きはタップリ出汁を含んで、フワフワの食感で押したら滲み出てきそうな感じです。
確り出汁の旨味もありますが、玉子自体の甘さが溜まりませんねぇ。
 揚げ出し豆腐は、軟らかいながらも大豆の甘味を濃く感じる豆腐を片栗粉で揚げ、蕎麦出汁に大根おろしがタップリで美味いです。
 刺し盛り本鮪の赤身、平目、鯛、鰆、金目鯛、墨烏賊、鰤が上品に切られて、大きな丼ぶりにかき氷をぎゅうぎゅうに固め、その上に綺麗に盛り付けてあります。
 それぞれの素材に合わせて、鮪ならネットリとした噛み応えと特有の味を活かせるよう大きめなダイス状に、金目鯛は皮を残して、鰆はちょっと軟らかい身の食感を出すのに厚めに切って皮目を炙って脂を活性化させ、鯛は淡泊な味を引立てるよう昆布締めにしていたり、ヒラメは食感を活かすよう薄めに切って花のように巻いてあったり、非常に良く考えられたお造りになっています。
それに驚くほど凄い素材の質が良く、久し振りに本当に美味い刺身を食べた感じでした。
この刺し盛りは量的にはそれほど多くはない割りに5,000円とちょっと高い感じですが、全然納得の内容でしたね。
 各自酒のお替りを頼みながら、追加で海老のかき揚げ1,300円、セリと蒸し鶏の黒胡麻和え、鮪の紫蘇揚げをお願いしました。
 海老のかき揚げは結構大振りのが2つで、ボリュームがあります。
芝海老のプリッとした食感に加え、小さな桜海老も入っていて香ばしい香りを感じます。
 セリと蒸し鶏の黒胡麻和えは、小口切りした蒸し鶏とサッと茹でたセリを刻んで、黒胡麻を擦ってペーストにした物で和えたものですが、これはセリと黒胡麻の風味が良くて美味いですが、淡泊な蒸し鶏が負けてしまって、鶏料理としては弱い感じです。
これならセリをタップリ使ってセリの黒胡麻和えの方が良い感じですね。
 鮪の紫蘇揚げは、鮪を細かくたたいて青葉で挟んで揚げてありますが、鮪の脂が熱で酸化したような魚臭さが鼻について、うーん この日食べた料理では唯一頂けない感じですね。
 〆に自分がざる蕎麦800円、後 鴨せいろ1,900円、鴨南蛮1,900円を頼みました。
 ざる蕎麦を頂きましたが、ここの蕎麦は、更級ではないので灰色っぽい色をしていますが、それでも透明感があり、腰が確りしていて蕎麦の味も上品で美味いです。
蕎麦出汁はちょっと甘めの鰹出汁で、このしつこくない甘さの出汁は好きなタイプです。
蕎麦湯も濃くて、確り頂いて完食でした。

 ここの料理はどれも素材が良くて、丁寧に作られていて凄く美味いです。
特に今回、刺身の質の良さと美味さに驚かされました。
多少高いですが、もの凄く高いわけでもないですし、これなら今回のような居酒屋使いでも充分満足できる内容だと思いましたね。
愚妻も愚娘もまあ満足そうだったので良かったですが、今週の誕生日週間はまだまだ続きます!

2019/02/02 更新

1回目

2017/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

見事なそろばん尽く!

 実は恥ずかしながら誕生日でして、愚妻がご馳走してくれるとゆうので、愚妻と2人で以前から一度行ってみたかったこちらの店に訪れました。
 二子玉川駅から246を瀬田方面に100m程、高島屋本館の真ん前です。
 入り口の様子から既に高級そうな雰囲気ですが、表に出されたメニューをちょっと見る限り、ステーキでも食わない限り、思っていたほど高くも無さそうです。
 階段で地下へと降りていくと、ウェイティングのホールがあり、純和風の木造り感の重厚な佇まいが広がります。
 すぐに店員さんが迎えてくれて、予約もしていないのに何事もなかったかのように奥のテーブル席に案内してくれました。

 先ずはビール中瓶を頼み、その間にメニューをゆっくり物色します。
基本は蕎麦屋ですが、黒毛和牛のステーキも得りにしているので、如何したものかと迷っていると鴨鍋ができるようです。
こうゆう寒い日はやっぱり鍋ですね、しかも鴨となれば尚更です。
 ビールで乾杯し、鴨鍋、出汁巻玉子、牛コロステーキサラダ、そばコロッケを注文すると、鍋を出すタイミングを確認され、取り敢えず鍋は後にしてもらいました。

 お通しは鰺の干物を焼いてほぐした身を大根おろしで和えたもので、これは簡単ですが美味いですねぇ、家でもやってみましょう。
 ビールをチビチビ飲んでいると、ものの3分程で出汁巻玉子の登場です。
この玉子焼きは出汁をタップリ含んでいてちょっと触るだけで滲み出てきそうな程で、玉子本来の甘さを引立てるほんのり甘めの味付けと、確りした出汁の味で驚く美味さです。
 もうビールなんか飲んでる場合じゃありませんねぇ、私は麦焼酎をロック、愚妻は熱燗にしました。
 牛コロステーキサラダは、生野菜にサイコロステーキがゴロゴロ入っていてボリュームも有り、醤油ベースのドレッシングが掛かっています。
この店はステーキを得りにしているので良い牛肉を使っているだろうと思い頼んでみましたが、これは大正解でした。
ほんのり暖かさを残す牛肉は、思った通り上質で凄く美味いです。
しかも凄く柔らかく、甘みも旨味も濃くて、サラダの野菜も新鮮で上質で凄く良く合っています。
 そばコロッケは、まん丸いそばがきに衣を付けて揚げたもので、小さいのが5,6個だされ、食べ易いし、蕎麦の味も確りしていて美味いです。
これは良い酒の肴になりますね。
 鴨鍋は、先ず炭の入った七輪が運ばれてきて、醤油ベースの出汁がタップリ入った鉄鍋がセットされます。
大きな皿に野菜等、それに別皿に鴨の胸肉のスライスが綺麗に並べられて出されます。
スライスはちょっと厚めで、これは結構固いだろうと歯弱の年寄り夫婦はちょっと心配になりますねぇ!
それに薬味は大根おろし、紅葉おろし、おろし生姜、柚子胡椒がタップリ出されます。
 沸騰したら店員さんが葱や茸、豆腐、くずきり等を鍋に入れて、それが煮えた頃に鴨肉に片栗粉を塗してから鍋に入れます。
片栗粉を塗してから鍋に入れる方が、旨味が逃げず、しかも肉が固くならないとのことです。
取り皿に鍋から出汁をちょっとすくい、薬味を溶いて火の通った鴨肉をつまみ出して食べますが、出汁こそ薄味ですが素材の味を確り味わえて驚きの美味さです。
鴨特有の旨味と脂の甘み、いつもならちょっと気になる癖も全く感じず、しかもちょっと厚めの鴨肉の柔らかいこと。
それに、片栗が出汁を含浸して更に旨味とジューシーさを付与しています。
うーん、これは今まで食べた鴨鍋史上最高ですね!
 結構量も多いのでダイブ満腹になってきましたが、〆のうどんが出てきます。
蕎麦屋なのに蕎麦じゃなくてうどんなのは、この鴨の出汁の出た鍋で確り煮込んで味を浸みさせることを想定してのことでしょう。
かなり太めで確り腰のあるうどんでしたが、予想通りの美味さでもう大満足です。
全部食いきり満腹になったところで、何と雑炊の準備が始まります!
 えー、うどん食ってその後まだ雑炊も出るの!
ちょっと吃驚している我々をよそに、店員さんは何事もなかったかのように鍋にご飯を投入し、玉子を溶いて流し込むと蓋をして、鍋を七輪から下ろして七輪を持って下がっていきます。
もう満腹ではありますが、暫し待ってちょっと蓋を取ってみると、もう鴨の脂と醤油の煮えた臭いが一気に広がって、これは食うしかありませんね。
一口食べると、ああこれはこの鴨の出汁を余さず食べきるための物とゆうか手段なんだとゆうことがすぐに解ります。
なるほどそれで始めは薄味にしてあったんですね、この雑炊の米一粒づつに染み込んだ出汁がこの段階で丁度良い塩梅になっています。
全てが計算され尽くされたような見事な鴨鍋で、満腹にもかかわらず雑炊まで確り食べ尽くしました。

 ダイブ酒も飲んだと思いましたが、この内容で17,000円ちょっとですからそれ程高いとは感じませんでした。
まあ今日は愚妻のおごりだしね。
正直この店はもっと高い店だと思ってました。
こんなことならもっと早く来ておけば良かったですねぇ!

2017/12/18 更新

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