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佐久間北大の外食生活日誌
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佐久間北大 (60代後半・男性・神奈川県) 認証済
この口コミは、佐久間北大さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.0
2012/11 訪問
ごめんなさい、誤解してました!
名古屋と言えば『ひつまぶし』ですが(他にも幾らでもありますが)、この日は名古屋の得意先に日帰りの出張でしたので、何とか食って帰れないものかと探したところ、名古屋駅の名鉄百貨店本館9階のレストラン街にこの店を見つけ、早めの夕食を帰りに新幹線をちょっと遅らせて寄ってみました。 子供の頃、田舎で家が鰻の養殖をしていたので鰻を食べる機会も多く、親戚に都内でも何店舗か展開している鰻屋をやっているのがいたりするので鰻は元来好きなのですが、実は『ひつまぶし』なるものを一度も食べたことがなくて、なんとか食ってみたいものだと思っていました。 この店は、デパートのレストラン街にありますが、店の作りがなかなか豪奢な感じで、席間もゆったりとってあり、個室も複数あるらしく、ホールスタッフも数多く、接客態度もお客さんと対するときは慇懃に感じるほど膝を突かんばかりに目線を椅子に座っているお客さんより低くして対応するので、ちょっと凄い高級店に来てしまったような錯覚に陥ります。これがこの店のスタイルなのか、名古屋のスタイルなのか、あまり名古屋に来ることがなかったので解りませんが、まあ悪い気はしませんね。 メニューを見ると先ず見開きで『ひつまぶし』がどーんと出ていて、他のお客さんを見ても多くの人が頼んでいるようです。その他の食事セットや、鰻由来の一品料理、鰻以外のツマミ等色々ありましたが、『上ひつまぶし』を迷わず注文です。プラス幾らかでお吸い物を肝吸いか赤出汁に変更可能との説明を受けましたが、そのままデフォルトでお願いしました。待つこと10分くらいで、おひつと空のお茶碗、青葱、ワサビ、大葉等の薬味、きざみ海苔、お椀、香の物がセットされた四角いお盆が運ばれてきます。非常に丁寧な食べ方の説明があり、海苔や薬味はお替り自由、それにお茶漬け様の最後の出汁汁は必要の際に申し付ければ熱いのをお持ちしますとのこと。早速、おひつの蓋を取ると、佃煮かと見まがうほどの濃い色の鰻が1cm幅くらいに蒲焼の形を残したまま刻まれており、それが小さいおひつの表面を完全にご飯が見えなくなるように覆い尽くされており、ちょっとワクワクしてきます。先ず、その小さく刻まれた鰻の一切れを食べてみると、驚きの食感と芳ばしさで、思わずその箸を持ったまま日本酒を注文してしまいました。いやー正直言うと、こんな蒸してもいない佃煮みたいな色した焼きすぎの鰻なんて、大して美味くもないだろうけど1回食っときゃ文句も言えるだろうくらいのノリだったんですが、正直その美味しさに驚きました、ごめんなさい、反省します!しゃもじでよそってご飯と一緒に食べると、これがまた甘めのタレが鰻の焦げのにが味と混ざってなんとも美味しいのです。しかも皮の焦げたパリパリ感がもう堪りません。山椒を少し掛けると、山椒の新鮮な風味が口から鼻から広がって、これは美味い。次は、薬味を載せて一緒に食べると、もうホントに味の変わる感じがこれまた堪りません。思わずここで、日本酒のお替りをお願いしました。今日は飲まずに飯だけ食って帰るつもりだったのに、これじゃあ無理です、俺の性じゃない!そして、最後に出汁をもらってかけて食べましたが、鰻のタレの甘さが消えてスッキリとした美味さが引き立つようです。いやぁ、参りました、ホントに思ってたのと全然違い凄い美味しかったです。『ひつまぶし』さん、ごめんなさい! 聞くところによるとこの店はかなりの人気店で、この日のような中途半端な時間でも店内は結構混んでいましたが、昼時ともなると平日でも一時間待ちはザラなようで、確かに店の前にはウェイティング様の椅子が見たことも無いほど沢山並んでいました。俄かには信じられませんが、しかしこの味は並んででも食べることに意義が見出せそうな気が充分に感じられるものでした。
2012/12/02 更新
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家族・子供と
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女子会
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大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
名古屋と言えば『ひつまぶし』ですが(他にも幾らでもありますが)、この日は名古屋の得意先に日帰りの出張でしたので、何とか食って帰れないものかと探したところ、名古屋駅の名鉄百貨店本館9階のレストラン街にこの店を見つけ、早めの夕食を帰りに新幹線をちょっと遅らせて寄ってみました。
子供の頃、田舎で家が鰻の養殖をしていたので鰻を食べる機会も多く、親戚に都内でも何店舗か展開している鰻屋をやっているのがいたりするので鰻は元来好きなのですが、実は『ひつまぶし』なるものを一度も食べたことがなくて、なんとか食ってみたいものだと思っていました。
この店は、デパートのレストラン街にありますが、店の作りがなかなか豪奢な感じで、席間もゆったりとってあり、個室も複数あるらしく、ホールスタッフも数多く、接客態度もお客さんと対するときは慇懃に感じるほど膝を突かんばかりに目線を椅子に座っているお客さんより低くして対応するので、ちょっと凄い高級店に来てしまったような錯覚に陥ります。
これがこの店のスタイルなのか、名古屋のスタイルなのか、あまり名古屋に来ることがなかったので解りませんが、まあ悪い気はしませんね。
メニューを見ると先ず見開きで『ひつまぶし』がどーんと出ていて、他のお客さんを見ても多くの人が頼んでいるようです。
その他の食事セットや、鰻由来の一品料理、鰻以外のツマミ等色々ありましたが、『上ひつまぶし』を迷わず注文です。
プラス幾らかでお吸い物を肝吸いか赤出汁に変更可能との説明を受けましたが、そのままデフォルトでお願いしました。
待つこと10分くらいで、おひつと空のお茶碗、青葱、ワサビ、大葉等の薬味、きざみ海苔、お椀、香の物がセットされた四角いお盆が運ばれてきます。
非常に丁寧な食べ方の説明があり、海苔や薬味はお替り自由、それにお茶漬け様の最後の出汁汁は必要の際に申し付ければ熱いのをお持ちしますとのこと。
早速、おひつの蓋を取ると、佃煮かと見まがうほどの濃い色の鰻が1cm幅くらいに蒲焼の形を残したまま刻まれており、それが小さいおひつの表面を完全にご飯が見えなくなるように覆い尽くされており、ちょっとワクワクしてきます。
先ず、その小さく刻まれた鰻の一切れを食べてみると、驚きの食感と芳ばしさで、思わずその箸を持ったまま日本酒を注文してしまいました。
いやー正直言うと、こんな蒸してもいない佃煮みたいな色した焼きすぎの鰻なんて、大して美味くもないだろうけど1回食っときゃ文句も言えるだろうくらいのノリだったんですが、正直その美味しさに驚きました、ごめんなさい、反省します!
しゃもじでよそってご飯と一緒に食べると、これがまた甘めのタレが鰻の焦げのにが味と混ざってなんとも美味しいのです。
しかも皮の焦げたパリパリ感がもう堪りません。
山椒を少し掛けると、山椒の新鮮な風味が口から鼻から広がって、これは美味い。
次は、薬味を載せて一緒に食べると、もうホントに味の変わる感じがこれまた堪りません。
思わずここで、日本酒のお替りをお願いしました。
今日は飲まずに飯だけ食って帰るつもりだったのに、これじゃあ無理です、俺の性じゃない!
そして、最後に出汁をもらってかけて食べましたが、鰻のタレの甘さが消えてスッキリとした美味さが引き立つようです。
いやぁ、参りました、ホントに思ってたのと全然違い凄い美味しかったです。
『ひつまぶし』さん、ごめんなさい!
聞くところによるとこの店はかなりの人気店で、この日のような中途半端な時間でも店内は結構混んでいましたが、昼時ともなると平日でも一時間待ちはザラなようで、確かに店の前にはウェイティング様の椅子が見たことも無いほど沢山並んでいました。
俄かには信じられませんが、しかしこの味は並んででも食べることに意義が見出せそうな気が充分に感じられるものでした。